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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成13年4月3日
       於 部長会議室

1.発表項目 

  • な し

(知事)おはようございます。今日は私からは特に発表項目はございませんが、新年度迎えて若干の感想を申し述べたいと思います。昨日、新しい職員を迎えて、そしてその後、幹部に対して訓辞、どうも私の言葉古いなという感じがしてて、挨拶というようなことに代えているんですが、まだその言葉の整理はついていませんが、お願いをしました。それで、明日、戦略会議というのを開いて、部局長と一泊して、今年の方向、基本的な方向を発表いたしたいと、そう思っているところでございます。それで私も知事就任以来、一期目4年間は、一つはさわやか運動という運動体を始めました。そして県政の方向を決める三重のくにづくり宣言という総合計画を立てました。そしてそれらのものを進めていくためには、やはりシステムの改革がいるということで、行政システム改革21ヶ条ということで、だいたいこの3点セットといいますか、そういったことで、1期目を終わったわけでございます。それに当然その間に選挙が入って県民の審判を受けなければいけませんとかいうようなこともこれあり、もう一つはトップダウンといいますか、どうも上からやらされたというのが強いんではないかというような話がございました。ちょっと話が合い前後するかもわかりませんが、そういったことに対しまして、2期目を迎えてどうするという議論を職員と相当な話し合いをいたしまして、まず、継続しようと。全く別の切り口で改革も考えられないことはなかったんですが、しかしまだまだこの3点セットも不十分ですから、それを見据えながらそれのバージョンアップをしていこうと、ということにしました。そこで、それを達成するためには、外部評価がいるねということから、行政経営品質というのを社会経済生産性本部とタイアップしながら、取り組んできたところでございまして、その基本的な考え方というのはトップダウンということもさることながら、やはりここはボトムアップというか、率先実行というのが合い言葉になって、自らで率先実行計画を立ててほしいと、この率先実行というのは経営品質の中に入っているわけでございまして、やろうとというようなことで、この2年間、率先実行を各部局でやったと、こういうことになるわけでございます。そこで、かなり経営品質に対する理解も出てきておりますので、13年度は、明日の会議で考え方を申し述べるメインは、一つは政策推進システムの構築、こういうことになろうかと思います。で、その政策推進システムは、一つは880の数値目標を持ってました、三重のくにづくり宣言・総合計画の数値目標の見直しと、こういうことで政策体系は変えませんが、施策を含めて。
(総合企画局)施策の2010年の目標は変えないですが、数値は変える。
(知事)880の数値はいくつになるか分かりませんが、半分ぐらいかわかりませんが、数値目標は変える、だけど、とうとうとした総合計画の哲学とか流れはまだ耐えうると、4年前に作りあげた時の考え、開かれた三重を創るという基本コンセプトは大丈夫だと、したがって既にもう達成した数値目標もございますし、定性的な見方もあったり、アウトプットというような見方もございましたので、最大限、アウトカムの指標に切り替えたり、定量的なものに切り替えたりと、今懸命の努力を、12年度もやってまいりまして、13年度にもかけて、このようにやりたいと、そして14年度の第2次の推進計画にセットすると、こういうことでございます。もう一方で、事務事業評価システムを取り入れて、今日まで努力をし、その間に基本事務事業、事務事業の上といいますか、その単位が基本事務事業、その上が施策、その上が政策、こういう格好でしてきたんですが、基本事務事業までは消化したとか、少しグレードアップしておったんですが、ここで、政策評価と先程の数値目標、基本計画と最大限セットして、両方で県民にアカウンタビリティーがとれたりしていこうと、こういうことで評価システムの考え方をレベルアップしようと、こういうことでございます。その詳細について、もしご興味があられたら、明日、明後日の研修会済んだ後で、特別に担当者からご説明申しあげる機会があればと思います。それで、政策推進システムと政策評価を完全なものに仕上げて、14年度に質的な改革をしていきたいと、その質的な改革というのは数値目標を新たに作りますし、政策評価をいたしますので、それに立った組織体制というのははいかがなものかと、こういうことになります。機構改革は未来のことですから、今後変化しますが、3年前に機構改革をいたしておりますので、先に機構改革がありきではなしに、質的改革をして、やっぱりどうしてもITなんかが入ってきておりますので、直すときは質的に直していき、それで組織が、機構が合わなければ直すと、まあこういう順序でやらせていただきたいと、そう考えております。そこでこの経営品質は、元々ITがもたらしたマネージメントの思想でございまして、IT戦略本部三重県庁版を本日、今年度から立ち上げて、私が本部長になりました。それでこの2大戦略、すなわち政策推進システムと行政経営品質、この2つを支えるといいますか、ことをするためにIT推進戦略本部を作ったと、こういうことでございまして、ナレッジマネージメント、いわゆる知識を共有し合おうということにしていきたいと、こういうことでございます。明日の会議はそれが中心議題になろうかと思います。それで、後2年で私は2期目を終わるわけですから、1期目は先程申し上げた3点セット、2期目はこのITを母体にした政策推進システムと行政経営品質を取り上げてやっていこうと考えて、2期目の一つのまとめをぜひともやりたいというふうに強く明日は部局長に訴え、意欲を求め、共にやろうと、こういうことにしてまいりたいと考えているところでございます。様々な議論をしてきましたし、様々な改革案に挑戦してきて、試行錯誤の連続でございましたが、考え方は、行政経営品質、これは民間で言えば経営品質なんですが、これの上に乗った考え方できておりますので、齟齬はきたしてないし、もうちょっと別の角度からものを申しあげたら、ニューパブリックマネージメント、NPMという発想で、知事就任以来来ておりますので、新しいことを始めるということよりはむしろ、今までバラバラにやってきた様々なことをまとめて、体系だってといいますか、これを仕上げようという2年間にいたしたいと、その2年間の内の初年度の13年度の計画について明日、明後日も含めてですが、一泊でまとめようと、こういう状態でございます。いずれにいたしましても、この13年度は後戻りなく全力を傾注いたしまして、県民の付託に答えられるような組織にし、そして県民の皆様に対する働きかけといいますか、仕事というのをやっていきたいというふうに思っておりまして、県民の皆さんへの約束というか働きかけが第1次推進計画の880がだいたいあらかた行けたと思っておりますので、今度は角度を変えて数値目標をもう一回見直してそれをご提示申しあげて、その遂行にこの13年度は5カ年計画の最終の年度にもなりますので、これを最大限完全なものに近づけるために努力をしていくと、一方で14年度新しく推進計画第2次が始まりますから、それの準備と、13年度は準備期間というようなことと合わせて本年度頑張っていきたいと、このように考えているところでございます。新年度にあたりまして、そういう感じで本年度臨ましていただきたいと思っております。私からは以上です。


