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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成13年6月27日
       於 部長会議室

1.発表項目 

  • な  し

2.質疑応答

(質)
昨日委員会で産廃税が、3年から5年のうちの見直しを含めてという付帯決議を付けて通ったわけですけれども、それについて。
(答)産廃税につきましては、長いご議論を、産業界の皆さんやあるいは県議会の皆さん、関係いただく皆さん方と議論させていただいて、昨日の委員会で全会一致でお認めをいただき、付帯決議が付きましたが、感謝しています。そこで、29日に本会議において、是非引き続き、なろうことなら皆さんにお認めいただいて、全会一致といいますか、そういう格好になれれば、本当にありあがたいことでございますので、私どもも、環境先進県づくりということで、趣旨に沿ってさらに一層努力をしていきたいと、そのように思っています。

(質)付帯決議が付いたということですけれども、どう思われますか。
(答)議論の過程で、いろんな状況変化が起こったりという、文言の一つ一つは少し違うかわかりませんが、そういうことで、私どもは心して的確に対応させていただかなければ
いけないと、そういうふうに思っています。

(質)1000トン以下の排出者が対象にならないということで、リサイクルの意欲を削ぐんじゃないかとか、環境の全体像を先に示すべきだとか、時期が不適当なんじゃないかとか、そういう厳しい意見も出ましたですけれども。
(答)意見は大いにいただいて、それも私どもは真摯に受け止めなければいけないと思います。意見をいただいたことは、私どもも、今後、行政を進めていく上で考慮に入れさしていただきながらやっていくと。こういったこと、私どもも初めてのことでもございますし、地方分権の時代の先駆けのようなことにもなりますから、私どもは謙虚に耳を傾け、そして、前へ進めていくということが必要だと思っております。

(質)3年から5年の間に見直しをすることもあり得る。
(答)付帯決議に付いたとおりのことですから、必要があればということになります。

(質)使い途の件で、昨日の委員会での総務局長の答弁で、使い途については、毎年補正予算の中で必要があればみていくんだというようなところをおっしゃっていましたですけれども、知事のお考えとして、使い途について、今後、再来年度当初予算からになるということですが、方向性として特化するということはやはり十分あり得るというご認識でしょうか。
(答)それは、言葉のあやも入っていると思うんですよ。だから、今私どもはお認めいただく予算については、それで実行していきますが、その中身というんですか、それがどういう言葉で言ったか僕は詳しく分かりませんが、予算編成の時に考えるべきことがあれば考えるんじゃないでしょうか。ちょっとそこの言葉のあやが詳しく分かりませんが、あやの範囲だと思います。

(質)文脈として、委員の方からちょっと多いんじゃないかと、もっと使い途を、全体の額が当初から少なくなったんだから、使い途を絞ったほうが効果的なんではないかという流れの中で、局長が毎年検討があり得ると。取りようによっては、絞る方向で検討はあり得るんだというふうにも聞こえたんですが、そこは知事はどういうふうに受け止めてらっしゃいますか。
(答)そこの詳細な内容を、総務局長に、通りましたという範囲と、いろんなことの報告は受けましたが、そこの言葉のあや間違うといけませんから、ちょっと整理さして下さい。範囲の中であることは間違いないし、通ってからはちょっと私分かりませんが、それ以前にその議論はうんとしていました。整理してお答えします。

