現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5.  知事会見 会見録 令和5年1月5日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和05年01月10日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年1月5日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・知事の年頭あいさつ
みえ県民1万人アンケート(第1回)の実施について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・内閣総理大臣の神宮参拝
・知事公舎
・新型コロナウイルス感染症
・職員への年頭あいさつ

発表項目等

(知事)年頭でございますので、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日は、私の方から1点、ご報告がありますけれども、その前に年頭の、今年最初の記者会見ですので、少しちょっとだけお話をさせていただきたいと思います。先ほども、職員の皆さんへの挨拶で聞いておられる方もおられると思いますけれども、昨年は、非常に日本全体が、三重県もそうでしたけど、混沌としたカオスの中におるような感じの年やったような気がします。コロナも大変でした。第6波が1月からありましたし、7月には第7波。それから、10月には第8波ということで、大変な年でありました。それから、2月にはロシアがウクライナに侵攻して、まさかこんなことが21世紀にあるのかというようなことが起こった時代であります。国際社会もどちらかというと、民主主義陣営と、それから専制主義国家陣営に何となく分かれてきたような感じがありまして、今年は今まで、去年混沌としていたものが、何となく形が見えてきたというような年になってくるのと違うかなと。見えてきたものに、どうやって対応していくかということがポイントになってくるというふうに思います。コロナもちょっと変異種が出てきているので大変ではあるんですけれども、感染力はものすごく強いというふうに聞いていますが、重篤化率は低いということで、やがて収まってくるのではないかと。希望的観測も入れてですけど、そんな気がしています。そういう意味では、コロナとの戦い方も決まってきて、どういうふうにやっていくのがだんだん決まってくる、そういう年ではないかなと。そういう年で、三重県がどうやってこれから発展していくかというのを考えなあかんというふうに思いますけれども。二つ大きなポイントがあるかなと思っていまして、三重県がこれから発展していくのに。今年、イベントと言いますか出来事ですけれども、一つはG7の交通大臣会合が志摩で、伊勢志摩交通大臣会合ということで、今年の6月に開かれます。これはG7の国々だけではなくて、ほかの国にもですし、それから国内に対しても伊勢志摩という非常に良いところがあるんだと。三重県の良いところを売り出していく機会にはなると思います。これをぜひ使いたいと思っています。それから年内か、あるいは年度内には、これは4月以降ということになりますけれども、リニアの今の駅ですね。3つの候補を、私どもからJR東海さんに提示をさせていただいております。去年の11月ですけど。これがJR東海さんの鉄道特性の検討を経て、また我々の意見も聞いていただいて、絞り込みの段階に入っていくことになると思います。そういう意味では、これも三重県にとって非常に大きなポイントかなというふうに思っているところであります。昨日、総理が伊勢神宮にご参拝をされて、私も同行させていただいておりました。そこでご質問も、記者クラブの方からしていただいて、総理からリニアについても、一歩さらに前に進めると。前進させるというお話もいただいております。我々としても、責任も生じていると思います。名古屋から以西の方、しっかりと検討を進めてくれということだと思いますので、やってかないかんと思います。それから、総理のご発言で申し上げると、子どもの少子化対策をしっかりやるという、出生率の改善ということだと思いますけど、これは三重県は去年からやっておるわけですけれども、今年は実行をしっかりとやっていかないかんということでございます。今まで検討してまいりましたけど、何から着手をしていくのか、まず予算面でどうしていくのかというところが来月出てくるということになると思います。そういったことをしっかりとやっていくようにしたいと思っていますけど、先ほど今日の朝、職員の皆さんに挨拶をさせていただきましたけど、今年は今まで検討していたものを実行する断行の年ということで言いました。断じて行う、しっかりとやっていくという年。それから、県民が判断の軸というのが、毎年言っているわけですけど、県庁の人たちが働くにあたって、何が一番大事かというと、県民がどう考えているか、県民のためになるかどうか、それを判断の軸にしてくださいということを申し上げたわけでありまして、私の言いたいことはここに尽きているということです。積極的に仕事をしてくださいということも併せて申し上げましたけど。今年はいい年になりますように。私もしっかり仕事をさせていただきたいというふうに思っています。まず、1点目は以上でありまして、報告事項、年頭のご挨拶ですね、以上でありまして、報告させていただく事項でございますが、失礼しました。その関係でいうと、挨拶の中で一つ言わないかんです。観光の関係です。観光の関係ですけども、数字はまだこれからですので、今度の会見の時にお話を申し上げますけれども、お正月に伊勢神宮の三が日の参拝者数は、これ報道も出ていますけど、37万5,000人ということで、去年に比べると1.13倍。それから、コロナ前の令和2年比でいうと7割ということで、ほぼほぼ戻ってきておられるというふうに考えるところです。10月の観光庁の統計では、三重県の宿泊数ですけど、宿泊数95パーセント。10月ですよね、95パーセントですので、かなり戻ってきていて、年末年始もかなり人出が戻ってきておるかなと、そんな感じがします。コロナは、まだ第8波の真っ只中ではありますけれども、人出自体は、若い人を中心にですが戻ってきているかな、経済も回り始めるかなというふうには思っているところであります。
 
