知事定例会見録
令和8年7月13日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
- 熱中症予防に関する注意喚起について(報告)
- 夏季休業期間等の子どもの居場所づくり補助金の申請募集について(発表)
質疑項目
- 発表項目等に関する質疑
- 防災庁の設置
- リニア中央新幹線の静岡工区着工容認
- 国籍要件復活の検討
発表項目等
(知事)おはようございます。今日、私の方から2件発表させていただきます。1点目、熱中症の関係です。今年は、去年に比べますと気温が、比較的梅雨の関係もあって低い感じで推移してきましたけど、明日、これまた見込みですけれども、今年初めて三重県に熱中症警戒アラートは出る可能性があります。出ない可能性もありますが、気温は、昨日あたりからかなり高くなってきております。今日も津で33度予報、桑名と粥見は35度を超えるという予報です。今日から真夏日の連続日数、ここにあるよう2週間を超える真夏日が予想されています。湿度は結構高いです。今週末雨も降る予報ですので、湿度が高くて気温も高いということで、今まで体が暑さに慣れてない、いわゆる暑熱順化ができていない人が多いと思いますので、熱中症になられる方は増えてくると思います。ちなみに昨日、熱中症で搬送された方、県内31名(正しくは、「34名」)ということで増えてまいりました。これが熱中症による搬送された方の数です。この水色が今年です。まだ少ないんですけれども、熱中症警戒アラートが出ると、その週から大幅に増加するのが今までのトレンドですので、これから増えてくる可能性があるということであります。熱中症になるのは気温だけではありません。湿度も関係します。それから1番関係するのが、体がついていくかどうかということですので、お気をつけいただきたいということであります。特に高齢者の方、そして子どもさん、熱への耐性が低い方がおいでになられます。ご注意いただきたいと思います。屋内、エアコンをぜひ使ってください。それから、まず外出された時には日傘とか帽子。畑仕事、気を付けていただきたいと思います。近年では、庭で庭の手入れをしていて、熱中症で搬送された方もおいでになられます。水分補給をしっかりやっていただきたいということです。これからエアコンが必須になってくると思っていただいたらと思います。注意をいただきたいというのが、1点目でございます。
2点目でございますけれども、これから夏休みに入ってまいります。今、物価も高騰しています。子どもたちが学校で給食を食べていた時期、これがなくなってくるというか、給食が出なくなってくる時期に入ってきます。お困りになっておられる家庭もおありになるということで、夏休みのところを特に強化した子どもの居場所づくりの補助金というのを新設しました。これは、実は東海4県で三重県初ということになります。夏休みも近いですから。順を追って説明をさせていただきます。二つ今日は発表させていただきます。先ほど特徴的なものを申し上げたこの新設の話をしましたけど、1点目は、多様な子どもの居場所づくり、これは国が基準を決めて各県で同調するなら、この補助制度を、今まであったんですけれども、それを拡充することができますよということでありまして、三重県は国の提案と受け入れて、拡充をしようとしています。これはこの1点目です。条件いろいろあります。期間は4月から1月8日、補助対象の期間はこうなんですけど、申請は7月14日から始まります。ということで、9日以上子どもの居場所を作っていただき、1日の開催時間は2時間以上であり、食事を提供するか、学習支援体験活動をするかどちらかを選択すると25万円、その施設にお渡しするというのを加えて、アイウエ、これから二つまで加算可能ですので、20万まで上乗せすることができますから、合計45万円の補助が出るということであります。例えば朝食を提供したり、あるいは専門家による相談支援など、これは今までやっていたものを拡充をするという形で、今回補助の制度を作りました。7月14日から申請を受付をいたします。これは夏休みに特化した三重県独自の国も補助金を出してくれますけれども、これは、申請受付が7月14日なんですが、補助対象、7月18日から補助することが可能になってまして、ここの部分が非常に緩やかであります。