現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5. 令和3年9月以前会見録 >
  6. 平成28年度会見録 >
  7.  知事会見 会見録 平成28年4月27日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成28年4月27日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・「2016年ジュニア・サミットin三重」を終えて(報告)
三重テラスの平成27年度の運営状況及び平成28年度の運営方針(発表)
・熊本地震に係る熊本市への県内自治体の応援(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・伊勢志摩サミット開催に向けて
・知事の第2子の命名
・熊本地震の災害義援金

発表項目

(知事)3つあります。1つは、「ジュニア・サミットを終えて」ということです。昨日、「2016年ジュニア・サミットin三重」の三重県での日程が終了しました。「桑名ジュニア・コミュニケ」を取りまとめた日本代表4名をはじめとするG7各国代表者に対し、まずはお疲れ様でしたと労をねぎらいたいと思います。また、開催にあたりまして地元桑名市の皆様をはじめ、安全・安心な開催に多大なご尽力をいただいた警察・消防・医療関係者、温かい歓迎をしていただいた訪問先市町、協賛・協力をしていただいた企業・団体など、多くの関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。何より無事に、無事故で終えたということは、大変良かったというふうに思っています。三重県は、四日市公害の歴史と教訓を踏まえて優れた環境保全技術を開発途上国に移転するなど、経済と環境の両立を果たしてきた先進地であるといえます。このような場所で、各国代表者たちが「環境と持続可能な社会」をメインテーマとして実りある議論をしていただくことができ、大変うれしく思います。特に、今回日本代表となった県内高校生4名には、各国代表者との議論の中で、ホスト国・日本の代表としてリーダーシップを存分に発揮してくれたと思っています。また本日夕方、各国代表者が安倍総理を訪問し「桑名ジュニア・コミュニケ」を報告することになっており、私も同行いたします。三重の現場で学びながら、次世代を担う若者の視点で取りまとめられたこの「桑名ジュニア・コミュニケ」の中の一つでも多くの提言が、伊勢志摩サミットの首脳宣言に反映されることを期待しています。成果発表後に行われた送別ランチでは、県立白子高校の吹奏楽の演奏を楽しんだ後、桑名産ハマグリやタケノコ、松阪牛といった三重県産食材を使用したビュッフェを食べながら、各国代表者と招待者が交流を楽しみました。安倍総理夫人も各国代表者や県内高校生とゆっくりお話しされ、ランチ終了間際には高校生たちの求めに応じて一人ひとりに丁寧に手書きのコメントを寄せられていました。また、視察や体験・交流行事で各国代表者をもてなした地元の方々や、案内をした県内高校生なども招待され、各国代表者との再会を喜び、会場のあちこちで話を弾ませていました。各国代表者たちは、視察や体験・交流行事等を通じて、高校生をはじめ地域の多くの皆さんから温かい歓迎を受けたことに非常に感謝していると話しており、三重での滞在を満喫いただけたのではないかと思っています。今回のジュニア・サミットでは、各国代表者や案内役の県内高校生だけでなく、ウェルカムカードを書いた生徒、プランターの花を育てた農業高校生、吹奏楽の演奏やパフォーマンスなどをした児童・生徒、太鼓演奏や伊賀組みひもの箸袋づくりなどをした特別支援学校の生徒など、本当に多くの次世代を担う若者が参加してくれましたので、これをきっかけに国際交流・国際理解の輪が一層広がってほしいと思います。今回来日された各国代表者にはぜひ三重を好きになり、将来何度も三重に訪れていただきたいと思っています。また母国に戻った後、今回感じた三重の魅力を周囲にも伝えていただくことにより、世界中で三重のファンが増えていくことを期待しています。北海道洞爺湖サミットでは、首脳会議と同じ時期に近隣の千歳市でジュニア・サミットが開催されました。今回は、伊勢志摩サミットの開催1カ月前に北勢地域を中心に開催できたことは全県的な取組、伊勢志摩サミットに向けた全県的な盛り上がり、こういうものに繋がり、非常に良かったと思います。首脳会議開催までいよいよあと1カ月を切りました。今回のジュニア・サミット開催による県内の盛り上がりを首脳会議にしっかり繋げるとともに、開催に向けた準備をさらに加速していきたいと思います。
 