2.質疑応答

(質)合宿はどこでやるんですか。
(答)河芸町にある岐阜県のマリーナというんですか、岐阜がわざわざこっちへ持ってきてくれた、マリーナの所にある。オープンの時、梶原知事も来てくれて、私も行きましたけれども、なかなかいい計画で、三重県に持ってきてくれたんです、研修施設を。そこでやる。
(答:総合企画局)岐阜マリンスポーツセンターです。

(質)部長以上。
(答)そうです。9日が次長級です。

(質)ここで今のようなお話をされると、徹底すると。
(答)そうですね。

(質)議論になるんですか。
(答)議論も多いですよ最近は。

(質)徹夜で。
(答)徹夜になるかどうかは知りません。盛り上がったらそうなるかも分かりません。それくらい盛り上がることを期待しています。

(質)部長の皆さん方も十分周知しているからかえって耳タコみたいなことはないんですか。
(答)耳タコでも何タコでも、何回でもやります。やるかやらないかだと思うんです。だいたい方向は決まったし、改革の方向は。後戻りききませんね。だから更に一層理解を求める努力をしていくと、こういうことで、部局長の意見も私もよく聞きたいと思いますし、前を向いた格好でやらしていただきたい、そういうことでやらせていただく。

(質)部長級戦略会議でいいんですね。課長級は課長級戦略会議。
(答:総合企画局)県政戦略会議っていうのが部長級の会議です。

(質)課長級は。
(答)4月9日には次長級がある。

(質)次長級は何というのか。
(答)それは戦略会議に基づいてそれぞれの会議をしていくということですから県政戦略会議の部長級なんで、整理しています。

(質)県政戦略会議で県政方針は2年間の県政方針、1年間の県政方針。
(答)2年間を見据えて、ということは14年度に三重の総合計画の第2次の推進計画がスタートしますから、それの準備期間がいるでしょ。それと我々の第1期の5カ年の最終ですからこれを完成しなくてはいけない、それのちょうどダブった所ですから、14年のそのことも見据えて、私の任期も終わりますからね、2カ年で。だからこの2カ年で、だから私は1期1期それぞれメルクマールといいますか、タイムリミットを切ってやはり任期がある以上はそういう説明責任が県民にあると思いますので、そういう考えおります。

(質)2年間を見据えて県政方針を作られて、昨日の話では1ヶ月間各部で討議してくれと、それは何です。
(答)私がビジョン、県政の基本方向を申しあげますから、それをもとにして、各部局は知事の方針に基づいて議論をするということですから、十分な議論のないままに部局長は勝手に部局の方針は出さないでほしいと、こういうことです。だから明日、明後日十分な議論をして、そして、それを踏まえて各部局は県政の基本方向をはっきり認識した上で、今度は部局長がリーダーシップを発揮して、そしてやっていくと、こういうことになります。
(質)部で決めるのは2年間を見据えた部方針ですか。
(答)そうです。

(質)1ヶ月討議するわけですか。
(答)4月のいっぱいぐらいにだいたい日程は決まっていると思いますが、それも明日決めますが、それまでに部局で所属長入れて議論をしていくと、こういうことになります。

(質)それをいつまとめますか。
(答)5月の初めにはまとめたい。

(質)5月の初めにまとめるものを何といいますか。
(答)おそらく率先実行計画にも出てくると思いますが、行政経営品質という8つのカテゴリーに分けた新しいマネージメントシステムに基づいた計画が発表されると。

(質)県政方針なんですね。
(答)そうです。

(質)ただしそれは長計ではおおもとは決まっているから、それを修正するような計画になるんですか。
(答)改めて、長計、というより総合計画と言っていますが、これをもう一回再認識する会議でもある訳です。で、そこの基本コンセプトは変わりません。ただそこに行われてきた数値目標はもうすでに達成したものもありますし、あの段階で、まだ、当時は一所懸命作っていたんですが、未成熟といいますか、不完全なものもまだございましたので、それをアウトプット・アウトカムに変えるとか、定性的なものは最大限できるものは定量的なものに変えるとか、そういう手続を踏もうということでございます。基本的な考え方は総合計画で、全体を変えるまで、理念とか施策を変えるまではいきません。