(質)昨日も委員会で議論いろいろ百出だったんですけれども、中でも、環境先進県と言いながら、今までやるべきとこが十分じゃなかったんじゃないかという意見もありましたね。例えば、下水道汚泥について県は焼却しているじゃないかと。リサイクルなり有効活用なり、もっと早く出来る方法が他にもあるじゃないかというような意見かと思うんですけれども、産廃税の成立へ踏み出したのを機に、そういった批判についてはどういうふうにお答えになっていく。
(答)謙虚に受け止めます。環境対策というのは見方を変えればいくらでもあるわけですから、劣ってる点もあります。ただ、ずっと重ねてきて、ある雑誌のエコファンドの見方で、5つの角度から見た時に、47都道府県で三重県が1位になったというのは、その見方をすれば三重県が先進県であることは間違いないと、そういう見方をすればそういうことになると思います。あるいは、私ども率先実行ということで、地球環境大賞とかグリーン購入大賞をいただいてきましたし、規制行政だけではなしに、プロセスまで明らかにして、みんなで環境経営やっていきましょうという、ISO14000シリーズが県内の市町村のみなさんが、50近い市町村が取り上げていただいて、中小企業のみなさん方の取得率は全国2位というようなことは、これは、私評価していただいていいと思います。そこで、下水道汚泥等々の問題なんかは、今議論のまな板に載っていますから、そういったことについては、更に一層努力は当然していこうと思っていますので、更に環境先進県に向けて努力をしていかなければいけないと思っておりまして、客観的点数を付けていただければ三重県が環境先進県であることは間違いないと、私は信じていますし、更に一層努力をしていきたいと思いますから。

(質)下水道汚泥でなんか万古で皿を作っているとかなんとかいう答弁もあったようなんですけれども。
(答)いろんなやり方がありますし、いろんな方法がありますので、トータルしてどう対応していくかという議論を今詰めております。だから、部分的なこういうことだからこういうことだというのは、我々も勉強していますし、いろんなところからもお言葉いただいていますから、それは大きな今後の課題でございます。出来るだけ努力をしていきたいと思います。

(質)全国で独自課税の動きが非常に盛んなんですけども、例えばJRAだとか外形標準課税のような、いわゆる財源を目的としていると言われている課税とは違うんだというところを今一度お話いただけますか。
(答)税理論で間違ってたらちょっとまた足してもらわないかんとこもありますが、私どもとしては、環境先進県を標榜し、今度の分権一括法で法定外目的税というようなことで、やはり、ここは真剣に考える必要があるなというところからスタートしまして、それで、税理論から外れるとちょっとつらいことになるかもわかりませんが、町内会費的な意味合いの、環境で本当に頑張りますと、あるいは産業活動がスムーズに行くようにという、あわせ持って、そういった目的税にしたいというところからスタートして、そして、産業界の方々ともいろんな議論をして、試行錯誤を繰り返し、議会の皆さんともやって今日の結論を得たわけでございます。したがって、従来の、税は出来るだけ効率的に多くいただけるのが一番いいというのが税の理論ですが、私どもの今回の産廃税につきましては、こういうこと言うと少し語弊を恐れますが、出来るだけ税がいただけないようなといいますか、減っていくようなことの方が、むしろ喜ばしいことだというふうには思っておりますので、その辺りが違うんですが。ちょっと言葉を一つ間違うと、また、なんだというお叱りをいただくんで、言葉足らずだったり、語弊を生じたりすることは心配していると、そういう意味で今回の産廃税は位置づけております。

(質)一定の財源を確保しておいた方が、産廃対策を毎年一定のレベルに保つという意味では、ある程度の財源を確保しておいた方が制度はスムーズに回っていくという側面があるかと思うんですが、産廃が今知事がおっしゃったように減っていく、税収が減っていく、その時に、そこの作り上げた制度をどのように回していくのかと、そこに支障をきたさないのかという点について、知事のお考えをお願いできれば。
(答)そんなことご心配いただいて、いろんな付帯決議も付いたと思いますが、私どもも、必ずしも時限立法とは申し上げませんが、例えば不法投棄に対する監視というんですか、そういったことについても、今乗り切らなければいけない課題がいっぱいあるんですね。あるいはリサイクル法が出来て、あるいはこういった税が出来て不法投棄が増えたらいけないというような、そういうことも踏まえて考えていきますから、今、ご心配いただくようなことについては、今後やはり様子を見ながら対応していかなければいけないという点が出てくると思っております。