 それから2点目です。三重テラスの平成27年度の運営状況と平成28年度の運営方針について説明をいたします。三重テラスの平成27年度の来館者数は67万4,256人で、対前年度比19パーセント増、 オープン以降の合計は151万6,020人となりました。ショップとレストランの売上額の合計は約2億4,876万円で、前年度比24パーセント増、オープン以降の合計は約5億5,561万円となりました。また、首都圏におけるメディア掲載件数は61件で、その広告換算効果は約2億3,400万円となりました。なお、三重テラスの成果を評価する4つの指標のすべてにおいて、平成27年度の目標値を達成しており、総じて順調に推移していると考えています。この要因としては、伊勢志摩サミットの開催決定を受けた記念キャンペーンの展開や、プレミアム商品券の発行による県産品の販売促進等に取り組んだ結果、一定のリピーターの確保と安定した集客に繋がったのではないかと考えています。特に来館者数の増に向けた取組としては、1階のショップやレストランでは、季節や旬に合わせて三重ならではを感じていただけるよう、売り場構成やメニュー提供などに工夫をしました。また、2階のイベントスペースでは、外国人にも人気がある忍者体験、子どもに大人気の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」ショーや近鉄プラレール走行会などの子ども夏休みイベント、三重の食・酒・スイーツ等を特集するANAと県との連携イベント、三重への移住に関するセミナーなど多彩な催しを頻繁に開催しました。また、私自身も著名なゲストをお招きして「COOL MIE トークライブ」を開催するなど、三重の魅力を首都圏の方々に発信し続けてきました。こうした取組の積み重ねにより、三重テラスを訪れていただくリピーターの比率は60パーセントとなり、前年度比で17ポイント増え、またサポート会員は7,475人で前年比64パーセント増で、ともに着実に増えているなど、コアな三重県ファンを着実に獲得できていることを実感しています。売上について分析してみますと、お客様1人当たりの売上単価は、ショップは1,784円で前年度比20.5パーセント増、レストランは3,470円で前年度比23.4パーセント増と大きく伸びており、来館者の方々に三重の物産や食の魅力をしっかりと感じ取っていただけた結果だと考えています。三重テラスに対する評価については、日経グローカルの調査では、各都道府県に他のアンテナショップで「気になる店舗」などを尋ねたところ、「気になる」部門で3位、「展示が上手」部門で2位、「見習いたい」部門で3位と上位に入っており、そういった調査からも三重テラスは他県からも評価されているのではないかと考えています。このような状況を踏まえ、平成28年度の運営にあたっては、まず伊勢志摩サミット開催による知名度向上の効果を生かしつつ、三重の強みである食や文化を重点テーマとし、テーマ性を持った効果的な情報発信に取り組んでいきます。また、首都圏での事業展開を目指す県内事業者を積極的に支援するとともに、首都圏で三重に関わる人々のネットワークの拡大・強化と連携を進め、県内への観光誘客や県産品の販路拡大に繋げたいと考えています。そして、幅広く他の都道府県や市町・関係団体等と一層の連携を図りながら、三重の魅力を首都圏へ発信していきたいと思います。
 
 それから最後、3つ目です。熊本地震にかかる熊本市への県内自治体の応援についてです。平成28年熊本地震に伴い被災地で発生した生活ごみ等の収集運搬支援を行うため、本日から、四日市市及び伊賀南部環境衛生組合が熊本市へごみ収集車及び職員を派遣します。このたび早急に派遣を決定いただいた四日市市及び伊賀南部環境衛生組合の皆様には厚くお礼を申し上げたいと思います。被災地では、家庭や避難所から出る生活ごみ等の処理が滞る事態が発生しており、特に生ごみはこれから気温の上昇に伴って腐敗が進行し、衛生面からも早急に処理する必要があります。派遣される職員の皆様には、安全、健康管理にご留意の上、活動いただきたいと思います。被災地においては、福岡市や広島市、京都市など全国の自治体が生活ごみや災害廃棄物の収集や運搬支援のための職員を派遣しています。この後も伊勢市が派遣をご検討いただいており、県と市町等が連携して全力で被災地の支援に取り組んでまいります。はい、以上です。
 
発表項目等に関する質疑
○「2016年ジュニア・サミットin三重」を終えて(報告)
(質)幹事社からまず発表項目の質問をさせていただきます。1点目ジュニア・サミットについてですが無事故に終わったことが大変良かったとおっしゃいましたけども、成果文書等に全般ですね、改めてですけど非常に想像、想定以上にうまくいったというお考えですか。
(答)成果文書の中身ですか。短期間でコンパクトに、ファクト、事実関係や課題、そういうものもポイント書かれていましたし、具体的な解決策も幾つか示されていましたので、いい内容だったのではないかなというふうに思います。あとはこのいずれのテーマもこの人類がずっと立ち向かってきて克服が簡単にはできていない分野でありますけども、それに果敢にチャレンジしていってもらったということは非常に良かったんじゃないかなと思います。それから彼らの言葉とかでも印象に残ってたのはいずれの課題もやっぱり自分たちが当事者なんだと、前日の参加者ブリーフィングでも僕も講評の時にも言いましたけども、ドイツのハマーさんですかね、ハマーさんはこれは私たちの問題なんだと、それは首相や大統領より自分たちは長く生きるからだと、そういうふうに言ってたように非常に当事者意識を持ちながら提言をまとめてもらったということも良かったんではないかというふうに思いますし、気候変動と経済格差のところは再生エネルギーや先端エネルギーの話が入ってましたので、そういう意味では視察も生きたんではないかなというふうに思います。 
 
(質)安全開催に繋がったということですが、1カ月を切ったサミットに向けて県としても本当に繋げていくということは大事だと思うんですけど、具体的に何か、スケールは違いますけど県としてはどんな点を繋げていきたいですか。
(答)安全面で?
 
