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平成30年07月25日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成30年7月23日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・平成30年度 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)(発表)
 (総合案内所・競技場での販売活動・スポーツ応援パン第2弾)
・「三重とこわか国体・三重とこわか大会開催決定記念 みえのスポーツフォーラム2018」及び
 「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグ歓迎イベント」の実施(発表)
・県道 湯の山温泉線「湯の山かもしか大橋」の供用開始(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・タイ王国ソムキット副首相の来県
・熱中症対策
・平成30年7月豪雨の支援状況
・LGBT対応
・みえ国際展開に関する基本方針
・東儀秀樹演奏会

発表項目

(知事)今日は3つあります。1つはインターハイの関係ですが、いよいよ本日で、インターハイ開幕まであと3日となりました。このたびの西日本を中心とした豪雨被害により、スポーツに専念できない方や、心からスポーツを楽しめる状況にない方もみえるかと思いますが、県としましては、そのような境遇にある方の思いも胸に、しっかり、大会を成功させたいと考えています。県では、三重で日本一を目指す選手の皆さんに最高の舞台をご用意するとともに、多くの来県者の方々を最高のおもてなしでお迎えする準備が整い、これまでご尽力いただいたすべての関係者の皆さんに、改めて御礼を申し上げるとともに、無事に大会を終えるまで、引き続きお力添えをいただきたいと思います。本大会は、45年ぶりに三重県で開催されるインターハイであり、日本一を争う高校生アスリートはもちろん、選手を支える高校生たちも活躍する大会です。これまで、県内67校に「高校生活動推進委員会」を設置し、約400人の高校生が、イベント等を通じた大会のPRや、全国から集まる約1万8000人の選手たちにプレゼントする「伊賀くみひも」を使ったミサンガ作り、カウントダウンボードやウェルカムボードの制作、総合開会式での選手団激励などに、高校生ならではのアイデア、主体性を持って取り組んでまいりました。大会期間中は、主要な駅に高校生が案内役を務める「総合案内所」を設けることとしており、本日もその準備として夕方4時から、高校生が案内所設置駅で清掃活動を行います。競技会場では、商業科・農業科の高校生が、授業の一環として商品化に関わった商品等の販売活動を行うほか、高校生と株式会社コイサンズとの協働開発によるスポーツ応援パンの第2弾が、8月1日から、「513ベーカリー」の県内10店舗で販売されます。県としましては、このような、大会を支える高校生たちをはじめ、市町や関係団体、企業の皆さん、県民の皆さんとオール三重で、インターハイを盛り上げてまいります。県民の皆さんにおかれましては、ぜひ会場で熱い声援を送っていただきたいと思いますし、三重県選手をはじめ、参加するすべての高校生アスリートの皆さん、高校生活動を通じて大会を支えていただくすべての高校生たちにとって、平成最後のインターハイが、達成感を得られて一生の思い出に残る、また、次代への飛躍につながる大会となることを願っています。
 
2つ目です。「三重とこわか国体・三重とこわか大会開催決定記念 みえのスポーツフォーラム2018」及び「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグ歓迎イベント」の実施について発表します。これは同時開催ですので、その概要を発表します。一連のイベントは、9月1日、三重県総合文化センターで開催します。「みえのスポーツフォーラム」では、ロンドンオリンピック・背泳ぎ銅メダリストの寺川綾さんに記念講演をお願いするとともに、三重とこわか国体・三重とこわか大会のイメージソング・ダンスの披露や「県民運動開始宣言」を行い、両大会の成功に向けて、県民の皆さんに参加を呼びかけていきたいと考えています。「フラッグ歓迎イベント」では、オリンピック・パラリンピックのフラッグをそれぞれのアンバサダーから受け取る「引継ぎ式」を行うほか、寺川さんやアンバサダーによるトークショーを行います。イベントの概要については以上ですが、フラッグツアーについて、少しお話ししたいと思います。今から2年前の2016年8月、オリンピック・パラリンピックのフラッグがリオデジャネイロから日本の地に渡り、「フラッグツアー」として全国での巡回が始まりました。このフラッグツアーをきっかけに、全国のあらゆる方々にフラッグを目にしてもらうことで、オリンピック・パラリンピックの価値を理解し、スポーツを行うきっかけにしてもらいたいというのがフラッグツアーの意義・目的であります。本県においても、全国で34番目、東海3県の先陣を切って9月1日から28日までの約1カ月間、フラッグが県内を巡回します。1カ月間の巡回日程等は改めて発表いたしますが、子どもたちはもとより、さまざまな立場のさまざまな方々にフラッグをご覧いただきたいと考えています。折りしも2年後の2020年7月24日、今日7月23日ですけど、7月24日は東京オリンピック開会式の日であり、明日は「ちょうどあと2年」という大きな節目となります。県としましては、「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、今後、より一層、さまざまな取組を加速させていくとともに、今回のイベント等を通じて、その翌年の「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の開催を効果的にPRし、三重県全体でスポーツによる機運をさらに盛り上げていきたいと思います。
 
