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三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ

伊賀地域高等学校再編活性化にかかる『広く意見を聴く会』における主な意見と協議会の考え方

NO 項目 意見 協議会の考え方
1 再編全般 コンセプト
ビジョン
子どもの視点
伊賀全体の高校のコンセプトや、「どのような子に育てたいか」というビジョンが見えない。
また、生徒数と学校数の数合わせのように思えるので、生徒を中心に考えた人づくりのための高校再編活性化を考えてもらいたい。
「広く意見を聴く会」では、再編活性化の理念やコンセプトの説明が不十分であったため、このようなご指摘をいただいたものと思います。
協議会においては、伊賀地域全体の高校のコンセプト・ビジョンとして、平成16年度協議会で提言されている「理想の学び」や「一つの学校」(注1)について協議を行いました。そして、その求めるべき理念は共有されたものの、学校運営などにおいて課題が多く、時間をかけながら具体化に向けての努力が必要であるという意見が協議会の大勢でした。
したがって、将来の理想の姿についての理念の周知とともに、生徒、保護者、地域住民の意向も踏まえながら、今後も検討を続けていくことが必要であると考えています。
2 子どもたちが自分の希望を実現するため、意欲を持って通える高校になるため、「子どもありき」の視点で再編を考えてほしい。
3 特色化・魅力化 地元の子どもが少なくなるのであれば、伊賀地域外から入学をしてもらえるような特徴ある学校をめざすべき。例えば、中高一貫校、他にない専門性が高い学校、進学性の高い学校、産学協同の学校等。 ご指摘のとおり、一つひとつの学校が特色を持ち、伊賀地域だけでなく他地域からも通学を希望してもらえるような魅力のある高校づくりが必要と考えています。
協議会では、伊賀地域独自の農畜産物や伝統ある産業などの伊賀ブランドを育て、研究し、全国発信する人材育成の必要性や、社会人の経験豊かな講師の招聘により、子どもたちに最先端のきらりと光り輝くものを与えていく学校づくりなど、特色化を図る提案なども出されました。
こうした学校の特色化・魅力化については、引き続き、次年度の協議会においても検討をしていきます。
4 学校の数 新普通科高校を含む6校になれば1学年5学級の学校ができるが、予算や教員数が減り、一人ひとりの生徒に目をかける余裕がなくなり、きめの細かい教育が難しくなるので、新普通科高校は作らず、伊賀5校で活力のある学校をつくりたい。6校にするのならあけぼの学園高校を含めた6校としてほしい。 現在の伊賀地域の高等学校は、伊賀北部と伊賀南部の子どもたちが相互に行き交いあって通学している状況となっています。
そうした「伊賀はひとつ」という状況を前提にしながら、学校が活性化し、子どもたちにとってより望ましい高校になるよう、今ある高校の再編を行っていく必要があると考えています。
協議会では、県内の中でも最も減少率が大きい伊賀地域の中学校卒業者数の推移を踏まえつつ、平成21~23年には6校、平成27年~平成33年ごろには4校に再編し、互いに連携をしながら一体的に運営する学校の姿について協議を行いました。(注2・PDFファイル17KB・新しいウィンドウが開きます)
5 新普通科高校を作るのではなく、その分、上野高校のクラス数を増やし、名張高校、名張西高校、桔梗丘高校、上野高校(クラス数を増やす)、あけぼの学園高校、新専門高校の6校にし、その後、名張方面2校、伊賀方面2校にしてほしい。
6 上野の新普通科高校の新設はせず、あけぼの学園高校を名張高校分校として当面残し、伊賀で5校とする。伊賀市3校、名張市3校という考えは、伊賀はひとつという理念に反する。
7 学級定員  子どもが減るから学校を減らすのではなく、1クラスあたりの生徒数を減らし、先生の目が行き届きやすくなるような方向で考えることはできないか。 協議会においても、一クラス40人という定員を 減らすことはできないのかいった意見が出されましたが、県教育委員会からは、「小中学校は学級集団であるが、高校は学習集団で指導がなされており、1学級40人定員であっても、授業の際は当該科目を選択した生徒だけが受講するので、現在でも少人数教育が可能となっている。」との説明がなされました。また、「小学校30人学級、中学校35人学級を実施している中、全体の教員定数の配分の問題でもある。」との説明もありました。