(質)安全の面で。
(答)今回は本当に桑名署管内でやっていただきましたし、自主警備や市民の皆さんのパトロールそういうものを中心にやっていただきました。その結果安全というふうになったわけでありますけども、そういう意味では本当にこれまで県としてもテロ対策官民パートナーシップ会議という形でやってきた市民の皆さんの力を借りてテロ対策を未然防止していくということが今回のジュニア・サミットでも発揮されたんではないかというふうに思っておりますので、警備当局が当事者意識を持って全力で頑張るのは当然のこととして、市民の皆さんのお力を借りていく、そういう部分もしっかり引き継いでいきたいなというふうに思います。それからこの安全という意味では子どもたちが時差ぼけとか体調不良とかそういうものに備えて医師会の皆さんとか保健師の皆さんとかそういう方々が待機をしてサポートデスクっていうのを置いていただいて、それで大きなそういう部分での事案みたいなのもありませんでしたから、そういう安心感にも繋げていった、そういう医療提供体制とかそういう部分にも万全を期していきたいというふうに思います。
 
○三重テラスの平成27年度の運営状況及び平成28年度の運営方針(発表)
(質)三重テラスですけど、こちらも総じて順調に推移とおっしゃいましたけど、やっぱりサミット効果というのは確実に出てきているというお考えですか。 
(答)サミットでテレビとかメディアで取り上げていただいたケースも結構ありましたので、例えばサミットに関係なくても例えばあおさが何か健康番組みたいなんで取り上げられて、とりわけ三重県産のあおさがいいよみたいなことになったら、翌日はあおさが売り切れになるとかですね。そういうようなこともありましたのでサミットを含めてメディアの皆さんにたくさん取り上げていただいたことなども効果があったと思いますし、さっきも言った夏休みとかに子どもたちのやつやったりとか多彩なイベントを準備したということも大きいと思いますし、あとはこうショップやレストランいろいろメニューとか固定しすぎず入れ替えたりしたということもあると思います。あとはあれですね、プレミアム商品券とかその辺の効果もあったと思います。
 
(質)日経さんも好評価で。
(答)気になる部門ね、気になる部門と展示が上手部門、あの有難いことですよね、55、首都圏にいわゆるアンテナショップがありますけども、切磋琢磨したり連携したりしていくということは大事ですから我々も僕自身もそうですけど、僕自身も新規出店この前長崎がしたら即座に視察して、ああうちのほうがここはええなとか、うちのこれなかなかええやんかと思ったりするのもありましたんでみんなでそういうふうに切磋琢磨して高め合っていけばいいんじゃないかなと思いますけどね。
 
(質)3点目はちょっと各社さんから伺います。あの発表項目について各社さんお願いします。
 
○「2016年ジュニア・サミットin三重」を終えて(報告)
(質)時事通信です。あのジュニア・サミットのことなんですけど、コミュニケはG7首脳に対してはリーダーシップを発揮するように求めるような内容でしたけれども、知事が自治体の首脳として今回のコミュニケを受けて今後どういった動きをしていきたいのか思いを伺いたいのですが。
(答)あのそれぞれ何ていうか、彼らの関心事項の中で彼らの英語で書いてあってグローバルノースとグローバルサウスって書いてあって、要は南北問題的な先進国と新興国の対立構造的なというか、そこの格差や取組の差みたいなものへの関心が4つのテーマいずれも多かったので自治体として即座に取り組むというのはなかなか難しい部分はあるかなとは思いますが、例えば教育のところでその先進国と新興国の学校がパートナーを組んで学び合っていくとか、そういうような部分とかがありましたので、それは学校現場は自治体でやっているところが多いですから、あれはパートナーエディケーションプログラムって書いてあったかな、ちょっと名前忘れちゃいましたけど、そういうのを三重県とかあるいは今回ジュニア・サミットが開かれた桑名市とかが率先してやっていくというのは、まだアイデアベースですけど自治体としてもやり得ることかなと思いますし、あとは気候変動とかの部分においては実際に一人ひとりがCOの排出を削減しなければいけませんのでそういう部分をしっかりやっていく。それからどういう制度のどういう何か分かりませんけども、ジェンダーのところでその企業とかにスコアっていうか指標みたいなのを設けてちゃんと女性が活躍しているような、そういう指標になっているかどうか分かるような指標を設けようみたいな提案もあったんで、そういうのは今女性活躍推進法とかできてきましたけれども、そういう企業の取組も促していくことも自治体としてやっていくことは大事かなと思いましたね。
 
(質)他いかがですか。
 
○三重テラスの平成27年度の運営状況及び平成28年度の運営方針(発表)
(質)三重テラスですけど資料の下にある数値目標の59万人というのは、これは28年度の目標ということですね。
(答)そうですね。
 
(質)これを見ると27年度の来館者数よりは大分控えめというか何というか、サミット効果の反動減を織り込んだ数字なのかなと思うんですけど、去年の目標よりは1万人プラスにしていますけどその辺はどう考えていますか。
(答)サミット効果がどれぐらいかっていうのは見込むのが非常に難しい、計算するのが難しい部分もあったんで定常状態で伸ばしていくっていう何ていうんですかね、今回サミットでどれぐらいサミット効果があったか分からないけどやっぱり全体としての底上げにも繋がったからその部分は1万人アドオンした上で目標設定していこうというそんな感じですね。サミット効果が未知数であるというところ現時点では試算しにくいということと、一方で全体としての底上げには繋がっただろうというようなことで様々な計算した、これまでの傾向とかを含めて計算した上でこの数字でしたという感じです。
 
