伊勢志摩空間快適性向上整備計画 伊勢市部会
平成15年度 伊勢市部会の取り組み
サイン整備計画ワークショップ(つづき)
第2回ワークショップ(第5回部会) 平成15年7月30日(水) 参加者:18人
まち歩きの結果を踏まえ、サイン整備には何が必要かという基本方針のイメージをカードに記入し、意見を発表しました。
楽しく歩ける 知らず知らずのうちに河崎 気がついたら河崎 見るのも楽しい 次の看板を見るのが楽しい 歩くとまちの歴史がわかる |
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楽しく ここは河崎 遊びごころ |
第3回ワークショップ(第6回部会) 平成15年8月22日(金) 参加者:30人
基本方針に基づき、みんなで確認,合意し、誘導ルートを設定することを目的に、第3回ワークショップを実施しました。
ステップ1
形状の異なるサインの、大まかな事業費を理解しよう。
伊勢市のサイン整備基本方針を再度確認し、工事の費用、素材、形状の違うものの費用(語り壁、語り石、語り石-小、由来板)などを確認しました。
ステップ2
誘導ルートを再度確認。最適なルートを考えよう。
3班にわかれて、最適ルートはどれか検討しました。それぞれ思いがあり、見事(?)にルートが分かれました。
議論の結果、伊勢市駅及び宇治山田駅とも駅前にしっかりとした地図(案内板)が必要ということはまとまりました。しかし、ルートについては今回結論まで出ませんでした。
ワークシート
第4回ワークショップ(第7回部会) 平成15年9月16日(火) 参加者:27人
大方針(効果的なものを考えよう!)に基づき、整備するサインのイメージを整理(形状、配置、予算)することを目的に、第4回ワークショップを実施しました。
ステップ1
公共事業として実施するサイン整備の概要を理解しよう。
公共事業として実施可能なサインの形状や、設置するにあたっての土地使用の問題点など理解しました。
ステップ2
予算と設置費用を考慮して、サインの配置計画を検討しよう。
サインの形状,金額毎に色分けしたカードを、総額予算を考慮して地図に配置し、効果的なサインの設置場所を考えました。予算的には設置が出来ないけど、どうしても欲しい箇所があったので、優先順位をつけて検討しました。
配置計画地図
第5回ワークショップ(第8回部会) 平成15年10月7日(火) 参加者:24人
専門家のイメージスケッチを基に協議を行い、事業実施計画案のベースとなるものの概要をみんなで共有し、合意することを目的に、第5回ワークショップを実施しました。
ステップ1
公共事業として実施するサイン整備の設置箇所(案)の概要を理解しよう。
伊勢市から公共事業として実施可能なサインの形状や、設置する場所の案について説明がありました。
- 語り壁:2箇所(伊勢市駅北口、宇治山田駅)
- 由来板:2箇所(河崎の入口、河崎3丁目)
- 誘導サイン:6箇所(要望の多かった箇所、誘導ルート的に必要な箇所)
ステップ2
専門家のイメージスケッチの概要説明をみんなで聞こう。
第1回~4回ワークショップで出された意見をもとに、専門家が作成したイメージスケッチの概要説明を聞き、ポイントとなることを考慮しながら、配置場所における形状、理由などを理解しました。
ステップ3
イメージスケッチをベースとしながら、配置場所における形状,素材,表示内容など、基本となることを協議しよう。
「賛成ではあるが、こうしたほうが効果的」というような意見をカードに記入してみんなで協議しました。この意見を踏まえて、伊勢市側で、再度サイン整備の検討をしてもらうこととなりました。
![]() 語り壁イメージ |
![]() 由来板イメージ |
第9回部会 平成15年12月2日(火) 参加者:12人
前回で伊勢市のサイン整備についての検討は一段落したので、今年度の取組について、もう一度みんなで検討しました。
サイン整備詳細内容報告
詳細設計の結果、部会から提案した内容から多少変更があったため、そのことについて伊勢市から説明がありました。
- 案内板工(4基)
宇治山田駅、伊勢市駅、河崎2丁目、河崎3丁目
