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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成28年4月12日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・伊勢志摩サミットにかかる受動喫煙防止対策の取組(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・G7広島外相会合
・「県政だより みえ」の改編
・DONET動作試験
・4月1日に発生した三重県南東沖地震
・知事のテレビ出演
・知事の育児休暇取得

発表項目

(知事)それでは今日は発表項目1つです。伊勢志摩サミットにかかる受動喫煙防止対策について説明をしたいと思います。伊勢志摩サミットの開催により国内外から訪れる多くの皆さんに快適な環境を提供するため、サミット期間前後の伊勢志摩地域における受動喫煙防止対策の取組を行うこととしましたので発表します。取組は2つです。まず1つ目は「伊勢志摩サミット受動喫煙ゼロ宣言」です。お手元の宣言文をご覧ください。受動喫煙ゼロに向けた4つの項目について私の名前で宣言することにより、取組に当たっての気運の醸成を図ります。次に2つ目としまして、サミットが開催される伊勢志摩地域の公共施設や飲食店、宿泊施設、公共交通機関等の関係者に広く協力を求め、伊勢志摩を訪れる皆さんがご利用いただく施設等の喫煙環境が一目で分かるようステッカーで表示し、受動喫煙を防止するためのご案内をします。ステッカーは「禁煙」「完全分煙」「空間分煙」「喫煙可能」、この4つですね、この4種類を作成しました。それぞれ4カ国語で標記しまして、外国の方にも分かりやすいようにしました。また、サミット終了後も取組を継続していただけるように、このステッカーに工夫をしました。ここに切取線がありますので、サミット終了後この上の部分を取っていただくとその後もお使いいただける、まあそのまま残しといてもらってもいいですけどね、というものです。関係の皆さんに取組の趣旨をご理解いただきまして、できるだけ多くの施設でステッカーを表示いただくとともに、サミット終了後もこの取組を一過性に終わらせることなく、継続して表示いただけるように取り組んでいただきたいと思います。日本以外のG7各国では、公共施設は基本的に法律で禁煙になっており、受動喫煙防止に対する意識が高いとされています。今回、サミットのおもてなしの一つとして、国内外から訪れる多くの皆さんが受動喫煙を心配することなく、安心して過ごしていただけるような環境作りが重要と考え、この取組を行うこととしました。今後も三重を訪れる観光客や県民の皆さんの受動喫煙の防止対策として、事業者の皆さんをはじめ多くの方々の協力を得ながら取組を継続していくとともに、このおもてなしの精神が今後の東京オリンピックやパラリンピックなど国際的なイベントに引き継がれるよう、三重の地から発信をしていきたいと思います。
 
発表項目等に関する質疑
○伊勢志摩サミットにかかる受動喫煙防止対策の取組(発表)
(質)幹事社から質問します。現在までに賛同してくれている店舗の数というのはもうある程度あるんでしょうか。
(答)どうなんですか。
(答:健康福祉部)まだです。
(答)まだです。
 
(質)まだですか。
(答)今日からなん?
(答:健康福祉部)正式には今日からなんで。
 
(質)あとこれ賛同を得られた施設ってあるんですけど、どうやって賛同を得るんですか。
(答)どうですか。
(答:健康福祉部)これにつきましては各関係団体ですね、宿泊とか飲食店の関係団体を通じましてお願いをさせていただきまして賛同を得られたところは貼っていただくというふうな取組を考えてございます。
(答)じゃあ貼ったことをもって賛同ということですね。
(答:健康福祉部)そういうことです。なにせ数が多いですので全部ちょっと回るのもなかなか難しゅうございますので、そういった取組にさせていただきます。
 
(質)発表項目について各社さんお願いします。
 
(質)対象は何施設ですか。
(答:健康福祉部)約5,000施設です。
 
(質)これはあの今回、関係閣僚会合なんかもありますけども、他の市町とも何か同じような取組をしていたりとかそんなのもあったりするんですか。
(答)他の関係閣僚会合のとこで、こういうふうなのをやるかどうかというのは聞いてないですね、まだ確認していないですけど、あのいろいろ取組の情報交換をしてますので、我々としてはこういうことをやっていきますよっていう情報交換は、情報提供はしていきたいと思います。
 
