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令和元年08月23日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和元年8月21日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

イオンモール京都桂川での「三重県フェア」の開催(発表)
・東京2020オリンピック・パラリンピック第1回全国応援村実行委員会の開催(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・豚コレラの防疫対策
・カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備
・三重ごみ固形燃料発電所での安全祈願行事
・靖国神社参拝
・森林環境譲与税の配分額

発表項目

(知事)それでは2つ今日は発表します。1つはイオンモール京都桂川での「三重県フェア」の開催についてです。このたび三重県はイオン株式会社と連携して、9月6日から8日までの3日間、京都市のイオンモール京都桂川で「三重県フェア」を開催しますので、その概要について発表します。今回のフェアでは、県として力をいれている関西圏での食の販路拡大や観光誘客を一層すすめるため、私のトップセールスのほか、味の素株式会社とコラボして、「みえ・勝ち飯」イベントを県外で初めて実施するなど、様々なイベントを行います。まず、食のPRとして、さんま寿司やめはり寿司などの郷土料理、お茶やお米などの食材加工品を中心とした三重県産品物産展を開催するとともに、フェア会場内に特設コーナーを設置し、「みえ・勝ち飯」のメニューリーフや、その素材となる県産食材等の紹介と併せ、「みえ・勝ち飯」の試食をご用意させていただきます。次に、観光・文化のPRとして、8月8日にスタートしたばかりの「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」や今年で世界遺産登録15周年となる熊野古道のPR、忍者ショーの開催、真珠の販売などを行います。さらに、先日、7月8日ですけども、1対1対談で、いなべ市長からご要望いただいた関西圏での「にぎわいの森」のPRを行うなど、盛りだくさんの内容であり、県、市町、民間事業者が一丸となって三重の魅力を発信します。最後に、最終日となる8日には、私がフェア会場であるイオンモール京都桂川にお邪魔し、開催記念セレモニーでご挨拶するほか、「みえ・勝ち飯」トークショーに出演し、トップセールスを行います。当日は、「みえ・勝ち飯」の新メニューを披露するなど、食をはじめとした三重の魅力を最大限PRしたいと考えています。今回のフェアの会場であるイオンモール京都桂川は、関西圏において非常に集客力の高い商業施設の一つです。そのイオンモール京都桂川でフェアを開催することで、多くの方に「三重県ファン」になっていただければと思います。三重県とイオンは、平成22年10月に、地域の活性化及び県民サービスの向上に向けて、相互の連携を強化していく包括提携協定を締結しました。この協定に基づき、これまで多大な協力をいただき国内はもとより海外のイオン店舗で、三重県の食、観光、文化など三重県の魅力を発信する「三重県フェア」を開催してきました。イオンが持つ集客力を大いに活用させていただくことで、国内外の多くの方に、味わい深い三重の魅力を、ぜひ知っていただき、「世界で選ばれる三重」と言われるよう今後も積極的に連携し、情報発信していきたいと思います。
 
 次2つ目です。東京2020オリンピック・パラリンピック「応援村」の第1回全国応援村実行委員会についてです。昨日、報道資料提供ありましたとおり、東京2020オリンピック・パラリンピック「応援村」の第1回全国応援村実行委員会が、8月27日に、鳥羽国際ホテルで開催されることとなり、私も委員の1人として出席します。第1回となる今回の委員会では、実行委員会設置要綱の承認や役員の選任を行った後、応援村憲章等について審議することとなっています。様々な分野で活躍されている方々が委員として出席されると聞いていますので、討議や意見交換を通じて両大会の応援村が地域の活性化につながることを期待しています。応援村は、両大会の期間中、より多くの皆さんがアスリートたちを応援・観戦できるよう、東京都などの開催地だけでなく、全国各地2,000カ所に応援できる場所を設け、両大会をより身近に感じることで、地方から盛り上げていこうとする取組です。私も、地方代表の1人として議論に参画するとともに、本県においても、市町と連携して両大会を盛り上げ、その熱気を翌年の三重とこわか国体・三重とこわか大会に繋げていきたいと考えています。
 