(質)あと、でしたら先ほどのリピーター率がまだ60パーセントということで、これやっぱり来館を計る上での重要な数字なのかなと思いますけど、リピーター率についてはどういうお考えですか。
(答)これは非常にこれまでもリピーター率を高めるということが非常に重要な目標というか大事にしてきましたので、平成25年度は20パーセント台、平成26年度は40パーセント台だったのでこれが6割に到達したということはやっぱりもう1回行きたいと思える場所だったという単純にそれは有難いことですし、一定の評価し得る数字だと思いますけど、さらに高めていくべく頑張っていきたいと思いますけど。
 
(質)売り上げは目標ではないということをおっしゃっていましたけど今年度の売り上げはどう評価されますか。
(答)トータルは何ていうんですかね、トータルもさることながら客単価が僕さっきも説明しましたけども、一人当たり単価が上がったということはこれは非常にいいことなのではないかなというふうに思います。あのアンテナショップとかも見には行くけど買わへんみたいな人結構いらっしゃいますんで、そうやってちゃんと手に取ってお財布を開いてお金を落としてくれたということや、それが県内事業者、出店している県内事業者への利益に繋がっていくわけですから、レストランも同じです、食材提供してくれている皆さんそうですんで、あのトータルは掛け算の来館者数ですから客単価が上がったということが非常に私としては良かったなというふうに思っています。それは特に年度の平成27年の2月やったかな、「ゴチになります」っていうのをやったのがレストランでは極めて客単価向上に繋がったので、これもやっぱりそういう意味ではメディアの皆さんに取り上げていただくということは効果が大きいということもあると思います。
 
その他の項目に関する質疑
○伊勢志摩サミット開催に向けて
(質)発表項目についていかがでしょうか。では発表項目以外で伺います。昨日あの伊勢志摩サミットの開催までちょうど1月という1カ月という節目の日でありましたけども、1カ月を今日切りました。改めてですけどどんな伊勢志摩サミットを実現していきたいでしょうか。
(答)まずはやっぱり安全であるということですね。これまで広島外相会合、それから新潟の農業大臣会合、そして我が方のジュニア・サミット、これいずれも無事故で来ていますので多くの皆さんのご協力によってでありますけれども、しっかりセキュリティに万全を期していくということがまず第一であるというふうに思っています。その上で首脳の関連の行事あるいは配偶者プログラムなどの関連の行事、こういうところで三重県の良さあるいはメディアセンターなどでの三重県情報館などを含めてですけれども、そういうところで三重県の魅力がしっかり発信されていってほしいと改めて思います。この洞爺湖サミットの時のパブリシティ効果も直前1週間で53パーセントぐらいあったと思いますから、そういう意味ではこれから露出が加速していくと思いますのでしっかり発信をしていきたいというふうに思いますのと、いずれにしてもいろいろ生活とか交通の部分において、住民の皆さんにご迷惑を掛けたりご協力をしていただかなければならない部分がありますので、サミットを終わっていろいろ大変な部分もあったけども面倒な部分もあったけども、サミットやって良かったなと県民の皆さんに思っていただけるような最大限の努力をこれからもしていきたいというふうに思います。
 
(質)常々知事もおっしゃっていますけど、連休中はまだ宿泊もできますよってその呼びかけをされてますけど、やっぱり今現場に聞くと数割ですかね、まだ空きがあるというような状況と聞くんですが、その辺は改めて呼びかけは。
(答)県全体で見るとかなり伸びてるところも多いんですよね。一方で減少しているところもあるんで、もちろんサミットでというので手控えされている部分もあるかと思いますがやっぱり丁寧な情報提供とあと事業者の皆さんもご協力、ご努力いただいていますけどもさらに官民一体となってのお客さんの呼び込みっていうことについて協力を、努力をしていく必要があるというふうに思います。実際に増えてるところもありますから、そういう意味ではみんなで努力していくことが大事だというふうに思います。あとは一方でゴールデンウィークのことはあれなんですけど、6月の宿泊予約は全県にわたって相当予約増えてますので対前年と比べて、そういう意味でも短期的な視野になるのではなくて、こう中長期的にサミットというもののチャンスをどう生かすかということを官民挙げて考えるということが大事だと思います。
 
○知事の第2子の命名
(質)ちょっと話題変わるんですけど、おめでたい話で第2子出産されてしばらく落ち着かれたかと思うんですけど。
(答)やっぱ聞くんや。
 
(質)名前のほうはいかがでしょう、決まりましたか。
(答)大安であり、かつ私が知事に就任した私にとって大事な日である4月21日に津市役所に出生届を提出してまいりました。名前は漢字で「花」、簡単なほうの花に平和の「和」と書いて「花和(かの)」と言います。「かの」。これは花のように人を和やかにしてくれる優しい子どもに育ってほしいなとそういうような思いですし、春らしいということで「花」という漢字を使いたいねというような話、花のこと嫌いな人って多分ほとんどいないと思うので、そういうこう人を明るくしたり人に親しまれたりする存在になってほしいという意味で「花」という漢字を付けたかったのと、「和」というのはこれ生まれてきた日に僕も妻もこういう漢字付けたいねっていうふうに思ったんですね。和やかであってほしいし、実は何かすごい自分、こじつけ的な感じもなくはないんですけど、僕の誕生日8月15日なんですけど、8月15日が終戦記念日で平和を追悼する日なんだというのが閣議決定されたのが1982年の4月13日なんですよね。娘が生まれた日4月13日なんで、やっぱりそういうこう平和とか調和とか、そういう日本人としての思いみたいなそういうのも大切にしてほしいなというので、生まれてきた日に顔を見てその「和」という漢字がいいよねっていうのを妻と話してそれを付けたと。あとはどう読むかっていうのをいろんなパターンを考えて、柔らかい名前がいいねっていうので「かの」という、「和」は「のどか」とか読んだりしますからね、「かの」というふうにさせてもらいました。
 
