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令和04年05月31日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年5月27日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

中部圏知事会議の三重県での開催について(発表)
宅配事業者等と連携した再配達削減の取組について(発表)
三重県人口減少対策推進本部(第1回)の開催について(報告)
・新型コロナウイルスの感染状況等について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・新型コロナウイルスワクチンの廃棄
・マスクの着用の考え方
・土砂条例に基づく許可の適用除外に係る取り扱いの誤り
・愛知県内の取水施設での大規模漏水
・海外からの観光客受け入れの再開
・松阪市の風力発電所建設計画
・知事不在時の危機管理対応
・電力需給ひっ迫
・伊勢市の学習塾費用の助成
・台湾有事
・海上保安庁での勤務経験

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は2件、2件の発表項目発表いたします。それから2件報告がございますので、合計4項目私の方から申し上げます。
 
1点目は、中部圏知事会議の三重県での開催というものでありますが、6月2日に三重県では7年ぶりに中部圏知事会議を開催するということでございます。コロナの影響によりまして、対面での開催というのは3年ぶりということになります。私と石川県の知事さんが初めての参加ということになるわけであります。で、視察先でありますけれども、去年の4月にオープンしました、多気にありますVISON、これを視察をいただこうというふうに思っております。三重県の魅力の一つであります食をテーマにVISON、マルシェなどを展開されておりまして、他県の知事からも非常に関心が寄せられてるところでもございます。既にもうご覧になられた知事も2人ほどおられると、私が知ってる限り、もっとおられるかもしれません。で、意見交換につきましては、複数の20弱の項目についてお話をするということでございまして、私の方からは少子化対策、人口減少対策の大きな項目であります少子化対策を話をしたいと思っております。で、議論をしたものを国の提言に結びつけていくということを予定をしております。
 
それから2点目でありますけれども、宅配事業者と連携をしました再配達の削減の取り組みを強化をしていきたいというふうに思っているところであります。これ三重県でミッションゼロ2050みえ推進チームという、民間の方にも入っていただいて、どんな取り組みがCO2排出量を削減していくのにできるかということを議論してきました。で、宅配便、これは国でもやってることでございますけども、再配達の実態調査を国交省がやっておりますけれども、宅配便のうち11.9、約12パーセントが再配達になっているということでございまして、2015年の国交省の調査によると、再配達に伴う二酸化炭素CO2の排出量は年間で約42万トンということであります。再配達を減らしていければ、いけばこのCO2の排出量も減っていくということでございますんで、なるべく減らしましょうと、例えばEコマース、通販で物を頼むときに時間指定をされない方もおられるらしいんですね。これ時間指定をしていただくと、家に居ていただいて受け取れるというようなことがありますので、そういった形で再配達を減らしていく。もう一つは再配達、配達を自宅にしてもらうんではなくて、例えば一人暮らしの方なんかはコンビニで受け取るとか、あるいは郵便局で受け取るということができますので、そういったことを実験的にもやってみましょうということで、桑名と志摩の一部地域で6月いっぱいですけれども、チラシを各戸に配付しまして、ここにございますけれども、郵便局でありますとかコンビニで荷物を受け取ると、自宅に持ってきてもらってまた持ってきてもらうということがなくなりますよということで、こういうモデル事業をやるということにしております。桑名は大山田の団地周辺、志摩は浜島とか大王とかこの辺りでやるということでございます。家に居るときに宅配便来てくれればいいんですけれども、自分でコントロールできるとき、例えば先ほど申し上げましたEコマース、通販で物を買うときに時間指定をするなどして、再配達を削減をするように県民の皆さんもお取り組みをいただければというふうに思っております。2点目は以上であります。
 
報告事項でありますが、3月に設置をしました三重県人口減少対策推進本部でありますけども、この会議を5月30日の16時半から開催をすることとしてございます。第1回の会議でありますけれども、今後この検討をどんなふうにやってくかというスケジュールと、それからどういう項目について検討するのかということを議論をして、ある意味キックオフですね。関係者の意見を聞いて、今後どういった点に注力をしながらやっていくか、いつごろまでに一定の成果を出していくかということを議論したいと思っております。これが3点目であります。
 
それから最後でありますけれども、現在の感染状況であります。お手元に感染状況の資料をお配りをさせていただいておるかと思います。感染者数、あるいはその感染者数についてはもうご御案内のとおりでありますけれども、徐々に減ってきていると、ここ2週間ぐらい、中に3日ぐらいはちょっと多少増えているところはありましたけれども、ほぼ下がってきている状況です。ただ、これは予断を許しません。ゴールデンウイークの後は1週間ぐらいはやっぱり増えていきましたので、増えたり減ったりということかなと思っておりますけれども、今病床使用率は21パーセントぐらいでありますんので、病床ひっ迫、医療ひっ迫している状況が出ているというわけではありませんので、ざっくりと言ってしまうと小康状態ということやと思います。それでも300人ぐらいの人が感染を日々されておられますので、油断はできないということであります。ワクチンについては、3回目のワクチンが65歳以上の方は90パーセント打っていただいております。全人口で6割ぐらいでございますので、これからインバウンドの再開というのが見込まれております。従いまして、外国の方も入ってこられるということでございますので、可能な方はワクチンを接種していただいて対策をしていただければというふうに思います。それからコロナの関係でこう出ておりますけれども、マスクの着用についてであります。国が5月23日に基本的対処方針を見直しをいたしました。で、例えば屋外で2m以上離れた場合は、会話を行う場合であってもマスクは必要ないというようなことを示しております。また、運動中についても必要はないというようなことを言っておりますけれども、こういったことについて、私どもも国と同様に、国が基本的対処方針を示しておりますので、関係する機関、例えば教育機関などについて徹底をしていきたいというふうに考えております。特に子供たち、それから学校、2歳未満についてはマスク着用を奨めない、2歳以上につきましては、今まではマスク着用を奨めておったんですけども、マスク着用一律には求めないということで、臨機応変の対応ということでお願いをしていこうと思っています。学校につきましては、体育の授業ではマスク着用不要ですとということで考えておる。体育の授業でもよく話をするような授業については別であるということでありますけど、原則体を動かして、大声を出さずに体を動かすような授業についてはマスク着用は不要ということで進めていく予定にしております。私からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
○中部圏知事会議の三重県での開催について(発表)
(質)じゃあまず幹事社の方からお伺いいたします。
(答)はい、お願いします。
 
