平成17年度 津保健福祉部年報(平成18年版) 子育て環境の整備
施策名 : 332 子育て環境の整備
基本事業番号 : 33201
主な取組内容
・放課後児童クラブの設置を促進するなど、地域のニーズにあった放課後児童対策を推進します。
・子育てと仕事の両立を支援するため、延長保育、低年齢児保育、休日保育、一時保育、障害児保育などの多様な保育ニーズへの対応を促進します。
・保育所が地域における子育ての専門機関としての機能を発揮し、多様なニーズに 対応できるよう、多機能保育所の整備を促進します。
・待機児童の解消をはかり、地域の実情にあった保育体制の円滑な運営を進めるため、施設の整備や運営に対する支援を行います。
・平成17年度から次世代育成支援特別保育事業に対する支援を行います。
(1)特別保育サービス等の充実
① 児童福祉の概要
近年、児童数は年々減少し、平成16年の合計特殊出生率は1.29(全国)となっています。このことは、女性の社会進出、晩婚化、核家族化、教育費の増大等、社会情勢の変化が要因となっており、安心して子供を産み育てることのできるような条件整備が必要で、保育所へのニーズも高く、延長保育、障害児保育などその充実を図っているところです。
② 保育所の現状
ア.保育所の状況
|
施設数 |
定 員 |
入 所 児 童 数 |
---|---|---|---|
津市 |
55 |
5,034 |
4,989 |
イ.放課後児童クラブ実施状況
設置運営 主 体 |
クラブ数 | |
---|---|---|
津市 | 民立民営 | 1 |
公立民営 | 31 |
③ 平成17年度特別保育事業の実施状況
市名 |
保育所名 |
設 |
経 |
定 |
休 |
一 |
乳 |
地 |
保 |
障害児 対 策 |
家 |
次 (特 |
次 (低 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
県 |
障 |
|||||||||||||
津市 |
栗真保育園 |
公 |
公 |
90 |
|
|
○ |
|
○ |
|||||
立誠保育園 |
公 |
公 |
90 |
|
|
|
○ |
○ |
|
|
|
○ |
||
観音寺保育園 |
公 |
公 |
60 |
|
|
|
|
|
○ |
|
|
|
○ |
|
相愛保育園 |
公 |
公 |
45 |
|
|
|
○ |
|
○ |
|
○ |
|||
高洲保育園 |
公 |
公 |
45 |
|
|
|
|
|
○ |
|
○ |
|||
中央保育園 |
公 |
公 |
150 |
|
|
|
|
○ |
○ |
|
○ |
|||
乙部保育園 |
公 |
公 |
45 |
|
○ |
|||||||||
新町保育園 |
公 |
公 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
橋南保育園 |
公 |
公 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
雲出保育園 |
公 |
公 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
高茶屋保育園 |
公 |
公 |
180 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
白塚愛児園 |
私 |
私 |
180 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
||||||
高田保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
津愛児園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|||||||
津カトリック保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
清泉愛育園 |
私 |
私 |
60 |
|
○ |
|||||||||
さつき保育園 |
私 |
私 |
150 |
○ |
○ |
|
○ |
○ |
||||||
三重保育院 |
私 |
私 |
90 |
|
|
○ |
|
○ |
|
|
||||
三重保育院乳児保育所 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
ぼだいじ保育園 |
私 |
私 |
120 |
○ |
○ |
|||||||||
片田保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
つ保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
泉ヶ丘保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
大里保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
公園西保育園 |
私 |
私 |
120 |
○ |
||||||||||
豊野保育園 |
私 |
私 |
109 |
|
○ |
○ |
||||||||
ひかり保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
藤水保育園 |
私 |
私 |
180 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|||||||
志登茂保育園 |
私 |
私 |
60 |
○ |
||||||||||
上浜保育園 |
私 |
私 |
60 |
○ |
○ |
市名 |
保育所名 |
設 |
経 |
定 |
休 |
一 |
乳 |
地 |
保 |
障害児 対 策 |
家 |