(質)早速、でれでれですね。
(答)でれでれですね。非常に順調に昨日、昨日おとといか、検診行って、大体1日30グラムずつぐらい成長すればいいんですけども、母乳を一生懸命すごい飲むので49グラムずつ1日体重が増えているということなので、極めて順調に育ってるので。かわいいですね。でれでれな感じですね。
 
(質)ありがとうございます。各社さんお願いします。
 
○伊勢志摩サミット開催に向けて
(質)この流れで話すのは申し訳ないんですけど、サミット1カ月前というのがありましたが、もうちょっと具体的にこの1カ月でやらなきゃいけないこと、やりたいこと、特に交通規制の部分とかも昨日ちょっと出始めたりはしてますが、当然、首脳のスケジュールとかまだ分からないので、まだまだこう情報が出てない部分とかもありますけど、県としてやらなきゃいけないことや国に求めていきたい、働きかけていきたいことってどんなことがありますか。 
(答)首脳、それから配偶者の行程が詳細が時間のスケジュールが決まってくる中で、それをしっかり詰めて、その時にどういう対応するかということをしっかり詰めていくということが極めて大きなボリュームを占めると思います。それからさっきも言いましたようにさらにメディアのカバレッジとかも増えてきますので、情報発信をしっかりやっていかなければならないということと、それから警備のさらなる計画の詳細の詰めというかオペレーションをしっかりやっていくということとか、あとは食材においてまだメニューとか確定してませんので、三重県産の物がしっかり使われるような働きかけをするということや、アウトリーチを含めての首脳の方々や大使の方々の二国間プログラムの要請や詰め、そういうものもしっかりやっていかなければならないというふうに思っています。その1点目の首脳らの関係では我々が県民として何らかいろんな歓迎を、例えば広島のああいう外務大臣会合のように子どもたちが来てとかというようなことができるチャンスがあるならば、その子どもたちにどういうふうにそのおもてなしの気持ちを表現してもらうかというのを調整したり考えたり、そういうようなこととかですかね。あとは分かりませんけど、僕がどこかで英語で挨拶する場面があればその英語の練習するとか、そんなこととかですけど、やること山積ですけどね、あとはいずれにしても交通にしても警備にしても住民の皆さんに生活影響が出る部分についての情報提供というのは、随時いろんなチャンネルで公式、非公式関係なく丁寧に情報提供をしていくということはやり続けていかなければならないことだというふうに思いますね。 
 
(質)さっき英語で挨拶されるということなんですけど。 
(答)あればですけど。
 
(質)あれば、要するに何かこう少し考えられたりとかは。
(答)いえいえ全然考えてないです。あればです。それはね、ジュニア・サミットであれマスコミオープンになってませんでしたけど、伊藤市長が2回英語でやってるんですよ。最初のオープニングセレモニーの日のランチやったかな、の時と、違うわ、石取の後やな石取の後と昨日の乾杯の時に英語でやって、1回目の時はちょっと詰まったらしいので。それやったらもうそういう場面があんのやったらもうめっちゃ早くから準備せなあかんなと思ってただけなので、全然あるとか無いとかはそれは関係ないです。むしろあるとか無いとかというよりは、伊藤市長を見てそう思ったとそういう感じです。
 
(質)知事、明日はされないんですか。
(答)明日?
 
(質)さよなら。
(答)ないない。明日は日本語やな。明日は日本語、日本語。これは何かね、そうです日本語なんです。 
 
(質)あと関連してなんですけど、洞爺湖サミットの時の晩餐(さん)会のメニュー、食事のほうなんですけど、あれ見ると何か北海道のかなりいろんな各地の名産品をちょこちょこ使ってる印象だったんですけど、今度のサミットでもそういうふうに県産いろいろ使ってくれというような要望はされてるんですか。
(答)幅広く、その首脳、配偶者の部分においては幅広く使ってほしいということは要請してますけどね。メニューを総料理長とかがどういうものにするかということがあると思うので、例えば私が視察に行ったロックアーンなんかは、極めてシンプルなメニューでしたよね。アイルランド牛とサーモンともう1品ぐらいだったと思うので、でも、とはいえ、例えば分かんないですけど、前菜みたいなやつでこう何かちっこいやつがパッパッパッと置いてあったりとかもしますから、我々としては1品でも多く食材をやってほしいとは思いますけど、そこはメニューに依存するとこがあるのかなと思いますけどね。1品でも多くやってほしいと思います。洞爺湖なんかは本当に記念館にもありましたけど、たくさん使ってますから。それはもう食材だけじゃなくて、飲み物、お酒だけじゃない飲み物とか、あるいは何かコーヒーブレイクみたいなんがあるんやったらそういうとこでのおつまみのお菓子とか、それも含めて県内のいろんな物が使われるようにしてほしいと思いますね。
 