補助対象期間は18日以上開設していただいて、1日の開設が3時間以上、そして食事を提供していただく、これがポイントなんですね。そうしますと、70万お渡しをするということですので、すでに、おそらくこれをお使いになられるだろうという施設も私ども話を聞いたりしています。こういうふうにしてほしいというご要望があって、それであればこういう形でということでお話をさせていただく中で、おそらくお使いになられるところ出てくると思っております。夏休みになると給食がありません。それから、先ほど申し上げました通り、ものすごくもう暑いです、最近。ご自宅でクーラーを子供部屋にかけるというと、電気代もかかります。今、物価が上がったのは皆さんご案内の通りでありまして、給料がそれに比例して上がっているかというと、必ずしもそういう訳ではないと。今、結構家計苦しいですよねっていうところも多いと思います。そんな中で、子供さんがご自宅で熱中症になられても困りますし、食べるものがないというのも気の毒なことでありますので、食事の提供、涼しい場所提供しましょう。そして、子供さんを見守れる場所、これを作っていただける方々がおられる時に支援をしていこうということであります。先ほど申し上げましたここの基準ですね。25万円を拠出をさせていただく、支援させていただく基準と、70万の基準、これは重なってますので、後で見ていただければ分かりますけど、この基準を満たしていただければ、この25万の基準は自動的に満たしますので、従って、今の3枚目の基準を満たしていただいたところには70万円じゃなくて、95万円は支援させていただくことができます。さらに加えて、この二つどれかを選べると、最大115万円まで支援をさせていただくことができるというものです。ちょっと分かりにくい制度になっておりますので、これにつきましては、この後で、子ども・福祉部から説明をさせていただきたいと思っております。私からは以上です。
発表項目等に関する質疑
○熱中症予防に関する注意喚起について(報告)
(記者)熱中症について伺いたいんですが、今年に入ってからの熱中症の搬送者数が181人。この中で、屋内で熱中症になった人ってどれくらいいらっしゃいますか。
(知事)分かりますか。後でじゃあお答えします。
(防災対策部)そうですね。また後で。
(記者)屋内で熱中症になる方も、一定数いらっしゃると思うんですけど。
(知事)いますね。そうですね。
(記者)改めてそういった方に呼びかけがあれば、お願いします。
(知事)特に高齢者の方が多いんですけれども、暑さに気付かないこともあります。それからエアコンの誤作動というのもありますので、最初に付ける時に暖房になっていたりすることもあります。非常に注意をしていただく必要があると思いますけれども、暑いというふうに感じたら、エアコンを躊躇なく使っていただきたいというふうに思っております。
(記者)教育現場、例えば、高校野球では毎年炎天下でプレーが行われていますけど、熱中症になる選手だったり、保護者の方は少なからずいらっしゃると思うんですけど、知事は毎年夏に高校野球が行われることについてどう思いますか。
(知事)さまざまな、何と言うか、要件じゃないですけど、事情があって夏にやられておられるんだと思います。今工夫もされていて、暑い時間帯、1番暑い時間帯は試合しないということでやっておられますので、注意をしながらやっていただくということだと思いますが、夏はスポーツするのに向いた季節かというと、必ずしもそうではないとは思いますよね。
(記者)先ほど、昨日の搬送者数が32人ですかね。
(知事)はい。31名。(正しくは、「34名」)
(記者)31名。31人というのは、今年は1番多いとか、そんなことはありますかっていうのを追加でお尋ねしたい。
(防災対策部)今シーズンでは、昨日の31名(正しくは、「34名」)が1番多い状況です。
(知事)で、先ほどいただいた181名(正しくは、「184名」)の中の屋内、分かりました。
(防災対策部)すぐにはデータが出ませんので、このあと調査して。
(知事)はい。
(防災対策部)追って報告します。
(知事)じゃあ後ほど広報課経由で、皆さんにお伝えをいたします。
(記者)これまで重症者はいらっしゃいますかね。
(知事)搬送された中で。はい。分かりますか。
(防災対策部)重症者はございません。
