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平成27年10月31日

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の分析報告書を公表します

 三重県教育委員会では、平成27年度全国学力・学習状況調査の結果を分析し、その分析結果とともに、
子どもたちの学力向上に向けた今後の取組等を「分析報告書」としてまとめました。
 なお、本年度においては、民間機関の協力を得ながら分析の取組を進めた結果、より総合的・客観的な分
析を行うことができました。
 また、「分析報告書」を有効に活用していただくため、その内容や特徴を簡潔に、見やすくまとめた「ガ
イドブック」を作成しました。今後、各学校において、教科に関する調査の結果を授業改善に役立てていく
ため、各教科別の設問ごとに具体的な指導方法を提示した「別冊資料 設問別に見る つまずきと指導のポ
イント」も作成する予定としております。以下に、配付資料について示します。

1 「分析報告書」の構成
 第1章 三重県全体概況
 第2章 小学校詳細分析~教科に関する調査~
 第3章 小学校詳細分析~学校質問紙~
 第4章 小学校詳細分析~児童質問紙~
 第5章 中学校詳細分析~教科に関する調査~
 第6章 中学校詳細分析~学校質問紙~
 第7章 中学校詳細分析~生徒質問紙~
 第8章 県内の取組事例
 第9章 県外の取組事例
 第10章 学力向上に向けた施策取組結果等の状況
 第11章 児童生徒の学力向上のための県教育委員会による今後の取組
 第12章 各市町等別の質問紙調査

2 主な分析の構成
(1)教科に関する調査結果
   依然として、全ての教科で全国の平均正答率を下回る厳しい状況でした。
   その一方で、10教科中9教科で全国の平均正答率との差が前回より縮まり、特に、小学校では4
  教科で、全国の平均正答率との差が調査開始以来最も縮まる結果となるなど、一定の改善の兆しが見
  られました。<P.1>(P.3)   等
(2)児童生徒質問紙調査結果
   テレビ等の視聴時間が減少するとともに、家庭での学習習慣について、主体的な学習(計画的な学 
  習、予習・復習)を行っている児童生徒の割合が増加し、家庭での過ごし方に改善が見られました。
  ただし、基本的な生活習慣や読書習慣、学習時間などには、あまり改善が見られないことに留意が必
  要です。<P.1>(P.6、P.49~、P.91~)   等
(3)学校質問紙調査結果
   校長の授業の見回りや、授業における「目標(めあて・ねらい)」「振り返る活動」については、
  一定の改善が見られ、教職員の意識が高まっていると考えられます。しかし、「目標(めあて・ねら
  い)」「振り返る活動」の教員の意識と子どもの意識との間に、なお相当程度の差があることから、
  今後の内容面の充実を図ることが必要です。<P.1>(P.29~、P.70~)  等

3 民間機関の協力を得た深掘り分析
  「全国的な知見」「専門的な統計知識」「民間機関の持つ教材開発の経験」等を生かしながら、総合
 的・客観的な深掘りの分析を行いました。
 (具体的な内容例)
  □教科と質問紙項目のクロス分析の徹底
   ・無解答率と関係児童生徒質問紙項目の回答状況との関連<P.2>(P.25、P.67)
   ・国語だけでなく、他教科での言語活動充実の重要性<P.2>(P.26)
   ・規範意識と小学校国語Bとの相関<P.5>(P.45、P.87)
  □改善項目とさらなる改善が必要な項目
   ・授業の「目標(めあて・ねらい)」と「振り返る活動」の学校と児童生徒との意識の乖離
                                    <P.1>(P.5)
   ・校長の授業の見回りの実施状況と学力との関連<P.4>(P.6、P.31)
   ・自主的な学習と学習時間との関連に見られる成果と課題<P.6>(P.6)
  □目的に応じた分析手法の活用
   ・平成21年度から平成27年度において、学力が著しく向上した学校と学力の向上が難しかった学校
    との取組を比較分析<P.4>(P.32~P.34、P.74~P.77)
   ・質問紙調査の肯定的な回答の状況とトップボックスの回答状況を比較分析
                  <P.4>(P.29~P.31、P.70~P.74)
   ・質問紙調査の経年比較を短期間と中長期間で分析したり、比較する数値を絶対比較(本県の割合
    の推移)や相対比較(全国との差の推移)で分析したりするなど多面的な比較分析
       <P.4、P.9、P.10>(P.32、P.33、P.74~P.76、P.127、P.129)
   ・県内外の取組事例の紹介<P.8>(P.112~P.120)
                                             等

4 今後の方針について
  三重県教育委員会では、全ての子どもたちの笑顔のため、わかる喜びを実感する授業構築のために、
 これまで以上に創意工夫をした取組を進めてまいります。
  「毎日が未来への分岐点」という認識のもと、子どもたちが「やればできる」と実感できる達成感あ
 る取組を、市町等教育委員会や学校とこれまで以上に連携し進めてまいります。
  
5 その他 
  「分析報告書」及び「ガイドブック」は、「みえの学力向上県民運動」のホームページに掲載してい
 ます。また、「別冊資料 設問別に見る つまずきと指導のポイント」についても、後日掲載する予定
 です。 (http://www.mie-c.ed.jp/kenminundou/

 ※< >内は、「ガイドブック」のページ数を、( )内は、「分析報告書」のページ数を示します。


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本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 学力向上推進プロジェクトチーム 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2931 
ファクス番号:059-224-3023 
メールアドレス:gakupro@pref.mie.lg.jp 

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