次 (特 |
次 (低 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
県 |
障 |
|||||||||||||
津市 |
北口保育園 |
公 |
公 |
120 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
||||
野村保育園 |
公 |
公 |
120 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|||||||
ひとみね保育園 |
公 |
公 |
120 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
こべき保育園 |
公 |
公 |
120 |
○ |
|
○ |
||||||||
北部保育園 |
公 |
公 |
60 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
||||||
すぎのこ保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
久居保育園 |
私 |
私 |
120 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
千里ヶ丘保育園 |
公 |
公 |
60 |
○ |
○ |
|||||||||
上野保育園 |
公 |
公 |
60 |
|
○ |
|||||||||
ゆたか保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
さくら保育園 |
私 |
私 |
90 |
|
||||||||||
杜の街ゆたか保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
芸濃保育園 |
公 |
公 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
美里さつき保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
第1保育園 |
公 |
公 |
150 |
○ |
○ |
○ |
||||||||
香良洲保育園 |
公 |
公 |
80 |
○ |
○ |
|||||||||
川合保育園 |
公 |
公 |
120 |
○ |
○ |
|||||||||
高野保育園 |
公 |
公 |
90 |
○ |
○ |
|||||||||
一志町子育て支援センター |
公 |
公 |
- |
○ |
|
|||||||||
八知保育所 |
公 |
公 |
45 |
|||||||||||
太郎生保育所 |
公 |
公 |
45 |
|||||||||||
八幡保育所 |
公 |
公 |
20 |
|||||||||||
多気保育所 |
公 |
公 |
20 |
|||||||||||
はまなこ保育園 |
私 |
私 |
60 |
|||||||||||
風の子藤水保育園 |
私 |
私 |
90 |
○ |
○ |
|
○ |
○ |
||||||
つ地域子育て支援センター(すこやか) |
私 |
私 |
- |
○ |
||||||||||
家城保育園 |
公 |
公 |
60 |
|||||||||||
倭保育園 |
公 |
公 |
120 |
|||||||||||
川口保育園 |
公 |
公 |
60 |
|
○ |
|
(注)平成18年3月31日で旧白山町の3園(家城、倭、川口保育園)が廃園。
平成18年4月1日より白山保育園を開園しました。
主な取組内容
・子育てを地域で支える環境づくりを進めるため、子育て家庭の育児支援を行う 地域子育て支援センターの設置を促進します。
・地域子育て支援センターの活動等市町村の子育て施策を総合的に支援するため、子育て情報交流センターを充実し、不安や悩みを抱えた子どもや保護者が気軽に相談できる電話相談との一体化をはかるなど、子育て支援関係機関との連携を促進します。
(1)津市における子育て支援実施状況
保 育 所 名 |
地域子育て支援センター |
保育所地域活動 |
---|---|---|
立誠保育園 |
○ |
|
中央保育園 |
○ |
|
高茶屋保育園 |
○ |
|
白塚愛児園 |
○ |
○ |
さつき保育園 |
|
○ |
三重保育院 |
○ |
|
豊野保育園 |
|
○ |
北口保育園 |
○ |
○ |
野村保育園 |
|
○ |
久居保育園 |
○ |
|
杜の街ゆたか保育園 |
○ |
|
芸濃保育園 |
○ |
|
美里さつき保育園 |
○ |
|
第1保育園 |
○ |
|
香良洲保育園 |
○ |
|
一志町子育て支援センター |
○ |
|
風の子藤水保育園 |
○ |
|
つ地域子育て支援センター (すこやか) |
○ |
主な取組内容
・未熟児や身体に障害のある子ども、疾病により長期にわたり療養を必要とする 子どもに適切な医療や日常生活上の助言を行うため、関係機関との連携を進めながら、保健師による相談や訪問事業等を実施します。
・思春期の若者が健康で豊かな人間性を身につけていけるよう、学校保健と連携し、相談窓口の設置や健康教育を実施していきます。
・虐待予防のための支援体制整備をめざして、育児不安を持つ親のグループワークを充実させていきます。
・未熟児養育医療・育成医療・小児慢性特定疾患などの医療費助成を行います。
(1)母子保健事業
① 虐待予防ケア事業
養育問題をもつ保護者への支援が虐待予防につながるとの観点から、特に未熟児・障害児等のハイリスク児と親に対して周産期からの支援を行いました。
1)家庭訪問・面接・相談
訪問対象:未熟児は、主に出生体重2000g未満、在胎週数36週未満及び病院より退院連絡を受けたケース。小児慢性特 定疾患児は、医療機関からの訪問必要と連絡のあったケースなどです。