それから、報告事項。すみませんでした。報告事項に戻りますと、「三重県民1万人アンケート」というのをやらせていただきます。これにつきましては、今までは「三重県民意識調査」ということでやらせていただきました。ちょっと名前も柔らかい感じで親しみを持っていただけるようにということで、「県民1万人アンケート」ということを担当課の方で考えていただきました。私もこれでいいと思いますけど。1月の11日からアンケートを送付をさせていただきます。1万人の方に送付をさせていただきます。調査内容につきましては、ビジョンやプランの内容も踏まえて見直しをさせていただいております。その中身ですけれども、生活の満足度でございますとか、人口減少対策とか、防災、観光などについてお伺いをするということにさせていただいています。回答は郵送で受け付けをさせていただくほか、インターネットでも受け付けさせていただくということでございます。回答の期限は2月の8日ということでお願いをしたいと思います。ぜひご協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。私からは以上でございます。
 
発表項目等に関する質疑
 
知事の年頭あいさつ
(質)まず、知事の年頭のご挨拶についてですけれども、いくつかお聞きしたいことがあるんですが、先ほどの職員向けの訓示でも少子化対策、子ども施策をまずやりたいと知事おっしゃってましたけれども、具体的に、例えば東京都ですと18歳以下の子どもに月5,000円配りたいというようなかなり具体的なことも都知事おっしゃってますが、知事として子育て施策、少子化対策で具体的にこれをやりたいと、そこまで5,000円とかというはっきりじゃなくてもいいんですけれども、どういう分野に特に注力したいかというようなこと教えてください。
(答)東京都うらやましいですね。やっぱり財源持っておられるところはすごいなと思いますけど、三重県なかなか財源ないのでそういうことできないんですけど、ぜひああいうこと国がやっていただきたいですね。東京都が先行的にやられますと人口がそっちに動いていってしまうんじゃないかという危惧がありますんで、国でやっていただけるといいなというふうに思いますけど、三重県で今実は予算の議論をしている中で考えているところでありますけれども、まだ具体的なものは明確に申し上げられませんけれども、三重県、人口減少対策で大きいのはこの間も申し上げたかもしれません、4つあると私は思っていまして、一つは子育て環境の整備であると思います。子育てがやりやすい環境っていうのをつくってあげないといけないなということがありますし、それからやっぱ雇用が大事であると、2番目ですね。3番目がにぎわい、そして4番目が癒しだろうというふうに思ってます。三重県は自然非常に豊かですから、癒しはあるんだろうと思っておりますけど、にぎわい、それから雇用も確保ができていると思いますけど、それから子育て環境これから整備していかないかんというふうに思います。今検討を進めているところなので、具体的なものをこれからなんですけど、一つは児童相談所、一時保護所の施設の整備をしっかりやっていかないかんというふうに思っています。それから、また医療関係で、子供さんお金がかかるところもあるので、そこをどんなふうに支援ができるかということを今検討しているところでございまして、具体的なところはまた予算の発表させていただく時にお話をさせていただきたいというふうに思っております。
 
(質)児童相談所の件ですけれども、たしか補正予算で。
(答)そうですね。北勢児相の改修費を計上させていただきました。お認めをいただいています。児童相談所(正しくは「一時保護所併設の児童相談所」)は県内に二つあります。それからもう一つは、子どもを保護をさせていただいている施設で国児学園というのがありますのでその施設。改修をしたところ以外のところを考えているというふうに思っていただければ。今まさに検討中ですので、また具体的になりましたらご報告申し上げます。
 
(質)今年は断行の年であると、実行に移していくということもおっしゃられましたけれども、具体的に何を実行に移していきたいか、昨年度議論とか調査を重ねていたものの中で何を実行したいかということを教えてください。
(答)多くのもの、たくさんあるんですけれども、例えば例で申し上げますと、一つは先ほど申し上げた子どもの施策についてもそうなんですけれども、できるものをしっかりやっていかなきゃいけないというので、少子化対策についても議論しました。自然減の対策、社会減の対策ですね。それは移住も含めてということになりますけれども、今申し上げたような点も含めて、予算面だけではなくて、予算さん以外の点でも実施できるものは実施に移していくということですし、それから災害の対応、防災対応、これも津波避難の施設も含めて実施に移していきたいというふうに思っています。それから産業政策でいいますと観光もそうですけれども、既にもう実施に移している部分もあります。首都圏への、三重県の観光魅力の発信というのをやらせていただいていますけれども、それにとどまらず、例えばDMOの充実でありますとか、あるいは外国人観光客のインバウンドの増加をさせるための施策の実施とか、さまざまなことを実施に移していくことになると思います。これも詳細は2月の予算の時にたぶんお話しできるというふうに思います。
 