しかしながら協議会としては、ご指摘の点については、今後の検討課題であると考えています。
8 普通科志向

新普通科高校
普通科志向 普通科志向といわれているが、小中学校のゆとり教育による学力低下・思考低下により、将来「何をしたいのかわからない」生徒が増えてきているだけだと思う。 協議会において、旧阿山郡などから長時間をかけて名張の普通科高校へ通学する課題を解消するとともに、中学生や保護者の普通科志向に対応するため、上野地域に新普通科高校をつくることが複数の委員から提案されました。
一方で、中学校卒業予定者数の大幅な減少が見込まれ、近い将来に無くなる学校となることが予想されること、したがって生徒が集まらない可能性や、学校関係者も力が入りにくいこと、子どもたちは上野と名張の両地域で行き来しており、その動きが変わらない限り、生徒が集まらない可能性があることや、上野高校との新たな格差が発生したり、伊賀地域全体の高校が小規模化して活力が失われる可能性があることなど、新普通科高校の新設を危惧する意見が他の委員から出されました。
「広く意見を聴く会」を開催するにあたっては、複数の再編案を保護者の方に示すことは混乱を招くおそれがあるとの判断から、協議会としては、平成23年度を目途とした伊賀地域の高校再編は、新普通科高校を含めた6校に再編するという案に一本化して「広く意見を聴く会」でご意見を伺ったところです。
「広く意見を聴く会」では、新普通科高校を新設することに賛同する意見も少数はあったものの、その新設を危惧する意見が多く出されました。
そうしたことから、協議会としては新普通科高校を設置するという案に一本化することはできず、両論併記の形で県教育委員会へ協議内容を報告しました。
県教育委員会においては、「伊賀はひとつ」ということを念頭におきつつ、中学生や保護者の普通科志向への対応も含め、考え方を整理していただきたいと考えています。
9 伊賀市の高校生は「普通科志向」というよりは「上野高校志向」なのだろう。新普通科高校を設立しても定員割れが予想される。
10 普通科志向にあわせて新普通科高校を設置するというが、生徒数が減っていくことで、現状のままでも地域の普通科志向に十分対応できるキャパシティがある。
11 普通科志向を強く出しすぎると、特色・独自性のない地域、学校になり、他地域に依存した地域・学校になっていくのではないか。
12 新普通科高校創設
は必要
上野高校へ行くことができない子どもたちのため、新普通科高校を是非とも早く実現していただきたい。
13 普通科に進む子どもたちは目標を持っていないかもしれないが、とりあえず普通科を選択できる間口は作っておく必要はあると思う。
14 新普通科高校創設
は疑問・反対
伊賀北部の普通科志向に対応するため上野商業に「人文」「普通」科が設置されたが、大山田、阿山地区の子どもや保護者に支持されなかった。上野商業普通科も定員が足りていない状況で普通科を増やすことが果たして必要か。
また、これまで伊賀高校や名張高校で普通科を廃止して総合学科をつくってきた経緯があるのに、なぜ普通科高校をつくるのか。
15 新普通科高校はコンセプトや具体性に欠けており設置することに疑問である。近い将来に無くなるような新普通科高校案は反対である。
16 新普通科高校を作るのではなく、その分、上野高校の学級数を増やしてほしい。
新設校をつくるより、既存高校の活性化を図るべき。
17 ニーズの高い上野高校や名張高校の学級数を減らしてまで新普通科高校を作る必要はない。
新普通科高校をつくることで、他校全体がスケールメリットのない学校となり、伊賀地域全体の高校の活力を失わせるおそれがある。
18  普通科ばかりが増えるのは選択肢が狭められる気がする。とりあえず普通科という考え方も理解できるが、もっと目的意識を持った子にも対応できる多様な高校を希望する。
19 農工商三校
再編

新専門高校
農工商三校再編の推進 農業・工業・商業を統合し、新しいタイプの専門高校を新設することは早くすすめていくべき。産業構造の変化や入学者の多様化に対応して、全国にもユニークな専門高校を伊賀の地に設置して、専門高校の活性化を図っていく必要がある。 各専門高校では定員割れによる活力低下や学級数減による学校運営の困難さが次第に増してきており、学校現場からは早急に再編して活性化を望む意見が出されています。