(知事)これから暑くなってきますので、時間が長くなってしまったりすると、暑い環境にさらされている、重症化する可能性もありますので注意をしていただき、特に、昨日以降ぐらいからという感じになりますけど、昨日、今日それから明日、注意をしていただきたいと思います。
○夏季休業期間等の子どもの居場所づくり補助金の申請募集について(発表)
(記者)発表項目2の子どもの居場づくり補助金について伺いたいんですが、補助金1と2でそれぞれ予算額とどれくらいの申請を見込んでいるかお願いします。
(知事)予算額は、1番目の子どもの居場所創出の方が4,250万。これは国が3分の2ありますので、それも合わせてということになりますが4,250万円。そして子ども、夏休みですね。新設をするこの補助金の方ですけれども、これは700万円。これも国が3分の2、県が3分の1ということになります。
(記者)大体どれくらいの申請を見込んでいるかは予想してますか。
(子ども・福祉部)はい。マル1の方は150団体程度、マル2が10団体程度を見込んでおります。
(記者)三重県としては独自の制度も設けられて、特に支援を厚くしようということだと、改めてどういう想いでというか、わざわざこんな県として独自に。
(知事)一つは、やはり夏休みになると給食がなくなるので家庭で食費がかさんでしまうということがありますし、それから、子どもさん家におられるとクーラーを使いますので光熱費もかさむと。そんな中で光熱費については、政府も、そして県も支援を、我々自治体もしておられますけれども、給食費の部分、やっぱり、今、ホルムズ海峡の問題もあって物価が上がっております。それでなくても原材料費が上がっているのが今の実態ですので、ご家庭も困られるところが多いと思います。給料は徐々に上がっていますけれども、物価の上昇に追いついていないというのが今の状況ですので、従って、この夏休みに困られるご家庭があるのではないかということで、子どもさんに対して食事を提供していただくような場所について、自治体、県としても国と一緒に補助をしていこうという制度を作らせていただくということです。
(記者)施設に支援することで、家庭への支援につなげたいと。
(知事)そうですね。家計への支援という形になろうかと思っています。子どもたちに快適な場所を提供するということもできるんじゃないかと思いますね。
その他項目に関する質疑
○防災庁の設置
(記者)防災庁に関して伺いたいのですが、本日、国会で防災庁の設置法案が可決される見通しとなりました。三重県も地方拠点の候補地としていくつか名乗りを上げていますが、改めて、今後誘致に向けてどう働きかけを行うか。それと三重県に設置する優位性、こちら教えてください。
(知事)先日、多気町との円卓対話でその話も町長から出まして、多気は14の町が、多気に防災庁の地方拠点をということでおっしゃっておられます。県としても、支援をさせていただきたいなというふうに思っておりますので、例えば、国に対して今後も要望活動をされる時に一緒に行きましょうかという話を申し上げたところであります。三重県に防災庁の地方拠点ができるメリットというのは、三重県というのは被災地の中でもおそらくダメージが大きな県になると思いますので、第一線に情報収集をし、そして適切に対応するための指示を出すことができる、司令塔になる地方支分部局を置いてもらうというメリットがあるのかなと思っておりますので、それを考えているところであります。県としても、三重県に防災庁の地方支分部局を置いてほしいと考えている理由はそういうことですね。これから市や町と連携をして国に働きかけをしていきたいと思います。
(記者)知事、以前も要望活動に行っていたと思うんですけど、その後、国から検討状況について何か話がありましたか。
(知事)直接にはないですね。おそらく他県もないんじゃないかと思いますが、これからおっしゃるように法律が成立をしますと実際に動きが加速しますので、我々としても考えていきたいと思います。
○リニア中央新幹線の静岡工区着工容認
(記者)2点ほどありまして、まずリニアについてなんですが、県で、以前から先行開業を見据えたリニア戦略プランの策定を進めていると思いますけれども、先日の静岡県知事の着工の表明で名古屋までの開通が見え始めたところだと思うんですが、これによってプランにどういう策定への影響とか、県の政策全体にどういう影響が考えられるかっていうのを改めて教えてください。