(質)年頭あいさつでは、職員に向けてというところだったと思いますが、改めて県民に向けての知事の決意だったり、今年に向けた意気込みというところをお願いします。
(答)去年はコロナで相当大変な思いをされた方多かったと思います。県民の皆さんのおかげで、第6波、第7波、そしてまた第8波は途中ですけれども、何とか今までやってこれたと思います。ご協力に感謝を申し上げたいと思います。希望的観測も含めまして、コロナは今年は少しは収まっていくんじゃないかなという気がして、もちろん油断はできませんけれども、今年は経済を本格的に回していく年になると思います。6月にはG7の交通大臣会合も伊勢志摩で開かれます。それから恐らく年内か令和5年度内にはリニアの駅の絞り込みということもあると思います。三重県にとって発展をするためのきっかけになるものが、イベントといいますか、それがある年であります。明るい年になるということに期待をしておりますので、ぜひ県民の皆さんもコロナに気をつけながら経済を回していただいて、明るい夢を持ってやっていただきたいと思います。
 
みえ県民1万人アンケート(第1回)の実施について(発表)
(質)みえ県民1万人アンケートについて伺います。改めてですけれども、これも名称が変わったということですが、県民意識調査という名前の名称から考えると、どのくらい続けてやっているものなの改めて教えてください。
(答)元々隔年でやってたと伺ってますけど、平成10年からやっていて、毎年になったのは平成14年ということで聞いておりまして、名称は平成14年から県民意識調査やったんですか。
(答:戦略企画部)みえ県民意識調査という名前は平成23年度から、それまでまた違う名称でやっておりました。
(答)それまでちゅうことですか。
 
(質)それは1万人にアンケート調査をということですけれども、基本的にどのくらいの率で返ってくるものなんですか。
(答)今までの回収率ですか。
(答:戦略企画部)みえ県民意識調査11回やってましたけれども、平均が53.3、約半数でございます。
(答)半数ぐらいですね。
 
(質)個人的な意見になるかもしれないんですけど、この項目について伺いたいんですが、子育てとか結婚の分野に関してですけれども、子供がどのくらいほしいかとか、あと結婚について、結婚をしたことがありますかとか、結婚に対する考えはとかっていう、かなり子どもとか結婚の政策についての質問が多いなと思ったのですが、これは何か理由というか。
(答)人口減少対策をしっかりやるという中で、もちろんお答えにならない部分というのか、答えたくないというのに答えていただかなくても別に問題ないんですけど、人口減少対策をやる中で自然減の対策というのは大きな柱の一つですので、その部分で答えていただける方にお考えを教えていただければということでそこを盛り込んでおります。
 
(質)昨年というか、今までの県民意識調査から、例えば大幅に質問項目を変えた部分ですとか、質問の項目多くした部分ですとか、何か変わったところっていうのはどういうところに。
(答)今ご質問いただいた人口減少の関係の部分というのは増やしております。それから、防災についての質問というのも、前もやってないわけではないんですけども、そこも増やして聞いておりますし、それから観光についても質問させていただいております。さらにリニアについても質問をさせていただいているというあたりが今までの意識調査とちょっと変わったところというところでしょうか。あと何かあります。
(答:戦略企画部)あと加えまして、今まで幸福感をメインで聞いておりましたけども、生活の満足度いうのを県として初めてお聞きすることになります。以上です。
 
(質)そこはどう違うというか、なぜ変えたという。
(答)幸福度と満足感ですか。これは幸福感と言われたときに、幸福ですかというと、幸福って考えられる方もおられると思うんですが、何て言うんですかね、どういう数値なんかってのはなかなか難しいですよね。満足してるかしてないかというと、してるしてないこれも難しいとこではあるんですけれども、どちらかというと楽観的に答えられるのは満足感の方かなという感じ、もちろん自分の主観あるんですけど、というのがあります。それからあと内閣府の方でもどうもアンケートをやっておられるらしくて、そこでは満足度っていうのを聞いておられるらしいです。それで全国の数字が出ますので、三重県で同じことを聞いてますので、比較ができるという意味でも満足度の方がいいんじゃないかなということを担当課で考えてくれました。私もそれでいいと思います。
 
(質)このアンケートについて質問がある社はお願いします。
 
(質)年に1回継続して毎年やっていくということでよろしいでしょうか。
(答)これからということですか。
(質)来年以降も。
(答)当初からずっと1万人の方に聞いていますので、来年以降もやっていきたいと思います。
 
(質)満足度という質問の設定も変えずに。
(答)今のところはそうですね。内閣府の質問なんかも参考にしながらということです。今のところ変えなくていいんじゃないかなとは思います。
 