(質)長計、最終目標は何年でしたか。
(答)2010年です。

(質)第1次アクションが2001年で終わるんですけれども、達成率は何パーセントぐらいになりそうですか。
(答)ちょっと具体な数字持っていませんが、ものによりますが、角度にもよると思います。正式にはまた発表させていただきますが、内部のあれですから私から軽々に申し上げられませんが、あらかたいけるのではないかと、そんな感じしています。

(質)あらかたが何割ってやつですか。
(答)よく精査したうえで、チェックして5カ年を見てからじゃないと責任者の私はそう簡単には言えません。

(質)あらかたいけるというのはそれこそ部門によりますけど、福祉セクションはまだまだとか、というのはあるでしょうから、全体で。
(答)もうちょっと整理してからでないとお答えはしにくいです。

(質)2次アクションをどのくらいの割合までもっていきたい。
(答)これは、新たな目標設定をしますから、それに基づいてやろうということでございます。ただ、これ議論ですよ、5年という1次アクションと2次アクション、3次アクションと、5年というのは少し時代の変わり方が激しいから、それは一体どうなるんかなと、議論の中で今ものすごく議論してまして、どういう立て方がいいか、3年がいいか、5年がいいかとか、いうことも含めて今後議論はしていかなければいけない課題だと思いますので、達成率というのよりはむしろその目標を今作りあげている最中でございますのでちょっと今十分なお答えはできません。

(質)後2カ年で政策推進システムと行政経営品質の向上を目指したいと、でその後、例えば2010年とリンクされてもいいんですけど三重県政はどこをどう目指しますか。どれぐらいの割合で、後2年でそのシステムを完成させてどうさせたい。
(答)システムだけではなしにもう表に出ているんですよ。環境政策とか様々な政策で。だからこれが第1次の5カ年の中での最大の県民に対する公約というのは880の数値目標でしたから、今度はそれが400に変わるわけですからそれはもうもっと前に出て並行して県民に分かる、県政がこう変わって、こういうふうなことが進んできたということが分かるような政策推進システムにしますから、2カ年で最大限進めるだけのことは進めていきたいし、2カ年計画ではちょっと早すぎるでしょうから、15年、16年も変わっていくと、それは計画を立てて着実に実行しようと、こういうことです。

(質)政策推進システムが完成すれば、一人歩きする。
(答)完成というのは、エンドレスだから、進化論を僕はとっていますから、どんどん進化をさせていきたいと思いますから、日進月歩です。だから進化するとか学習する組織にしたいわけです。だからそれはエンドレスです。

(質)改めて2期目2年やられてその後どうされたいですか、ご自身は。
(答)来年のことでも言えば鬼が笑うのに再来年のことは分かりません。ただ、新しい政策推進システムと経営品質を入れる、それをITというのに乗せてこれに全力を挙げて取り組む。政治生命かけます。

(質)その後。
(答)わかりませんそんなことは、そういう決意で臨むということです。

(質)桑名の産廃の行政代執行を決断されましたが、不法投棄に対して税金を投入するこことにはいろいろ是非、反対、慎重論もあると思いますけれども、最終的に決断された理由と、結局捨てた者得になってしまうのではないかという指摘も県議会でありましたけれども、この辺の決してそうはさせないというような対策の様なものがあればお聞かせ願いたいと思います。
(答)桑名の不法投棄につきましては、なかなか化学的に難しい事案でございましたし、対策的にも非常に難しいことでございます。専門の先生も数が少なくて相当苦労してきましたが、内容等々が分析され、分かってきました。そこで、所有者というか実行者、業者の方に相当厳しくお願いもし、措置命令も出しというようなことで、これはどうしても現実不可能に近いといようなことを判断し、ここは社会的な影響も含めて見過ごすことも出来ないということで、県議会の皆さんにギリギリお諮り申し上げて、そして場合によっては行政代執行といいますか、行政がというのは非常に難しい課題だと思いますが、それに勝る、このままではいけないので、一日も早く解決をするためにと、こういうことで代執行に踏み切らせていただいたところでございます。当然、今後、業者の方には厳しく請求もいたしますし、場合によっては刑事告発も考えております。そういう不退転というか、そういうことで臨まない限りは、公的な皆さんからお預かりした税金をそう簡単に使うわけにはいかないと。さはさりながら、一方でこういった問題を誰かがいつかどこかで解決しなければ、捨て置いていいものでもありませんので、私としては県議会のご了承もいただいたという判断もいたしまして、踏み切ると、いうことにしたわけでございます。

(質)刑事告発というのは具体的にもう検討されているんですか。
(答)具体的と言いますか、今後の対応もありますが、我々はそれも視野に置いて今検討していると、こういうことです。

(質)どういう可能性があります。刑事告発。
(答)措置命令かけて手続きとか順序とか、なかなか難しそうですから、担当の審議監どうぞ。
(答:環境部)刑事告発は廃棄物処理法の措置命令違反での告発になります。出来るかどうか、前も不法投棄で一回告発してありますので、警察の方と今具体的には協議中です。
(答)検討中です。そこまでも考えていると。