「広く意見を聴く会」においても専門高校の再編を進めることに賛同する意見が多く出されました。
協議会では、伊賀地域の農畜産物や伝統ある産業などの伊賀ブランドを育成、研究、全国発信する人材育成の必要性や、社会人講師の積極的な招聘を行い、特色ある学校づくりの提案も出されました。
協議会としては、農工商を統合して学校の活性化を図り、子どもたちの多様なニーズに対応した教育を提供する新総合専門高校をつくりたいと考えています。そして、伊賀の特色ある産業の発展とその人材育成にも寄与することを期待しています。
なお、ご意見にあるように、一定の学級規模があり、特色あるコンセプトをもった総合専門高校になるよう、次年度の協議会においても県教育委員会に求めていきます。
20 中学校卒業者の減少を考えると、まず農工商の統合をすべきと考える。
21 農工商3校再編には賛成。各校が持つ専門性を失うことのないように再編してほしい。
22 魅力化 母校が無くなるのは悲しいが、子どもたちや保護者から選ばれるような魅力ある学校にしていただきたい。
23 コンセプト
新専門高校のイメージが抽象的でもう一つわかない。子どもをどのように育てるのかというコンセプトが見えるようにしてほしい。
24 学級規模 専門高校を6クラス程度の一校で、果たして地元の企業や生徒のニーズに応える専門高校になるのか非常に不安である。
25  その他 専門高校を作るなら、スポーツ、芸術、地域の産業を継承できる学科等、いろいろな専門分野を導入すべき。また、専門高校の場合、中高一貫教育も考えてほしい。 ニーズを見極めながら、今後も検討してまいります。
26 あけぼの学園
高校
存続を期待 伊賀で6校に再編するのなら、あけぼの学園高校を残してほしい。 協議会において、あけぼの学園高校は名張地域から生徒の半数が通学している状況にあり、また、学年2学級規模の小規模な学校で定員を満たせないときもあることから、同じ総合学科の名張高校との統合を視野に入れて検討する意見が出された一方、関係校長からは、同じ総合学科というだけで、両校の系列やコンセプトを統合できるかどうか、あけぼの学園高校が果たしている役割をどのように引き継いでいくのかなどの疑問も出されました。
「広く意見を聴く会」ではあけぼの学園高校を名張高校に統合した再編案でご意見を伺ったところ、会場からは、集団生活に馴染めない不登校ぎみの生徒も含め、多様な生徒たちにきめ細やかな指導ができる学校として、当分の間存続を求める意見が多く出されました。当日出席した委員の中にはあけぼの学園高校の役割を再認識した委員もいました。
しかしながら、その後の協議会においても、新普通科高校の設置が重要であり、あけぼの学園高校の機能は他校に引き継いで再編を行うべきとの意見があり、協議会として一つの案としてまとめることはできませんでした。
そうしたことから協議会では、あけぼの学園高校の存続の可否については、新普通科高校の扱い同様、両論併記の形で県教育委員会へ協議内容を報告したところです。
県教育委員会においては、減少する中学校卒業者数や生徒の学習ニーズを見極めつつ、考え方を整理していただきたいと考えています。
27 開校して10年ほどしか経たないあけぼの学園高校が本当になくなるのか。新普通科高校を新設するのではなく、あけぼの学園高校を存続するべき。
28 あけぼの学園高校は小さな学校だが、勉強が苦手な子どもたちも自分の力を発揮して進路を決定していっている存在だが、あけぼの学園高校が無くなれば、現在、お世話になっているような生徒はどこへ行けばよいのか。存続は無理なのか。そうでないと、伊賀管外へ行かざるをえない。
29 あけぼの学園高校の課題 子どもが中学生のときに不登校となり、あけぼの学園高校に期待をして入学させたが、基礎的な学力を付けさせる面で期待が裏切られた。また、進路が決まらない子どもが多いのも課題。
30 あけぼの学園高校の役割 勉強や人との付き合いが苦手な子や、家庭にしんどい背景を持つ子など、現実の生徒たちの状況は多様であり、全ての子どもたちが教育を受ける権利が保障できる再編であってほしい。あけぼの学園高校を第一希望としている生徒もいる。その役割は、今後も必要であり、これからの時代こそ必要と思う。
31  再編活性化は避けて通れないが、少子化が一層進むまではあけぼの学園高校を残しておいてほしい。