発表項目等に関する質疑
○東京2020オリンピック・パラリンピック第1回全国応援村実行委員会の開催(発表)
(質)じゃあ発表事項、幹事社からまず伺います。応援村なんですけれども、前にこちらで記者会見していただいた時から、少し時間経ちましたがその間に三重県内では、どこで、なかなか我々イメージちょっとつきづらいところが、どんなものが三重県内の場合とか、全国でもできるのかっていうのが固まってきたところっていうのはあるんでしょか。
(答)まだ三重県内で、具体的に、ここで、こんな形で、期間中にやりますよっていうのは、まだ具体的に決まってるとこはありません。むしろ今回実行委員会で、具体的な議論は全国からみんな集結してくれますので、その中でいろんな議論、差別化などをしていければいいのかなというふうに思っています。いずれにしましても、県内15の市町において、この応援村のベースになっているオリパラ首長連合に加盟していただいていますので、そういう皆さんを中心に具体的な議論をさらに深めていけばなあというふうに思います。
 
(質)知事の中では、今イラストがここに1個ありますけど、何かどんなものになるっていうイメージ、前も少し伺ったような気もしますが、あらためて応援村ってどんなものになるのかイメージを教えてください。
(答)これ地方版と東京版とがあるんですけども、地方版、三重県で開催するのは三重県で比較的人が集まりやすい場所において、この東京オリパラの状況、様子を、ほぼほぼリアルタイムで見れるようなパブリックビューイング的なものに加えて、その地域の魅力、食とか観光とかの発信をする場になってくるんじゃないかと。2,000カ所ですけど、全県でやるかどうか分かりませんので周辺県外の人たちなんかにも来ていただいたり、あとは分かりませんがそのオリンピック・パラリンピックに出場している三重県ゆかりのアスリートの紹介なんかもできるんじゃないかと思いますし、三重県として必須なのは翌年の国体のPRをするということだと思っています。東京版のところは、どこでやるかにもよりますけども今回、渋谷区長さんにも入っていただいてるんですけれども、東京のある場所において、これに応援村に参画している地方自治体の、もちろんそこでパブリックビューイング的なものもあるのに加えて、地域の魅力を発信するブースがあったりとか、イベント、ステージイベントみたいなんがあったりというような感じじゃないかなというふうに思います。
 
○イオンモール京都桂川での「三重県フェア」の開催(発表)
(質)三重県フェアなんですが、これイオンモール京都桂川、これまでも多分何度かやられていると思うんですが、今回何か違いがあるのかというのと、それから関西からの集客は今年、今年度力入れてらっしゃいますけど、何かデータで、もう少し増えてきてるなとかいうような、お客さんが増えてるとかいうのが、もしあれば教えてください。
(答)まず京都桂川は、今回で3回目になります。平成27年、平成30年と今年度っていうことで、イオンさん側からすれば去年好評だったんで、今年もぜひっていうことを言っていただいてるっていうのが1つと、今回定例会見などで発表させていただいてるのは、今回、三重県は来年、東京オリパラ、国体というスポーツでみえの勝ち飯をかなり三重県食材と、アスリートの食というので売り出している、その県外でこのイベントを初めてやるということと、あと熊野古道の世界遺産登録15周年であるということと、「答えてラッキー!スマホでみえ得キャンペーン」をスタートしたということと、あと1対1対談でのご要請を踏まえて、PRをするということと、この辺りがあって少し今回は、よりこの三重県フェアの概要について、知っていただければなと思って発表させていただきました。関西圏からのデータちょっと今手元にないですけれども、またどっかのタイミングでお知らせしたいと思います。
 
その他の項目に関する質疑
○豚コレラの防疫対策
(質)じゃあ発表事項以外で幹事社から、昨日ぶら下がりでも出たようですが、豚コレラですけれども、やや少し発生の状況としては落ち着いてるのかというところですけども、今後、さらに広げないために、県が今後どんな対策をされていくかとか、お考えとかがあれば教えてください。
(答)今ちょうど今日から、野生いのししの経口ワクチン散布をスタートし、いのししによる感染の防止に向けて最大限努力を払っていくということ。それから侵入防止のための柵の設置の費用負担の軽減、こういうような感染防止対策ですね。それから、これまでも少し説明させていただいた、殺処分を行った農家などの状況をよく聞き取りながらですけれども、その生産、経営支援というようなことになってくると思いますし、あと風評被害の防止、それからジビエにも影響が出ないように、それのPRなどもあります。こういうような、様々な対策、やれることを全部やるっていう形で、全力で取り組んでいくことに必要な経費について、9月補正で予算を計上したいと思います。現在額は精査中でありますので、少し申し上げられませんが、9月補正で今言った感染防止対策、経営支援、風評被害、この辺りを柱として、予算計上して対策のスピードアップあるいは具現化をしていきたいと思います。あわせて飼養豚へのワクチン接種、これについて今国からいろいろ聞かれたりもしていますので要望も続け、東海、中部の関係県と連携して、豚のワクチン接種実現できるように、取り組んでいきたいと思います。昨日も、農業団体の皆さんと意見交換を行いましたが、ワクチン接種待ったなしと、そういう考えの方がたくさんお見えでしたし、それ以外の養豚や畜産に関係していない団体の皆さんからも早くやるべきという、例えば、土地改良の亀井市長とかからもそういうご意見もありましたので、ワクチン接種に向けての国への働き掛けをさらに進めていくということになると思います。
 