(質)サミットですけど、今回、熊本地震を受けた対応の変更というか、あるいは対応の追加、そういったものって何か今あるんでしょうか。
(答)首脳や配偶者などの行程とかで、あるいはその周辺で知事部局としての県とか県民会議でやるべきことで何か大きな変更があるということは、今のところは聞いてません。が、恐らく警備の人員の入り繰りというのは、当然、熊本に派遣している、被災地がどうなるというのもあると思いますから、そこは多少その入り繰りがあるんじゃないかと、 人員のどっからどういうふうに行ってもらうか、何人ぐらいいつ頃来るかとかは多少影響があるのかなとは思いますけど、まだ私もそれ具体的には聞いてませんのでちょっと分かりませんけどね。今のところはそういう感じですけどね。
 
(質)自然災害対策をいろいろやられてますけど、それをさらにこう強化するとかそういったことは無いですか。
(答)今、各宿舎のもう既に観光事業者の皆さんでマニュアルを作って配布し説明会もやってますので、あとDONETとかもありますから、何か熊本地震を踏まえて今の段階で何かアドオンするものがあるかということは今のところは考えてないです。
 
(質)あと、先ほど最初におっしゃった全県的な盛り上がりと機運の高まり、これ毎回聞いてますけど、その今の現状認識と、一部通信社のアンケート調査とかもありましたがそういうのも踏まえたこの頃思う機運の高まり、盛り上がりの高まりに向けた知事のお考えを教えてください。
(答)やっぱりこういう実感値なので、どれぐらいどういうものに携わっているかとか、日々の生活の中でどういう情報が入ってこられたり、どういう方々と、何ていうか、人間関係があるかとかによってその盛り上がりの感じ方というのは違うと思うんで、一部報道にあったような盛り上がってないのではないかと思う人がいらっしゃるということについてはそれはしっかり真摯に受け止めた上で、一方で期待をしていただいている方々もたくさんいらっしゃいますから、その期待をしていただいている皆さん、それからそれが増えていくように、さらにいろんなさっきも言いましたように、これからさらにメディアカバレッジも増えていきますので情報もいろいろ入ってくると思いますから、さらに関心を高めていただけるようなアプローチをしっかりやっていきたいというふうに思いますし、不安に思っていただいている皆さんの声に対しては丁寧に、先ほども言いましたように丁寧な情報提供をできる範囲でしっかりしていきたいと思います。こう何か漠然とした将来への不安とかそういう部分については、いくらこの段階で情報提供させていただいても足りない部分とかがあると思いますから、開催にあたって不安に思っていただいている部分の情報提供は丁寧にしっかりやっていって、サミットのあと元気に頑張っていこうと思っていただけるような雰囲気づくりを、これからも気を緩めることなく手を緩めることなくやっていきたいと思いますね。
 
(質)盛り上がりに関しては、前、道半ばというふうにおっしゃってましたけど、今はどうですか。
(答)まあ道半ばだと思いますけれども、少なくとも何ていうか昨日の例えば一連の三重県でのジュニア・サミットの様子とか、10市町に行っていただいたわけですけれどもその時の様子とか見ても、関わっていただいた方々やその周辺の方々は、あとはこの4月の9日とか何日かのそれぞれ志摩市でも100人とか50人ぐらい花いっぱい運動に集まってもらったりしてますので、そういう意味では関わっていただいた方々やその周辺にはだいぶ盛り上がりが伝わってきてるのかなというふうに思いますから、これからさらにボランティアで手伝っていただく方が増えたり、あるいはそのさっき言ったような歓迎で仮に子どもたちが出てくるようなことがあったらその親御さんとかもそうですし、お孫さんを持っている人のおじいちゃん、おばあちゃんとかもそうですけど、関わっていく方が現実に増えていく中でさらに盛り上がりができてくればと思いますので、まだ当然道半ば、ここから加速をしていきたい、さらに加速をしていきたい、そんな感じですね。
 
(質)最後に今日はネクタイ違いますよね。
(答)そうですか、今日はたまたまですね。これはローテーション上こうしたという、特段、今日は何か別に黄色であることは今日はあまり意味ないですけど。今日はすみません、今日はたまたま、たまたまです。すみません。
 
(質)1点、サミットの例の交通規制で、先ほど知事が丁寧な情報提供が必要だというふうに話されてましたけども、これ何か日本道路交通情報センターの何かツイッターとか電光掲示板とかラジオとかでも広報されるということなんですけど、これ県として何かしら情報提供とか相談窓口とか、そういうことは考えてらっしゃったりしますか。
(答)県警のほうで一元的にそういう情報提供とかお問い合わせとかフリーダイヤルとかそういうのを設けて、県警とか中日本でやっていただくので、そちらに一元的に相談的なことはしますけど、我々としては交通量の総量抑制とか、あるいは県警やNEXCOとかが情報提供するもののさらなる情報提供とか、そういうので我々もSNSでフェイスブックとかツイッターとかありますんで、そういうのを活用して県警からの交通規制などの情報をさらに転載して情報提供を丁寧にしていきたいというふうに思います。そんな感じですかね。志摩市内は主要な道路が規制されますけども、伊勢志摩地域以外は高速道路の規制ということで首脳が通行する一時的な交通規制ですから、一定いろんな想定の下でこういう場合があり得るということなので、必要最低限の規制ということでご理解ご協力を賜りたいと思いますし、一方でこういう通行規制をやることで規制されてない一般道に迂(う)回してくる車両とかが想定されますので、交通量の抑制のご協力、取組というか周知というのはしていかないといけないなと思いますけどね。 
 
