６月１日から６月７日までは「三重県HIV検査普及週間」です

　６月１日から７日までの１週間を、「三重県HIV検査普及週間」と定め、広く県民の皆さんに対して、エイズに関する正しい知識の普及啓発やHIV検査・相談体制に係る情報提供を行います。
　また、この期間中は、県内各保健所で年間をとおして実施している検査に加え、尾鷲保健所および四日市市保健所において、以下のとおり無料・匿名の臨時HIV検査を実施します。
　HIVに感染しているかどうかは検査を受けなければ分かりません。少しでも不安のある方は、この機会に検査を受けましょう。

１．臨時HIV検査
（１）日時：令和３年６月１日（火）９時００分から１０時００分まで
（２）場所：三重県尾鷲保健所（尾鷲市坂場西町１－１）
（３）問合せ先：０５９７－２３－３４５４（平日８時３０分から１７時１５分まで）
　※検査結果報告のために再度来所いただく必要があります。

２．臨時夜間HIV検査
（１）日時：令和３年６月２日（水）１７時３０分から１９時００分まで
（２）場所：四日市市保健所（四日市市諏訪町２－２）
（３）問合せ先：０５９－３５２－０５９５（平日８時３０分から１７時１５分まで）
　※検査結果報告のために再度来所いただく必要があります。

　この期間以外でも、年間をとおして、県内各保健所では、無料・匿名のHIV検査・相談を行っているほか、B型・C型肝炎ウイルス検査および梅毒の検査・相談も行っています。
　検査日程やお問合せ先は、感染症対策課ホームページをご確認ください。
　「三重県　エイズ対策」で検索
　https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/86591012624.htm

（参考）「HIV検査普及週間」について
　HIV検査の浸透・普及を図るために、厚生労働省において、平成18年度から、毎年６月１日から６月７日までを「HIV検査普及週間」に設定し、国や都道府県等が臨時で検査を実施する等、検査・相談体制の強化を図る取組を行っています。

（参考）三重県におけるエイズの現状
　令和２年に三重県内で報告された新規HIV感染者・エイズ患者は９名で、その内、既にエイズを発症されていた方（エイズ患者）は１名でした。
　エイズは、正しい知識を持ち、それに基づいた行動によって予防可能な疾患です。また、近年の医学の進歩によって、感染を早く知り適切な医療を受けることができれば、感染前とほぼ変わらない生活を送ることが可能となります。
　HIVに感染しているかどうかは検査を受けなければ分かりません。エイズは、HIVに感染後、数年から10年程度自覚症状がない期間を経て発症するという特徴があります。エイズの発症により治療が困難な状況にならないためにも、HIV検査を受けて感染の有無を知ることが重要です。