(質)殺処分そのものもかなり大掛かりなものでお金かかってるなっていう感じするんですけど、どういう部分が国が見てくれて、県として補正で組まなければいけない分というのは、どういう部分が中心になるのか。
(答)例えば、その防疫措置の殺処分のところも、あれ半分やったかな、半分が国が出る。その残りの部分とか。あと侵入防止柵も半分国のお金が出て、その残りの半分を県が費用負担するというようなこととか、あと生産のところでは、経営支援のところでは、国のセーフティネット融資とかが出るまで時間がかかるんで、そこのつなぎの融資を県が独自で出したり、そういう形になってます。
 
(質)その辺、費用配分で国に何か要求したりとかっていうのは。
(答)これ私が吉川大臣に提言した時も、そういうこの補助率のかさ上げであるとか、その費用配分を高めてほしいというようなことは要望させていただいてますけども、現時点ではそういうお話は今のところないので、我々も背に腹は代えられませんけれども、とにかくやり切るということで、その生産者の皆さんとかが、何か前も言いましたけど経済的負担で、躊躇(ちゅうちょ)するようなことがあってはならないので、そこをしっかり我々としては、やっていこうというようなことです。
 
○東京2020オリンピック・パラリンピック第1回全国応援村実行委員会の開催(発表)
(質)すいませんちょっと発表事項のことでお伺いしたいんですけども、応援村なんですが、今回知事が委員会に入られているということで、全国2,000カ所のうち結構三重県内は全国の市町村の中でも、かなり会場が多くなるような見通しとかがあるんでしょうか。
(答)数は、今、記者の質問にもお答えしたように、ちょっとまだ具体的な箇所が決まってないので、うちが多いか少ないというのは、今の段階では申し上げられませんけれども、実行委員会に入らせてしていただいてるので、市町と連携して何らかの形でやれればと思いますし、ここ実行委員会のメンバーを見ていただいたら分かりますけど四天王寺の方も入ってますので、いろんなことを考えながらやっていきたいと思いますね。
 
(質)もう1つすいません。会場設置費っていうのは、県が負担するんですか。それとも例えばお寺でやるんだったら、お寺とかが負担するんですか。
(答)いろんなパターンがあると思ってるんですけれども、スポンサーについていただいたところから出るケースもあるので、その費用負担はちょっとケースバイケースになったりする可能性があるんで、そこも実行委員会しっかり詰めることになると思いますけど。
 
(質)同じく応援村でして、いつ頃までに場所を決めたいというところがあるのかと、設置期間は、大会期間中だけなのかその前後長い期間なのか、その辺りを。
(答)それはあれですね、多分いつ頃までにっていうのは、この実行委員会としてここでやりますよっていうのを、全体でいつ頃発表するかっていうことに関わってくるので、そこはちょっとまだ私は聞いてない。もしかしたら事務局案はあるのかもしれないですけど聞いてないので分かりませんが、だからいつ発表するかから逆算すると思います。期間中については、多分そのイベントのコンテンツと、それから財源との関係で、どれぐらいの期間できるかっていうことだと思いますので、それはケースバイケースになってくると思います。必ずその期間ずっと設置しなさいっていうことでは、ないんじゃないかと思うし、そこはむしろ地域の自主性とか、やっぱり例えば、分かんないですけど、津市でレスリングはすごい見せたいけれども、そうでない時はちょっとお休みしておこうというのはもしかしたらあるかもしれないし、そういう地域の自主性をということと、あと財源とイベントのコンテンツの中身との関係があると思います。それもこれから詰めていくことに、ルールを決めていくことになると思います。
 