(質)逆に今回の判断、業者が自ら処理する能力がないと判断されたということですが、もっと早く判断出来たんじゃないかと、早く判断すれば、逆算して早く調査にかかり、かつ法令的には4月1日でもう出来るわけですから、そこに向けてもっと早くスタートを切っても良かったんじゃないかという見方もあるかと思いますが、ここはいかがでしょう。
(答)代執行は本当に難しいし、化学的な根拠といいますか、様々な処理の仕方、こういったことも私どもも不慣れでございましたし、こういうことの見定めというのも必要だということから、私ども今まで努力してきました。もう一方で、なるかならないかは別にいたしまして、公的資金を仮に投入した場合にはいったいどうなるかというような議論を相当しまして、これも国に対しましても私どもは一体どうなるかという働きかけはしておりました。そこで、なんとか目処を立ててやりたいなという思いも頭に置きながら、努力を我々してきたつもりでございまして、国の補助金といいますか、これもなんとか一緒に考えてもらいたいということを念頭に置きながら、それも含めて今回の決定といいますか、踏み切ろうということにしたわけでございます。

(質)目処がついたというふうに聞こえるんですが。そういう理解でよろしいですか。
(答)相手のあることですから、つくべき努力を今までしてきているということでございます。

(質)目処のつく努力をし一定の感触を得られたので、ここで行くと。
(答)それ、私の方から今申し上げるわけにはいきませんということでございます。

(質)逆に言うと、国の補助金が得られなかったら出来ない、やらないという選択肢もあったんですか。
(答)より良きもの、よりベター、よりベスト求めて努力しているというということでお考えいただいた方がいいと思います。無ければしないということではありません。ぜひ考え方は理解いただきたいと思いましたし、そういう努力でございます。

(質)この間、委員会の議論の中で、環境部長の方から代執行に踏み切る場合の範囲について、業者にやらせるべきものについて限定するという考え方もあるというようなニュアンスの発言があったかと思いますが、現場をどのように処理していくかということについて、当然桑名市との議論もあるかと思うんですが、どこまでを県がし、どこまでを市に委ねるかというような点について、知事はどのようなお考えでしょうか。
(答)これは桑名市さんと良く相談しながらやっていくと。今、工法とかやり方とかいろんなことを今から専門家の先生少ないんですが、その先生方と相談しがてらやっていきますが、当然桑名市さんともどういうやり方でしよう、住民の方にどうやってご迷惑をかけないようにしようという話しは、それこそコラボレーションでやっていかないかんと、ただその範囲については、技術的な問題とか様々な問題で今後の検討課題だとは思います。

(質)少しずれますけれども、同様の不法投棄場所で水質汚染するような危惧がある場所というのは、県内で何カ所ぐらいあるんですか。
(答:環境部)今のところはありません。

(質)不法投棄場所はどれくらいあるんですか。大量不法投棄。
(答)今のちょっと数値的にはあれですが、大小沢山ありますので。

(質)小入れて何カ所くらいあるんですか。10、20。
(答)10、20ではないです。うちの把握しているのは数カ所はありますけれど、例えば上野の比土とかは今どんどん撤去させてますし。美杉とか上野です、大きいところは。新聞で取り上げていただいているのは2カ所ですけれど、後のところも小さいところはその都度ありますので、それは逐一行って撤去させております。大きな、桑名のような有害物質が出てすぐどうのこうのというのは今のところはありません。

(質)把握していた、不法投棄は。何年前から把握されているんですか不法投棄は、桑名は。
(答)発見されたのは平成9年でしたか平成10年でしたっけ、前の新聞報道された時の、逮捕されたあの時です。

(質)もっとあるように想像するんですが。山奥のタイヤ、廃材とか。タイヤは関係ない。
(答)タイヤも不法投棄されたら、それに相当します。

(質)三教組の問題ですけれども、知事がずっと言い続けていた年度内解決というのが、達成されずに、9日という期限付きですけれども、年度をまたいだということについて、年度内解決を強く求めていた知事の立場として、どういうふうにお考えになっていますか。
(答)年度内にぜひ解決していただきたいということで、私は強くお願いもしておりました。30日に委員会を開催ということで、それが一つのメルクマールといいますか、タイムリミットということで臨ましていただき、委員会を開催するについて、まだ確たる確証は得られないというようなことから、県会議長がここは是が非でもやはり解決をすべきだということについて、教育委員会なり教職員組合なりに強く働きかけられて、4月9日という限度を切られて、延ばしたといいますか。それで、年度またぐということで、ご発言をいただいたわけでございますから、私どもも、議会で決算委員会で不認定をいただいておるということについて、本当に重く受け止めなければいけないと、そう思ってきて。それで、その不認定をいただいた県議会の議長が斡旋をして何としてもという強い決意で臨まれて、両者にさらに努力をということで、おっしゃられたということでございますから、私はこれは解決することが一番重要なことでございますから、議長斡旋というのを重く受け止めて、私は4月9日にぜひ解決をしてもらいたいと、そんな感想でございます。

