2003(平成15) 年度 当初予算 基本事業目的評価表 |
基本事業名 | 12206 障害児教育の充実とバリアフリー化 | 評価者 | 所属 | 教育委員会学校教育支援チーム | 職名 | マネージャー | 氏名 | 山口典郎 | 電話番号 | 059-224-2963 | メール | gakokyo@pref.mie.jp | 評価年月日 | 2002年11月18日 |
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政策・事業体系上の位置づけ | 政策: | 人づくりの推進 | 施策: | 122 学校教育の充実 | 施策の数値目標: | 学校生活が充実していると感じている児童・生徒の割合 |
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基本事業の目的 | 【誰、何が(対象)】 |
障害のある児童生徒、盲・聾・養護学校が |
【抱えている課題やニーズ】 |
障害の種別・程度や保護者のニーズに即した就学指導が行えるよう、就学に関する相談体制の充実を図る必要があります。医療的ケアを要する児童生徒の在籍する学校に対して、看護師を配置し、医療的ケアを行う体制づくりを検討する必要があります。盲・聾・養護学校の児童生徒が、居住する地域の学校との交流教育を推進することが必要です。 |
という状態を |
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】 |
盲・聾・養護学校、障害児学級で教育を受けている児童生徒が、障害の程度に応じて能力や可能性が伸ばされ、社会参加や自立が可能となっています。 |
という状態にします。 |
その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的(2010年度のめざす姿)) |
教育の内容、方法、しくみが柔軟で多様になり、時代のニーズや変化に対応したゆとりある教育が行われるとともに、豊かな心をはぐくむ「心の教育」が大切にされています。 学校においては、子どもたちを多元的な物差しで見るようになり、一人ひとりのよさや可能性が伸ばされています。 また、学校の教育機能の地域への開放など、開かれた学校づくりが実現しています。そして、子どもたちの学習の場は学校外にも広がり、子どもたちは学校、家庭、地域のなかで主体的に楽しく活動しています。 |
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数値目標に関する説明・留意事項 | 障害児教育を受けることにyって、児童生徒が生きる力を獲得し、社会参加や自立を果たすことをめざしています。バリアフリー社会の形成を促進するためには就労率や交流体験の機会が重要な指標となるため設定しました。景気の後退や雇用状況の厳しさはあるものの、児童生徒の個別の教育的ニーズに応じた指導や労働・福祉関係機関との連携、障害児教育の理解啓発や進路先の開拓等の推進を図るため、高い目標値を設定しました。2002年度実績数値は、2002年10月現在の見込み数値です。 |
2003年度 マネジメント参考指標の実績 | | 種類 | マネジメント参考指標 | 数値目標の困難度 | 達成度/5点 |
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1 | 事業量 | 地域との交流教育実施回数 | 十分達成可能な目標 | | 2 | | | | | 3 | | | | | 4 | | | | | 5 | | | | | 6 | | | | |
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<参考>マネジメント参考指標の種類 | | 事業量(必置)=主要な活動に関する参考指標(アウトプットなど) | | 協働度(必置)=対象者や他団体等との連携・協働に関する参考指標(意見反映件数等) | | 比 較(任意)=他団体等との比較に関する参考指標(全国順位など) | | 副次的(任意)=間接的・副次的な効果や成果に関する参考指標(アウトカムなど) |
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2003年度 マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 | 盲・聾・養護学校の幼児児童生徒が、地域や学校との交流教育等の機会を通して経験を広め、社会性を養い、相互に好ましい人間関係を育むことで、地域社会への参画や自立につながる基礎的な力を培うため、1校当たりの実施回数を指標としました。2002年度実績数値は、2002年10月現在の見込み数値です。 |
基本事業の評価 |
2002年度の取組内容 | 成果の達成見込み |
概ね順調 |
これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること |
交流教育等、障害のある児童生徒の社会参加を促す取組を行ってきました。養護学校におけるメディカルサポート推進事業として、医療的ケアを要する児童生徒が在籍する学校に対して、看護師を配置し実践研究を行ってきました。保護者のニーズを踏まえた就学相談に応じるとともに、就学指導委員会の充実を図りました。 |
翌年度移行に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること |
養護学校における医療的バックアップ体制の整備のため、学校現場への看護師の配置方法を検討していく必要がある。 |
基本事業の展開 |
2003年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 | 基本事業間の戦略での位置づけ |