(質)毎年いろいろな形で変わってしまうと、答えがどのように変化しているかというのが掴みにくい。
(答)掴みにくいですよね。
 
(質)この形で固定する方針になるのかどうかというのを確認させてください。
(答)全部が全部ということではないと思いますけど、今のところ満足度のところはこれでいいんじゃないかなと思います。
 
(質)リニア中央新幹線ですが、県が今年力を入れるのものだと思いますけども、設問が1問しかないうえに、設問が流動的ではないかなというふうに思いました。東京で1時間、大阪は20分で結ばれるので何を期待しますかということですけれども、料金だったりダイヤが1時間に何本あるかとか、あるいは何人が乗れるかとか、そういったことがはっきりしてない中で、こういうこと聞いてもきっといい答えしか返ってこなくてこれから政策を進めていくうえでの参考になるのかどうか。社会科学的になるデータが取れるのかなと疑問に思いました。もう少し何か精緻に作った設問を作られた方が、これからリニアを進めていくうえで有意義なアンケートになるんじゃないかと思ったんですが、いかがでしょうか。
(答)リニアはまだ決まってないことが結構多いので、今は決まっている部分でいうと、どのぐらいの時間で東京を結ぶかというその辺しか出ていないものですから、その部分をとりあえず書いてあるということで、私どもは誘導するつもりはないんですけれども、それに対してどう思っておられるかっていうところで分かっている部分で答えていただくということを考えているところです。恐らくおっしゃるように、これから料金でありますとか、それから本数とかが出てくると思うので、県民の皆さんのお考えはひょっとしたら変わっていくかもしれません。今、分かっているところでどうでしょうかということを今年は聞かせていただいて、来年、再来年とさらに明らかになってくれば、また追加で質問させていただくことが、先ほどの記者の質問にもあると思っています。
 
(質)ご自身の生活の満足度は何点ですか。
(答)2月8日までに考えたいと思っていますけど、満足度ですか、どの程度満足しているか、今度までに考えておきます。
 
(質)アンケートについて質問はよろしいでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
内閣総理大臣の神宮参拝
(質)発表項目外で伺います。先程も昨日の総理の伊勢神宮参拝についてお話しいただきましたけれども、改めて昨日総理とお話されたかどうかということと、総理が伊勢神宮に参拝されて会見でもいろいろ少子化対策のことも語っていましたけれども、改めてご感想をお願いします。
(答)昨日は去年と違いまして、総理の伊勢神宮のご参拝に同行させていただいたのは2回目なんですけど、去年はコロナの関係で閣僚もおいでになられませんでしたし、県内の自民党の国会議員の方も数を絞られたようでありますので、総理とお話をさせていただく機会はそんなに詳しく政策論とかは全然なかったんですけど、お話は若干ありました。昨日は沢山の方がおいでになられましたし、総理の近くには閣僚の方がおいでになられますので、ご挨拶程度「ようこそいらっしゃいました」というあたりしかお話ができませんでした。ただ逆に、閣僚の方ともお話をさせていただきましたし、それから総理に随行されている事務方とお話をさせて頂く機会もあったりしまして、そういう意味では有意義であったと、去年の形も良かったし、今年の形も良かったなというふうに思います。それから総理が昨日会見を神宮でされました。少子化対策についてもお話をされました。異次元の少子化対策をやるということで、今まで外国に比べると日本は少子化対策が遅れているとずっと言われてきました。フランス、スウェーデン、そしてドイツもそれを追って子供の数を増やしているということですね。ですから、日本もようやく政府が本腰を入れてくれるようになったなと。三重県は私が就任をさせていただいて、去年の4月に組織を作ってしっかりやろうということでやってきましたけれども、政府としてもこれは看過できない問題であるということで、しっかりやるというふうに言っていただいたので、これはいいことであるというふうに思います。それ以外に総理おっしゃっておられる賃上げですね。これも日本がデフレ社会に陥らないという意味では、今賃上げをして成長を確保していくということが何よりも重要なことだと思いますので、これは企業の方にやっていただかなきゃいけないので、政府が何かということではなく、旗を振るということだと思いますが、これも今の日本にとって必要なものであるというふうに考えています。
 
(質)昨日総理の会見で、異次元の少子化対策をするということと、三重県に関してはリニアの駅を活かしたまちづくりを支援していくというお話がありましたけれども、その絡みで県から国にこういう施策をやってほしい、後押ししてほしいと要望みたいな望むことというのはありますでしょうか。
(答)子供の関係でいうと、子供予算を倍増すると総理がおっしゃっておられます。その中身については昨日も来られていました小倉少子化大臣に指示をするということをおっしゃっております。これから検討されるんだと思いますが、実は秋の要望で小倉大臣のところに行かせていただいたときに、医療費の無償化について自治体ごとに自治体の財政力によって違うのはおかしいのではないかと思います。実は昨日も小倉大臣にその話をさせていただきました。是非、全国一律でやっていただきたいということ、そうじゃないと財政力のあるところに人口が増えて財政力がそんなに強くないところは医療費が無償化できないので、人口が増えないってこれはおかしいですから、地方で人が生活できるようにしていただきたいという意味も込めて、お話を申し上げました。そういう意味ではこれをこれからも要望をしていきたい。これは知事会にも話をしていますけれども、直接大臣にも話をさせていただいたということです。それからリニアについては、これから計画を作っていくことになります。今年ですね、正確には来年度予算ということになりますけど、基本計画を作っていくことになりますが、そこで総理のおっしゃったリニアの駅だけではなくて、リニアの駅周辺のまちづくりも含めて、そこまでいけるかどうか分かりませんけれども、どんな形で周辺部を発展させていくかということも議論をさせていただきたいと思っております。
 