次3つ目です。県道湯の山温泉線の「湯の山かもしか大橋」を、8月24日に供用開始しますので発表します。このたびの「湯の山かもしか大橋」の完成は、災害時等における住民や観光客の安全な交通の確保だけでなく、行楽シーズン、特に秋の紅葉時期に多くの観光客が訪れる湯の山地区へのアクセス向上に繋がるものです。今後「新名神高速道路」や「国道477号四日市湯の山道路」が開通し、新名神高速道路の菰野ICから「湯の山かもしか大橋」を使えば、現在の四日市ICから国道477号を使う経路に比べ、時間にして約15分、距離にして約7km短縮されるなど、大幅に利便性が向上し、県内はもちろん、関西圏や中京圏など、県外からさらに多くの観光客に訪れていただけるものと期待しています。この橋については、多くの皆さんに親しみを持っていただけるよう、平成29年8月に名称の募集を行い、全国から、467件もの応募の中から、「湯の山かもしか大橋」に決定しました。8月24日は、「湯の山温泉開湯1300年記念事業」の一環として菰野町の主催で開通式典が行われ、私も出席する予定です。また式典後には、歩行者天国の時間帯も設けられていますので、ぜひ多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。県内有数の観光地である「湯の山温泉街」を有する湯の山地区は、平成20年9月の豪雨災害の際、唯一の幹線道路が崩落により寸断し一時的に孤立するなど、住民の生活や観光客の交通に大きな支障をきたしました。これを受け、湯の山地区の住民や観光客の、災害時や緊急時における安全な交通を確保することを目的に、湯の山地区と国道477号を結ぶ橋の建設を、平成21年より地元の協力を得ながら進めてまいりました。今回、災害リスクに対応し、地域住民や観光客の利便性向上にも寄与する「湯の山かもしか大橋」が完成に至ったことを、たいへん嬉しく思います。今年は、昨日も記念式典を行いましたけれども、鈴鹿国定公園指定50年周年の節目の年であります。ぜひこれを機に、多くの皆さんに湯の山地区にお出かけいただき、7月11日にリニューアルオープンしたばかりの御在所ロープウェイや、伊勢平野を一望でき、夏の避暑にも最適な御在所岳、開湯1300年を迎え、「恋結びの街 恋活イベント」や「僧兵まつり」など四季折々の行事がいっぱいの湯の山温泉など、湯の山地区の観光を存分にお楽しみいただければと思います。
 
発表項目等に関する質疑
○平成30年度 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)(発表)
(質)インターハイについて、まずお伺いしたいんですけども、いよいよインターハイの開催が迫ってきてますが、機運の醸成というのは、もうかなり出来てきているというふうにお感じなんでしょうか。
(答)かなりというところまではあれですけども、県民の皆さんとお会いしても、いよいよインターハイですねと、いうふうにお声掛けいただく方も増えてきているので、あと何より高校生のメンバーが頑張ってくれていますので、いよいよ近づいてきたなあという感はあると思います。一方で、この大変暑いさなかですので、熱中症対策なども万全にしなければならないというようなことで、機運の盛り上がりとともに、そういう対策に万全を期すということもしっかりやっていかなければならないなあと気を引き締めているところでもあります。
 
(質)具体的に熱中症対策で何か考えられていることはありますか。
(答)まずは、屋内競技場については、全ての屋内競技場で、仮設設備も含めて空調環境を整えます。屋外競技会場でも仮設テントやミストシャワーを設置します。それから、全ての競技会場において、特別協賛の大塚製薬がサンプリングブースを設置して、選手、監督、大会関係者にスポーツ飲料を無料で配布しようと思っています。それから来場される皆さんに対しては、大会プログラムに熱中症予防の啓発資料を掲載するのと、場内アナウンスで水分補給を促す注意喚起をしていきたいと思っています。それから全ての競技会場に医師または看護師を配置し、緊急時の対応も万全を期していきたいと思っています。熱中症の予防には、暑さ指数というのを参考にすることになっていますので、その計測器を本県で開催する全ての競技会場や練習会場に新たに設置をしまして、その各競技の特性に応じた熱中症予防対策を講じるように進めていきたいと思っています。いずれにしましても、そういうハード、ソフト、両方でしっかり対応していきたいと思います。
 