(知事)プラン自体は県にリニアが来ることを見越して対応していくということなので、リニアは来る時期が前倒しになるか、あるいはその予定通りになるかによって変わるところはありません。リニアの影響を三重県内全体に及ぼすということがプランの主たる眼目でありますので、従って、いずれにしても、リニアの名古屋以東が、道筋が見えてきたという意味では、静岡県知事の発表というのは歓迎をするものでありまして、JR東海さんには名古屋以東の話もそうなんですけど、大事なんですけど、名古屋以西についてもなるべく早いタイミングで駅位置を決めていただき、早いタイミングで工事に取りかかっていただきたいという考えでいます。
○国籍要件復活の検討
(記者)あと、話は変わるんですが、国籍要件の件で復活させるか否かの判断の中で、アンケートの結果を参考にすると思うんですが、改めてその公表の見通しと、あと、少し前の会見で年代による差を分析するみたいなことをおっしゃられたと思うんですけど、今後の三重県の制度を考えるとしたら、どちらかというと現役世代とか若い世代の意見をある程度尊重するっていうことなのかっていうところと、改めてそのアンケートのどういう部分を参考にしていくのかということを教えてください。
(知事)アンケートの公表につきましては、前回も申し上げましたけれども、三重県として今後、国籍要件をどういった形にするかという政策の決定をするのと同時に発表することを考えています。それから年代による差異というのは統計上非常に重要なことであります。アンケートを取りますと、皆さんもそうだと思いますけど、年代別の解析というのはされると思います。それも併せて出した方がいいのかなと思っているところで、今、統計の専門家のご意見をお伺いしているところでありまして、それも併せて出すのかなと考えています。どちらの、例えば高齢者層の意見に従うのか、それとも若年層に従う、あるいは現役世代に従うのか、それはいろんな考え方がありまして、私ども、それを確定的にこうだというふうに考えているわけではありません。両方大事ですね。
(記者)基本的にその、今じっくり検討されるっていうところだと思うんですけど、基本的に今の状況からして、その何かしらで要件を設ける必要がありそう。
(知事)何かしら、ごめんなさい。
(記者)何かしらの職種で要件を設ける必要がありそうかという。
(知事)それも併せて今検討しているところですね。情報漏えい、情報漏えいしては困る情報を扱っているかどうか、それから、その情報を扱っていたとして情報漏えいを防止する手立てがあるかどうか。加えて、この間、USBのお話がありましたけれども、ウイルスが入ったようなUSBを意図的に挿す指示が外国からあったとして、それを防止する手立てがあるかということも組織を管理する人間としては善良な管理者の注意義務ということで管理をしていかないといけないのかなとは思っていますけどね。
○防災庁の設置
(記者)さっきの防災庁の話で確認で教えていただきたいですけど、さっき14の町が防災庁を多気町に誘致することで県に要望があって、それを県としても支援するということをさっきおっしゃっていたかと思うんです。確認で、県としては、誘致先はもう多気町ということで固めたという。
(知事)いやいや、言い方がちょっと言葉足らずだったのかもしれませんけど、県にも要望がありました。そして、14町は一緒になって国にも、防災庁の準備されている大臣のところに要望に行かれたと承知しています。次にまた14町行かれる時には、県も一緒に行きましょうかという話をしていますので、別に多気に決めているわけではありません。ただ、14町がまとまって多気にというふうにおっしゃっている声、その要望というのは県としても承知をしていますので、一緒に要望に行きましょうかということを言っているということですね。
(記者)だから、例えば別の地域、例えばその伊賀とか名張とか、もしくは東員町もそうだったと思うんですけど、それぞれのところの選択肢も当然今の段階では。
(知事)あるんじゃないでしょうかね。そこが行く時に県も一緒に来てくれという話があればその時にまた考えていくということですね。
(記者)他にありますか。第二クラブさんは今日いらっしゃらない。では、ありがとうございました。
(知事)皆さんも熱中症をつけてください。ありがとうございました。
(了)