(質)これ今回伊勢志摩が対象じゃないですか。今後全県に広げたりする考えはあるんでしょうか。
(答)どれぐらいの広がりとか理解度とか、そういうのもあると思いますので、最初から必ず全県展開しますというよりは、まず実際やってみてその中の様子とか反応とかそういうのを見ながら考えていきたいというふうに思いますね。
 
(質)宣言は今日ということになるんですか。
(答)今日付けなん?4月になってるけど。今日宣言ということでいいですよ。これは何か4月って書いてますけど。はい、今日宣言でいいと思います。
 
(質)他よろしいでしょうか。発表項目以外についてお願いします。
 
その他の項目に関する質疑
○G7広島外相会合
(質)昨日まで広島外相会合があって、サミット推進局の西城局長とか大橋さんも視察に来られてましたが、知事が何かしらの報告を受けられて、今後の伊勢志摩サミット本番に向けてこういう課題が見えたとか、こういうことをやっていきたいとか、こういう取組は良かったねとか、そういう何か諸々の考えがありましたら。
(答)相当詳しく視察をさせていただきました。宿泊先のグランドプリンスホテルもそうですし、いわゆるメディアセンターIMCですね、その中にはうちでいう三重県情報館的なその広島情報発信センターっていうんですかね、そこも見せていただきましたし、このうちでいう県民会議、向こうでいう推進協議会だったかな、それでやっているこのレセプションにも参加をさせていただいたり、あるいはその配偶者プログラムのその警備の状況、あるいはその平和記念公園に行かれた時の警備の状況、あとは広島駅のボランティアセンター、そういうことも含めてかなり詳細に見せていただいて広島市とか広島県さんからも、外務省さんからもいろいろご説明も受けてきました。特に我々としては今回広島外相会合が大きなトラブル無く、無事故で終えたということは非常にこの後サミットを控える立場として安堵(ど)したというようなことであります。そういう意味では警備などにおいて配偶者プログラムの時と例えば平和記念公園で配偶者プログラムでやった時と外相が実際行った時では警備の仕方が全然違ってかなり外相が行った時のほうが厳重にやってたわけですけれども、そういう一方で配偶者プログラムの時には一般の観光客の方々にあんまり迷惑を掛けないような形でどういうふうに規制を張るかとか、そういうふうな部分のその観光客や住民の皆さんへの影響っていうものにも配慮した規制のやり方っていうのはいろいろ見るべきところがあったと思いますし、各種報道でもありましたけどケリー国務長官が原爆ドーム行きたいわということをおっしゃって突然ですね、それで行かれたというその時にも規制をやったみたいなんでそういう突然の、全然レベルが違いますけど例えば僕らでも突然二県知事対談とかであっち行ってみたりとかやったりしますんで、僕ら警護対象じゃないですけども、そういうこの首脳の人もそういうのゼロではないと思いますから、そういう突発的な対応もどうするかっていうようなこともちゃんと備えておかなければならないということもありましたし、あとは情報発信センターのところは非常に積極的に話しかけながら展示を見てもらうということ、単に展示しているというだけじゃなくて、このちゃんと話しかけていく。これあのボランティアセンターでも駅でもそうだったみたいなんですけど、何か困っている外国人の人がいたら、ちゃんとこっちから話しかけていくとか、展示のところもこういう物なんですよっていうふうにちゃんとアプローチしていくということの重要性みたいなのも改めて、単に展示しているだけじゃなくて知ってもらうには重要であるというようなことも教訓であったと思いますし、あとは実際に警備の雰囲気とかバスで移動する時に検問があって、1回はバスの中に警察が入ってきたりだとか、そういうようなものとか、あとはメディアセンターの人の混み具合なんかも当日のその外相会合やっている時よりは前日とかのほうがたくさん人がいるようなので、そういうところにちゃんと集中しておもてなしとかできるようなことをするとか、相当何ていうか広島が何ていうかね、うまくいっているなと思ったことや、もうちょっとこうだったらいいのになと思うこととかも含めて非常に参考になったと思います。あとは西城も言ってましたけども子どもたちによる歓迎とかなるべく全県の、全県というか広島の地元、宮島の地元だと思いますが、子どもたちの歓迎とかもありましたんで、何ていうかな、非常にそういうのも次世代の子どもたちに参画してもらう、雰囲気を味わってもらうっていうのは非常に重要だったんではないかなというふうに思いますしね。あとは広島って大きい都市なんで大都市なんで、こう何か歓迎ムードみたいな、なかなか難しかったのかもしれないですけど、うちはそういうのを参考にしたいなとか、あとはあのこれは私個人的な報道とか見ていてですけども、今回その厳島神社に行かれたということがありますので、あそこはつまり別に神事とか行わず厳島神社を訪問したというようなことで、鳥居をバックに写真も撮られていますから仮に首脳たちが伊勢神宮に行っていただくということになれば、そういう時の訪問の仕方とかその時の説明の仕方とかそういうものが、今後参考になるんじゃないかというふうに思いますけどね。
 