(質)何度も申し訳ないんですが、リニアの計画というのは、どういう。
(答)基本計画、全体的にはリニアの駅が三重県にできるということで、三重県としてはどういう対応をしていくのか、どういう発展の形があり得るのかということを議論をして文書につくっていくと、こういうことでありまして、名古屋から東側はそれぞれの県が一定つくっておられるようなものを三重県でもしっかりつくっていくということです。
 
(質)質問がある方、お願いします。
 
知事公舎
(質)年末に知事のお住まいを巡るこれまでの議論の取りまとめの紙が出てまいりました。いろんな意見があったと思います。それをまず読まれてどういう受止めでしょうかというのが1つ目の質問で、もう一つが結論的にいつ、どういうタイミングで公邸をめぐる判断をされるのか教えていただければと思います。
(答)後者について先に申し上げますと、これからいつまでに何を決めるかっていうのを実際に決めていかないけないんですけど、まだ明確に決まっているわけではないということでありますね。それで年末に有識者の方々の意見書をまとめていただいています、本当に感謝をしています。短い間でご議論いただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。受止めということで申し上げると、大きく2つのご提案をいただいたのかなと思ってまして、一つは現行の知事公舎を改修をして、そこに住むという案と、それから賃貸ですね、借上げということになると思いますけれども、そこに住むということで、2つのご提案をいただいて、どちらにするかというのを執行部と私で相談をさせていただいて決めていくということになるんだろうと思っています。どちらも一長一短はあるのかもしれませんので、じっくりと検討して、それから実際にもし仮に借り上げようとすると物件があるかどうかというのも一つの重要なポイントでございますので、そういったことも含めて検討したいと思っています。時期的には、そんなに時間をかけられないんだろうなとは思ってますけれども、いつまでにというのもまだ決めてるわけではありません。
 
(質)さっき物件がという話がありましたが、その賃貸するにして、その物件がなかったらやっぱりもうちょっと見送ろうかなとか、そういうこともあるということですか。
(答)それは現実問題ですよ、物件がないのにありませんので、賃貸であればということですね。
 
(質)今の知事公舎のところで質問させてください。有識者の方の意見が県民負担の視点とかいくつかの視点で意見をまとめてあったと思います、提言書の中には。ですが、具体的に何にプライオリティーを置くべきかということは、有識者の方から示されていないように思います。そこは知事もしくは総務部なんかと検討されていくところだとは思うんですが、現時点で知事としては何を優先して考えていくべきだと思われているんでしょうか。
(答)正直申し上げて有識者の方々との考えと完璧に合致しているわけではないとは思いますけど、これから執行部とも相談をしながら決めていかなあかんとこではあるんですけど、私自身個人で言いますとね、これは知事という職についての、未来永劫かどうか分かりませんけど、少なくとも三重県という県が存在する間、知事という機関はいると思いますので、その人にどう働かせるかどう働いてもらうかこういうことだと思いますので、執行部の考えも重要だと思いますけど、私自身個人的思いますのはプライオリティーは一番は県民負担であると思います。県民の税金で仕事をさせていただいているという意味で、県民負担がどれだけあるのか。今回の意見書の中には、これは事務方が提示をした数字がそこに載っているということなんですけれども、建替えをする場合とそれから改修をする場合、それから借上げをする場合、それから今の知事公舎をそのまま、そのままといっても適宜は改修するんですけど、どのぐらいの金額がかかるかっていうのは入ってたと思います。そういうのを見ながら、県民の負担がどうなるかというのを私一番これが大きいかなと思っています。2番目、私自身は知事が健康を維持しながら、職務にあたらなあきませんので、そこを特には住環境によってストレスもかなり出てくると思いますので、そのストレスが軽減した方が職務に集中しやすいものですから、2番目は私はそこであるなというふうに思っています。それ以外にはセキュリティーの問題であるとか、あるいは危機発生時の対応の即時性、それが確保できているかというところもあるとは思いますが、順番からいくと、私はその2つをまず挙げたいなと思います。
 