(質)県庁ではどこの課が担当になっているんですか。
(答)戦略企画総務課です。これは戦略企画総務課が東京オリパラの推進本部、県庁の推進本部の事務局をやっている関係から、取りまとめは戦略企画総務課でやっています。
(答:戦略企画部)オリパラの県庁の中の組織の事務局は提言課です。
(答)あ、そう。政策提言課らしいです。
 
(質)この件の問合せ先はどこになる?県庁内では。
(答:戦略企画部)私、戦略企画総務課です。
 
(質)そこは総務課?
(答:戦略企画部)この委員会に関しては。
 
(質)分かりました。はい。
(答)そうなんや。藤本課長が説明に来たもんで総務課やと思ってた。
 
○豚コレラの防疫対策
(質)ちょっと豚コレラに話戻るんですけど、確か過去に聞いたんですけど、財政調整基金の、その残しておく額というその考え方に、確か鳥インフルエンザの時の対応みたいな分があったと思うんです。今回、同様にウイルスで突発的に発生する事案なので、豚コレラもまあ同じようなことなのかなと思うんですけど、財政調整基金から今回何か出動したという状況はあるんですか。
(答)まさに貴方がおっしゃるとおりで、今回我々が鳥インフルエンザなどの対応に、財政調整基金危機対応分というのを置いてきた、これにまさに該当する事案だというふうに思ってます。ですので今申し上げましたような、これまでの既決予算のところはあれですけど、先ほど申し上げた9月補正の財源手当については財政調整基金を活用するという案を出させていただく予定です。フルフル全部かどうか分かりませんけれども、財政調整基金を結構使わしていただくことになると思います。そういう意味では繰り返しになりますけど、貴方がおっしゃっていただいたとおり、我々が緊急対応分として残している事案に該当すると思います。
 
(質)でもその知事が先ほどおっしゃったその防止の対策であったりとか、経営支援であったりとかっていうところが今回補正の焦点だと思うんですが、最悪の事態を例えば考慮した時に、また新たな出動であったりとか多額の出費がかかってくる必要性があると、財政厳しい中なんですが、一定そういう金額も積み立てて置いたり確保しておく必要性も出てくるのかなという気がしますけど。
(答)まさにおっしゃるとおりですね。今回ちょっと最終、財政部局と精査してますけど、担当部局で。今回9月補正の中には、万万が一発生した時の初動防疫経費も計上せざるを得ないというようなことです。それは私たちが感染を許容するということではなくて、次なる感染阻止ということが大命題であるものの、やはり費用がかかるのは事実ですから、それを万万が一発生した時にお金がないのでできませんということではいけませんので、そういう費用も万万が一に備えて初動防疫経費を計上せざるをえないというふうには思ってます。それは、繰り返しになりますけど、感染を許容することではありません。
 
○カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備
(質)横浜市がIRでカジノに名乗りを上げるということで、三重県に関しては名古屋市長からちょっと話はあっても、知事としてはお考えはないっていうところでしたけれども、その後その辺りのところに変化があるのかどうか知事の現時点でのIR、カジノへの考えをお聞かせください。
(答)あんまり何か変化があるということも、横浜とかも含め変化があるということはありませんけども、民間の事業者の皆さんなどから、いろんなこと考えではどうかっていうアドバイスとかはいただいたりはしていますけれども、何か、県庁内で検討体制に入ってるとか、そういうことは今のところないです。
 
(質)アドバイスというのは、三重県もやったらどうだとおっしゃる方は結構いらっしゃるということですか。
(答)結構っていうか、要は1つはリニアが2027年に来ますと、2025年は関西万博である一方で、愛地球博から20年という節目だと、そういう中で最近東海地域も、豚コレラや、様々、暗い話題も多いので、しっかりリニアのメガリージョンを生かした起爆剤を考えなければならないのではないかということで、何かこう、正式にというんではないですけど、こう言っていただいたりする人もいらっしゃったり、あるいは、まさにIRに関係する事業者の方々から三重県のポテンシャルなどについて、非公式に情報を、僕がくれって言っているというよりは、いただいたりするケースもあります。
 