(質)まず中部圏知事会議ですけれども、県内開催は7年ぶりということで、これ9県1市の参加ですから、9県の中で順繰りというわけではなくて、何か県として開催の誘致を働きかけたのかという。
(答)これ順繰りでありまして、年に2回やりますんで、コロナがありましてできやんだときありましたものですから、そういう意味では順番に回ってきてるということであります。
 
(質)知事としては初参加で、少子化対策について説明されるということでしたけれども、もう少し具体的に少子化対策についてどのようなことを語られるのか。
(答)少子化対策、県でできる対策とそれからドラスティックなおっきな動きとしては、例えばこども保険をつくるかつくらんかとか、それから子どもを3人以上持たれたご家庭、これフランスなんかの例ですと税金を軽減するとか、年金を1.2倍にするとかいろんな対策があるわけでありますけれども、そういったこれは国でやってもらわないかんところがありますので、自治体として国に要望するべきものが何かあるかとかいうふうな話を議論もしたいと思いますし、それから医療費の関係でございますとか、自治体で対応できるようなものについてどういう取り組みをしてるか各県の皆さんにも聞いておきたいというふうに思ってます。そういった議論をしっかりとやっていきたいということを考えております。
 
(質)まずこの中部圏知事会議質問あればお願いします。
 
(質)メンバーが重なっているもんですからお聞きするんですが、リニア新幹線建設促進期成同盟会に静岡の川勝知事が入られるという方向も示されているということなんですけども、それに関連するかどうかは別としまして、リニアに関連するようなお話といいますか、そこで話し合う予定等はあるのでしょうか。それから川勝知事がそれに入られるということについての受け止めというんでしょうか、もしありましたら教えていただきたいんですけど。
(答)リニアの期成同盟会会長が愛知県知事でいらっしゃいますので、その辺りは愛知県知事の方でどういうふうにされるか、恐らく構成員である各県の知事に聞かれるんだと思いますけれども、今後そういう照会があって、三重県でもどうするかっていうのを考えていくことになると思います。現在特に入っていただいて困るということはないので、期成をどんどん、どんどんつくっていきましょうと建設促進ですので、静岡県知事がそういうお気持ちを持っていただけるのはとてもいいことですから、そういう方向で入っていただくということであれば、特に問題はないのかなと思っておりますが、正式な照会があって対応していくということになると思います。で、中部圏知事会議でリニアの話が出るかどうかまだ確定はしておりませんので、自由討論みたいなとこもあると思いますので、そこで議論が出る可能性はあると思っています。ただ、詳細は私ども主催者ではないので、かつマスコミの皆さんにオープンにされた会議ではないので、私の方から詳細を申し上げるのは差し控えをさせていただきたいと思ってますけれども、昨日一定の議論できたんじゃないかというふうに思っていますので、それに加えてさらにということがあるかどうかというところですね。
 
(質)中部圏知事会議で、国への提言で新型コロナウイルス感染症対策の強化についてということをお話しされると思うんですけれども、今先ほど知事もおっしゃってたように、全国的に高止まりの状態が続いて、感染状況としては小康状態みたいなところの中で、感染症対策を強化するっていうところはどういった対策を今後知事、国に提言していくのかっていうのと、あと要はインバウンド再開に向けて、要は観光とか需要とか見込まれてくると思うので、そういったところでコロナ後の話とかっていうのも、そういうところに含まれてくるのかということ教えてもらいたいです。
(答)これはある県がとりまとめをするということになってまして、そこがどういう提案すんのかっていうのはまだ私ども聞いておりませんので、これからの議論になると思います。確かに感染症対策の強化っていうのは、全国的に今オミクロンは小康状態だと思いますので、マスクについても緩めましょうっていう話が進められてる中で、強化しましょうということではないではないかと。表題はその県から出てきてますんで、場合によると変更され、また会議までに変更されるかもしれません。で、ご指摘いただいたように6月の10日からインバウンドが、団体旅行でありますけども再開をするということで政府が方針を示されましたので、そういったことに対応してどうしていくのかっていう議論が出てくると思います。それからまだこれは中の議論なので確定をしてませんけれども、この第7波が出てきたとき、オミクロン株であったという前提で、今までのようなまん延防止等重点措置を適用するのかどうかという議論も、場合によると出てくるかもしれないなというふうには思っておるところであります。
 
(質)よろしいですか。
 
○宅配事業者等と連携した再配達削減の取組について(発表)
(質)宅配事業者との連携の再配達削減の取り組みについて、これは具体的には県の取り組みとしては何をしていくということですか。
(答)先ほどモデル事業というふうに言いましたけれど、桑名市、それから志摩市さんと一緒になって普及啓発活動を自治体、それから宅配事業者さんですね、今回参加をされる宅配事業者さんがおられますので、啓発活動、普及啓発をやっていくというのが大きなポイントで、そういう意味では県民の皆さんにこういう事業をやっています、あるいはこういうやり方ができますということを呼びかけていく、それを実施をしていただけませんかということをやっていくというのが、今回の取り組みであります。
 