(質)今の話の関連なんですけど、今回はもう日程も決まっているんですけど、これだけ今年のような暑さが続いていくと、インターハイを含めて、夏の間のお昼にスポーツの大会をやるということ自体が、日本の気候に、東京オリンピックとかもあるんですけども、合わないんじゃないかという話があって、県の部活動ガイドラインも、本来は35度以上であれば原則屋外運動はしないといってるんですけど、おそらくインターハイ中も35度を超えるからといってやらないということはできないと思うんですけど、長い目で見たときに、8月に外でスポーツの大会をやるということを、日本の気候の変動とかの関係でどう捉えていらっしゃいますか。
(答)やっぱり長い目で見れば、日程とかですね、競技時間帯を考慮するということは当然検討の視野に入れるべきだと思いますし、併せて、抜本対策もそうですし、それに加えて日々の柔軟な運用というんですか、38度になる日もあれば32度や30度の日もあるので、高くなった時にどう対応するかという柔軟な対応をできる運用をセットで、長い目で見れば検討していく必要があると思いますし、高校生たちの夏季休業期間中という中でどう捉えるかというようなこともあると思いますけども、選抜大会とかもいろんな季節にやっていますので、実際に長い目で見れば、気候などに十分配慮した大会運営というのは検討がなされるべきだと思いますね。
 
(質)今年に関しては、柔軟さというのは、多少は時間帯とかで動かせる部分ってあるのでしょうか。
(答)先程の暑さ指数とか、そういうのをしっかり見て、当然競技時間帯とか競技の日程が詰まっていますけれども、命より重いものはありませんから、そこは各競技でしっかり判断をしてもらう必要があると思います。「まあ大丈夫やろ」というふうな気持ちでいるよりは、空振りかもしれないけれど、もし仮に40度を超えてすごい状況になった場合に、
屋外で行われるのとぶつかった場合どうするかというようなことは、それぞれその都度検討するべきだと思いますので、あらかじめ絶対動かすみたいな感じにはなってないとは思いますけれども、柔軟な運用というのは、当然念頭に置いていただいていると思います。
 
(質)インターハイとはちょっと離れるかもしれませんけど、この夏の関係で、この週末も私もたまたまあちこち見た中で、昼間に高校とか中学の部活をしているのは結構あちこちで市内なんかでも見たわけなんですけども、一応部活動ガイドラインなんかでいえば基準はあって、本来、真昼間は避けた方がいいのかなと思いつつも、普段の練習とかはまだやっているところもあるわけで、そのへん、県なり教育委員会なりとして、何か主導的に役割を果たすべきだとお考えでしょうか。
(答)7月20日付けで、各市町教育委員会や県立学校に対して、先ほど申し上げた暑さ指数とか、それが大体35度とかを超えると原則だめとか、そういう基準がありますので、それを徹底するようにと、順守するようにということで、文章を出させていただいておりますので、それが実際に行われてないとするならば、引き続き周知徹底をするということが大事だと思います。県としましては、夏休みに入るこの夏期に、部活とかが行われるところが増えてきますので、夏休み前に文章を発出したところですけども、再度、運用をしっかり引き締めてやるようにしたいと思います。
 
○「三重とこわか国体・三重とこわか大会開催決定記念 みえのスポーツフォーラム2018」及び「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグ歓迎イベント」の実施(発表)
(質)フラッグツアーのフラッグ歓迎イベントは、フラッグはどなたが持ってこられるとかってあるんですか。その場に置いてあるということなんでしょうか。
(答)フラッグは、事務的にもう置いてあるの?
(答:地域連携部)事務的には、前日の夕方とかに、運搬されて。
(答)運搬されて、ツアーフラッグが来ています。東京都主催のイベントなんであれなんですけど、持ってきていただくことになっています。
 
○県道 湯の山温泉線「湯の山かもしか大橋」の供用開始(発表)
(質)「湯の山かもしか大橋」なんですけど、この橋の総事業費はおいくらだったのか、もう一度教えてほしいんですけど。
(答)総事業費は37億円。
 
(質)事業着手が21年度で、完成したのは今月ですか。
(答)そうです。事業期間としては平成21年度から平成30年度までということですね。
 
(質)ピークの紅葉の時期とか、かなりロープウェイに行くところの道とか混みますけど、渋滞緩和の見通しとかあるんでしょうか。
(答)昨日も、それこそロープウェイの社長とも話しましたけど、これができることで、上がってくるところの渋滞緩和にもつながるだろうと思っているのと、一方で、それだけではあれなんで、かもしか大橋の近くや、あるいはもうちょっと下のところで、パークアンドバスライドみたいな仕組みを、土地を借りたりしながらできないかというようなことで、今回もロープウェイリニューアル後、相当天気も良かったので、お客さんがかなり多いらしいんですね。渋滞もありましたので、今、社長さんや地元の菰野町さんや観光協会の皆さんが、そういうちょっとパークアンドバスライドみたいなのも入れることができないかということも考えておられるようです。この橋だけで渋滞、抜本的緩和にはならないと思いますけど、一定は寄与すると思います。
 