(平成17年度)
|
未 熟 児 |
障 害 児 |
小児慢性特定疾患児 |
---|---|---|---|
訪問実件数 |
58 |
12 |
5 |
訪問延件数 |
70 |
57 |
35 |
2)グループミーティング(ほっとスペース)
育児不安が強かったり、虐待を行っている、又は虐待にいたる可能性のある母を対象に定期的に実施しました。参加者は生育歴や家族関係に葛藤を抱えており、同じような立場の母親たちと話すことで気持ちが楽になるという効果が見られました。
開催日 毎月第2、第4金曜日 午前10時~12時
内 容 グループミーティング
担当者 保健師・こども家庭専門指導員(児童相談センター)
(平成17年度)
|
実 人 数 |
延 人 数 |
---|---|---|
参 加 者 数 |
7 |
33 |
3)グループ育成(ひよこ教室)
出生体重2000g未満で3歳以下の児とその親を対象に、育児不安の軽減や情報交換等を目的として、年間10回の研修会や親同士の交流の場を設けました。同様の悩みや心配事をお互いに打ち明けあったり先輩母の体験を聞いたりして、回を追うごとに交流を深めることができました。
開催日 |
平成17年4月19日(火) |
平成17年5月17日(火) |
平成17年6月21日(火) |
平成17年7月19日(火) |
---|---|---|---|---|
参加数 |
母6名・子7名 |
母7名・子9名 |
母3名・子3名 |
母8名・父1名・子9名 |
内容・ 結果 |
「フリートーク」 おでかけ (中勢グリーンパーク) |
音楽遊び |
ちぎり絵 ボール遊び ペットボールボーリング |
「フリートーク」 お誕生会 紙芝居 絵本の読み聞かせ |
開催日 |
平成17年9月20日(火) |
平成17年10月18日(火) |
平成17年11月16日(火) |
平成17年12月21日(火) |
参加数 |
母7名・子8名 |
母4名・子4名 |
母7名・子8名 |
母4名・子5名 |
内容・ 結果 |
音楽遊び
|
室内遊び エプロンシアター 絵本の読みきかせ |
音楽遊び 絵本の読み聞かせ |
クリスマス会 音楽遊び 絵本の読み聞かせ |
開催日 |
平成18年1月17日(月) |
平成18年3月14日(火) |
|
|
参加数 |
母2名・子2名 |
母3名・子3名 |
||
内容・ 結果 |
親子で簡単おやつ作り |
お楽しみ会 記念色紙づくり エプロンシアター |
② 思春期健康支援事業
思春期は、人間の一生において心身面の発達の変化の最も大きい時期です。この時期は、特有の身体や心に関する悩みなども多くみられ、それに対する対応が将来の結婚生活や健康に大きな影響を与えることから、思春期に関わる学校関係者等を対象に、健康的で豊かな人間性を身につけられるような支援の場を提供していくことを目的に実施しました。
1)健康教育
日時 |
平成17年12月8日(木) |
---|---|
場所・対象者 |
久居庁舎養護教諭保健師等 |
参加者数 |
41名 |
内容・結果 |
性教育及び性感染症予防指導者研修会 講師 日本赤十字豊田看護大学 端谷 毅教授
性教育の必要性について―若者たちの現状― 具体的な内容で、実践に結びつけやすいものでよかった。 正しい知識を提供することの必要性を感じた。 |
(2)母子保健医療
① 医療給付状況 (平成17年度)
|
育 成 |
養 育 |
小児慢性特定疾患 |
---|---|---|---|
申請件数 |
282 |
77 |
97 |
給付決定件数 |
282 |
65 |
92 |
否決件数 |
0 |
12 |
5 |
② 小児慢性特定疾患医療給付決定件数内訳 (平成17年度)
|
計 |
旧津市 |
旧久居市 |
旧河芸町 |
旧芸濃町 |
旧美里村 |
旧安濃町 |
旧香良洲町 |
旧一志町 |
旧白山町 |
旧美杉村 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
悪性新生物 |
18 |
10 |
2 |
2 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
慢性腎疾患 |
5 |
3 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
慢性呼吸器疾患 |
2 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
慢性心疾患 |
12 |
7 |
2 |
0 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
内分泌疾患 |
25 |
17 |
2 |
0 |
0 |
2 |
2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
膠原病 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
糖尿病 |
4 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
先天性代謝異常 |
5 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
血友病等血液・免疫疾患 |
8 |
5 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
神経・筋疾患 |
7 |
3 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
慢性消化器疾患 |
5 |
1 |
1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
合 計 |