(質)これ今知事言われましたけど特に配偶者プログラムで警備がかなり緩くて、それこそ本当に配偶者の方と観光客の方が一緒に訪問されているような、そんな雰囲気だったんですが西城さんも実際の本番でこれぐらい一般の方と近く行事が行えたらいいですよねということを言われてたんですけども、その辺りのお考えというのを改めて。 
(答)特に配偶者プログラム、私が直接あるいは外務省を通じて昭恵夫人のご意向なんかもよく聞きますけども、地元の方々との交流というのを極めて昭恵夫人大事にされておられますから、そういう意味では今貴殿がおっしゃっていただいたような今回の広島のもよく参考になると思いますし、そういう交流なるべく交流されるような、一方で安全でなければなりませんからその首脳の配偶者ということで、より警備のレベルが上がると思いますけども、それを配慮してもなおやっぱり交流がしっかりできるようなプログラムだったり規制手法であってほしいなと思いますし、参考にしたいと思いますね。
 
(質)これあと私も実際行かせていただいたんですけど、広島の情報発信センターのあの規模と三重県情報館の規模は知事行かれてないんで分からないですよね。それどうなんですか。情報館のほうが全然大きいんですよね。
(答)面積どうなん?あれ情報発信センターって。
(答:雇用経済部)面積自体は情報館、すいません私の感想ですけども三重県情報館と考えているものと同じぐらいの大きさで広島の、情報館だけで見ると。ただこちら政府全体のがありますので、それと比べるとちょっと小さい。
 
(質)これサミットが1泊2日で結構スケジュールがタイトじゃないですか。報道関係の人間も結構忙しくて、見てるとあまりその地元のPRのコーナーにメディア関係者が立ち寄っているという姿が見られなかったんですけども、改めてそのそういうこうタイトなスケジュールの中でメディア関係者に地元をPRするやり方みたいなものっていうのは知事のこう感想を聞かれてのお考えっていうのは。
(答)ちょっと僕情報発信センターの動線がどうなっているか分かりませんけど、うち今回の我々のメディアセンターの三重県情報館の動線は、メディアセンターに入るには、あるいは食事を取るには絶対通らなければならないような仕掛けにしてありますので、そういう動線なんかとかあるいはさっき言った何ていうんですか、パネル展示みたいなんが中心だったというふうに私は聞いているんですけど、うちは相当動的な展示を取り入れることにしていますので、展示なりこのアトラクションとか体験とかも含めて、なので興味関心を持っていただけるような仕組みとかこっちからの働きかけみたいなのもちゃんとやらないといけないなと、まさにさっき私が良い点も良くなかった点も含めてと言ったのはそういうこの発信センターのお話なんかを聞いて参考になるべきところと、もうちょっとこうだったらいいのにうちはこうするけどなみたいな、関心を持ってもらえるようなコンテンツ、動的な動き、動線、積極的な働きかけ、こういうのでなるべく見てもらうようにしたいと思いますし、あとメディアの数もだいぶ違うと思いますけども、そういうふうに考えてますけどね。
 
(質)それから昨日、外相が記念公園を訪問された時は地元の広島市の職員の方が警備に 当たられていたんですが、実際にサミット本番の時に三重県庁の職員であるとかあるいは地元4市町の職員の方が警察の警備に協力するというようなことって今現時点ではどうなんでしょう。
(答)警備っていうか、どれぐらいのレベルのことかにもよりますけども、今回例えば平和記念公園の周辺をロープでやる所に広島市職員が携わっていたりしましたが、前の定例だったか忘れましたけど、ちょっと申し上げましたがこれから体制拡充していく中で最終的に体制を増やすときには、まさにそういうこの規制のお手伝いっていうんですかね、そういう人員も含まれているというふうに認識していますので、ちょっとどういう内容のどういうことをやるかっていうのをまだちょっと申し上げられませんが、そういう広島市職員がやったようなことに類似のっていうか本当の警備中の警備みたいなんではないと思いますけれども県職員がお手伝いさせていただくケースというのはあり得るというふうに思います。
 
