2003(平成15) 年度 当初予算 基本事業目的評価表 |
基本事業名 | 12305 薬物乱用防止対策の充実 | 評価者 | 所属 | 健康福祉部薬務食品チーム | 職名 | マネージャー | 氏名 | 海住 康之 | 電話番号 | 059-224-2343 | メール | kaizuy00@pref.mie.jp | 評価年月日 | 2002年11月27日 |
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政策・事業体系上の位置づけ | 政策: | 人づくりの推進 | 施策: | 123 青少年の健全育成 | 施策の数値目標: | 青少年のボランティア活動体験率 |
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基本事業の目的 | 【誰、何が(対象)】 |
県民特に青少年が |
【抱えている課題やニーズ】 |
青少年は薬物乱用についての規範意識が希薄な傾向にあるため、薬物乱用の危害等薬物に関する情報を提供し、乱用防止の重要さを訴えることが重要であるとともに薬物関連の相談・支援等の充実及びこころのケアも含めた専門の治療機関の整備が必要とされています。また、麻薬・覚せい剤等の取扱者の監視指導を実施し不正使用、不正流通の防止を図ることが必要です。 |
という状態を |
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】 |
薬物などの乱用を行っていない |
という状態にします。 |
その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的(2010年度のめざす姿)) |
社会参加活動の機会の提供や青少年の活動の拠点となる場づくり、身近な自然や遊び場が整備され、青少年が、文化・スポーツ活動や多様な社会活動に参加しているとともに、社会規範やルールを身につけ、自己を確立し、連帯性・協調性をはぐくんでいます。 |
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数値目標に関する説明・留意事項 | 2002年度の実績値は、2002年10月現在の見込み値です。 |
2003年度 マネジメント参考指標の実績 | | 種類 | マネジメント参考指標 | 数値目標の困難度 | 達成度/5点 |
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1 | 事業量 | 高校生等対象の薬物乱用問題に関するアンケートの実施 | 十分達成可能な目標 | | 2 | 協働度 | 市町村、(社)三重県薬剤師及び保護司会と協働で街頭啓発の実施 | 十分達成可能な目標 | | 3 | | | | | 4 | | | | | 5 | | | | | 6 | | | | |
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<参考>マネジメント参考指標の種類 | | 事業量(必置)=主要な活動に関する参考指標(アウトプットなど) | | 協働度(必置)=対象者や他団体等との連携・協働に関する参考指標(意見反映件数等) | | 比 較(任意)=他団体等との比較に関する参考指標(全国順位など) | | 副次的(任意)=間接的・副次的な効果や成果に関する参考指標(アウトカムなど) |
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2003年度 マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 | 高校生等対象に薬物乱用問題に関するアンケート調査を実施し、薬物乱用防止意識の高揚を図ります。 |
基本事業の評価 |
2002年度の取組内容 | 成果の達成見込み |
順調 |
これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること |
麻薬及び向精神薬、覚せい剤等の取扱施設の立入検査を実施し、法に基づく適正な取扱を指導するとともに平成10年度から開始した県民100万人啓発5カ年計画を推進し、 民間組織や関係各機関との連携による各種の啓発活動等を実施しました。また、薬物相談については、関係機関とのネットワークを構築し、薬物依存者の社会復帰支援を推進しました。 薬物乱用防止教育指導者の養成や三重県薬物乱用対策推進本部組織の活動等により、薬物乱用防止教育が推進されるとともに地域における啓発活動が定着しました。 |
翌年度移行に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること |
薬物依存者に対する相談・支援体制については、関係各機関との連携を強化し、薬物相談ネットワークを一層充実させるとともに専門の治療機関の整備が必要と考えられます。また、薬物依存者は自らが犯罪に関わっているいう意識からか、公的な相談窓口が敬遠される傾向にあるので、民間の組織と協働して対応できる体制を充実させることが必要と考えられます。 |
基本事業の展開 |
2003年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 | 基本事業間の戦略での位置づけ |
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注力 | 総括マネージャーの方針・指示 | 改革方向 |
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→ | 青少年を対象とした啓発活動や乱用防止教育の充実 | 現状維持 |
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<参考>注力:取組への思い入れや経営資源投入など施策の中での力の入れ具合 | | ↑=相対的に力を入れて取り組んでいく | | →=従来どおりの力の入れ具合で取り組んでいく | | ↓=相対的に力の入れ具合を抑えていく |
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2003年度の取組方向 | 薬物乱用問題は世界的な広がりを見せていますが、我が国では特に青少年の乱用者が増加しており「第3次覚せい剤乱用期」といわれています。この傾向に歯止めをかけるため、行政、学校、警察、地域住民、民間組織等と連携・協働し、県民特に青少年に対する啓発活動や乱用防止教育を充実させます。また、薬物相談については、公的な窓口だけでなく民間の組織と協働して対応できる体制づくりを推進します。 |
総合行政の視点からの取組 | |
2003年度 構成する事務事業と事務事業間の戦略(注力、改革方向) (要求額:千円、所要時間:時間) |
基本事業名 | 要求額 | 対前年 | 所要時間 | 対前年 | 注力 | 改革方向 | 貢献度合 | 効果発現時期 |
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事業概要 | マネージャーの方針・指示 |
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A 麻薬取締事業 | 1,113 | -140 | 3,400 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 即効的 | 麻薬及び向精神薬、覚せい剤、大麻の乱用は本人の心身に危害を与えるだけでなく、凶悪な犯罪を引き起こす等、社会に計り知れない害悪を及ぼすため、これらの薬物に係る犯罪を取り締まります。また、医療施設等における医療用麻薬及び向精神薬の適正使用の推進と適正な管理指導を強化することにより、不正使用、不正流通の防止を図ります。 | 病院等の医療監視時に立入検査を実施し、麻薬の適正管理指導を強化します。 | B 薬物「ダメ。ゼッタイ。」みえ県民運動推進事業 | 5,099 | -1,772 | 3,400 | 0 | ↑ | 改善する | 直接的 | 即効的 | 最近の厳しい薬物情勢に対処するため、関係機関との連携を密にしながら、特に青少年を対象に今後3ケ年総合的啓発活動を推進し、乱用防止意識の高揚を図ります。 | 高校生を対象に薬物乱用問題に関するアンケート調査を実施し、薬物乱用防止活動を強化します。 | C 薬物相談ネットワーク整備事業 | 1,220 | -1 | 800 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 即効的 | こころの健康センターを薬物相談の中核とし、関係機関と連携を強めることにより薬物相談ネットワークを充実強化し、また、相談応需職員の研修を行うことにより薬物相談に総合的に対応する体制の充実を図ります。 | 関係機関と連携を強めることにより薬物相談ネットワークを充実します。 |
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<参考> 貢献度合: | 直接的=基本事業の目的達成などに直接関連・影響する | | 間接的=基本事業の目的達成などへの関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | | 考慮外=基本事業の成果への関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | <参考> 効果発現時期: | 即効性=基本事業の目的達成などに2年以下で効果を出す | | 中期的=基本事業の目的達成などに概ね3年〜5年で効果を出す | | 長期的=基本事業の目的達成などに概ね6年以上で効果を出す |
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休廃止する事務事業 | 事務事業 | 理由 | 2002年度予算額(千円) | 2002年度所要時間(時間) |
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