先輩職員の声(管理栄養士)
桑名保健福祉事務所 保健衛生室 大川 智子 Okawa Tomoko
平成6年7月採用 (異動歴) H6.7 県立総合医療センター(平成6年7~9月は塩浜病院) H12.4 紀南県民局保健福祉部 H14.4 南勢志摩県民局保健福祉部(H18.4月~は伊勢保健福祉事務所) H19.4 県立草の実リハビリテーションセンター H21.4 現所属
平成23年3月10日現在 |
Q 桑名保健福祉事務所は、どんな仕事をしているところですか? |
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A いわゆる保健所と福祉事務所が統合された組織です。その中で私の属する保健所は、各種衛生統計、災害医療対策、感染症対策、栄養改善および健康づくり、医事及び薬事、食品衛生、動物愛護、名難病対策、精神保健など多岐にわたる業務を行っています。職種も事務職員に加え専門職が多数従事しており、管理栄養士のほかに、医師、保健師、薬剤師、獣医師、診療放射線技師などがいます。 |
Q そのなかで大川智子さんは、どのような仕事をしていますか? |
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A 栄養関係の業務だけでなく健康づくり全般の業務を担当しています。県民の方々が生涯を通じて健康でいきいきと暮らせるようなサポート、環境づくりをすることが自身の役割です。具体的には、関係機関との連携・調整をはかる仕事、人材育成のための研修会の企画や広く県民の方々が集まる場での啓発の仕事などがあります。そのほか、管理栄養士としての業務として、給食施設の巡回指導、栄養表示相談、学生実習指導なども行っています。 |
Q 仕事の「やりがい」はどのような時に感じますか? |
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A 常に広く地域を見わたせる立場で仕事ができ視野が広がります。同じ栄養士のなかでも市町、病院、施設、事業所など違う職域の栄養士さんと知り合えたり、あるいはまた違う分野の市町の方、NPOやボランティアとして活動する人たち、企業の方といったように様々な立場の方々とお付き合いする機会があります。自らが関わるなかで、地域のなかで新たな人と人とのつながりが生まれたり、関わった先で、それぞれの仕事が改善されたりステップアップにつながっていくのを見られたとき、自分が関わってよかったなと「やりがい」を感じます。 |
Q 仕事でこれまでで印象に残っていることは? |
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A 管理栄養士の職場は保健所だけではありませんし、異動する先々でも仕事は違います。私もこれまでにいろいろな経験をさせていただきました。その中でも特に印象に残っているのは、福祉施設で入所児童の栄養管理に携わったことでした。障がい児の栄養管理には難しさもありましたが、やりがいもありました。また、何よりも純粋な子どもたちの笑顔に励まされながら毎日仕事できたことが今でも印象に残っています。 |
Q 受験希望者へのメッセージをどうぞ! |
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A 管理栄養士は人と関わる仕事です。人とのコミュニケーション能力が必要とされます。私自身、これまでの仕事においては自分の能力以上のことを求められる場面も数々ありました。でも、周りの人に支えられ、数々の経験を重ねることで少しずつ自分を成長させながら、なんとかここまでやってこられました。大事なのは、何でもやってみようというチャレンジ精神と何か人の役に立ちたいという意欲だと思います。それさえあれば大丈夫です!ぜひ、私たちの仲間に加わっていただき、一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。 |