(質)山のブームとかいろいろあって、御在所は週末行ったんですけどかなり車が多いなという印象を受けたんですけど、結構道もできてきて、御在所というのはこれから観光地としてまだまだ伸びていく、新名神なんかの関連もあって、期待というのはどのようにお持ちですか。
(答)従来から紅葉シーズン、それから冬の樹氷が非常にインバウンド、海外の人たちに人気で、例えばロープウェイに来る外国人観光客の44パーセントが台湾の方で、我々が重点国としているところの人たちがたくさん来てくれていますので、アクセスとしても菰野インターも出来たりとか、四日市港にクルーズ船も着きますので、コンテンツとして非常に良い場所だと思っています。これからさらに、北勢地域の観光地の核として、しっかりPRをしていきたいと思っています。
 
その他の項目に関する質疑
○タイ王国ソムキット副首相の来県
(質)先週タイの副首相いらっしゃったと思うんですけれども、柑橘系の輸出の緩和というのは、知事が要望されている中で、感触としては緩和は進みそうというふうに知事としては捉えられているんでしょうか。
(答)今、政府二国間で協議していただいていますので、詳細は申し上げられる段階でないんですけども、要望している4項目のうち、確固たるエビデンスとかが、数値的な根拠みたいなのが必要でないものなどについては、前向きな議論がなされているというふうに聞いていますので、どういうタイミングで相成るかは分かりませんけども、あと、その他の品目との関係もありますので、つまりタイが日本に輸入したい品目とかの関係もありますので、私から柑橘のことだけ言える段階ではないですけども、一定、着実には前に進んでいるという印象を受けています。
 
○熱中症対策
(質)この先週ですけど、大体の小中学校さんは終業式があって、夏休みに入ってると思うんですけども、終業式1つ取っても、各学校で対応がかなりバラつきがあったのかなと思うんですけども、この猛暑の中で、これから登校日だったりというのも、夏休み期間中にあると思うんですけども、教育委員会にどういう対応を求めていきたいというのはありますか。
(答)先程20日付けで市町教育委員会とか、各県立学校に文書を発出させていただきましたけれども、やはりそれぞれの、急にハードの整備とかができないというところもあると思いますので、それぞれの状況を踏まえた、命を優先する柔軟な対応というのをしっかり取ってほしいなというふうに思います。前も部長会議の時に、僕、先週金曜日申し上げましたけども、熱中症のメカニズムから考えれば、筋肉量が少ないと水分を保持しにくいので、そもそも熱中症にかかりやすいですよね。だから小さい子どもとか、お年寄りとか、筋肉量の少ない方はそうなりやすのであって、かつ身長によって感じる温度が違うので、そういうのをしっかり念頭に置けば、どういうふうにどういうことを対応するべきなのか、それから、先程申し上げた暑さ指数や温度などで基準が定められていますから、そういうのをしっかり、周知というか理解をして、適切な対応を柔軟に取ってほしいと思います。今回、例えば松阪の天白小学校ですかね、エアコンが無いので全部午後休校にするといったような対応を取られたところもあります。そういう、それぞれの状況に応じた命を守るための行動をしっかり取ってほしいと思います。
 
(質)エアコンの設置なんですけれども、県教委のまとめは去年4月段階で、その後、だいぶ設置が始まったり、数年で設置できる市町も県内にはある一方で、尾鷲とか熊野は予算的に全く余裕がなくておそらくエアコンというのは無理かなという話があって、小中学校の教室のエアコンというのが、住んでる市町によって整備の意向にだいぶ差があるという問題があると思うんですが、それについて、県として何かできることがありましたら。
(答)県立高校でいけば県は77パーセント、特別支援学校も90パーセントを超えて、全国平均は超えているわけですけども、財政的な支援というのは、国の既に補助金もあるし、小中が設置者ですからね。そもそもの地方分権というか役割との関係において、なかなか財政的に支援というのは難しいとは思いますので、国に、私たちとしては、小中がしっかり設置しようと思うような財源の全体的なパイの確保を要望していくということは、県としてできることだと思いますし、あるいは、それぞれの地域の天気とかの状況、そういうので設置の必要性などについての議論とか助言とか、そういうのは県としての役割としてできることかなあと思います。基本的には、それぞれの首長なり教育長の方々のご判断だと思います。
 
(質)機会の平等というか、チャンスの平等についてということで、どこまであれなのか分からないですけども、この暑い夏に涼しい教室で勉強できる市町の子と、暑い中で我慢しなきゃいけない子とでは、学習環境に大きな差が、住んでるところで生まれちゃうのかなと。それはどうなのかなと感じますが、それについては。
(答)そこは先程言いましたように、もちろん子どもたちの部分もありますけども、行政組織としての役割、果たすべき役割というのがある中で、じゃあ市や町で差があるものを全部、県があらゆる分野で何か対応するのが適切かどうかということにおいては、全体の行政組織論とか分権論との関係もあると思いますので、そういう、今まさに貴方がおっしゃったようなことが、隣の市と自分の市、あるいは隣の町と自分の町であるというようなことも認識した中でどう対応をするということを、適切に市町において判断してほしいと思いますし、先程言いましたように全体のパイが少ないと、設置したくても設置できませんから、県としては全体のパイをしっかり増やすと、予算のパイを増やすということを国にしっかりお願いしていかないといけないなと思います。
 