(質)他よろしいでしょうか。第二も含めてお願いします。
 
○伊勢志摩サミットにかかる受動喫煙防止対策の取組(発表)
(質)発表項目の受動喫煙防止なんですけど、あえてドン・キホーテでやりますけど、この目的、ここでやる、しかもこのサミット関連周辺地でこの4地域で今この時期でやるっていうその狙いって何なんですか。 
(答)そもそも受動喫煙防止、WHOの日本も批准している条約であるとかガイドラインとか、あるいは国の外務省が出している解説書あるいは厚生労働省の保健局長通知、そういうものの中で、公共施設あるいはたくさんの人たちが利用する場所においては原則禁煙、そしてそれをどうしても困難な場合は分離をするなどして、受動喫煙の防止というものに努力しなければならない、そういう措置を取らなければならないというような、そもそも決まっている中で、どっちかというとその取組が進んでたということでもないというふうに思いますので、こういう多数の方々が来られるこういうチャンスを生かしてそういう取組を少しやってみようじゃないかと、そういう考え方ですけどね。 
 
(質)実際多数といっても高速道も規制して、なおかつ宿泊施設も規制している中で、普通の時期よりも県内に来る観光客っていうのは多いかっていったら少ないですよね。そういう少なくなってる中で、一般の来られる観光客の方の受動喫煙というのを防止したいっていうのはちょっと論理的に矛盾するじゃないですか。
(答)今の例えばこの時期、ここからサミット直前のところは一定の多数の人数の制限とかありますけれども、今の時期とか、例えば観光客の数とかも伸びていますし、そういう意味ではサミットの寸前とかだけの数字を見たら多少矛盾があるかもしれませんけれども全体としてはそんなに矛盾はないのではないかと思うことと、こういうサミットというものを契機にやるということで、情報発信という意味でもこういう取組をするんだというようなことの意義っていうのはあると思いますけどね。
 
(質)情報発信としてこういうことをやるんだという意義があるっていうのは、じゃあ各国首脳とかあるいは首脳夫人たちにこういうことを三重県はやってますよというか、日本あるいは三重県あるいは現地の志摩市ですか、そういうとこはやってますよってことをアピールしたいということですか。
(答)首脳や配偶者というよりも、だけではなくて海外のメディアの皆さんとかもそうでしょうし、あるいは県内のいろんな公共施設やあるいは多数の人々が利用するような場所の皆さんに向けてということもそうでしょうし、県外とかもそうだと思いますけどね。 
 
(質)根本的論議に立ち返ると、もともと4月1日から県庁うんぬんという形でそこから喫煙の場所は無くすと、無くそうという形で走られて、一応議会は足並みは揃えなかったんですけど、そういうこともありですよ、なおかつ知事が事前に喫煙者の方の税金、たばこ税の関係もあるので結構丁寧にそこは対応したい、ただし社会風潮の流れでうんぬんというのはおっしゃいましたよね。でも実際、今県がやっていることは、とてもじゃないけど丁寧な説明っていうのは喫煙者に対して欠いてますし、一応アンケート、意見集めると言ったって、この県庁舎のことだって、じゃあそういう意見はどこへ出したらいいかっていうのも示されないまま、要はガス抜きの形もされないまま放置されてるじゃないですか。しかも、それに事前説明で屋上ないしあるいは外で屋根付けるなり、あるいは雨風はしのぐといっても実際雨風しのがない形でスタートしていますよね。こういう積み残しがいっぱいある中で、全体に喫煙者も含めての理解ってのが得られると思いますか。 
(答)そういう意味では丁寧な説明を欠いているということについては反省すべきだし、改善すべきだというふうに思いますけれども、すべての、だからそういう意味では丁寧な説明とかご意見をちゃんと聞くという部分をまだしっかりできていないのにこうやって宣言をするということをもって、加速度的にそういうしっかりご意見を聞いたり、ご説明を丁寧にするということはやっていかないといけないと思いますね。なので、今日までの部分においては、できてなかったことについては反省していますし、改善すべきだと思いますが、これからしっかりそういうご意見を受け止めて丁寧な説明をしていくということだと思います。 
 