(質)その啓発というところが主眼になるということで。
(答)そうです。こんなことができますよということでですね。コンビニとか郵便局で受け取れますので、2回配達をしてもらうのを避けていただけませんかねということを申し上げたいと思います。
 
(質)知事はご自身はどうですか。宅配に関して知事公舎に届くかどうかわからないけど、そういったサービスを利用したりだとか、置き配であったり、アプリの活用とかありますか。
(答)通販で買い物する時は時間指定をしてますね。それで、その時間に受け取るようにしてます。ただ、例えば親だとか、親戚から物を送ってくる時は何時に着くかっていうのは、あんまり言ってくれないこともあるんで、これから聞いておいた方がいいかもしれませんけど、その時は再配達の依頼票がありますんで、そこでやっていますけど、なるべくこれを少なくしていくということかもしれません。近くのコンビニに取りに行くというのはあり得ると思うんですね。ちょっと遠いですけど。
 
(質)注文の際に、留め置きでお願いしていても、結局不在票が入っているとか、指定した時間に届かなかったりとか、置き配もとある事業者は事前に言っておかないと電話等では対応できないとか、いろいろ多分この利用者側にもそういった効率的にしたいという思いはあっても、なかなかうまくいかない事情もあるのではないかなというふうに思うんですけど、そういった宅配事業者側にもう少し利便性を高めるようなサービスにしてもらうという県からのアプローチはないですか。
(答)それは意見があれば、そういうのはやっていきたいというふうに思っています。私も貨物事業を取り扱いの局長とか課長やっていましたので、事業者の方々の取り組み状況をある程度わかっているつもりですけれども、現場現場ではですね、やっぱり利用される方が不便やなと感じるところがあると思いますので、そういったものは今回宅配事業の方参加していただいていますので、その方にもこういう要望がありますよというのをお伝えはしていきたいと思います。
 
(質)例えば、輸入の際のトラッキングなんかも、例えば国内配達事業者がやっているサービスより、DHLとかの方がものすごく使いやすく便利だったりするわけなんですね。そういうのってデジタルを推進する県として、そういう事業者側へのアプローチはないのかなあと。
(答)利用者の方のご要望ご意見があればですね、それを伝えていって改善していただくのが一つのやり方だと思いますね。
 
(質)他は質問ないですか。
 
(質)この再配達削減取り組みなんですけれども、県がこういうふうな啓発活動に取り組まれている県というのは何か他の県で聞いたことはありますか。
(答)聞いています。
(答:環境生活部)他県でも国の方がクールチョイスの推進という事業をやっておりますので、広く行われておりますけれども、個別の形でモデル的にやるというのは、我々が調べた限りでは全国でもないってことだと思っております。
(答)三重県が初。
 
(質)モデル事業をなぜ桑名市と志摩市でやるのかということで、志摩市は離島とかもあるので届きにくいのかなとか思ったんですけども、その辺をピックアップした理由を教えてください。
(答)これはわかりますかね。
(答:環境生活部)桑名市の大山田地区はですね、新興住宅になりますので、比較的若い世代が多くてですね、日中不在になっていることが多くて、ちょっと正確な数字はわかりませんけれども、再配達率が若干高いのではないかということで選んでいます。志摩市の浜島、大王町、志摩町については、農漁村地区でですね、移動距離が長いということもありますので、一回に受け取ることの効率化が高いということで選定しております。
 
(質)再配達の件で、このモデル事業の効果検証というのは、ここの住民たちにアンケートとかをやったり、効果を図るということなんですか。
(答)効果検証。6月の1カ月間の効果検証をするということでありますが、アンケートをやるんですかね。
(答:環境生活部)今回のモデル事業につきましてはですね、宅配事業者さんと連携しておりますので、宅配事業者さんの方で、そういったところに対する再配達率の確認であるとか、あとはそれによる距離の確認とか、そういったところについて検証していきたいと思っております。
(答)事業者さんとやるということですね。
 
(質)これはチラシを配布するってことなんですけれども、これそもそもこの啓発にかかる、この啓発まく時のCO2というのはどれぐらい出るんでしょうか。
(答)今回のチラシの配布につきましては、全て家庭向けについては市町さんのご協力をいただいて回覧板でしておりまして、回覧板自体はですね、毎月の定例の市政の報告のものに合わせて実施しておりますので、新たにこれでCO2が排出されているということではないと思っております。
 
(質)チラシの印刷にかかる。
(答)ちょっとそこはまで確認ができていないので申しわけございません。
 
(質)何部ぐらいするんですか。
(答)確認しますか。
(答:環境生活部)そうですね。また、改めてちょっと確認させていただきます。
(答)後ほど広報を通じてお知らせします。
 
(質)関連といえば関連なんですが、今回この事業費がお幾らになっているのかというのをまず伺えますか。
(答)事業費はですね、掲示用ポスターを作りますけれども、印刷はしないといけないですけれども、あとチラシの制作費で35万7千円程度ということです。
 
(質)今回のモデル事業というのは確認ですけれども、啓発チラシをまいて知ってもらうことが、特定の地域でやるということがモデル事業ですか。
(答)そうですね。2地域でやるということでモデル事業というふうにしております。
 