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注力 | 総括マネージャーの方針・指示 | 改革方向 |
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↑ | 医療的ケアを要する児童生徒の保護者の負担軽減を図るため、看護士の配置、教員による手当の実施等、医療的バックアップ体制を整備します。 | 現状維持 |
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<参考>注力:取組への思い入れや経営資源投入など施策の中での力の入れ具合 | | ↑=相対的に力を入れて取り組んでいく | | →=従来どおりの力の入れ具合で取り組んでいく | | ↓=相対的に力の入れ具合を抑えていく |
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2003年度の取組方向 | 盲・聾・養護学校が地域に開かれた障害児教育センター的役割を果たし、児童・生徒の自立と地域社会への参加を進めます。盲学校、養護学校にスクールバスを運行することにより、児童生徒の安全な通学や校外での体験的な教育活動を進めます。医療的ケアの必要な児童生徒に付き添う保護者の負担軽減を図るため、看護師の配置、教員による手当の実施等、医療的バックアップ体制を整備します。盲・聾・養護学校の幼児・児童・生徒の就学に係る経費について、保護者の経済的負担を軽減します。 |
総合行政の視点からの取組 | 医療的ケアの必要な児童生徒に対する看護師の配置方法や、障害児教育を受けている生徒の進学及び就労率の向上を、健康福祉部と連携して進めます。 |
2003年度 構成する事務事業と事務事業間の戦略(注力、改革方向) (要求額:千円、所要時間:時間) |
基本事業名 | 要求額 | 対前年 | 所要時間 | 対前年 | 注力 | 改革方向 | 貢献度合 | 効果発現時期 |
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事業概要 | マネージャーの方針・指示 |
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A 養護学校スクールバス運行委託事業費 | 281,102 | -12,020 | 50 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 中期的 | 県立養護学校に通学専用バスを運行することにより、児童、生徒の通学の安全を図ります。 | 児童生徒の通学の安全確保のため、スクールバスを運行します。 | B 盲・聾・養護学校就学奨励費 | 103,710 | 2,009 | 130 | -20 | → | 現状維持 | 直接的 | 中期的 | 盲・聾・養護学校の幼児、児童、生徒の就学の経済負担を軽減するため、就学に必要な経費の一部を負担します。 | 障害のある幼児児童生徒の就学に掛かる経済的負担を軽減します。 | C 障害児社会参加・自立支援事業費 | 2,324 | -278 | 40 | 0 | → | 現状維持 | 間接的 | 長期的 | 盲・聾・養護学校の児童生徒の地域社会への参加を促進するとともに、地域社会に開かれた障害児教育のセンターとしての役割を各学校が果せるよう研修会等を開催します。 | 障害のある幼児児童生徒の社会参加・自立を支援します。 | D 養護学校メディカル・サポート推進事業費 | 19,734 | 5,376 | 200 | 0 | ↑ | 改善する | 直接的 | 即効的 | 養護学校に在籍する日常的・応急的手当を必要とする児童生徒に付添う保護者の負担軽減を図るため、学校に看護婦を配置するとともに、医療的バックアップ体制を構築します。 | 養護学校における医療的バックアップ体制整備に積極的に取り組みます。 | E 特殊教育設備整備費 | 1,600 | - | 0 | - | ↑ | 改善する | 間接的 | 即効的 | 近年の障害の重度、重複化の中で、養護学校において日常的に医療的ケアを必要とする児童生徒が増加しており早急な対応が求められています。このため、各学校に医療的ケア関係機器・設備を配備し、養護学校における医療的ケアを必要とする児童生徒への学習指導面、緊急時の対応を含めた健康安全面の充実を図ります。 | 医療的ケアをすすめるにあたっては、必要な整備事業である。 |
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<参考> 貢献度合: | 直接的=基本事業の目的達成などに直接関連・影響する | | 間接的=基本事業の目的達成などへの関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | | 考慮外=基本事業の成果への関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | <参考> 効果発現時期: | 即効性=基本事業の目的達成などに2年以下で効果を出す | | 中期的=基本事業の目的達成などに概ね3年〜5年で効果を出す | | 長期的=基本事業の目的達成などに概ね6年以上で効果を出す |
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休廃止する事務事業 | 事務事業 | 理由 | 2002年度予算額(千円) | 2002年度所要時間(時間) |
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