(質)やるならやるで、はっきり言えば4市町だけじゃなくて県内全域でうたえばいいと思うし、で、それはいずれさっきもちょっと質問出てましたけども範囲は広げるという方向はあるわけですか。
(答)先程も申し上げましたように、そもそものWHOとか厚生労働省、日本の法律や通知などにおいても受動喫煙防止の努力義務というんですか、そういうのが課されてる中ですから、基本的には広げていきたいというふうに考えておりますけれども、今まさに丁寧な説明などの観点もありますから、いきなり全県ということではなくて、今回サミットが行われるこの地域においてやってみる、その中で様々改善すべきこととか、こういうふうにしたらいいんじゃないかとかいうことも教訓なども出てこようかと思いますので、それを踏まえて再度検討するということだと思いますね。
 
(質)県庁舎が出先含めて無くすということは、県内市町の建物内で既に分煙しているその辺も市町に対してある程度何らかの要請はするわけですか。
(答)要請になるかどうか分かりませんけども、それはもう各自治体の基本的なご判断ですので、それは何か県が強制をするということは無いと思いますけども、県の取組をご説明をさせていただくということはあろうかと思いますね。
 
(質)その厚労の指針をもってしてですか。WHOも含めて。
(答)まあ、どうですかねえ。要請というよりは、県としてはこういうことを踏まえてこういう対応をし、それに伴ってこういうふうな改善すべき点とかこういうのが出てきたんでこういうふうにしますということを、情報提供というか説明みたいなことはさせていただくと思いますけどね。
 
(質)命令じゃなくて。
(答)命令ではないと思いますね。それはもう各自治体が所有し、各自治体が管轄する施設について、私たちがこうせいというようなことはなかなか難しいと思いますからね。そこは各所有自治体の判断、管理自治体の判断ということだと思いますけどね。実際に既にそれぞれ建物も、今月末時点で敷地内禁煙が3市町、屋内全面禁煙が17市町、屋内分煙が9市町ですので、それぞれにご判断いただいてそれぞれ対応していただいてますんで、こっちからやれというのではないと思いますけどね。 
 
(質)新年度予算編成の前に県が事前に指針というか話伝えてますよね、各市町に。県は4月から取り組むという形で。
(答)そうですね、はい。
 
(質)それはほとんど押しかけじゃないですか。
(答)どうですかねえ、その説明の、私はどういうふうに市町の皆さんに説明を担当がしているかちょっと詳細は分かりませんけれども、指針というんですか、うちはこういう予算でこういうふうにやりますという説明なのではないかと思いますが。 
 
(質)日本の場合っていうのは末端に至るほど過剰反応するじゃないですか。WHOが決めている部分とかも含めて、例えばヨーロッパとかだったら屋外は比較的フリーじゃないですか。例えばパリでもバス停とかでも吸えてますよね。にもかかわらず、もちろん公共施設は駄目ですけど、それを公共施設もなおかつその空間も駄目とかいう形のやり方っていうのは、ある意味非常に過激というか過剰ですよね。その辺はもう、それは日本の感性だからしょうがないっていうお話ですか。
(答)過剰になっていることをしょうがないという受け止めはできないと思いますけども、どうWHOとか健康増進法とかをそういうのも、どう受け止めてどう実行するかというのはそれぞれの判断なんだと思うんですね。例えば、健康増進法は「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁、飲食店、その他の多数の者が利用する施設を管理する者は」なので、どこまでが過剰でどこまでが過剰じゃないかというのは議論があると思いますけども、過剰にするということを良しとするという受け止めはできませんが、今、申し上げたとおり、それぞれの解釈によって対応するということじゃないですかね。欧州などにおけるそういう、何ていうか、メリハリというんですかね、そういうのは参考にするべき者は参考にしたらいいと思いますんで、そこは参考できるところは参考にしたらいいと思いますね。
 
(質)あと、ひとつ聞き忘れてたけど空間分煙というのは具体的にどういうことをやるんですか。
(答)空間分煙はどんなことをやるんですか。
(答:健康福祉部)空間分煙というのはそれは、今回、完全分煙と空間分煙2つに分けていますが、完全分煙というのは建物の中が完全に仕切られた状態で喫煙ルームと禁煙の所があると、空間分煙というのはよく喫茶店とかファミリーレストランで多いんですが、施設内でエリアを分けて吸える所と吸えない所と、そこには仕切りがないという解釈をしております。
 