新型コロナウイルス感染症
(質)全く話題が変わるんですが、コロナのことについて改めてなんですか、病床使用率、現状を足元ふまえて県内の感染状況ですとかご認識を教えていただきたいんですけれども。
(答)コロナは、年始からちょっと数字的には新規感染者数は落ち着いた数字になってきていると思います。これは、おそらく病院にかかる人が少なくなっているというのもあるんだろうと思います。今日の数字でもうそろそろ発表だと思いますが、1,883と下2桁は多少前後するかもしれませんが、聞いています。ちょっとこれから何となく増えてくる感じがします。今まで1,100とか1,400ぐらいでしたが、1,800になって、年末年始に医療機関にかからなかった人がかかり始めて統計が出てくるので、明日以降、また増えてくる可能性は十分あると思います。ですから、病床使用率も今55パーセント、もう56に迫るぐらいの勢いですね。ですので、かつ病床の状況を病院の方に聞いてもらいましたら、徐々に厳しい状況になっているというふうには聞いております。したがいまして、重篤化しないとは言いながら、新規の感染者が増えてこられると、一定の割合で病院に入院される方は出てきますので、これから油断はできないなというふうに思っています。状況を鑑みながら、場合によると次の手を打っていかなきゃいけないというのが出てくるかもしれないので、準備は怠らないようにしいこうと思っています。
 
(質)あと、重ねて医療逼迫防止対策強化宣言を出すかどうかなんですけど、救急搬送困難事例ですとか、そういったことをふまえて今の検討状況はいかがでしょうか。
(答)まず病院の状況ですけれども、もう非常に逼迫化して、もうどうしようもないというところまではいってない、ただ、予断を許さない状況になりつつあるということですね。それから、救急搬送の困難事例について今調べています。年末年始の場合は、ちょっと通常の時期とは違うんで、搬送も増えたりはしていますので、その中で年末年始の休みが明けてそろそろ平常化してきますんで、その中で救急搬送困難事案がどれだけ出てくるかというのも考えながら、次の段階に進むかどうかというのを検討したいと思います。
 
(質)コロナのことで重ねて伺いたいんですけども、具体的な数字はあれなんですが、12月ぐらいから死者が多くなってきているように感じています。1桁台後半の日が多いかなというふうに思います。今、感染者数に比べてどのくらいの割合なのか、私もわからないんですけれど、死者が比較的多いということについて、県の分析であるとか、要因があれば教えてください。
(答)私も正確な分析を聞いているわけではないんですけど、特に高齢者の方であります、それから高齢者の方であって、その基礎疾患を有しておられる方がコロナが感染したことが引き金になってお亡くなりになるということではないかなというふうに考えています。若い方々は重篤化しない。ただ、基礎疾患を持った高齢の方々、お亡くなりになれる方もおられるということなので、コロナがおさまってくるのが一番いいんですけど、やはりこれだけ感染者が出てくるとお亡くなりになる方も出てくると、感染力が強いということではないかなと思います。
 
(質)これまでの第7波までと何か違うということは特に。
(答)今のところですね、株としてはBA.5ですので、第7波と同じ株ですから、そんなに。やっぱり感染者が増えてきているというところではないかなと思いますね。
 
(質)他に質問、ございますでしょうか。よろしければ、第二さんお願いします。
 
職員への年頭あいさつ
(質)今朝ほどの職員訓示なんですけど、理想に満ちたなかなかの職員訓示だったと。
(答)そうですか。
 
(質)ですが、昨日の岸田さんのあれを業界では会見とは言わないんですけど、年頭の所感表明としか捉えられないんですが、それと同じで、ある意味具体性というのが、知事の職員訓示でも、先ほどの少子化も今後出されるということなんですけど、岸田さんは異次元の少子化対策と言い、知事も少子化対策は国以上に大事だと。でも、具体的にどう変えるかというのは、まだ出てこないんですけど、これは2月8日なりの予算とかやった時に、ある程度具体的な説明というのは出るということですか。
(答)そうですね。今、予算の議論をし始めていますので、もちろん事務方はもっと前からやっていますけれども、どこから手をつけていくのか、どこからやっていくのかというのは、いろんなメニューはものすごく少子化なんかありますので、そのうちのどれを令和5年度にやるのかというのはお示しできることになると思います。
 