(質)それは再配達減らそうということは、民間事業者さん自身が既に取り組んでいらっしゃったり、呼びかけていらっしゃると思うんですけれども、県がやることの意味というのは何があるのか改めて伺えますか。
(答)三重県はCO2の排出量減らそうということで、県が主体となってミッションゼロ2050の三重推進チームってのを作っております。そこで県民の皆さんに呼びかけをして、CO2排出を減らそうということで、県もそういうことをやっているので、住民も協力しようかなということを考えていただけるとありがたいと思います。事業者の方が排出量を減らすために、あるいは人手をかけないようにするために、再配達を少なくするというのが事業者側でやっておられますけれど、公的機関が参加をすることによって、住民の皆さんに改めてそういう活動の必要性を考えていただければというところであります。
補足があれば。
 
(質)やはり行政がやることなのかという疑問が非常に個人的にはありまして、事業者自身もいろいろ先ほどもありましたけれども、事業者の方でいろいろと利便性を上げたりというふうな取り組みをしているという状況があるものですから。
(答)これは環境省でですね、各省庁も参加をして、私も会議出たことがありますけれども、クールチョイスという取り組みをしていましてですね、CO2を国を挙げて減らしていきましょうということをやっています。この再配達を少なくするというのも、非常に大きな取り組みになっておりまして、これは国交省自動車局で中心にやっている取り組みなんですけれども、事業者さんがやるとなると、例えばコストカットでありますとか、それからCO2も当然削減ということになるんですけれども、排出量計算をしていますので各事業さん。国あるいはその自治体がやるということになると、CO2排出を減らしていくという全体的な動きをやりましょうということでやるものでありますので、必ずしも公的機関がやって違和感があるかというそんな感じはないと思いますけどね。
 
(質)このモデル事業で実際にどれぐらい距離だったり削減したいと考えているか、目標などありますか。
(答)具体的な目標はありますか。
(答:環境生活部)目標自体は定めているものではないですけれども、国の方は再配達率を2025年に7.5パーセントまでに減らしたいということを言っておりますので、どれぐらいあるのかはちょっと確認したいと思っているところです。
(答)今は具体的にはないということですね。結果を見て、また目標を定めることもあると思います。
 
(質)とりあえずやってみて、どれぐらい効果があるかということになるんですね。
(答)そうですね。そういう意味ではそれぞれ違うその効果が発現するであろう地域を選んだということですね。
 
(質)細かくて恐縮なんですけど、このモデル事業6月の環境月間に合わせということは、6月1日から始まって一応事業期間としては30日までということになるのでしょうか。
(答)6月の1カ月間で効果検証を行うということですので、1日から30日までということで聞いております。
 
(質)6月の末が終わった後に、その効果検証をそれ以降にやるんですか。
(答)そうですね。
 
○新型コロナウイルスの感染状況等について(報告)
(質)その他、よろしいですか。その他発表事項、他の発表事項についても質問ありますか。
 
(質)さっきのワクチンの3回目接種の進行状況をデータで出していただいたんですが、それに絡んでワクチンの廃棄、3回目がなかなか進んでいないことによる廃棄の問題も今、全国で出てきていますけども、愛知県も昨日、県全体で3回目分でどれぐらい廃棄になるっていう数を発表されてましたが、県内でも鈴鹿さんとか四日市さんでは一定程度廃棄が出るということなんですけど、県全体の量ですとか、その辺は取りまとめておられますでしょうか。または、県の大規模接種会場だけの分とかでもわかってれば、ちょっと教えていただければと思ったんですが。
(答)三重県が持ってる分でいいますと、今保有しているのが4,590回分であります。9月までの期限。
 
(質)9月。
(答)9月。
 
(質)9月。
(答)9月までです。それまでに使い切ることを想定してまして、今後、集団接種などで活用していきたいというふうに思っています。各市町が持ってる部分ですけれども、これは私どもでまだ把握ができておりません。四日市とか鈴鹿で廃棄というのがあるという話は聞いておりますけども。他の自治体ですと、もらえる分全部をもらってなくて段階的にもらってるということで、廃棄がなるべく少なくなるようにしているというお話は聞いているところであります。
 
(質)これどこの。
(答)ごめんなさい、モデルナですね、モデルナで4,590回ですね。
 
(質)この4,590を、県が持っている分が、9月までに使わなきゃいけない部分が、ということですか。
(答)そうですね、モデルナでですね。
 
(質)今までじゃあ、まだ大規模接種会場で県で余らせてしまって、もう期限がきて廃棄せざるを得なかった分はまだないということなんですか。
(答)そこはまだないということですね。
 
(質)1回も。なるほど。
 
(質)もう1点だけ。今後、県の全体分をまとめる予定ってあるんでしょうか。
(答)県の。
 
(質)県の全体でどれだけ廃棄したかをまとめる予定ってあるんでしょうか。
(答)国では特にまとめるつもりはないというふうにおっしゃっておられるので、県でどうするか、ちょっと今後考えていきたいと思います。現場の負担がどうもあるということで、厚労省では特にまとめることは今考えてないようでありますね。
 
(質)先ほどマスクの着用のところもお話ありましたけれども、小康状態といっている中で、徐々に国としても解除というか緩めていく方向になっている中で、それについてマスクを外していきましょうということに対して、知事ご自身の受け止めというか、どういうふうに感じていらっしゃいますでしょうか。
(答)屋外でしゃべらないとか、あるいは近くに人がいないというのは、マスクをつける必要はないと思います。第6波、第5波の終わり頃から皆さんにもお話し申し上げてますけど、感染というのは飛沫が飛散することによって起こりますので、近くに人がいなければ感染しないわけですし、それからしゃべらなければ飛沫が飛散しないので、これも感染は引き起こさないということですから、一人でいる時にマスクはいらないと思いますので。ですからこれから夏になってきます。特に運動する若い人たちは、熱中症にかかる可能性もあるんで、それは臨機応変にマスクをつけたり、外したりするということやと思っていますけど。
 