(質)
解決しそうですか。
(答)猛烈な努力を。

(質)当然9日までに解決せよと。
(答)もう、そりゃあ、そうでしょう。そう思います。

(質)なぜ年度内に解決ができなかったんでしょうか。
(答)お互いの努力が足りなかったんだと思います。

(質)3月の議会でアメリカ視察を検討したいというようなことを答弁の中でおっしゃられたかと思うのですが。具体的な日程なり予定なりというのは決まっているのでしょうか。
(答)まだ、日程はだいたい4月28日くらいからでしたかね。連休にかけて5月6日くらいまでだと思います。内容については今、詰めをしているところだと思います。

(質)主にIT関係ですか。
(答)ええ、ITとか、或いは何というんですか、立地ですね、企業立地。だから、両方とです。

(質)何関連の企業ですか。
(答)まあ、もろもろですね。

(質)県政の重大施策の、志摩サイバーベース関連。
(答)もあります。

(質)クリスタルバレー関連。
(答)もあります。

(質)メディカル。
(答)そうですね。メディカルということばが一人歩きすと、ちょっとまだまだ私共未成熟だから、困りますが。新しい企業立地をぜひしたいなということで、努力をしてまいりたいと思っておりますけれども。

(質)それは、何か目処があるから直接交渉に行くというニュアンスですか。
(答)いやいや、期待を込めてね。

(質)飛び込みで行くんですか。
(答)努力をしていこうと思ってます。

(質)何か感触があるから知事自らが出陣されると。
(答)いや。今まで積み上げてきた努力もありますけれども、そこまで行ってません。さらに、三重県の、この海底ケーブルがございますと、日本のゲートウェイになりますよというような宣伝といいますかPRも兼ね、ご理解もいただくということも合わせ、という諸々でございます。

(質)主に西海岸の方の地域ですか。
(答)いや、時間的にどうしても西へは行けないみたいですね、東になっちゃうと思います。

(質)都市名は、どんなところですか。
(答)いや、ちょっとまだ分かりません。

(質)ワシントンDCで大統領に会うとか。
(答)ありません。

(質)フロリダで休養とか。
(答)願いたいものですけどね。

(質)視察の主なのは、セールスなんですか。
(答)そうですね。セールスですよ。

(質)視察先は後で公表されるんですか。
(答)どうですかね、できない面もあると思いますがね。

(質)事前に公表されますか。
(答)それはちょっと難しいとこもあると思います。

(質)後で。
(答)え。

(質)事後報告は。
(答)後も難しいときもあるでしょうね。

(質)都市名ぐらいは。
(答)
いや、分かりません。なかなか難しいんですよ。できたらそっとしておいてほしいですね。

(質)いや、それは説明責任もありますから。
(答)説明責任って言ったって、県益に不利益を及ぼすようなことは本当に困りますわね。

(質)一つだけ、ニューヨークは行かれますか。
(答)今予定を組んでおる最中でございまして。

(質)すると、隠密行動なんですか。
(答)隠密というか、つらいとこありますねえ。

(質)どれくらいのメンバーになるんですか。
(答)まだ分かりません。新しくメンバーが変わりましたからね、人事異動等で。だから、今詰めてると思いますよ。

(質)サイバーベースとからみますけれども、どこに誘致するんですか。
(答)それは、三重県全体で三重県に来ていただきたいという努力をしていくわけですから、今なかなか申し上げると、その場所に行って、どうしたと、またその。しゃべりたくありませんね、難しいんですよ。

(質)何でそんなことを思い立ったんですか。
(答)え。

(質)動機。
(答)いや、それは、三重県の経済活性化のために。今、企業誘致と仕事誘致と人誘致というイメージでやっておるんですけど。やっぱり企業誘致も速攻性が非常に高いですから、是非と。それとやっぱり、志摩のサイバーベースプロジェクトについて、是非ご理解をいただくという努力をしていこうと、こういうことでございます。

(質)この時期、余裕ができたからみたいなとこもありますか。
(答)連休に行くこと考えてみてください。余裕なんかありませんよ。

(質)6年目で、もしくは、1期4年やって、2年やって、余裕があるから行けると。
(答)余裕なんてないですからね。

(質)少なくとも、例えば芦浜原発問題のときに行けませんわね。アメリカくんだりまで。
(答)ヨーロッパに行ってましたよね。

(質)それは、芦浜のためですから。
(答)だから、そういうことは、仕事としては行ってますよ。

(質)企業誘致で活性化させたいと。経済低迷の折り。
(答)もあります、もちろんありますね。雇用の確保とか税収の確保とかですね。

(質)アメリカ経済が後退してるという話が出てますが。
(答)頭痛いんですよ。計画した時からそういう動きが少しあれですから、少しトーンダウンするのかなというのは思いますね。

(質)計画は去年のいつごろから。
(答)明確な計画を立てたとかじゃなしに、例えばクリスタルなりシリコンなり、パールバレーなんてこう考えたときには当然、私自らがセールスに歩こうということは思っていましたから。チャンスがあれば、これは是非、やっぱり、トップセールスといいますか、これはやろうと思っていましたから。ちょっといつの時期というか、これは考え方によって違いますが、それはもう昨年から考えていました。