(質)例えば、年末にちょっと石原衆議院議員と話をした時に、石原さんがおっしゃるには根本的に法そのものを改正しないと少子化対策は無理だと。石原さんがおっしゃるには一応、今まで二人親、それと子どもが二人ぐらい、これが標準モデルとして法の中にも染み込んでいる。でも今は、ひとり親で、なおかつ子どもも一人か二人とか、要はそういう家庭も増えているので、そういうのも全部ひっくるめた法改正をしないと、なかなか少子化対策というのは解決しないと。なおかつ、18歳ぐらいまでは教育費、医療費、ここの面倒もみると。そういう根本的な法改正をやって、なおかつ子どもが産めることが幸せだとか、子どもを産むことの幸福感というのを作るようにしないと変わらないというふうにおっしゃっていたんですけど、そういう何か、地方自治体としてできる形でのそれというのは、知事がさっきおっしゃったような医療費とか、そのくらいですか。
(答)人口減少対策は、大きく、以前も申し上げましたけども、2つ柱があって、自然減の対策と社会減の対策があります。自然減対策は、おっしゃるように、石原さんもおっしゃっておられるのかもしれないですけど、制度的な部分が非常に大きくて、それも国全体の制度というのが非常に大きいんですよね。だから、そこで医療費についても、国にうちは要望を出しているという形なんですけれども、国でやってもらうものというのは、かなり大きいと思います。要するに自治体でやれるものは何かというとマッチングというんですかね、昔でいうとお見合いみたいな、出会いの場を設定するというようなことはやっていけると思いますので、それも今、検討しているところで、来年度予算でどんなことができるのかということ。それから、不妊治療は国もやっていますけれども、令和2年度から確か国が補助を実施したと思いますけど、三重県では国でやっていない11の施術についても補助をやっていますので、そういったところは横出しというのか、上乗せというのか、それはあり得ると思いますが、大きな大枠のところは、今ご質問いただいたように、国でやっていただくところが大きいと思います。他方、社会減対策というのは、これは国が何か音頭をとって、例えばデジタル田園都市構想みたいなあるとは思いますけれども、これはむしろ自治体の方が中心的にやっていくところだと思います。具体的にいうと、移住の促進でありますね。どれだけ三重県が魅力的かどうかということを訴えて、三重県で暮らしていただく、子育てをしていただく。これをやっていくということでありますが、ここは県でもしっかりやっていかないかんところだと思っています。
 
(質)職員訓示の中で、知事がなにも国の制度とかやり方に従っているだけじゃなくて、地方が提言していかなきゃいけないということをおっしゃったんですけど、これは歴代、田川知事からずっとそういう形で動いてきていて、一見知事はどちらかというとまず国の法制度があるということ。これは多分、国のお役人を長くやられていたので、どうしてもそういう考えになったと思うんですけど、1年以上経たれて、そこのところはちょっと切り替わってきたんですが、その形でいくと、例えば少子化にしても、千葉県流山市も別に国とかの制度に従ったんじゃなくて、独自で考えて駅ステーションの預かり施設をつくっているわけですよね。そういう地方の自由な発想というのが、これから知事も必要だというふうにお考えなんですね。
(答)それは、当然必要やと思います。地方がこういうことをやりたいというのがあった時に、今、国の制度がそれを邪魔するのであれば、その国の制度を変えてくれということはしっかり言っていかないかんというふうに思っています。それから、今日の職員訓示で、国の話をしましたのは一つの事例がありまして、北海道の障害者施設で妊娠をしないような施術を受けさせるというようなことがあったかと思います。あれも、三重県でもしっかりと調査しようよという話を言った時に、一つの考え方として国がこれから調査をするのでそれを待ちましょうかという意見もあったんですね。そうじゃなくて、我々はできることは率先してやりましょうと。あとで国の調査が出てくるかもしれないけれども、施設にとって二重手間にならないようにしなきゃいけないけれどもやりましょうということを言ったこともありまして、それも念頭に置きながら、国がやるからそれを県は待つということじゃなく。待たなきゃいけないところもあると思いますけど、調べられるところはどんどん調べていこうというようなこともありましたので、ちょっとそんなことを申し上げました。
 
(質)あと、まず第一に私が考えるのは県民だとおっしゃって、田川さんの時の県民本位という考え方と、北川さんの時の生活者起点という考え方と、野呂さんの時の県民主役という考え方、鈴木さんの時のアクティブシチズンとか。皆さん、そういう標榜はされているんですけど、北川さんも2期8年やって辞める時には、しかし職員の意識は変わらなかったと。せいぜい4割程度しか、山頂だとすると4割しか進んでいないと。あれだけアメとムチをもってした北川さんでも、時には職員への脅かしをやられたんだけど、それでもそこまでしか行かないと。知事はこの中で、だからまず県民が本位なので、大事なのでということで、職員もそこに当然、そういう意識を持ってくれと。これ実際には、なかなかこれだけの人数がいると変わらないじゃないですか。その辺はどうお考えですか。
(答)言い続けることでしょうね。だから私も実は2年続けて言っているんですけど。我々というか前の職場でいうと、職場に入った時にまず施策を何か考えるとしますと、それを国民のためになるかどうかということを必ず言われます。法律を作る時もそうです。恐らく県では、条例を作る時にそういう意識、県民のためになっているかどうかというのを考えていると思いますけれども、我々は訓練をしていく中で、必ずそれを上司なり、係員で入りますと係長からずっと言われ続けるので、言い続けることは必要やなというふうに思います。それを言い続けて、変わってくるのかどうか。やっぱり意識はあると思うんですよね、県民のために働かなきゃいけない。みんなそういう思いを持って入ってきて、でも入ってくると、業界もあったりとか、あるいは知事の意向もあったりして、県民ということよりもそれを優先してしまうというのはあるのかもしれないので、そうではないということを常に言い続けることが大事かなと思います。どれだけの人が変わっていただけるかどうか、あるいはもう既に皆さんそう思っておられるならそれでいいと思いますし、変わっていただかなきゃいけないんならずっと言い続けようとは思います。
 