(質)今でも県民とか事業者の方にマイカー通勤控えてくださいとかちょっと自粛してください、自粛というか控えてくださいというような呼びかけてらっしゃいますけど、これ県として例えば25日から28日ぐらいが想定されてますが、率先して何かこう取り組むことっていうのはあるんですか。
(答)県庁でも今整理してますけど、不要不急の出張とか公用車の乗り合わせとかそういう不要不急の出張を押さえるとか公共交通機関の利用とか、どうしても公用車に行かなければならない場合はそういう乗り合って行くとか、その具体的な我々も当然しっかりやらないといけませんので、そのアクションは今検討というか列記してると思います。これからまた周知すると思います。
 
(質)各社さんいかがでしょうか。
 
○知事の第2子の命名
(質)赤ちゃんは健診の時は何グラムやったんですか。
(答)健診今回?今回合計聞いてないな、マージナルしか聞いてないんで。元々3,006グラムで、健診の日ですか。
 
(質)プラス49グラムで、毎日49グラムで。
(答)それちょっと聞いてないんでまた後で言うときますわ、はい。
 
(質)どっちに似ているってことなんですか。
(答)どうですかね、まだ分からんな。まだ分かりませんけども、生まれた瞬間は病院の助産師さんはお父さんに似ていますね、とは言うてましたけどね。それはちょっとあんまりよろしくないかもしれませんしね。何かね、僕も妻もどっちかというとこうちょっと目が離れ気味っていうか、感じなそういうのは両方に似てると思いますけどね。どっちに似ているかまだ分かりませんな。うん、まだ分からん。
 
(質)第二県政クラブも含めてお願いします。
 
○「2016年ジュニア・サミットin三重」を終えて(報告)
(質)CTYです。ジュニア・サミットの件で、今回終わりましたが、この後ですね、ジュニア・サミットを受けて若い世代に何かイベントとかをやる予定とかってお考えはあるんでしょうか。
(答)ジュニア・サミットの参加者とそれから県内高校生の方、あと調整できているかどうか分かりませんけど、広島の外相会合で青少年外相会合っていうのに出た高校生たちとかを呼んで、高校生サミットっていうのをサミット後にやらせていただく予定です。併せて大学生とか留学生の皆さんに集まってもらってのサミットもやろうと思ってますので、そこでもジュニア・サミットの提言なども活用できればというふうに思いますし、あとはジュニア・サミットと直で関連するっていうのはそういうのですけれども、この後さらに国際交流とか、そういうのを各学校での国際交流とかをしっかり進めていく取組を促進していきたいと思いますね。
 
(質)ジュニアですけど、「桑名ジュニア・コミュニケ」、ジュニア・サミットの宣言文ですけど、最初から桑名っていう名前が付くのは決まりだったんですか。他のとこでも付いてるからってのはありますけど。
(答)僕らは直前まで最終決定っていうのは知らされませんでしたけれども、千歳は千歳宣言だったので、ぜひ桑名○○(マルマル)にしてほしいというのは、ずっとお願いしてきましたので。最終決定っていうのはギリギリに聞きましたけどね。
 
(質)要請はされてたんですか。
(答)そうですね。桑名○○(マルマル)にしてほしいということで。
 
(質)国際会議っていうのはこういうものなのかもしれないですけど、ジュニア・コミュニケ見ると別に桑名でやってる必要もないですよね、まあある意味。大体まあそういうものなんですか。
(答)どうですかね。国際会議ってそれぞれ国としてやってますので、僕はそれでもエネルギーの話とか、それなりに現場を見たことが踏まえられていると思いますけれども、地元のことばっかり書くわけにもいきませんからね。あと、短期間ですので、なるべく何ていうかコンパクトにっていうこともあったと思いますから、それは当然我々としてはいろんな地域色が出るほうがいいのはいいですけども、理解できる範囲ではないかと思いますけどね。
 
(質)討議のためのプログラムと、あと交流プログラムを別個にあって、討議のためのプログラムっていうのは、あれはあれで妥当性があったとお思いですか。 
(答)もう少し環境の部分の議論が広いのかなと思ってたんですけども、近くなってきてああいうそのジェンダーとか、人材開発とかのテーマもやるっていうようなことになってきたので、そこの部分で討議に資する視察とリンクしない部分はあったなとはいうふうに思いますけれども、全体としては特に経済格差とか気候変動のところとか、あるいは経済と環境の両立っていうようなことなどにおいても、それは人材とかジェンダーもそうですから、そういう意味では一定の意味があったとは思いますけどね。我々としても何か、ああいう4つグループでやるんですっていうのがもっと最初から分かってれば、何かそれぞれの場所での説明の仕方がもっとあったんじゃないかなと。例えば環境未来館とかでの教育のことどうしてるとか、人材開発のことどうしてるとか、あるいはICETTで新興国に人材開発する中でこんな課題もあったとかいうような説明とかももっと早く外務省言ってくれてたら、それはできたのになっていうのは若干ありますけどね。
 