○平成30年7月豪雨の支援状況
(質)西日本豪雨の関連なんですけれども、その後、全国知事会の動きとして、どのような支援体制が今、行われているのかとか、進展状況を伺えますでしょうか。
(答)全国知事会としましても全力で支援をしているところですし、県も今回初めて行われたカウンターパート支援で、広島県熊野町に現在も27名、派遣をしています。刻一刻とニーズが変わってきます。例えば、あるいは場所によっても違います。今日も、昨日の夜かな、広島の湯崎知事とメールをやり取りする中で、例えば、我々が入っている熊野町なんかは、半径2メートルを超えるむちゃくちゃ大きい岩石みたいなのが川角地区に流れてきていて、それをどうする処理するかみたいなのは土木の専門知識が必要である一方で、広島県の中でも呉市とか、坂町というところなんかは、廃棄物の問題が非常に大きくなってきているというような状況がありますので、それぞれの地域の状況、ニーズを踏まえた対応というのをきめ細かに、それぞれ、全国的にもさらにやっていかないといけないなというように思っています。いずれにしても、財源と人材が足りていないのは間違いありませんので、全国で協力したいと思いますし、先般も、官房長官や小此木大臣のところに行った時も、まさにそのお話をしてきましたので、それをしっかり対応したいと思います。
 
○LGBT対応
(質)自民党の杉田水脈衆議院議員が、月刊誌に寄稿した「LGBTのカップルのために税金を使うことが賛同を得られるものか。」という主張が、ネット上で炎上騒ぎになっております。その論文の中には、三重県の男女共同参画センターの高校生1万人調査のことも取り上げて、「世の中のメディアが騒ぐから、男か女か分からない高校生が出てくるんだ。」というようなこともおっしゃってるわけですけども、知事、三重県が関係するかというと微妙なんですけれども、そのような考えというのはどういうふうに思われますか。
(答)杉田議員がどのように月刊誌に寄稿されたか、私も詳細を拝見していないところではありますけども、三重県としましては、やはり現に性自認などにおいて、苦しんだり、あるいは周りの理解が得られなかったり、偏見を受けたりすることで悩んでいる人たちや人権を侵害されかねないような状況にある人たちが、県民の方がいらっしゃるというようなのが現にある中でありますから、そういう人たちに寄り添って対応していくというのは、当然のことだと私たちは思います。税金の投入どうこうというのは分かりませんが、行政として、そういう人権にも関わるようなお話、そして現に悩み苦しんでいる方がいらっしゃるということに寄り添う、対応するというのは当然だというふうに思いますので、これからもしっかり、今ダイバーシティ社会推進課を作ったりしながら取り組んでいるところですので、先般も、若手・中堅養成塾でもLGBT、当事者の方に来ていただいてお話もしていただきました。そういう形で施策を県としては、進めていきたいと思います。
 
(質)ちなみに今のところパートナーシップ制度は伊賀市のみに広まっていますけども、県でパートナーシップ制度を、特に前回いらっしゃった講師の方は、三重県がパートナーシップ制度、LGBT議案というのを、都道府県として最初に打ち出してほしいというようなことをおっしゃっていましたが、そのような考えはいかがでしょうか。
(答)パートナーシップ制度は、住民票・戸籍、住民制度等の関係が主ですので、そこは各市町において対応、ご判断いただくことだと思いますけども、こういうLGBTのような状況、あるいは性自認に悩む人たちがいらっしゃるということの啓発、あるいはそのための適切な対応、そういうことについて、どうしていったらいいかということは、現在庁内でも議論をしているところでありますので、あの時の講師の皆さんのご意見なども参考にしながらしっかり取り組んでいきたいと思いますし、取り組んでいる状況の情報発信の仕方も、当事者の皆さんたちの気持ちに寄り添った情報発信をしなければなあというふうにも思っていますので、やっぱり中にはことさらにとおっしゃる方もいらっしゃるときもあるみたいですので、でも一方で、ご存じない県民の皆さんに理解をしてもらう必要もありますから、しっかりご理解いただく、いずれにしても当事者の方が苦しい思いにならないように、安心して三重県で暮らせるようにということで取組を進めていきたいと思いますけどね。
 
(質)ありがとうございます。
(答)杉田さんは私も以前から存じ上げている方でありますけども、どういう意図でおっしゃったのかは分かりませんけども、三重県のやつをどういう意図で引用されたかは分かりませんが、県としてはそういうことです。しっかりやっていきたいと思います。
 
(質)第二さんよろしくお願いします。
 
○「三重とこわか国体・三重とこわか大会開催決定記念 みえのスポーツフォーラム2018」及び「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグ歓迎イベント」の実施(発表)
(質)フラッグツアーは、当初は、最初の県は小池さん自ら出向いてフラッグ渡してたんで、三重県もそうじゃないかという話もありましたけども、さっきのお話からいくと、要は小池さんは来ないってことですよね。
(答)来ないということですね。物理的に47回るって多分大変やと思うんで、まあ、そう思いますね。
 