○三重県人口減少対策推進本部(第1回)の開催について(報告)
(質)人口減少対策推進本部会議について教えていただきたいんですけれども、まだ1回目、開かれてない中であれなんですが、会議どれくらいで、会議をこれから何回くらい開いて、いつ頃までに一定の何かものを出したいという、そこも含めて第1回目で議論するのかもしれませんが、今知事の中でスケジュール感、もしあれば教えてください。
(答)まだ議論をして決めていくということになりますけれども、年内ぐらいを目途に一定の取りまとめをしたいと思っています。どのぐらいのボリュームになるかは、まだ確定ではありません。その中間地点というんですか。9月ぐらいですかね、どういったものをとりまとめるかという骨子、概要骨子みたいなものもまとめていきたいなというふうに考えているところであります。人口減少については、社会増減、それから自然増減、大きくいうとその二つがあって、それぞれについて今まで県でどんな取組をしてきたか、それから他県、あるいは場合によって他国になりますけど、どういう取組をしておるかということも検証しながら、三重県で何ができるかということを考えていくと。主として
そんなことになるかと思います。
 
(質)ちょっと話題が変わってあれなんですが、愛知県で起きた取水施設の漏水に関連してということで伺いたいんですが。
(答)えっと、いいですか。
(質)発表項目以外は後で。
(質)すみません。
(答)後でまた、お答えします。
 
(質)とりあえず発表事項で質問よろしかったですか。

その他項目に関する質疑
 
○土砂条例に基づく許可の適用除外に係る取り扱いの誤り
(質)発表項目以外に移りますが、土砂条例の解釈を誤って、事業者に許可を不要というふうに伝えていたということが、結局、外部からの指摘で改めて検討した結果、実際は必要だったということで、担当者の方が記者会見をしました。知事、この問題について受け止めをお願いします。
(答)令和2年に事業者の方から問い合わせがあって、私どもで許可は不要だということを口頭で連絡をしたということであります。この条例、制定直後であったということはあるにしろ、やはり行政官としてこういうことが起こってしまったということは、私自身非常に残念でありますし、事業者の方に申し訳ないなという気持ちを持っております。今回の事例を含めまして、この条例の運用につきましてはしっかりやっていく必要がある。これに限らずですけれども、いやしくも行政官たるもの条例、法令の適用について、疑義があれば、周りに相談をする必要もありますし、間違った解釈をすることがないように十分注意をしていく必要があると思っているところであります。
 
(質)この問題の原因は何であるというふうに考えてますか。
(答)条例を作って、その条例の解釈についてしっかりと考えずに解釈をしてしまった。あるいはこれでいいんだろうということで有権解釈をする人間、あるいは上部、階層が上部の人間に相談をしきれてなかったのではないかというふうにも推察がされるところではありますけれども、これは今後、具体的にどういう問題があったので、こういうことになってしまったのかっていうのは調査をしていきたいと思っております。
 
(質)調査というのは何か具体的な、スケジュールだったりですとかあります。
(答)いえ、それは別に調査期間を設けてどうこうという話ではないと思います。通常の行政の中で法令解釈を誤ったっていう話でありますので、どのタイミングで誰がそういう判断をしたのかというのを明らかにしていくということですね。
 
(質)ずばり聞きますが、関係職員への処分というのも検討されるんでしょうか。
(答)これは処分は一番最後ですね。まずその原因を究明して、再発防止策も議論して、処分相当の行為があったということであれば、処分をするということになると思います。
 
(質)発表項目以外で質問ありますでしょうか。
 
○愛知県内の取水施設での大規模漏水
(質)愛知県の取水施設の漏水に関連して伺いたいんですが、国も調査の指示を出していて、三重県内でも県ではなく市町村が持ってるものもいろいろあるんだと思うんですけれど、今、点検状況、どういった進捗になっているのかということと、今後何かBCP対策ですとか、検討していかないといけないことがもしあれば教えてください。
(答)まず県が持っている施設ですけど、農業用水に関しては工業用水、水道用水との兼用のものも含めて47ございます。それから工業用水が専用のものが一つ。それから、水道用水が一つということでありまして、ちなみに先ほど申し上げました、農業用水で兼用のものは、水道との兼用が一つ、それから、工業用水との兼用が二つですので、農業用水専用のものについては44ということになります。これにつきましては、今回の愛知県の事故を受けまして工業用水、それから水道用水については、5月18日に緊急点検を実施をしてまして、取水量が低下してないかとか、あるいは上流側の水位が下がってないか、あるいは渦が巻いてないかとか、下流側で湧き水の兆候である気泡などが出てないかなどについてのチェックを行いまして、堰本体からの漏水も見てますけど、異常がないということを確認をしております。農業用水については、5月の20日からチェックをしておりまして、昨日までで、全ての施設についてのチェックを終えております。これもチェックの項目は同様でありまして、水位が低下してないかとか、水の量が減ってないとか、あるいは渦巻いてないかとか、あるいは下流の方で湧き水が通常ではない形で出てないかというのを目視でチェックをしてますけれども、異常は確認がされませんでした。それで、市町やあるいは管理組合が持っておられるところもあるので、そこについてはチェックをお願いしますということでお願いしているところであります。そういうことですね。はい、以上であります。そうか、BCPですね。
 