(質)これは確認していただいたらいいんですけど、かつて職員研修センターという形で、これは北川さんの時に三重県のシンクタンクを作るんだということをやられて、独立した形で「地域政策」という本も月刊で作ったりして、増田大臣とか、当時の総務大臣ですけど、その辺も読んだりして対談もしたりとか、いろいろそういうことやっていたんですが、理想が先行してしまうというので、野呂さんの時に、それを職員として必要な法律的な知識とか、そこの文字通り研修センター的なものになって、鈴木さんの時に総務部に入れているんじゃないですか。独立部署じゃなくなって。今、人材育成の研修が、かつてはいろいろな人を呼んでやったりとかしたんですけど、今出来ていない状態が2年間くらい続いているので、この辺の職員育成のあり方というのはセットで考える必要があると思うんですけど、その辺をご検討される余地はありますか。
(答)今、お話を伺って考えていかないといけないなと思います。国の役人も、各省の、国交省でいうと、国土交通大学校というのがあって、そこで研修を受けます。初任者研修も受けます。我々が入ったのは運輸省でしたので、運輸省で研修を受けましたけど、課長になる時の研修とかもありますし、それから審議官、部長になる時の研修というのもあります。審議官、部長になる時は人事院での研修がありますので、そういうのも必要ではないかと思います。県でどんな研修があるのか、ちょっと確認をしてみたいと思います。
 
知事公舎
(質)あと、知事公舎のあり方ですけど、定例会見の翌日になぜか、こういう有識者の意見書がまとまりましたと出てきたんですけど、知事会見の時に出していただいていたら、そこで聞けたんですが、これさっき知事は、現公舎を改修して住むというふうにおっしゃったんですけど、確か最後の面談の形の会合で結論づけられたのは、知事が仮に賃貸マンションなりにお移りになるなら、一見知事が、それはそれである程度容認すると。ただし、現公舎はそこを売却するとかいうことじゃなくて、ある程度、最低限の改修をして、知事がもし代わられれば、将来の知事が鈴木さんみたいにある程度、家族を持っておられて、まだお子さんが小さいと。一軒家を望むとか、そういう時には全面改修をした方がいいんじゃないかという余地を残した結論だったと思うんですけど、そういうのからいくと、それも含めて今、最終結論は知事と事務方でもう一回詰めるという形なんですか。
(答)そうですね。そこは議論しないといけないと思います。それから、その時に恐らく議論の材料になってくるのは、他県はどんなことをやっているのかということも、もう一度確認をしながら進めていくということが重要やと思いますね。
 
(質)熊野の河上市長とかは、ある程度維持して、公舎をですね。逆に外国公使とか、いろいろ三重県は伊勢神宮の関係もあって来たりとか、団体とかそういう方もあるので、津そのものは宿泊施設が少ないから、逆に知事公舎等に要人が泊まってもらうというようなことで維持してもいいんじゃないかみたいなことをおっしゃっているんですけど、そういう考えは、全く余地はないですか。
(答)迎賓館みたいな使い方。
 
(質)そんな豪華なものじゃないですけど。
(答)それは、なかなか三重県の財政状況から見て厳しいと思いますし、他県もそうやと思いますけど、今はもうホテルを使うと。会談の場所としても、ホテルというのはあり得ると思いますので、今、念頭にはないですね。
 
(質)奈良県なんかは結構、皇室も来られたりなんかして、それなりの県庁の中に皇室用の、皇族が来られてもいいような作りの部屋があるんですけど。三重県もかつてはあったんですね。この部屋なんかでもシャンデリアがあったりとか。それを北川さんの時に実務的な打ち合わせ室にするというので、このプレゼンス室が出来ているんですけど。伊勢市役所にもやっぱり皇族を迎える部屋はあるんですけど、その辺は県民負担とか、いろいろ考えると知事はあんまり必要ないというお考えですか。
(答)ないと思いますね。皇族が県庁に最近おいでなってないんじゃないかと思いますし、行かれるとすると神宮に行かれて、あそこでお休みになられるということだと思いますので、いらんのとちゃうかなと思いますね。
 
(質)そこの体裁は、あんまり必要ないと。
(答)ないと思いますね。
 
(質)はい、どうも。
(答)ありがとうございました。
 
(質)他にご質問はありますでしょうか。なければ、これでありがとうございました。
(答)ありがとうございました。
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000270130