(質)春、夏、秋、冬。
(答)分からんですよ、それは。年中ですよ。春夏秋冬。オールシーズン。

(質)クリスタルバレー構想の件なんですけれども、液晶ですが、海外からかなり安い液晶が入ってきていると聞いてて、多分シャープさんも頭を抱えてると思うんですけどね。海外からの安い製品が入ってきたことによって、クリスタル構想への影響って何か考えてらっしゃいますか。
(答)私らも素人ですから、絶対的なことは申し上げられませんが、クリスタルにしろシリコンにしろ、日進月歩の技術ですから、勝ったり負けたりしてるそうです。さらに、在庫調整をする時期としない時期と、すごい変動があるんだそうです。したがって、私も町田社長に最近会いましたが、町田さんはまだがんばってやるということでございました。私どももそういうことで、それを踏まえて企業立地活動なんかをしていきたいと、そう考えております。

(質)今回の視察は、ソフト重視ということですか。
(答)全部。

(質)よりどちらに。
(答)全部です。そんなの。

(質)重点はどちらに。
(答)全部、両方とです。当たるが幸いでいかなあきません。

(質)なんか謎めいてますね。
(答)謎めいてじゃなしに、行った場所をすると、特定した企業になれば、激しい競争をしてるわけですから、できたら言いたくないんですよ。もうお願いしますわ。

(質)今日の教育事情に鑑みて、教育視察を考えられてるのですか。
(答)いや、どうも、予定がね。教育は頭にありませんでしたが、せっかくですから、外部評価ですね。三重県、随分連携を取り合ってるんです。オレゴンとか、いろんなね。そういうところなんかは、行きたいなとは思ってたんですが、どうもちょっと無理なんじゃないですかね。今詰めていますが。

(質)オレゴン州は行けない。
(答)いやいや。

(質)社会福祉法人についてですが、先日も正光会とか四つですか、措置命令ということで、ずっと不祥事が続いてるようですが、その中の一つは県議の親族というかですね、政治家との癒着も出てきてるわけなんですが。こうした事態を今後起きないようにする対策等、考えてらっしゃいますでしょうか。
(答)社会福祉法人に限らず、さまざまな団体と、今までは、サプライサイドといいますか、供給の論理でご一緒にしてきたというようなことがあったと思うんですね。それを今後は、情報公開でございますし、ディマンドサイドといいますか、生活者の起点でいきますと、本当にチェック体制を厳しくすることが一番親切になるということを思っておりまして。さまざまな団体に、例えば健康福祉部関係の関係団体がありますし、農林水産商工部関係もたくさんありますから、今、相当厳しくチェックをさせていただいておりまして、その中から、さまざまな問題が出てきております。さらに、厳しくすることによって県政の信頼を取り戻し、当該の団体の皆様にも明確にご自覚をいただいて説明責任を果たしていただくということとを今後さらに一層続けていきたいと、そういう決意です。

(質)突き詰めると、厳しくチェックし、かつ問題点を指摘しても、入居者がいる限り、当然存続させないといけない。なかなか寄付の問題もあって、理事を取っ代えるのも非常に難しい。制度的、構造的な問題もあるかと思うんですが、そのへんはどのように。
(答)いや、厳しくなって、どんどん指摘もさせていただきますから、対応はもうすっかり変わってくると思います。そういう行政に変えていかなければ、私共もだめですし、団体側の皆さんといいますか、法人側の皆さんも、これはもう存続しえなくなってくるということをご認識いただくと。その方がずっと親切だということを今、私、健康福祉部なりあるいは農商部のみなさんに厳しくお願いしておるんですけどね。いわゆる、今までは、言えばやあやあというようなかっこうもあったと思うんです。だから、全く文化が変わってきたということで、相当、団体のみなさんとか法人関係の皆さんとか、あるいは関係いただく市町村の皆さんなんかにも、従来のパラダイムで考えていただくと、厳しすぎるのではないかというお叱りを、私ものすごくいただいておるんですが、しかし、今はもう逆に、ころばぬ先の杖を的確に突いていくということが、とっても重要なことだと思ってやってますから。大幅に変わってくると思います。

(質)具体的に、例えば、法人監査支援室を、人数を増やすとか、そういったことは検討はされているんでしょうか。
(答)組織的に、人数的な問題、これも大きくしたと思いますよ。それともう一つは、質的にもっと精度を高めたり、あるいはチェックの機能を高めたり、そういう努力は今猛烈にしていると、私は思います。もうそうしなきゃ持たないです。

(質)京都議定書なんですけれども、アメリカがこの間批准を拒否してますよね。これについて環境先進県を標榜してきた県としてはどういうお考えですか
(答)僕も今ちょっと勉強しようと思っているんですけれども、アメリカのあの態度は。私は十分なことを申し上げられるほどの知識はありませんが、パッと第一感で申し上げたら、誠に残念だし一体何考えてるんだろうなということを思いました。内容を精査しないとそう軽々には言えませんが、誠に残念だというふうに、内容の精査しなければいけませんが、第一感はそういう感じしてまして、私どもも京都議定書を本当に守るということは最大限努力すべきだと思って今取り組んでいるところですから、大国のアメリカがああいうことを発言されたというのは、その背景が何にあるか、COP6が一体どういうふうに動いたか、いろんなことちょっと不勉強な点もございますので、勉強しないと明確なこと言えません。今ちょっとパッと聞かれて第一感でそんな感じです。