(質)今回外務省にはお礼を言うしかないですか。知事の感想として。
(答)今回、我々1カ月後に伊勢志摩サミット控えてなかったらお礼だけで終わると思いますけど、逆で、お礼だけで多分今回終わらないと思いますので、やっぱりもう少しこういう連携をしてほしいとか、例えばメディアの皆さんにはこういう対応してほしいとかですね、そういう幾つかお願いしたいこともありますので、これは次の1カ月後に向けて、それはサミット準備事務局と人物交流室で部署が違うんですというのは言い訳にならないんで、我々としては、今回大成功だったんですよ、大成功だったんだけど、1カ月後のことを考えて課題に残ると思う部分は明確に伝えさせていただきたいと思います。
 
(質)審議官、大鷹さんでしたっけ。
(答)参事官ね、広報の。
 
(質)参事官。最後講評されて、講評が教育訓示のようになってましたけれど、だから一番彼が長くて、あそこでディスカッションが大切だってそんなことは分かってる話で、こういう人に外交任せておいて大丈夫かな、KYかなって思ったんですけど、知事はその辺にいら立ちはなかったんですか。
(答)まあ思い入れがあったんでしょう、きっとね。思いが強かったんではないかなと思いますが、僕もちょっと長かったですけど、昭恵夫人があれぐらいの長さだったので、やっぱり事務方のトップとしてはもうちょっと短くてもよかったかなとは思いましたけどね。 
 
(質)「KUWANA NIGHT」の石取は知事が山車(だし)を見せたいという思いが最初からおありになったんですか。
(答)それが決定要因だったかどうかは別ですけども、初めて桑名市伊藤市長と県議の皆さんが桑名市でやってくれって要望来た時に、あれ山鉾サミットでやったときみたいなやつできますかって僕は伊藤市長にその時質問投げかけたんで、僕は去年の5月の山鉾サミットで自分で叩かせてもらってやったのが非常に自分も楽しかったし、いつも石取祭って舞台の所から見てるだけだったんで、体験できたのが非常に楽しかったから、いろんな難しい話、グローバルな話してても、みんなやっぱり子どもは子どもなんで、ああいうこう触感で感じるようなことの体験があったらいいなと思ってたんで、僕がやってくれとか決めてくれって言ったというかどうかは別として、一番最初桑名が提案来た時に僕があれできますかっていうのを聞いたのは事実です。
 
(質)あれできますかという発端は作ったけど、国道1号を封鎖してまであの山車を13基、伊勢大橋渡って花水木までの会場近くへ持っていくっていうことは別に指示されていないですか。 
(答)やり方について僕がどうこう言ったことはないですね。 
 
(質)では細部に神が宿らなかったんですね。いや、警察とかいろんなとこでは不満出てますから。
(答)どういうやり方かっていうのはお任せ、まさに「KUWANA NIGHT」ですから、桑名の市民会議でやっていただくあれだったんで、こっちから口出しするというよりはお任せした部分はありましたけどね。
 
(質)会議の中でもその山車っていうのは、あくまでもそこの場所でやることに意味があって、他のとこ行って山車を披露するっていうことが意味がないっていうことをおっしゃった方がいるし、逆に言えばこの際だから運ぼうっていう手もあるし、警察関係は国道1号をある程度封鎖して、13基も引っ張っていくってことに対して警備の人数も足れへんしっていう話もありますよね。
(答)そういう部分においては、ご協力いただいてお手数掛けたなとは思いますけども、非常に参加者が前日から来て時差とかで疲れていたり、まだみんなで慣れ親しむことができていない状況の中で、あの石取祭のやつや「KUWANA NIGHT」の果たした役割は、極めて大きかったと思っていますけれども、そういう点でご迷惑をかけたり、なかなか大変な部分もありましたけれども、効果は私あったというふうに思いますし、あとこれから山鉾、石取のところも含めてユネスコを目指してやってる中ですから、そういう国際的に知ってもらうっていう意味では、そういう意義もあったとは思いますけどね。
 
(質)第2子のお嬢さんですけど、見送りのランチの時には安倍夫人に何か言葉いただいたんですか。
(答)昨日ですか。昨日そうですね、控室で「名前決まった?」って聞かれたんで、明日発表なんですけどもこうですっていうような説明して、何か柔らかくて可愛い名前ね、みたいな感じでしたけども、はい。むしろ何かその話最初して、その後はもう昭恵夫人2日前ぐらいに熊本炊き出し行かれてたんで、熊本の地震の対応の話を意見交換してることのほうが多かったです。でもかなり昨日ランチの時にみんなが何かツーショット写真撮ってくれとかサインしてくれっていうのでかなり丁寧に時間オーバーしてやってましたけどね。
 
(質)参加の生徒たちに?
(答)はい。
 
○熊本地震の災害義援金
(質)熊本の義援金なんですけど、先週県庁の職員のやつは締めたんでしたっけ。 
(答)県庁の職員は28日まで。
 
(質)そこで出して先にそれはもう送るんですか。
(答)そうですね。あと今県内、県庁舎のとことかで10カ所箱置いてますんで、それを持っていくと。県としてはあともう赤十字の三重県支部と共同募金会に集約していく形にしてますので。
 
(質)議会は今日代表者会議があってようやく義援金どうしようかって話になって、会派持ち帰りになったんですけど、コメント求めても無駄ですよね。対応遅いじゃないかとか。
(答)いやいやもう議会のご判断ですので、はい。
 
 
                             
                                      了
 
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000180848