(質)一方、聖火のあれはどうなりました。記事がこの前出されたじゃないですか。
(答)はい、聖火リレーの。
 
(質)それは、県は、今ある程度準備を進めているんですか。
(答)4月の8、9だったかな、7、8だったかな。日程も示されて、愛知県から和歌山に抜けるルートを組むようにということでしたので、その中で、なるべく多くのところに回っていただきたいと思いますので、近々、聖火リレーのルートを検討する委員会を立ち上げて議論をしたいと思います。来月末から9月頭くらいになると思いますけれども、検討委員会を設けてルート選定、これはもちろん交通などに支障をきたしてはいけませんので、警察関係者なども含めて議論したいと思います。
 
(質)1964年の東京五輪の時に走られた方とか、そういう方を含めて、今回もまた走られるとか、そういうエピソード的な落穂拾いは、どこの部局に聞きに行ったら分かりますか。
(答)村木じゃないですか。
 
(質)村木さん。
(答)一応スポーツでやっていますんで、スポーツに聞いていただいたら。せっかくですからね、そういうストーリー、あとは前回のコースは滋賀から岐阜に、滋賀、三重、岐阜に抜けるやつだったんで、ちょっと場所とかも変わってくると思いますし、場所が変わればちょっとストーリーも変わってくるかもしれませんけど、いろんなストーリーを考えながらやっていきたいというふうに思いますね。向こうからは、「多くの人が見に行けること」とか、「安全かつ確実に実施できること」とか、「地域が国内外に誇る場所」とか基本的な考え方は示されてますので、そういうのにも合致する場所、それから走る人も考えていきたいと思います。
 
○県道 湯の山温泉線「湯の山かもしか大橋」の供用開始(発表)
(質)かもしか大橋ですけど、今より15分くらい縮まる話ですけど、橋の着地点というのは、湯の山のロープウェイ駅までの道というのは、何か変わるんですか。
(答)湯の山の橋からロープウェイに行くまでの道ですね。それは変わってない?
(答:県土整備部)変わってない。
(答)変わらないですね。
 
(質)ということは、より渋滞を生むじゃないですか。
(答)さっき言いましたような、そこからのところは、そこの渋滞を回避するような方法を考えないといけないですけどね。さっき言ったパークアンドバスライドのような。そっちの行き方が、行き帰りがあるんで、一本の道で来るからこっちも詰まってますけど、ここから先が2つに分かれていたら両方に行けますから、ここの詰まりも減りますよね。
 
(質)その橋から湯の山ロープウェイ駅までは町道なんですか。
(答)町道なんですか。
(答:県土整備部)町道です。
 
(質)ということは町の責任ということですね。
(答)まあ、町道です。
 
(質)拡幅するにしても現実に土地無いし、結局あのままパークアンドライドと言ったって、もっと下場の方で駐車場作らないといけないし、アクアイグニスさんのあたりだとか、となるとかなり橋とのアクセスの連携というのが悪い気がするんですけど、そこのあたりは検討されているんですか。
(答)橋のところからロープウェイのところまでのアクセスですか。我々としては、これをやって災害時の安全性、孤立を防ぐというのと、先程言った一定の渋滞緩和とやりましたが、あとは、町の方からもさらに渋滞緩和のためにいろいろ考えていただいているみたいですので、また案が出てくると思いますけど。それをしっかり、積極的に参画したいと思いますけども。
 
(質)あそこの町長が言ってるのは、駐車場を広げるという話しか聞いてないんですけど。
(答)現時点ではまだ正式に聞いてないので、いろいろお考えのようですから、うけたまわっていきたいと思いますけどね。
 
○平成30年度 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)(発表)
(質)インターハイの高校生の総合案内所なんですけど、おもてなしをする。これ駅を6つを高校生が作って、なおかつ4つを制作したというのがある、ちょっと意味は、どういう意味なんですか。6駅に総合案内所を高校生によって設置して、4つが高校生が制作ってのは。しつらえとかに、高校生が例えば絵を描いたとか。
(答)6駅に総合案内所があって、6駅で高校生がおもてなしをするけれども、総合案内所自体を制作したのは4つの駅です、とそういうことです。四日市・白子・亀山・津・久居・五十鈴川に総合案内所というのがあるんですね。それを高校生たちが運営するんですけども、その箱みたいなやつを作ったのは、四日市・白子・津・五十鈴川。箱みたいなやつを、この屋台みたいなやつね。
 
(質)亀山・久居も総合案内所はあるんですか。
(答)そうです。亀山と久居も、亀山なら亀山高校、久居なら津高校の子たちが、総合案内所を運営するんですけど、箱みたいなのはない。
 