(質)多分、インバウンドをすごく取り込めるとかいうメリットがある一方で、ギャンブル依存症への不安とかがあって、なんですけど、すると知事としては全く可能性がゼロということではないというところなんでしょうか。
(答)うーん、どうだろうな。今、何らファクトを整理していないので何とも言い難いところですけどね。そういう意味ではスタンスが何か変わったということはないので、そういう何か、情報とかアドバイスは増えているという状況ですね。
 
(質)河村市長とは何かこの件でお話されてますか。
(答)河村さんか。この件にかかわらず、酔っぱらってお電話をいただいたり、酔っぱらったりって怒られるな、懇親の場から、お電話をいただいたりする時はいろいろありますけどね。
 
(質)特に具体的な話はないですね。
(答)そうですね。
 
(質)はい、分かりました。
(答)今の「酔っぱらって」って、ちょっといけんね。ちょっといまいちですね、今の。懇親の場で。
 
(質)他によろしいでしょうか。では第二さんお願いします。
 
○東京2020オリンピック・パラリンピック第一回全国応援村実行委員会の開催(発表)
(質)応援村、これやられた後に記者会見あるんですか。
(答)実行委員会の。どうなんやろ。
(答:戦略企画部)今のところ予定はないです。
(答)でもやったほうがいいですよね。それはちょっと事務局に言うといてよ。僕は会長とかでないので、一応、実行委員会の一員であるのと、あと開催地であるということなんで、でもやった内容とかね、お知らせしたほうがいいと思いますから、ちょっと事務局に言っておきます。
 
(質)既に知事はこれについて何か言われたかもしれないですけど、ぶら下がりとかで。要はもともと、三重県がここにこう入るってこと、まあこの顔ぶれを見ると、それなりに全国的に、それぞれの市長さんであるとか、実績がある評価の高い人たちじゃないですか。三条市の國定さんとか。そういう人たちが入ってるから、逆にこの団体の信頼性は上がるけど、でも一部何となくきな臭さもあったり感じたりするので、その辺のことを含めて、例えば知事がこれに入ろうと思われたのは、高知の尾崎さんとか、國定さんとか、そういうところからの働き掛けがあったんですか。
(答)これに入るようになった直接のきっかけは、まさにその國定市長が会長で、直近まで菰野の石原さんが副会長をやられていたオリパラ首長連合の事務局長たる樋渡さん、元武雄市長から実行委員会に入ってほしいというご要請をいただいたのと、私どもとしてはオリパラの翌年に国体があるので、正直、国体のことについても県民の皆さんでまだご存知いただいてないところもあったりするんで、やっぱりそこに向けての盛り上がりを作っていくっていうような観点で、東京オリンピック、オリパラにおいて三重県のPRをという形のチャンスをつかみたいというようなことで、そういう理由で参加することにしたということでありますので、直接のきっかけがまさにオリパラ首長連合関係者からのお声がけということです。
 
(質)前武雄市長は事務長やってたんですか。
(答)事務局長。別紙1に書いてますけど事務局長。
 
(質)じゃあまあ記者会見で。
 
○三重ごみ固形燃料発電所での安全祈願行事
(質)あと19日にRDFの、あそこで安全祈願祭ありましたけど、あれ、企業庁確認すると歴代ずっとそうだっていうんですけど、なぜ遺族は献花をされないんですか。
(答)私も少し配慮に欠けたなとちょっと反省してるところなんですけど。実際、ずっと安全祈願祭は関係者のみでやってきて、平成27年に訴訟が決審して、28年、29年にお一人の方が来ていただいて、30年と今年、お二人の方が揃われたということで、その前まではずっと安全祈願祭にはご遺族お見えいただいてなかったんで、そのままの流れの式典内容になっていたので、そこは、献花をしていただくというような配慮があっても良かったと思いますし、そういう意味では、これまでの流れを踏襲してしまったということでちょっと配慮に欠けたなと反省してますので、今後、安全祈願祭を何らかの形でやっていく際には、ご遺族からの献花などもしていただけるように検討するようには企業庁に指示をしておりますので、そうしたいと思います。
 
(質)遺族が拒まれたわけではないんですよね。
(答)そうですね。それはあのちょっと、細かい経緯は確認しますけれども、庁長、山神とかに確認したところでは、こっちからも打診をしたわけでもないようでありますので、そういう意味ではちょっと配慮に欠けたなと思ってます。
 