(質)もし、あれば。
(答)BCP、工業用水とか水道用水につきましては、定期的なチェックをしておりますので、今のところはそれでやれるんじゃないかなというふうに思っています。月2回の巡視の点検と、それから年2回の定期的な点検。これはコンクリートの劣化とか割と大がかりなものを見ますけれども、そういうのやってますんで、とりあえず今はそれでいけるのかなというふうには思っているところです。それから、農業用水については、代掻きなんかをする、田植えの準備ですね、それをする前に、実際にその用水を使い始める時に、通常、チェック、目視チェックをしておりますので、これでいいんではないかというふうには思ってますけど、注意深く見守っていくということと、それから、特に農業は実際に使っておられる方はおられるわけですので、その方々から異常の報告、あるいは通告などがあった場合には、直ちに対応するということをやる予定にしております。
 
○海外からの観光客受け入れの再開
(質)先ほどのコロナのところのお話で、インバウンドの再開、具体的に6月10日という日付も出てきましたけれど、三重県として、例えばもちろんコロナ対策、先ほどおっしゃったようにやるっていうのが前提ではあるとは思うんですけれども、インバウンドを呼び込むための方策というのは、何か具体的にお考えでしょうか。
(答)既に、ランドオペレーター、旅行代理店の方々、外国に本社があって、それを受けて日本で設定をする、ルート設定をしたり、あるいは商品造成をする人たちがランドオペレーターっていう方がおられますけど、そこの方々に働きかけをもう既に県からしておりまして、三重県ツアーを作ってくださいというお話をしております。それから可能であれば、6月10日までにというふうにも考えておりますけれども、久しぶりのインバウンドの再開ということもありますんで、受入れ側の事業者の方々戸惑いもあると思っています。それからコロナのもとでのインバウンドっていうのも初めてのケースになりますので、さまざま新しい課題も出てくる可能性もあります。従いまして、観光に関しまして私ども本部を、先ほどの人口減少と同じ3月に設けておりますけれども、この中にワーキングという形になるんでしょうか、インバウンドの議論をする問題点について話し合うような場所を設けて、6月10日前後に議論したいというふうに考えています。どういう問題が出てくるのか、それに対してどういう対応を取り得るのかということを考えていきたいと思っています。
 
○松阪市の風力発電所建設計画
(質)松阪市の風力発電計画の話なんですが、先週、地元の団体が知事にも署名を提出されたと思うんですけれども、改めてこれについての受け止めをお願いします。
(答)よく地元の方々と話をしていただく必要があるというふうに思っておりまして、地元の方々はやはり心配がかなりあるんだということを私も感じたところでありますので、事業者の方々がしっかりと話をしていただいて、地元の理解を得ながら進めていただきたいというふうに思います。特にやっぱり説明というのが大事だと思いますので、それを怠ることなくやっていただきたいというふうに考えております。
 
(質)その他、よろしいですか。第二さんも含めてお願いします。
 
○中部圏知事会議の三重県での開催について(発表)
(質)じゃあ発表項目から。中部圏知事会議ですけど、静岡県さんがリニアの関係の協議会でしたっけ。あそこに入られる云々というのは前から言われていて、東海三県二市会議だったと思うんですけど、愛知県の大村知事は、これはリニアの建設に賛成の自治体が入っていると。だから、そこに異論を持っている静岡県さんが入られるのはいかがなものかということをおっしゃったんですけど、先ほどの知事のお話だとそれは支障がないという話なんですが、そこは三重県としては静岡さんが入られるのは支障はないわけですか。
(答)これは会長である愛知県知事、大村知事がおっしゃっておられるのは、リニア建設促進をするということを確認できれば入っていただくというふうにおっしゃっておられるわけでありまして、それが確認をする手だてについては、愛知県さん、あるいは大村知事の方で考えられる話でありますけれども、その確認が取れた後、各県に愛知県さんが照会をされるということでありますので、私どもに問い合わせが来る時には静岡県さんとしてリニアの建設を促進したいということで賛同されるという前提ですので、それであれば私どもは何ら入っていただくのに課題がある、問題があるというふうには考えていないところであります。
 
(質)そこが川勝さんのなんというか頭がいいというか姑息というか、そういうところがあって、総論賛成、各論反対で建設に反対しているわけではないとずっとおっしゃっていて、でも個別の流量問題に関しては、大井川の、そこにひっかかるからということで、これは違う方向でということをおっしゃっていて。要は総まとめすると反対の状態なんですね、今。そこのところで、これ確か協議会そのものは全会一致ですよね。例えば何かの案があった時に、参加県が一つでも反対したら、それはもう通らないという、そういう仕組みじゃなかったでしたっけ。
(答)そこはちょっとすみません私よくわかりませんので確認をしてみたいと思いますけれども、それは運営をされる会長の愛知県さんのご判断かなというふうには思っています。建設促進について賛成であるということであれば、そこは私どもとして愛知県さんがご判断された上で各県に問い合わせをされたのであれば問題はないかなとは思っています。水の問題については、これは前からですけれども、科学的あるいは実証的に議論をしていって結論が出てくる話だろうと。プロの世界で第三者の方々が専門的な意見を述べられるというものではないかなとは思いますけれども。
 