(質)日本も守るということなんですけども、基本的に原発とかグリーンシステムとかそういうので補うというような話しだったんですけども、実際原発がなかなか造れないとか、結構難しくなっていると思うんですけれども、それに関しては。
(答)私、最近、環境経営というお話しをよく意識的にしている訳ですが、ものの仕組みの仕方といいますか、経済の在り方とか社会の在り方とか、そういったことをみんなで考えるきっかけにしていかないといけないと思うんです。前も申し上げたと思いますが、グリーン購入をすれば、グリーンの方が再生紙の方が高くつくということを平気でみんな認めてきたわけです。それはそういう経済構造になっていたから、製造の方はワンウエイでスーとオンラインでいってこっちは手工業というか手作業でと、それは高いに決まっています。だからこれとこれが見事にサイクルするようにというようなことを心掛けていかないといけませんし、私は全てのプロセスでどうするかということをきちっとしていくということになれば、ISO14000シリーズも考え方として本当に変わってくると思います。そういう意味でそういった努力を懸命にしていくとういうことをすれば、みなさんの意識が変わり、成長過程にあるキャッチアップの時には公害という言葉に表されるように環境は公の害だったんです。とういうことは生産が圧倒的優位。だから害なんかという言葉が出て来る訳でしょ。だから、そこに配慮しない成熟した国家があり得るのかどうかということが問われると思うんです。三重県はその方向で行こうとこう決めていますから、プロセスも含めて挑戦していこうというので、大分それで知事言い過ぎではないかとご批判もいただいていますが、三重県はそういう方向で行きますと。国も本格的に私は取り組んでほしいと思います。

(質)実際原発というのが、日本のいわゆる温暖化防止、二酸化炭素防止に大分大きな位置を占めているように感じるんですけれども、そういう中で芦浜原発を白紙撤回され、原発を造れないということで目標達成が結構難しくなっていくという、その点に関して。
(答)国策でございますし、今非常に微妙なところですからコメント避けます。

(質)四日市の民間団体さんが家庭版ISO14001というのを発表されているんですけれども。
(答)あれもうちの環境と一緒にやっていただいているメンバーだと思うんですけれども。だからそういうのがどんどん出てくればいいと非常に思います。

(質)知事は家庭では取り組まれます。
(答)私のとこ、知事になって1年か2年までは燃やしてたんですけど、ここ数年全く燃やさないというので。難儀なんです、私のメモなんかあるでしょ。別に機密でもなくて放ってもいいけど、知事殿という宛先のある本なんかぽーいと燃やして、バレたらこれ俺の本放ったとか怒られるというか、難儀しているんですが、燃やすことはここ数年ゼロにしています。

(質)それはいいことですよ、公文書として残すことは。
(答)メモとか、貰う本もあるでしょ、それどんどん捨てていかんならないよね、溜まるから、ということになって難儀しています。

(質)どうするの、環境にやさしくするためには。
(答)だからシュレッダーにかけるとかしないと仕方ないかなと悩んでますよ。だからしょっちゅう溜まっていますよ。

(質)歯磨きの時に水を流しっぱなしにしないとか。
(答)もともとしないです。

(質)おととい県民交流センターがオープンしたわけですけれども、テープカットに参加されたご感想と、これからの市民社会について何かありますか。
(答)ああいう発想がすごいと思うんです。やっぱり県民交流センターですから、特定の人たちが大きなリボンを付けてカットという時代ではなしに、参加された方がハサミを自ら持ってきていただいて、200人、300人が一緒にみんなで使おうという。いいじゃないですかというので、私は感激していましたけど。私もカジュアルでというのでカジュアルで行ったら、知事ネクタイ取れとそこで言われて私もネクタイ取りまして、それでああいうセレモニーに臨むということは、みんななかなかやるなというか、そんな感じしていました。外務省から旅券課長が起こしになっていましたけども、彼もカジュアルでしたけれども、知事が取られたるなら私もネクタイ取ろかと言ったら、なんかワイシャツがカジュアルになってないからというので、彼ネクタイは最後までしていましたけれど。そういうイメージに変わってきたというのはいいことじゃないでしょうか。ということは、あそこが出会いの場になり県民交流ということになれば、構えていくんではなしに、フランクにいけるような、そういう考え方がベースにあるからこそああいうふうなオープニングのセレモニーになったという、そういうプロセスといいますか、そういうこととっても大事だと思うんです。良かったと思います。

(質)これが出来たことをきっかけに行政と市民の関係というのは。
(答)かなり変わると思います。そういうのをお見せできればと思います。今までの民と官の関係が変わってくると、私はそう期待していますけれど。コラボレーションといいますか、やっぱり一緒に仕事をしますと民間の皆さんのお力もすごいなと思うことが本当にあります。あの交流センター、民間の皆さんのお力がなければうまく回転しないでしょう。努力したいと思います、私どもも。

(質)雲出川の流域下水道、この間談合を認定する判決がありましたけれども、県が発注の工事かなり多いんですけども、これについて司法の場で談合が見えたと思うんですけれども、いうことについて発注者側としてどうお考えでしょうか。
(答)大変重く受け止めていますし、今2週間以内に控訴するかどうかという状況になっていると思うんです。したがってそれの推移を少し見守りたいと今思っています。