(質)前、既に健康づくり室で3年か4年前に、そういう分煙とかあるいは禁煙とかそういうシール作って飲食店に配ったじゃないですか。それの時にその基準として、例えば仕切りはあるけど上がいきいきだったらこれは完全分煙じゃないとかそういう基準作ってましたよね。
(答)どうですか。
 
(質)退職した宮川さんが健康づくり室長の時に。
(答:健康福祉部)ちょっとごめんなさい。承知していないです。
 
(質)シールも出してたじゃない。
(答)宮川が健康づくり室長やったらだいぶ前やな。
(答:健康福祉部)相当前ですね。
(答)ちょっと確認しといて。
(答:健康福祉部)確認します。
 
(質)そういうのからいくと、今回の完全分煙というのは、上がそのいきいきのやつは駄目っていうこと?
(答:健康福祉部)はい。それは空間分煙と解釈します。
 
〇「県政だより みえ」の改編
(質)県政だよりが4月3日から新しくなりましたけど知事の率直な感想と、見られてですね、なおかつ何か課題とか思いつくことがあれば。
(答)せっかく新聞折込にやるんで、もともと政策的広報というものをしっかりやろうということで新聞折込にしたものの、政策広報であるにしてももうちょっとこう何か分かりやすくというか、新聞をチラシを見ていただいた主婦の方とかそういう方々からもご理解をしていただけるような日本語であったり、そういうのはもうちょっと工夫の余地があるのではないかなと。この役所特有の言葉だったり、役所特有の詰め込んで文字量というか物量といいますね、そういうのが情報詰め込み過ぎみたいな部分とか、そういうのはちょっと反省すべき点だったんじゃないかなというふうに思いますね。だからこの政策広報というようなことと、それを実際に、政策広報という意義とそれを実際に伝える時の伝え方というのはもう少し工夫の余地があるんじゃないかなと思いましたよね。
 
(質)できたものっていうのは知事のレク、事前に受けていたやつのイメージとかと違ったんですか。大体あんなもんだろうと。 
(答)どうでしょうか、その発刊する事前にこれでよろしいか、みないなの全部僕が確認したわけではないので、でき上がって見たものを、どうでしょうかね。まあもっと工夫があってもいいなと思いましたけどね。この何ていうんですかね、取り扱う話題とかは、そういう話題になってくるのかなと思ってましたけども、もう少し分かりやすく、何ていうかなポイントがご理解いただける中身というか伝え方というか工夫が表現ぶりが必要じゃないかなと思いましたけどね。
 
(質)基本的なところでいけば、元々約3,000万円を削る的な財政的要請からの部分も大きかったと思うんですけど、今回の各戸配付やめたっていうのはね。結果的に各戸配付の部分っていうのをある程度補填(てん)する意味で今回新聞折り込みしてますけど、これもまたその新聞そのものが購読率が下がっていってる中で仮に7紙使おうがフォローできない部分あるじゃないですか。だとすれば実際に各戸というか自治会回しにしたほうが、あらゆる県民にあまねくっていう意味ではそっちのほうが実が高いじゃないですか。そこの部分っていうのは再度方向転換とかそういうのはないんですか。
(答)今方向転換をする前提っていうもので、ものは動いていませんが、意見を受け止め、いろんなやっていく中でご意見を聞きながら一定の年数の時に検証し、改善をしていくことは当然あり得るべきことだと思いますし、そういうふうな姿勢でいないと、より良いものを届けていくという努力に繋がってこないと思いますので、絶対に方向転換しますということを今ここで申し上げるっていうか、そういう前提にはありませんが、当然いろんなご意見を受け止めて改善をする努力をしていくべきというポジションには立ってますけどね。だからデータ放送のところも含めて、あと自治会でいっていた場合も、自治体未加入の世帯とかもあって完全にカバーしてるわけでもないので、今回7紙で84%ぐらいカバーしてるんですかね、なのでそのカバー率でっていうようなことも、もちろん各戸配付のカバー率のほうが高いのではないかと思われますが、漏れていく所についての情報提供をどうしていくかっていうことは、どういう手法を取ったとしても自治会の各戸配付をやった場合においてもそうですし、どのどういう方法を取ったとしても漏れているところに情報をどう提供するかということは重要な課題だと思いますけどね。
 