(質)あとですね、県会議員には全部案内がいってるみたいなんですけど、国会議員には1つもないんですよね。なおかつ経産省の金が入ってるという話になれば、RDFの貯蔵槽が爆発した時も、結局県選出国会議員とかのところにある程度要望行って、新しく建てるやつとか旧のやつのところのその補助金返還というのをできたらその検討し、みたいなのをやられてたので、それからいくとこれも1つの落ち度ですよね。
(答)補助金が入ってるからとか、一応県の関係者による安全祈願でありますので、国会議員の方にはお声掛けしてないということなんだとは思うんですけども、今後検討だと思いますね。そこはさっきのご遺族の献花とはちょっとフェーズが違う話だと思いますが。
 
(質)そうですか。
(答)県のあらゆる行事に国会議員全てお声掛けするかどうかというと、またそれは違うと思いますから、そこは前の話はちょっと違うと思いますけども、今後についてはよく議論、これも含めて検討するようにしたいと思います。
 
(質)あれ閉じる時に、9月末か10月か、要はその桑名の後処理の施設の完成によると思いますけど、その時には一応県の施設を閉ざすという閉所式みたいなものはあるんですか。
(答)搬入が停止する日に何か行事っていうのは、今のところ考えてないですけども、むしろ、搬入が停止する日が今まだちょっと流動的なので、確定次第記者の皆さんにお知らせして、停止のその日に安全確保で可能な範囲で取材はしていただけるように公開したいとは思います。むしろ撤去においても安全にしてほしいっていうようなことをご遺族などからもお伺いしているので、撤去を、廃止する時とかに安全を祈願するような行事とか、そういうのが検討できないかということは企業庁に投げ掛けています。
 
○靖国神社参拝
(質)靖国ですけど、中嶋議長が行かれたどうのこうのの話じゃなくて、今すでに高須クリニックの院長と稲森県議の間で応酬やられているみたいなんですけど、靖国を巡って、高須クリニックの院長が三重県議会の皆さん、もっと勉強をしてくださいと投げ掛けをして、要は戦犯も英霊だということで稲森さんが噛みついてるみたいですけど、それは置いといても、知事自身は靖国についてどうお考えですか。
(答)どうって。
 
(質)知事自身は靖国について。だからあれを国立の墓地とかいう形で作って、そこへ例えば首脳とかの閣僚が行ってもいいじゃないかとか、アメリカ方式みたいなとかっていう考えもあるし、今のまま、今のままだったら一法人の神社がやられてるだけじゃないですか。その辺についてはどういうふうにお考えですか。
(答)靖国神社への参拝っていうことについては、総論みたいな話ですね。基本的には戦争において亡くなられた方々に対する、その御霊にご冥福をお祈りし安寧をっていう心の中の行動ですので、周りの方が何かとやかくご批判されるっていうのは、本来は筋が違うと私は思っています。一方で総理大臣などにおいては、外交への配慮という観点からその参拝を控えているということなんだと理解をしています。私は国立施設、より参拝しやすい環境をということについては議論があるのは承知してます。そういう方の思いも理解できなくもないですが、私としては今、先ほど言いましたように心の中の問題でありますので、今の状態の中で御霊に対し安寧を祈るというようなことを続けていくということでよいのではないかというふうに思いますけどね。何か要はわざわざ参拝しやすい環境を作るっていうようなことが本来的に、本質的なところのものとどう関係するかっていうこともあると思いますけどね。今申し上げたように僕は心の中の問題だというふうに思ってますから、今のままで、御霊に安寧をということで良いんじゃないかと。
 