(質)発注者側の発注した工事で談合が認められているわけですが、推移を見守るだけじゃなく、もう少し積極的に県として談合に対する措置なり対応策なり、そういったものは。
(答)それは申し上げようかどうしょうか迷いながら今言ったんですが、それも考えますが、当面まず、ああいう判決が下りていますから、私どもとして本当に重く受け止めておりますし、あってはならんことだと思っています。そこで、2週間の間にどうされるかということは、まず注意深く見守りながら、我々として相当な考え方でこれからは臨んでいかないといけないと思っていますので。しかし、当面まず、2週間だけは是非見守らせていただきたいと。

(質)ここのところ談合情報が多いんですけれども、その度に県は発注を一時見合わせて業者聞き取りということをやっているんですけれども、非常に形式に流れているんじゃないかという気がしているんです。業者からの聞き取りをやったからハイありませんでしたと、入札執行しますということは本当に何回もやられてるんですけれども、判決ではきちっとあったんだという認定をしているところで、県の聞き取りでは談合がなかったから執行しますというんで、全くおざなりと言われても仕方がないと思うんですけども。
(答)このことも今回の裁判は県が請求するかどうかの話しになりますから、それはやり方の問題ですから、我々も真剣に対応してやっていかないといけませんので、推移を見守ると言うことはご理解いただきたいと思います。もう一方で談合情報に対しての扱いというのは国も相当、適正化法のお考えを大分変えてきていますから、さらに私どもは踏み込んで解決策を今検討中ですし、今後努力をさらに一層していきたいと、そういう段階です。

(質)三重県内に入札、談合はないことは無いとお考えですか。あるとお考えですか。
(答)県は無いと信じていますが、より起こらないように、さらに一層国の適正化法等も見、我々自身ももっと努力していくということは、さらに起こらないように努力することは当たり前のことだと思っています。

(質)県民が聞いたらまるっきり上っ面のお話に聞こえる。みんなほとんどが談合があると信じているんですけども、それをなくすためにはどうしたらいいですか。
(答)それぞれが本当に前へ進んでいくそういう努力をしなければいけないと思います。当然だと思います。

(質)必要悪の部分はおありと考えますか。
(答)いや、それは考えません。

(質)必要悪とは考えない。
(答)はい考えません。

(質)ただし、自由競争プラス調整も必要だから、その辺の部分で談合的な事前話し合いは要るのでしょうか。
(答)そうは言えないと思います。言葉尻を取られると困りますが、地場産業とどうのこうのとかいろんなことはあると思いますが、それと入札は関係ないです。

(質)これは日本社会に巣くっている悪い習慣で、これを打破すれば拓けるとか、そういうお考えはないですか。
(答)今後、実態把握に努めながらさらに一層新しい手法、さらに談合が起こりにくいような、そういうことは考えていき、そして新しい入札といいますか、要するに募集方法は考えていかなければいけないと思います。

(質)今のやり方を変えるという、要するに聴き取りですとかマニュアルを変えるということはお考えになってますか。
(答)具体の中身はちょっと申し訳ないけども今検討しています。これをこう変えるということではなしに、より適正に仕事が順調に、受発注できるような、それは今検討しています。

(質)いつ頃に結論出されますか。
(答)ちょっと私今、日にちとかやり方は、全体的にバッということじゃない、部分的に変えていくとかそういうこともあると思いますので、時間的なことは申し上げかねます。

(質)この間の知事のお言葉の中で、宴会行政、根回し、腹芸等々は否定されて、オンザテーブルでいうお話をされていますが、こと談合に関しては完全否定はされていませんね。やはりそういう事前話し合いは必要という考えなんでしょうか。
(答)いや、そうじゃないと思います。

(質)談合に関しても否定すべき文化。
(答)そうです。

(質)でもそれだけの言葉上で終わるというのはあまり熱意が感じられなんいですが。
(答)努力目標といいますか、努力していきます。

(質)文化館長さんの梶という新しい方がなっているわけですけれども、もう既に働いていらっしゃるんですけれども。期待されることはありますか。
(答)大いに期待します。我々の知らない世界とかあるいは我々の知らない感性とか、いろんなことおありだと思うし、私もお会いしまして、やる気が感じられたというか、頼もしく感じましたので、是非ご活躍いただきたいなと、そんな感じします。

(質)経歴見るとなかなかの方のようなんですけれども、よく来てくれましたね。そんなに高い給料を払ってというわけではないでしょうけれど。
(答)高い安いは分かりませんが、三重県だから来てくれたんじゃないでしょうか。そういう質問のされ方されるから、そうお答えしている。

(質)自民党参議院候補で県職員出身の藤岡さんが出馬要請をされて、前向きに検討されているんですが、ご感想を。
(答)びっくりしましたけど。それぞれがいろいろお進めいただいたりお話ということで、そんな話しになったんじゃないでしょうか。

(質)藤岡さんとは市長時代からのお付き合い。
(答)いやいや、県にいる時に。

(質)出馬する前に。
(答)市長にね。

(質)
そうか何年間か。
(答)1年くらい職員としていました。

(質)どういう人物とお考えでしたか。
(答)どういう人物というか、まあしっかりした方じゃないでしょうか。市長になる時に何回か話しありましたから。
(質)市長になる時にご教示されたことはあるんですか。市長はこうだとか、政治はこうだとか。
(答)いろいろ話しはあったんでしょうね。多分。忘れました。

( 以 上 )

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