(質)箱みたいなのを作ったと。
(答)そういうことです。
 
(質)最後の3枚目の資料の、屋台みたいなやつ。
(答)そう、屋台みたいなやつです。
 
○タイ王国ソムキット副首相の来県
(質)ソムキット、タイの副首相の話ですけど、そこでそのイノベーションセンター設立と県内高専のサテライトっていうのはおっしゃったみたいで、割と知事は前向きな姿勢ってことなんですけど、それはどのくらいまで具体的なんですか。
(答)イノベーションセンターのほうはですね、比較的これまでのBOIとのMOUとか、工業省とのMOUとか、あるいは今回、スエヒロEPMさんが最新の機械を寄贈されたこととか、議論として、あと今回MOUに盛り込んだエレクトロニクス産業と食品加工みたいなのに力を入れていこうみたいな話をしてきましたんで、それの延長線上に乗る話だと思いますから、まあイノベーションセンターという名前は今まで無かったんで、ソムキットアイデアだったんですけども、それなりに一定のめどは付けられるんじゃないかとは思いますけども、高専のサテライトのほうはそもそも高専の設置者が国立ですので、いきなりは難しいかもしれませんので、まずはそのそういうイノベーションセンターとかに絡めて一緒に研究とか人材育成を手伝うみたいなとこからスタートするかもしれませんけど、ソムキットさん、前の晩からもずっと、あるいは神宮やおはらい町もご一緒させていただいた中でも、相当人財育成とかスタートアップ、起業ですね、とか中小企業の人材育成とか、あと教育システムとかそういうのにかなりの関心を持っておられますので、そういうのでうちをヒントにされたようですね。まあ、ちょっとどれぐらいまで具体的に、まだ全然具体的に詰まっている、特に高専サテライトは詰まっている状況ではないですけど、よくできる貢献をしたいと思いますけどね。
 
(質)イノベーションセンターは、四日市にある高度部材イノベーションセンターみたいな、あんな感じをイメージしているんですか。
(答)そんないきなり大がかりじゃないんじゃないですか。向こうタイの側のどっかのフィールドで何か一緒にできることはないかということだと思いますので、向こうのどういう場所でどういうふうに何をするかということによりますので。
 
(質)県と共同でとおっしゃったんですよね。
(答)うん、まあまあそうでしょうね。まあ。
 
(質)その時にハードで、例えば資金を、既存施設使うならいいけど、新たに造るとかいう話になると、三重県の体力からいって、そこは財政的に無理じゃないですか。
(答)そうですね。
 
(質)そこまで知事は確約されてないと思いますけど。
(答)全然してないですね。
 
(質)あくまでもソフトなんですね。
(答)そう。まあ今はやっぱりそこからスタートしていかざるを得ないですよね。まあ間違いなくうちのビジネスマッチングとかにチャンスが、ビジネスチャンスが広がるとは思いますけども、いきなりハードをでっかいのをなんとかというよりかは、ソフトにおけるセンターっていうのがイメージとしてはいいとは思いますけどね。
 
(質)今回のタイ副首相一行の来県で県が一番取りたかったのは、ミカンの規制解いてほしいという。
(答)今回はまあ、ミカンの、柑橘の規制緩和とBOIとのMOUの改定、それからあとそもそも、そもそもソムキットさんに公式で三重県に早く来てほしいということでしたね。まあ前もちょっと言いましたけど、副首相が5人か6人いる中で、経済政策を統括し、それ以外は軍人の方ですので、彼の経済政策のタイの中における影響度は極めて大きいですから、彼にしっかり三重県を認知してもらうというのは非常に大きいことなんですね。今回も、うちでやった記者会見でもそうですし、翌日愛知で行かれたセミナーでも相当三重県とタイは似てるんだと、三重県の技術力をとおっしゃっていただいたと聞いてますので、まあ取りたかったのは柑橘ですけどね。そもそもベースとしてソムキットさんにしっかり知ってもらうというのは目的でしたけどね。
 
(質)あれ国外追放になった美人首相の時に、比較的ミカンの規制っていうのは、規制はもともと無くて、割とあの兄弟で輸入した分があるじゃないですか。要は政権かわってから、ある程度規制が厳しくなったってことですか。
(答)ちょっと時系列は分かんないですけど、政権の様相というよりは、僕らが輸出し始めてから途中でTBZ剤っていう表面処理する、何かそんな面倒臭い洗浄をやらないといけないようになったのは、その他の日本の三重県以外の県でミカン病やったかな、その病気が発生したので規制が追加されたと思いますので。政権のというのはあまり関係無いと思います。
 
(質)いみじくも、知事は11月にタイを訪問するんですね。
(答)タイ訪問したいと思います。はい。タイ訪問したい。
 
(質)決定なんじゃないですか。
(答)まああの、今そういう方向で調整しています。
 
(質)行くんですね。
(答)まあそういう方向で調整しています。
 
(質)それは何で。
(答)大体去年も11月、タイ、ベトナム行ってますんでね。あとまあ、いくつか東南アジア系で仕掛品が、仕掛品というか進めてる案件がありますので、それはまだちょっとオープンにできませんけども。訪問したいと思っています。議会日程に影響の無いところで。
 