〇DONET動作試験
(質)午後からDONETの動作試験があるんですけども、改めてサミットに対する意義とそれから期待をお願いします。
(答)DONETにつきましては、東日本大震災において、第1波だけじゃなくて第2波、第3波で、その1波収まった後に海とかに行って、被害に遭った方もいらっしゃいます。DONETは第2波、第3波っていうものの情報も来るっていうようなことでありますし、今までよりもちょっとでも逃げるための時間を確保するということでの早く予知、通報が来るというような状況でありますし、加えて今回の工夫としては外国語でもメール配信されるということでありますから、このサミットというものの安全に、それは首脳だけじゃなくて来ている海外メディアの方々とかそういう人も含めて対応するというようなことで今回やってみておりますけれども、今後観光客の避難対策、津波対策あるいは熊野灘沿岸やその津波が早いところに対する予知、避難行動の迅速化の対策として活用していきたいというふうに思いますけどね。
 
(質)昨日、小野寺前防衛大臣来られたみたいですけど、その時にこの関係の話もされたんですか。 
(答)DONETの話はしてなかったですね。むしろ僕と面談した時は今回JFEに来られたんで、いろんな防潮堤とか、あと何かこの橋やったかな、何かそれをJFEから気仙沼に納めるらしいので、そのお礼方々こっちに視察に来られて、どういう技術のものかっていうのをご覧になられたっていうことと、あとは気仙沼にいろんな漁業の関係とかも含めて支援をしてたので、それのお礼を改めてというようなことで来られましたので今回の津波とかの話はしてないですね。
 
〇4月1日に発生した三重県南東沖地震
(質)1日の揺れの時の感想はどうでしたか。
(答)DONETのことですか。
 
(質)いや、地震。
(答)あの時は緊急速報メール、幹部会をやってましたので、部長会議やってましたから、緊急速報メールが鳴って、まずこの電気とかこういうのが落ちてきてこれから指揮を執るべきメンバーが負傷というわけにはいきませんから下に隠れたっていうことはありましたけれども、揺れて鳴った後、防災対策部長がすぐ情報収集に走りましたので、そういう何ていうか4月1日、年度初めやっぱり防災の日常化、そういうのを忘れたらあかんよというふうなことなんだと思いますので改めて気を引き締めた、そういうような感想でしたけどね。
 
(質)南海トラフとの関係性で懸念とかそんなことはありますか。
(答)確かにプレート境界近くが震源でありましたので、極めて関心は高く持っていますけれども、それが論理的に連動していうのかどうかっていうのはそういう専門の方にお任せしなければなりませんけれども、我々としては万全の備えをきっちりやるということなんだと思いますので、関連性、元々30年のうちに7割と言われていますから、基本的にそういう懸念が、可能性が高いという前提で物事をしていくべきというふう、そういうふうに思っていますけどね。
 
(質)写真の撮り方かもしれないですけど、知事が一番逃げ足早く写ってますよね。
(答)ですかね。この潜る時ですか。確かに一番最初潜ろうとしたのは亀井局長なんですけど、それをちょっと何かみんな会議してるのにいいのかなっていうような感じの目線を感じたので、僕が先潜らなければっていうのはありましたけどね。
 
(質)自分が逃げたんじゃなくて、他を勘案して模範を示さなければいけない?
(答)そう、その前に防災対策部長が行けっていうふうに渡邉が指示をして防災対策部長が行き、机の下から危機管理統括監も行けっていうふうに言って危機管理統括監も行った、そんな感じでしたけどね。僕が何か自分をこう守るためということでは全然無いですよ。それはそういう誤解や憶測があるとすればそれは全く全然、事実無根ですので、はい。
 