92 |
53 |
14 |
4 |
1 |
5 |
5 |
2 |
4 |
4 |
0 |
※ 津市、久居市、安芸郡河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、一志郡香良洲町、一志町、白山町、美杉村は平成18年1月1日付けで合併し、津市となりました。
(3)妊産婦メンタルヘルス構築事業
目的:産後は心の病気の発生率が高く、とりわけ産後うつ病は妊産婦の10%以上が罹患するといわれているにもかかわらず、そのケアが充分に行われているとは言えません。こうした心の病気の早期発見、早期治療、早期支援を行うことで妊産婦のメンタルヘルスの向上を図り、安心して子供を生み育てる環境を整えて行くことは、児童虐待防止の観点からも重要なことです。そこでアンケート調査及びスクリーニングを実施し、妊産婦の実態把握と妊産婦メンタルヘルス支援システムの構築事業をめざします。
① 事業内容
1)対象:津市及び安芸郡管内在住で、同管内の産科医療機関で出産予定の妊婦107名。
ただし、調査対象選定基準に該当し調査の同意を得られた者。
2)方法:妊婦後期から産後4ヶ月までの追跡調査。
妊婦後期、産後5日、産後1ヶ月、産後3ヶ月、産後4ヶ月時にスクリーニング及びアンケート調査を5回実施。
産後1ヶ月半、産後3ヶ月時に保健師等の訪問による面接調査を2回実施。
期間」平成16年8月~平成17年7月
3)結果・考察
産後うつ病等の早期発見の手段を確立することを目的として調査検討を行ったところ、産後の母親のメンタルヘルスに影響を与える要因として、母親の年齢、児の性別希望、生理前のイライラの有無、他人の赤ちゃんを抱いた経験、こころの病気の治療歴、産後の生活への自信、夫との同居期間、夫との生活への満足度、住宅形態、住まいの広さ、産後5日目のマタニティーブルーズの疑い、などがあり、中でも夫との生活への満足度はかなり重要であることがわかりました。妊産婦にかかわる関係者はこれらの項目を把握しながら、適切な時期に*EPSDなどで母親の精神状態をチェックして、必要な人に早期支援をしていくことが重要です。
当部でも未熟児や障害児、産科から紹介されたハイリスクの母親を訪問する際にEPSDを用いた質問票セットを試行的に使用しています。
母体搬送や母親に身体疾患があるなどの理由で産科から紹介されたケースや低出生体重児の届出ハガキなどで保健師が訪問する場合に、質問票を持参して実施、母親自身に自己記入してもらい、気になるところについて更に聴いています。訪問時間は長いケースでは2時間近くかかる場合もありますが、21例のうち自己記入を拒否した例はなく、むしろ自分の話をもっと聴いて欲しいようで話が深まり、コミュニケーションツールとなっているように感じています。
ネットワーク会議において医師や助産師から、システム化を図るに当たって情報のやりとりをどのように行うのか、母親の同意はどのような形でとるかなど、具体的な課題が提案され、また、情報の共有化を図るためにこまめに集まり、研修やケース検討などをしていくことの必要性も示唆されました。
今後も産科、小児科、精神科、行政がうまく連携をとり、既存の母子保健サービスの構築を図ることで、安心して子どもを生み育てる環境づくりを推進し、ひいてはそれが虐待予防につながると考えます。
*EDPS(エジンバラ産後うつ自己評価票:Edinburgh Postnatal Depression Scale)
4)検討委員会及び会議の開催
開催日時・場所 |
出 席 者 |
内 容 |
---|---|---|
平成17年11月25日(金) 午後7時30分~ 津医師会館 |
産婦人科医・小児科医、精神科医、助産師 他 |
・各アンケート調査の報告 |
平成18年2月14日(火) 午後7時30分~ |
産婦人科医・小児科医、精神科医、助産師 他 22名 |
・今後の母子保健支援体制と スクリーニング導入について |
5)研修会の開催
開催日時・場所 |
出 席 者 |
内 容 |
---|---|---|
平成18年1月30日(月) 9:30~12:00 *津地区医師会館講堂
|
小児科医、精神科医、助産師、保健師、 看護師 等 51名 |
・講演「宮城県における母親の メンタルヘルスと 児童虐待予防事業について」 講師:宮城県子ども総合センター クリニック班 班長 斎藤 和子先生 ・調査結果報告 「お母さんのこころの健康とすこやか な育児のための調査」結果について 津保健福祉部 保健師 |
平成18年3月22日(水) 15:00~16:15 久居庁舎 2階 会議室 |
管内市保健師 26名 |
・母親のメンタルヘルスと支援の実際 ・乳児のチェックと観察項目の再確認 ・EPDSを用いた訪問支援の実際 保健福祉部 保健師 |
6)報告書の作成
「妊産婦メンタルヘルス構築事業」冊子
主な取組内容
・母子家庭および寡婦が安定した生活を営むため、必要な資金の貸付や相談等による支援を行うとともに、就労支援対策を実施し、自立の促進をはかります。
(1)母子福祉等
① 母子福祉の概要
母子家庭及び寡婦の自立の促進及び生活の安定を図るため、母子自立支援員を設置し、相談、指導にあたるとともに、資金の貸付業務及び償還業務を行っています。
② 母子および寡婦福祉対策
ア.母子家庭に対する相談指導事業
母子自立支援員1名を設置して町村関係機関との連携を図り、また母子福祉協力員や町村母子福祉会の協力を得て母子家庭の発見に努めるとともに、その生活相談に対処しています。
イ.母子及び寡婦福祉資金の貸付
母子家庭及び寡婦に対し、経済的自立の助成と生活意欲の助長を図り、合わせて、扶養している児童の福祉を増進するための資金の貸付にかかる事務を行っています。
(注)母子保健関係業務については管内8町村は平成18年1月1日に津市と合併しました。
このため母子福祉等業務を平成18年1月から津市に引継ぎました。