(質)監視強化の部分はいいとして、例えば利子補給とか融資とか、将来的にそれくらいのボリュームが確保されるんだというところがないと、使う方も使いずらいかと思うんですが、そこら辺を維持するために、例えば一般財源からそこにある程度持っていくんだというようなお考えを今からお持ちなのかどうか、そこはいかがですか。
(答)微妙なところでして、5年間くらいは、いろんなこういったこと作る時の一つの前例みたいなものもありまして、もう一つは、やはり安定した財源ということになれば、作って直ちに見直すということは苦しいわねというような話しをしながら、提出して、結果、もっと時代の流れは激しいんではないかという議員感覚からすれば、3年から5年というようなことも当局はお考えになられたらどうですかという決議が付いたということですから、私どもとしては、その辺りは大分議論はございました。そこで、これは移り行くものですから、例えば、どんどんゼロエミッションになっていくでしょう。そうしたら減っていきますよね。その時はその時で、また考えさしていただくということにしておきたいと思っています。

(質)時限立法とまでは言わないがとおっしゃいましたが、将来的にこの条例は、そんなに遠くない時点で廃止するという方向にあるものなのですか。
(答)作っていただいて、まだ29日、通ってもいないのに、そんなこと言えるわけもありませんから、語弊を恐れるとか、言葉足らずとかいうことでございますので、私どもとしては、先ほどのご質問に対しては、そういう具体的なお話だったものですから、我々としては続けていきたいとは思いますが、社会状況の変化とか、環境政策の大変化とか、あれば、それはその時に考えさせていただくということですから、今、結論を持って望んでいるわけではないと、こういうことです。

(質)将来的に最も望ましい形として、こういった条例が47都道府県に広がって、そこで制度を切磋琢磨していくのが望ましいのか、それとも、そういう動きが一定期間広がった時に国が統一的な制度を設けて、ある意味、三重県のものをモデルに、国がこういったものを法制化していくというようなことが望ましいのか、そこはいかがでしょうか。
(答)望ましいか望ましくないかは別にしまして、まず、各県がいろいろ、ずっと今まで私に相談してきてますから、29日にお通しいただいたら、いろんなところが挑戦されるんじゃないかというのが一つあります。もう一つは、もともと環境税をどうするかという議論は大きな課題として国にもあるわけですから、私は恐らく京都議定書云々の問題とか、そういったことからいけば、私は取り上げていただくことは当然だと思っていますが、そういったことは、一つ三重県のこういったことが引き金になるかもわかりませんが、それ以上に国としてやられるべきだと私思っていますから、そういった流れには、国として、もっと大きな枠で、環境税的なことはお考えいただくことになるんではないかと、私はそれも期待を込めて申し上げていますが、そうなるんでしょう、恐らく。

(質)それは産業廃棄物に限らずという。
(答)いわゆる、それも含めて、環境税なるものを創設するかどうか、随分議論になっているでしょう。そこへ段々話しが行くと思いますよ。私は行ってほしいと思います。だから、産廃税が広がることも、1県でやるよりは、排出者責任ということが段々明確にされることになってきますから、それはそれで、ゼロエミッション化とかメビウス化になってきますから、それはそれでいいんですが、もっと大きな枠で、環境税的なものを本当に国として取り上げていくということが、私は重要だと思うんです。だから、今まで環境に対するコストが経済界ではカウントされていませんから環境に配慮したんでは商売はなかなかやりずらいよということから、これからは、環境に配慮しないと、社会的貢献も含め、経済的ロスも逆に多くなりますよという、そういった社会を僕は作っていきたいと思って、今回も産廃税なんかは、そういう頭があってお願いもしていますから、国としてもそういうふうな方向に是非行って欲しいと思っています。