(質)去年11月に関係のリニアの協議会を大阪でやった時に、あの次の日か当日か、有識者の考えが出て。
(答)ありましたね。
 
(質)そこで最初、静岡県副知事はなかなか、静岡とずっとそこは情報共有してというようなことも付帯でついていたので評価していたけど、結局、数日後に川勝知事は、あれでは納得できないというようなことをおっしゃって、結局そのまま来ているじゃないですか。そういうのからいくと、このやりとりを三重県知事として見た場合、会長の大村さんのご考えはあるにしても、県としては、国交省におられた経験も含めて、この今の事態というのを、一見知事はどうお考えですか。
(答)リニアについては、全線の1日も早い開通が望ましいということですので、静岡県知事が建設促進という気持ちを持って、前に向いていただくのは非常にいいことだと思います。個別の問題については先ほど申し上げましたけれども、科学的あるいは実証的に判断が下されるところだろうと思っていますので、そこは個別にお話をしていただいて、納得をしていただければというふうに考えているところです。
 
(質)要は、大村さんが何らかの考えを示した段階で、三重県としてもそこに従うのか、別の考えは多分ないと思いますけど、そういう判断をするということですね。
(答)建設促進をしたいという知事さんを入れないということではないと思いますので、そこはリニアをどんどん作っていきましょうという気持ちを持った知事さんが集まって議論する場ですから、そういうふうに考えていただけるのなら、ご参加というのもあり得るとは思いますけどね。
 
(質)あと、BANKYO文化会館というのは、多気町の文化会館がネーミングライツで万協製薬のをBANKYOを付けていると、そういう場所ですか。
(答)そんなふうに聞いています。
 
(質)ですね。
(答)はい。
 
(質)万協さんの施設じゃないですよね。
(答)ではなくて、ネーミングライツでというふうに聞いています。
 
○宅配事業者等と連携した再配達削減の取組について(発表)
(質)あと、宅配事業者の志摩市と桑名市の選定ですけど、新興住宅地云々とかいうのをさっき事務方がおっしゃったんだけど、それで決め打ちで県が判断してそこ決めたのか、それとも29市町に網をかけたら手を挙げたのがこの2つだったのか、どちらですか。
(答)これはどうですか。
(答:環境生活部)積極的に脱炭素宣言をしているところにご協力をお願いさせてもらいまして、桑名市さんと志摩市さんは早くからそういう宣言をしているので、一緒に取り組むということでやらせてもらっています。
(答)モデル地区をいくつ作るかということもあると思いますけど、とりあえず2つでやってみるということなので、前からそういう対策を取られる、気持ちを持っておられるところに今回やったということですね。今後、その状況を見ながら広げていくこともあり得るということです。
 
(質)だから、29市町に等しくモデル地区を今回しますけどどうかって網かけたわけじゃなくて、県の方から決め打ちで、そこのところわりと積極的なところを、市を2つ選んで、そこが志摩市と桑名市だったという話ですか。
(答)そういうことですね。
 
○新型コロナウイルスの感染状況等について(報告)
(質)あと、マスクの着用なんですけど、月曜日の議会の代表者会議でも問題になっていて、厚労の通達はわかるんだけど今後変わる可能性もあるので、そこは県当局の対応を見て規則を決めていこうというふうなことを、議会ではちょっとなっていたんですけど。一応、厚労の方針はわかりますが、これを見て、要はこれ以上踏み込んで緩めるのか、あるいはこの今の規制を守るのか、そこのところの三重県としての判断はどうされるんですか。
(答)今のところは、国の方針に従ってやっていくということですね。今後どういう事象が出てくるかわかりませんので、新しいエビデンスが示されたら、それによって考え方が変わるかもしれませんけど、今のところはこういうことで考えています。
 
(質)ということは、厚労方針にある程度、準拠してやるということでいいんですね。
(答)医学、あるいは感染症の方のご判断が入っているとこですので、これに関して何か新しいものとは考えていないです。
 
○知事不在時の危機管理対応
(質)あと、その他項目で何度かお聞きしているんですけど、知事が東京に週末自宅の方に帰られたりとか、公務の出張とあわせてそういうことがある時に、一応ガイドライン、不在時のガイドラインをどうするかと。これについては探してみるということで、それが探されているのかどうかわからないんですけど、ただそれを置いておいても、知事は早めにそういうガイドラインは作りたいというようなことを、前おっしゃったんですけど、これは今、進捗状況はどんなふうになっていますか。
(答)担当部と話をしているところですので、しかるべきタイミングで出来ていく、作っていくものだと考えています。
 
(質)早急にというのはどの範囲を。
(答)ガイドラインという形にするかどうかは別にして、緊急事態が起こった場合には、担当部長もしくは統括監、危機管理統括監の方から連絡はもらっていますので、あとはどうやって帰るかというところで、具体的な話は東京事務所、それから防対部、担当部ですね、と話はしていますので、ガイドラインを作らなくても、すぐに帰ってこれる状況はほぼ出来ているかなとは思っています。
 
(質)ガイドラインを作らない形でできるというのは、今確定しているんですか、それともまだこれからですか。
(答)これからではありますけれども、ほぼ公用車を使いながら戻ってくるとか、公共交通機関が動かなかった場合は。というようなことは考えていますので、支障がないようにというふうに考えているところであります。
 
(質)公共交通機関が動かない場合は、いわゆるこの前の秋篠宮じゃないですけど、車で戻られるということですか。
(答)それはそうでしょうね。
 
(質)でも、公共交通機関が必ずしも使えない状態ばかりとは限らないですよね。
(答)それは、使えれば公共交通機関で帰ってくることになると思います。
 
(質)なるほど。確定したら、ガイドラインを作る、作らないは別にして、こういう形になりますよというのをお示しをいただけますか。
(答)それは検討してみます。
(質)じゃあ是非、重要なことですので。
 