あけぼの学園高校のような、きめ細かい指導により、集団生活に馴染めない不登校ぎみの生徒たちも、社会生活が営んでいけるよう育む学校も必要であると思う。
32 名張地域の高校活性化
特色化・魅力化 名張市内の3校の特色がよくわからない。もっと特色を出すべきである。 「広く意見を聴く会」では、保護者にとって名張3校の特色が分かりにくく、より一層の魅力化を図るため、大学進学に焦点をあてた特進クラスを設置してほしいという意見が複数出されています。
協議会においては、名張地域の3校については、伊賀地域、特に名張地域からの流出を食い止め、学校の特色化をはかるため、普通科高校に特進コースの設置や中高一貫教育といった意見が出されましたが、学校関係の委員からは、伊賀地域外の高校へ流出する原因には様々な要素があり、特進対応だけがその手立てではないという意見も出されました。
今後は、ご意見のあった名張西高校の英語科、情報科のあり方についても検討しつつ、中学校卒業者数が急激に減少する名張地域の高校再編活性化について、普通科高校の統合も視野に入れながらさらに検討していかなければならないと考えています。
33 名張市内から流出するのは、名張の高校はどれも物足りないからだ。名張3校が同じようなレベルではなく、どれか一校の中に難関大学進学のための特別クラスを作ってはどうか。
34 名張西高校の
活性化
管外流出生徒の対策として、名張西高校にいわゆる特進クラスの設置、国際科や理数科コースの設置、地元大学と連携した特色化などが考えられる。
35 名張西高校の英語科・情報科は名張西の特徴を出す意味でも必要。わざわざ名張高校に組み入れるのはコストの面で疑問。また、姉妹校等の問題をどう考えているのか。
36 英語科が築いてきた姉妹校制度があるから西高に来た生徒も多く、慎重に議論をしてほしい。
37  名張桔梗丘高校の
活性化
名張桔梗丘高校は勉強と部活の両方を目指しており、今も学校の活力は素晴らしい。土日も複数の学校が集まって積極的な部活動が行われ、地域の文化・スポーツのセンター的役割を果たす力を持っている。このノウハウを更に伸ばす方向で検討していただきたい。
38 特別支援教育 特別支援教育
について
不登校の子ども、障がいのある子どもに配慮した再編を考えてほしい。 協議会の議論の中においても、軽度発達障がいのある子どもたちが高校で一緒に学びあうことの必要性について、学校関係の委員から意見が出されました。
協議会としては、今後、特別支援教育のあり方も含めた伊賀地域高等学校の再編活性化を推進するよう県教育委員会に期待したいと考えています。
39 高校において「しょうがい」のある子も同じ学校で学ぶことは、社会に生きていくうえで大きなプラスになると思う。伊賀の地域から、ともに生きる社会をつくっていってほしい。きめの細かい教育は「しょうがい」者同士の中だけではなく、みんなの中で育っていってほしいと強く思う。
40  一般高校に特別支援教育クラスを置いているケースがあると聞くが、これからの特別支援教育のありかたを考えると、伊賀地域、あるいは三重県でも取り入れていくべきだと思うので是非検討してほしい。現在、養護学校の高等部では、軽度発達障がいなどの生徒が大変増えている現状がある。
41 交通手段 通学・交通手段 教育委員会は、新しい高校を作るよりも、子どもたちが学びたい学校へ少しでも通いやすいように、交通機関に目をむけて手助けをすることも大事である。 協議会においても、コミュニティバスを通学バスとしても活用できるよう、県と市が協議する場を持つ必要性について委員から意見が出されましたが、議論を深めることはできませんでした。引き続き、今後の課題としたいと考えています。
また、近鉄伊賀線の存続については、地元市と鉄道事業者間で協議がなされているところですが、存続形態によっては、定期運賃の改定などが予想され、伊賀市と名張市で行き交う子どもたちの通学状況にどのような影響を及ぼすことになるのか、今後の協議を見守りたいと考えています。
42 親の送り迎えなしで名張西高校、名張高校、桔梗丘高校へ通学できるよう交通の確保をしてほしい。また、バスの本数や伊賀(旧上野、旧青山、旧阿山方面)にも考慮してほしい。
43 高校の交通インフラ整備や高校専用巡回バス等が必要。

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