河崎2丁目については、既存の案内看板の板だけリニューアル - 誘導サイン工(3箇所)
河崎まちづくり衆で設置した箇所のうち、2箇所に設置
新たに中橋付近に1基設置
形状は木タイプ - 検討事項
契約差金により、1,2基増設予定
伊勢市駅ホーム内での案内を検討(協議)中
今後の取組について
今後、伊勢市部会でどのような取組をしていくか意見を出し合いました。
- 山田地域のサイン整備の検討
- 資源の発掘
- 勉強会
- 地域資源のカルテづくり
- 散策マップ など
検討の結果、次回の部会からは、伊勢市駅-外宮-月夜見宮を含む散策ルートを作成するための資源の発掘を行うことになりました。
配置計画
第10回部会 平成16年1月21日(水) 参加者:13人
前回の部会で、山田地域の資源発掘に取組んでいくことになり、今回は地図に地域の資源をおとしこみました。
地域資源の発掘
- 月夜見宮から外宮の神路通りを中心に物語(ストーリー)を
- 歴史的資源
- 迷路の街並み散策
- 「伊勢の古道と松尾芭蕉ゆかりの地をいく」
- 線路北側の清川をよみがえらせる
- 御塩の道の話(語り)
- ご利益のある場所を巡る散策ルート
- ちょっとのぞける場所
- 綺麗な場所(桜が綺麗なビューポイント)
- 休憩できる場所(鯛焼き、たこ焼き、喫茶店など)
- 伊勢の鰻屋
- 伊勢うどん
など、たくさんの意見が出されました。今後、地域住民の意見も聞いて、どのようにまとめるか、どのように活用(展開)していくか検討していきます。
ご利益班
第11回部会 平成16年2月24日(火) 参加者:12人
今回の部会では、第10回部会で作成した「山田地区の資源発掘・散策ルート」地図の内容を、今後どのように展開及び活動していくかを検討しました。
- 大正、昭和初期の時代を切り口に資源を発掘してはどうか
- 世古道が迷路のようになっている地域がある。迷路を生かすまちづくりをすれば面白い。
- 来訪者は新たなものを求めている。
それが何かは個人個人違うために、今あるもの(宝物)を磨いて、その周辺を整備するスタイルでやっていけば… - 何回来ても面白い”まち”が良い。
- 大切なのは人。雰囲気が大事。人が人を呼ぶ。
- 神路通りを中心に演出。
神話(外宮と月夜見宮を結ぶ)、五感、休憩コーナー、ベンチ、水飲み
桜、恋の神話、マップ、サイン整備、ガイドできる場所 - 平成16年度は、山田地区のサイン整備にあわせて、神路通りをメインに検討していく。
来年度は、何か関心を持てることをして、地元の人にも参画していただく仕掛けづくりへとつなげていけるように、次回の部会で検討したいと思います。
歴史班(第10回部会)
第12回部会 平成16年3月24日(水) 参加者:17人
今回の部会では、来年度(平成16年度)どのように展開及び活動していくかを検討しました。
- 散策ルートでは、回遊性のあるルートを検討
- 神路通り、神宮参道をつないだ新旧イメージでメリハリのあるルート。
- 神路通りは静かで物語性があり、神宮参道は活気があり若者がショッピングをしたりする。それぞれの特徴を生かし全体が楽しめるルートづくりをしたい。
- 伝統、自然景観、物語、流行(トレンド)をバランスよくする。
- 商店街に自転車のステーションを設置し、自転車を利用したルートも良い。
- 伊勢市駅を降りたところ(出たところ)に案内人や案内板が必要。(情報発信)
- 来年度は外宮前地区を重点的に取り組んでいく。
- 山田地区のサインは、誘導サインだけではなく「まち、場所、言われ」などの紹介するようなサインを検討したい。興味を引くようなサインを…
- 子供達にも分かりやすいマップ作成。
- 見所、休憩施設(食べ物所)の紹介。
来年度は、まず外宮前地区(山田地区)のサイン整備について検討したいと思います。
次回、平成16年度の第1回目は、資源の整理や取組事項で何をするか検討します。
外宮前地区で案内したい見所や神話、休憩施設(食べ物所)を整理することからはじめて、他の取組事項に関連してやっていく予定です。
![]() 由来板 |
![]() 誘導サイン |