○みえ国際展開に関する基本方針
(質)まあ空中戦になりますけど、3月にこれをお示しになったじゃないですか。みえ国際展開に関する基本方針。これ読むと、アジアにおけるところの県との経済外交みたいものっていうのは、交流は、総花的じゃないですか。分野によってこの国といくとか、食品に関してはA国であるとか、中小企業関係の技術ならB国であるとか、そういうふうな非常に総花的になってますけど、県財政とかいろんなことを考えると、選択と集中的な考えっていう形で絞ることもできると思うんですけど、あくまでもこの総花方針を貫くんですね。
(答)どこまでいけば総花で、どこまでいけば選択と集中かっていうのは、その空中戦なんであえて空中戦っぽく言いますけども、やや印象論的になりますが、我々としてはその文章上の表現を総花と感じていただくかもしれませんけど、例えば観光なら明らかに重点国地域って5つ、台湾とタイとマレーシアとフランスともう1個何やったけな、というふうに重点決めてやってますんで、産業政策も東南アジアではタイを中心にやってますので、実態上は相当選択と集中をしながらやってるつもりですけども、それぞれの何か品目とか業種などによって、どうしてもここ、例えばお茶なんかですね、今輸出進めるためにJGAPみたいなのもどんどん取ってGAPも取ってますけども、非常にアメリカでのマーケットが広がっていってるので、お茶なんかはアメリカ、しっかりやっていこうとなってますし、そこはよく品目とか業界、あるいは地域の経済界や産業界の皆さんがどういう対応を取られているかっていうこととの整合なんかも考えながらやってますんで、基本はまあその方針を読んで総花とおっしゃっていただくなら総花にそれは見えるかもしれませんけど、我々としては選択と集中でやっていこうというふうに思っています。
 
(質)これは選択と集中だと。
(答)まあその指針、すいません僕も一字一句読んでないであれなんですけども、基本的に、例えば私が行かせていただくミッションや県庁職員が行っている、訪問先などを見ていただいても、一定集中されてると思いますけどね。まあ、いろんな経緯があってちょっと全然全く記載がされてないよりは記載してるほうが良いんじゃないのっていうことで記載されているものも、あるかもしれませんけどね。
 
(質)マレーシアはまだとりあえず見守る方向なんですね。
(答)マレーシアは、そのマハティールさんの関係ですか。見守る方向です。もともとはマハティールさんたちとかとの関係で、ぐっと盛り上がっていったんですけど、観光で一定の関係ができて、その前にマハティールさんとの関係もできたから、マレーシア進めていこうということで、JETROのクアラルンプールに職員派遣してましたけど、それはあの一定役割果たしたんでもうやめますんで、今は観光の民間業者との付き合いを中心にやりつつ、まあ当然マハティールさんの政権の運営状況を見ながら考えていくということにはなると思います。
 
(質)見守って、GOすべきだとなれば、ある程度拡大してまたやって交流していくってことですか。
(答)そうですね。一方で、先ほどのタイとかですね、まあベトナムとかで着実に進んでいってます。特にタイなんかは観光でみても、去年1年間で10,000人タイから来られてるんですけど、今年はもう1~4月だけで13,000人来ていただいていますので、いろんな取組の成果があらわれている所に更に突っ込んでいくというのはあるとは思いますから、もちろんマハティールさん、マレーシアの政権運営の状況も注視しつつですけども、というふうになると思いますけどね。
 
○東儀秀樹演奏会
(質)昨日、高田の専修寺で、東儀さんの演奏に来られていましたけど、率直な感想を。
(答)東儀さん、いいですね。東儀さん、いいです。あの場でもちょっと言ったんですけど、ひちりきとか、笙(しょう)とか、龍笛(りゅうてき)はちょっとだけしか聴けなかったんであれですけど、ああいういろんな表情の音が出るんだなというのは、あらためて感じましたし、御影堂みたいなところは、音が人の心に入るような、そんな反射構造になっているんだなと、あらためて思いました。良かったですね、東儀さん。
 
(質)明和町60周年で来られるときも何か今、聞かれるあては無いんですか。
(答)いや、今は全然です。明和町の施行60周年式典には多分、私、参加しますけども、東儀さんとの関係というのは特に無いです。あとは、東儀さんがもう、近々還暦をお迎えになられるという。若く見えるなあ、みたいな感じでしたけどね、なかなか良かったんじゃないですかね。行かせていただいてよかったです。多分、来ていただいた方々も相当喜んでいただいたんじゃないですか。暑い中でしたけど。
 
(質)無料だったから?
(答)いやいや、いい音楽を聴けたからです。
 
 
                                了

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