県立高等学校再編活性化にいたる経緯
少子化
昭和39年に39,271人とピーク達した県内中学校卒業者数は、20数年の周期で増減を繰り返しながら長期的な減少傾向にあり、平成元年に29,994人と極大値を迎えたのち平成20年代初頭までは減少傾向が続くと見込まれます。
この間、高等学校入学者数は、中学校卒業者数は減少しても進学率が上昇することで増加し続けたものの、進学率の上昇が頭打ちになるとともに、平成元年の26,597人をピークに減少に転じました。
県立高等学校の再編活性化推進
少子化の急激な進行の中、「三重県教育振興ビジョン21世紀を拓く三重の教育改革プログラム」(平成11年3月)で、今後の高等学校教育活性化を目指し、「2001年度に(県立高等学校の再編活性化)計画案ができています」としました。
再編活性化推進調査研究
平成11年度に三重県高等学校再編活性化推進事業を実施し、その調査研究の結果を報告書にまとめました。
調査研究報告書骨子(PDFファイル169KB・新しいウィンドウが開きます)
調査研究報告書((PDFファイル1,712KB・新しいウィンドウが開きます)
再編活性化計画
平成12年度は、調査研究の報告に基づき全県的な視野に立って、三重県高等学校教育改革推進協議会で、高等学校の適正規模や総合学科・専門学科の在り方等、審議を深めています。
三重県高等学校教育改革推進協議会などの協議を踏まえ、県立高等学校再編活性化推進に向けた中長期的な基本計画の本年度末策定を目指します。
また、地域の実情等に留意しつつ、地元の協力を得て、学習者の視点に立った学校の特色づくりを一層推進していきます。