(質)知事は、知事になる前に靖国とか行かれたことありますか。
(答)もちろんです。
 
(質)あるんですね。
(答)もちろんです。
 
(質)知事になられてからも。
(答)もちろんです。毎年参拝してます。
 
(質)その時記帳されるのは、三重県知事と書かれるんですか。
(答)私人として玉串をやりますけれども、記帳する時には三重県知事という肩書きも書きます。
 
(質)例えば、中嶋さんのことは中嶋さんにお伺いしますけれども、あれ例えば志摩市住人中嶋何某(なにがし)だったら別に問題ないかと思うんですけど、逆に肩書きを付けるっていろいろ物議醸す可能性もあるじゃないですか。そこのところはどうお考えですか。まあ知事の場合も知事と書かれている。 
(答)いずれにしても私人として行ってますんでねえ。玉串も私費から払っているわけですから、記帳の、別にそれが公開されるわけでもないので、その記帳の所に自身を一定特定するものを何か書いているということで、だからこう公務で行っているということではないので、そこは何かご批判いただいたり、ご指摘いただくようなものではないと思いますけどね。そこに名前を肩書きを書いたから公務っていうわけじゃないですよね。例えば我々がプライベートでビジネスホテルとかに泊まる時に、最初入ってカードありますよね。そこに職業って公務員とか三重県知事って書いたりする時はありますよね。だからといってそれは公務とはならないわけですよね。 
 
(質)プライベートで行ってても三重県知事って宿帳に書くんですか。
(答)書くときありますよ。職業論とか書かないといけない時ありますやん。
 
(質)特別公務員とか公務員じゃないんですか。
(答)公務員だけの時もありますけど、書く時もありますよ。
 
(質)だからあえて三重県知事という肩書き入れる時に、何となく心の中で抵抗は全然ないですか。
(答)抵抗ね。
 
(質)津市何々何某(なにがし)って住所入れて鈴木英敬っていうんだったら、何も問題ないと思うんだけど。
(答)どうでしょうか。抵抗ね。
 
(質)まあ例えば県議会がまた一部のところでうるさいなあとかなるんじゃないかとか、そういう危惧は持たれないんですね。
(答)先ほど申し上げましたとおり、靖国に参拝している本質は私人として、一個人として先の大戦で戦火に遭われた方々に対する安寧の気持ち、御霊に対する安寧の気持ちを示すということなので、記帳に例えば、その前の人もみんな職名が書かれてるわけですね、企業の方でも政治家の方でもそうですし、あるいは他県の方もそうですけども、そういう中で書いてるので、何か三重県知事というのを書くことについて、僕はもう一個人として行ってると割り切ってますから記帳に三重県知事と書くことについて何か躊躇(ちゅうちょ)することがあるというのはないですね。
 
○森林環境譲与税の配分額
(質)あとあの国の森林、俗に言う森林税みたいなやつですけど、あれこの前一部報道記事によると、大体市町村の場合は全国平均で960万か年間そのぐらいで、都市部がその10倍ぐらい6,900万ぐらいですか、何か年間来るって話になってるんですけど、今基準がこれ人口で要は割り振るじゃないですか。
(答)森林環境譲与税ですね。

(質)はい。この関係どう思われますか。普通で考えりゃ森林面積で割るべきだと思うんですよ。
(答)それ人口と面積と、人口だけじゃないと思いますけどね。人口とか面積とか、あと幾つかの要素で割り振っていると思うんですけど、単純に人口だけだとそれはもうおっしゃっるとおりですし、森林面積、対応すべき森林、管理すべき森林がどれぐらいあるかっていうのが大きなメルクマールであるべきなので、たしか総人口と森林面積とで割り振ってると思いますよ。
 
(質)でも政令市圧倒的に多いじゃないですか。その金額が。
(答)国がですか。
 
(質)国から来るやつです。 
(答)そうだったかな。それ森林面積も入ってると思いますけどね。
 
(質)そうなんですね。
(答)少なくとも県下での割り振りについては、間違いなく森林面積とか森林に関する要素を入れてやってます。あれはどうやったかなあ。企画。
(答:農林水産部)入ってます。
(答)やんな。
 
(質)このままいくとその差があまりにも約8倍ぐらい差がありすぎるとかいう形で、当然その市町村のほうがここを手当てしてもらいたいとかあるじゃないですか。もともと林業技師も採用してないんだし。そういうのからいくと知事会等で問題になる可能性はありますか。
(答)ゼロではないと思いますよ。それはつまり今回の配分状況と実際の執行体制と、うちも経営管理支援センターっていう市町が森林環境譲与税を基にして、様々に取り組む森林経営事業に対する支援のセンターを作りましたので、そういうのをしてる中でいろんなご意見なども賜ってますから、そこを基本的には市町村長がやっていただく話であるものの、全体の制度設計においてこうすべきというのを知事会として声を上げるという可能性はゼロじゃないと思いますね。それは来年度に向けて議論していくことだと思いますね。
 
                              
 
 
 
                                                          了

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津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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