○電力需給ひっ迫
(質)あと、電力ひっ迫なんですけど、これは閣僚会議を昨日か何かされて、そういう状態にあるかもしれないということで、県としてはこれを受けて何か動きはされるんですか。
(答)これはまだ私の方では聞いていませんので、確認をしてみます。
 
○伊勢市の学習塾費用の助成
(質)あと、伊勢市さんの方で学習塾費の支援という形をされていて、これだけ物価高騰とかいろいろ理屈は立つにしても、知事個人としては、三重県知事としてこの政策については何か評価はありますか。
(答)私はすいません、そこちょっと聞いていないので、聞いてみます。
 
(質)聞いていないということは、新聞でも見ていない。
(答)そこは見ていないですね。
 
(質)どうお考えかというのは、次あたりお聞きしてもいいですか。
(答)そうですね
 
○台湾有事
(質)あと、バイデン大統領と岸田首相の会談等で、台湾有事の関係が出ましたけれども、これについては、そういう関係のところのある程度知識とか経験もおありの一見知事にお聞きしますけど、あれについてはどういうふうにお考えですか。
(答)大統領の発言ですか。それはアメリカ政府が発言というか、その後説明しているとおりだと思いますね。
 
(質)そこは、大統領の発言が妥当なんですか。
(答)アメリカ政府としては、今までの考え方を変えているわけではないと言っているので、考え方を変えているわけではないと思いますし、大統領は大統領でご発言をされたということだと思いますが、一県知事として何かそれについてコメントするような話ではないとは思います。
 
(質)でも、あの関係は一番いま三重県の中でお詳しいのは知事。
(答)いえそんなことはないと思いますし、それは三重県知事としての話ではないので。
 
(質)知事としてはちょっと踏み込めない。
(答)踏み込めないというか、アメリカが言っているとおりだと思いますけどね。
 
(質)岸田さんの意図は、攻撃力とかを含めてある程度の対応を上げていくと。なおかつ、沖縄返還時の元々米国との対応というので、基本的に変わっているわけではないと。そういうことを含めてバイデンさんがある程度、もし台湾有事のようなことがあった時には、それなりに当然軍事発動するというようなことを匂わされたんですけど、これについてはその場合、日本というのはそこに組み込まれて同じように行動するのかどうかとか、そういうことについては何か知事はお考えにはならないですか。
(答)かつての周辺事態、今の重要影響事態に該当するかどうかということで、自衛隊も含めて行動が起こるかどうかということだと思いますけど、三重県としてどうこうということではないです。もし攻撃が三重県に及べばというのは、国民安全保護法の観点から知事として対応することは出てくると思いますけれども。
 
○海上保安庁での勤務経験
(質)海保にいられた時に、尖閣の問題等は関わられていないんですか。
(答)そうですね。
 
(質)尖閣は関わられていないですね。
(答)関わって。
 
(質)関わられていない。要は海保にいられた時に、中国と揉めた問題とかあって、そこは、当時海保の勤務時代にそういうことが庁内で話題になっていたとか、そういうことのご体験はないんですか。
(答)話題になっているというのは、尖閣について。
 
(質)尖閣に中国が実効支配云々とかいう形で揉めたじゃないですか。石原都知事が尖閣を買いました、都の方で、土地を一部。
(答)土地を買うために募金をしたということですね。
 
(質)それで国会でも問題になって、いいのかどうかという話になりましたけど、あの時に海保にはいらっしゃらなかったんですか。
(答)それは石原さんが募金をしてお金を集めた時という意味ではいなかったですけど、その後はおりましたし、当然、海保次長ですから、尖閣の問題全てについて関与していたということですね。
 
(質)尖閣は、海保にいらっしゃった時にどういう捉え方をされていましたか。どういう捉え方。つまり、中国の言うのも一理あるよねとか、あるいは日本のもちろん占有権はあるとか。あるいは、石原さんの、当時の都知事がやられたことは逆に言ったら困ったよねという国会議員の方もいらっしゃったじゃないですか。
(答)この記者会見の場でそれをお話しするのが適当かどうかというのはありますけれども、尖閣に関して言うと、歴史的にも国際法的にも日本の領土でありますので、中国が現在、力によって現状を変更しようとしている行動をしていますが、これは国際法的にも許されるものではないということで、海上保安庁の巡視船が中国の海警局の船と、それから尖閣の間に入って日本の権利を守っているということですね。それに尽きると思います。
 
(質)どうも。
 
(質)その他、よろしいですか。
 
○新型コロナウイルスワクチンの廃棄
(質)さっきちょっと聞きそびれちゃってすみませんでした。ワクチンをさっきお尋ねした背景に絡んで、例えば四日市市なんかですと自分とこの町に来た時点で、もう既に期限の3カ月が過ぎちゃっているものが来るとか、そういうこともあって、なおさら捨てる量が多くなったことにつながっているところもあるようなんですが、今度、県としてもちろん市町村の見通しによるところはあるんですが、県としても今後廃棄を減らすために何か国に働きかけるなど、何か方策とか、今後やっていった方がいいと思うことってありますでしょうか。
(答)過ぎていたものがあるかどうか、間近のものがあったという話は。
 
(質)期間がちょっとつまり短くなっているということですね。
(答)という話は、という報道には接しておるわけでありますけど、今後こういったことのないように、県としてコントロールできるようなところがあれば、あるいは自治体の方にこういう方がいいんじゃないでしょうかということを申し上げる必要があれば申し上げますし、それから国に対してちょっとこれ期限短いですねという話を言わないかんということでありましたら言っていきたいと考えております。
 
(質)その他、よろしいですか。終わります。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
 

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