1 日時 平成25年 7月3日(水曜日)18時30分から20時45分
2 場所 三重県熊野庁舎5階 大会議室
3 内容
(1)紀南地域の高等学校を取り巻く状況について
(2)木本高等学校、紀南高等学校の活性化に向けた取組について など
4 概要
会長に大森委員を、副会長に寺本委員を選出した後、「平成24年度協議のまとめ」及び「県立高等学校活性化計画(平成25年3月)」の内容や、紀南地域の中学校卒業者数の推移予測、木本・紀南両高校への進学状況等の資料を基に、紀南地域の高校を取り巻く状況について共有しました。
その後、木本・紀南両高校の活性化に向けた計画や、紀南地域の高校の中長期的なあり方について協議を行いました。主な意見は次のとおりです。
・両校から示された活性化の計画により、魅力化が図られることを期待している。また、両校の活性化に向けた取組をより積極的に情報発信することが大切である。
・両校の教員とも、学力面、生活面において多様な生徒を抱えながら「最後まで生徒の面倒を見る」という意識で学校づくりに取り組んでいる。しかし、私立高校に流れる生徒の保護者の意識まで変えることは難しい。
・教育内容が魅力的であったり、両校に在籍する生徒や教員が子どもたちにとって魅力的な姿であったりすれば、流出は止められると思う。
・先々の両校統合は仕方ないことだと考えているが、統合校のあり方について十分に地域の声を聞きながら考える時間があるかどうか心配である。また、今の子どもたちによりよい教育を提供していくことを考えることも大切だと思っている。
・統合時期の入学者にあたる現在の小学校3、4年生やその保護者に、統合校のビジョンを示していく必要があり、そのための議論を始めてもよい時期である。「どういう学校なら入学したいか」という目線で、保護者や子どもたちの意見も吸い上げてもらいたい。
・将来への夢や就きたい仕事への目標を子どもたちがしっかりと持てる高校づくりを考えていかなければならない。
・木本・紀南両高校の活性化の問題と、統合するのならどのような高校としていくのかという問題を、両輪として当協議会を進めていくべきだと考える。
5 今後の進め方について
第1回の協議を踏まえ、木本高校はサポート委員会(学校関係者評価委員会)で、紀南高校は学校運営協議会で協議を進め、それぞれの学校が特色化・魅力化に取り組みます。
第2回の協議会は平成26年2月に開催し、両校の取組を確認するとともに、平成26年度の協議会の持ち方等について協議を行います。
6 その他
会議は公開で行いました。