(質)写真だけを見ると。
(答)潜り方が上手だったんじゃないですか。普段訓練してるから。
 
(質)割と年上の人たちはもたもたしてる感じがありますけど。
(答)ねえ、困りますね、そういうのはね。確かに一番年齢が若いっていうのはあるかもしれませんけれど。
 
〇知事のテレビ出演
(質)昨日の焼き直しになりますけど、なんちゃら法律ですけど、昨日インターネットに載ってないんで。要はそこで一番最後で、三重県知事も辞めてしまったと勝手にそういうことを言って多分鈴木夫婦の離婚率は高まるだろうという話でしたけど、辞めてしまったうんぬんとかいうことも今のとこ知事としては、そういうあの番組自身がちょっとおかしいんじゃないかという感じなんですか。
(答)番組というより本村さんのあそこはおまかせアドリブ発言だったらしいので、我々事前にシナリオで聞いてたわけではありませんし、本村さんがああやってご発言されたのは何ていうかやむを得ないっていうか、ですけどね。いろんなことをしっかり妻に相談しないといけないなと改めて思いましたけどね。 
 
〇知事の育児休暇取得
(質)奥さんはもうご出産されたんですか。
(答)まだです。もうね。
 
(質)16日ですか。
(答)予定日16日で、昨日の夜もちょっと腹痛いって言ってたんで、だいぶ今も病院行ってると思いますけど、近まってきていると思いますよ、はい。2人目なんで早まるということも多いですし、今も先週の検診で既にお腹の中で3,100グラムになってますので、いついってもいい状態ですね。なので、この一両日なかなか重要な山場が来ると思いますけどね。 
 
(質)育休はどうするんですか。
(答)今ちょっと考えてますけど、ちょっと誕生した時にご説明させていただいたほうがタイミングがいいかなとは思いますけども、基本的には方向性としてはこういう基本的には公務を優先と、公務が何かあったときにはちゃんと公務に行くということの前提の下で、支障がない場合においては基本的に、今ちょうど昨日長男が入園しましたので、僕も入園式行ってきたんですけど、バスの迎えに来るのが8時半なんでその8時半の見送ってから出勤をするっていうような形、僕がこの長男の朝の準備を、妻はああやってお腹大きいですし、これから産まれてきたら2時間単位で授乳しないといけませんから長男の送る部分は僕が対応する、そのためにちょっと30分ぐらい出勤を、今8時半に必ず来てますけども30分ぐらい出勤をずらすというのを、妻の落ち着く、第2子の状況が落ち着く、あるいは一定の例えば1学期なら1学期とかそういう区切りのとこまでやるっていうことと、7月、8月ぐらいに数日育児のために休むというようなことなどを検討しています。また正確には産まれた時に発表したいと思います。
 
(質)要は時間短縮的に時間でちょっとそのずらすというだけで、丸々フル1日を例えば3日休むとかそういう態勢には当面ならないんですか。
(答)それは7月、8月で数日取りたいと思います。湯崎さんが取った時がその今言った時間ずらし方法だったんですよね。第3子が産まれた時に第1子、第2子の保育園を送っていくためにずれ勤を20日間やったかな、やるっていうのが湯崎さんのやつやったんで今回はそれと数日の育休をミックスするっていうような感じですかね、はい。なかなか幼稚園行かせるのも大変じゃないですか、着替えて今日もやりましたけど。 
 
(質)それはもう毎日これからやられるんですか。
(答)基本的にそうですね。さっきも言いましたように大前提は公務優先で。公務に支障がなくてそれが可能であればということですけどね。何かうちの全国知事会とかあって何か秘書同士で飲んだりする時に聞いたら、8時半に来てるの僕だけらしくて、あと皆早くて9時とか他の知事さんは、らしいですよね。だから秘書も喜ぶかなと思いますけどね。
 
(質)今も知事公舎から歩いて来られてるんですか。
(答)いやいや今はもう車で来てます。
 
(質)それは2期目になってから?
(答)いえ、1期目途中から。実はあれ何やったかな農林水産部の関係で少し過激にいろいろ言ってこられる県民の方っていうか事業者の方みたいな方がおられて、知事に会わせろ的なことが結構少しあったものですから、それの安全という観点で車で移動してほしいという要請があったんで、それ以来車で。
 
(質)農林水産部、熊の件ですか。
(答)熊じゃないです。もっと前です。もっと前。
 
(質)鳥羽港?
(答)いやいやもうちょっと後やな。平成25年ぐらいじゃないですかね。もっとそんなこうそういう案件じゃなくて個別の方に関する案件ですね。そういうこのセキュリティの観点から車で行ってほしいということで、はい、今は車で。
 
 
                            了
 
 
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
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