(質)環境税の機運を一層高めさせる一つのきっかけになり得ると。
(答)なり得えたらなと。また、なり得る可能性も出てくるんじゃないでしょうか。

(質)今日までの過程の中で、若手の試案が出たり、4つの案を提示したりという、先ほどおっしゃった、制作過程を明らかにするという手法を取り入れられたと。ただ相当難産したなという率直な感想が多く聞かれるんですけれども、特に産業界の反発ですとか県議会の議論ですけれども、その辺りはどうお感じになりましたか。
(答)なるほどなと思いました。だから地方分権進めなければいけないなと思ったことは、やはり税をいただくということがどれ程大変なことかということが、私も含めて、それぞれの職員も意識が変わったと思います。それで、産業界のみなさんや議会のみなさんが言われることがもっともなことが多かったと思います、決めていくときに。議論が分かれることはありますよ、だけども、そういったことをオープンにして、意思形成過程をお見せしながら作ってきたというのは、ちょとこれも語弊を恐れますが、だから町内会費といいうか、そういった意味合いも申し上げて、我々としては安定的に産業活動がしやすいように、それで環境負荷を減らすようにという目的税でございますので、ご理解をという時に、様々な規模の大小によったり、あるいは業種によったり、地域によったりとか、いろんな違いがございますので、税をいただくことがこれほど大変なことかということが理解をさせられたというところが正直ございますので、今までは国からいただいてきてということとは意識が段々変わってくる、いわゆる分権自立の自主自立の政策立案をして、自己決定して、自己責任を取っていくということの、一つのきっかけになりましたし、いろんな点で教えていただきました。県はややもしますと、市町村を通したり、団体を通したりという事業が多かったんですが、今回のように、県民の皆さんと直接とか、事業者の皆さんと直接とか、あるいは、新しい課題で県議会の皆さんといろんな議論が沸騰したということは、私はありがたいことだと思っていますし、そしてなおかつ、お認めいただいたということは、一歩前進することが出来て、これで29日に是非ご了解いただいて、通していただければと、そういうふうに思っています。

(質)同じ税金の話しなんですが、不動産取得税を3%でいいところを5%取っていたケースがあるということですが、これについて
(答)誠に申しわけないと思います。それで、こういったことが再び起こらないように指示もいたしましたし、今後こういった点で、気がつかずに執行している場合もあるかも分かりませんので、点検もし、今後対応してまいりたいと、そう思っています。

(質)県に落ち度があったということ。
(答)こういうふうにご指摘をいただき、現実にお払いいただいていたということで、私どもとしては申し訳ないことでありました。

(質)昨日の委員会でも少し出たんですが、県が今年の2月に内部文書でもって運用を変えていたと。言えば、県民の見えないところで、これまでは不可欠としていたのを不可欠じゃないというふうにしましょうというふうに変えていたということは、ある意味、本来なら、あるべき姿としては、県議会で議論し、条例の文面についてこれでよかったのかどうか再検討すべき課題ではなかったかと私は考えるんですが、普段オン・ザ・テーブルを強調される知事として、あの文書についていかがお考えか、県職員に責任はなかったのか、ご自身の責任についてどうお考えなのか、見解をお述べ下さい。
(答)私どもも申しわけないと思っておりますし、そういったことのないように、今後していかなければいけないと思います。それで、先ほどの、オープンでオン・ザ・テーブルでということについて、内的に処理をしたというようなことも含めて、まだ意識の変わってないところもあったでありましょうというようなことから、そういったこと、今ご指摘うただくこと全部踏まえまして、今後の対応をしてまいりたいと、そう考えております。

(質)あの文書、総務局長名で出ているんですが、知事ご自身は見られていますか。
(答)後から聞いてというか、今回ご指摘いただいて、報告を受けて知りました。

(質)それまでは、知事の知らないところで行われていた。
(答)どこまでというか、そういうことです。

(質)知事は把握されていなかった。
(答)ええ。

(質)条例の文面なんですけれども、これまでの県への取材の対応の中で、条例自身は問題ない、申請により減額するというのは他県にもそういう例があるし、問題ないと。それは、それを受け止めた運用の問題であるということなんですけれども、知事ご自身は条例の文面については問題がなかったとか、そこはどうですか。
(答)私はそこまで深くお答え出来る能力ありませんので、よく調べてお答えします。

(質)担当課の方の話しでは、ああいう条例があって、それは別に法令違反でもなんでもないんだと。落ち度があるというようなことは昨日の説明では言われていなかったんですけれども。
(答)結果としてそうなったから、私は申し訳ないと謝った方がいいと思っていますから、そういう謝り方しました。だから、手続き上の問題等々について、個別の技術的な問題はちょっと担当に後でお聞きいただきたいと思います。

(質)当然、気づかずに執行しているケースがあれば、可能な限り還付していくという当然の措置は取られるということでよろしいわけですね。
(答)詳しい文言とか絶対的な、ちょっと申しわけないけれども、個別で詰められた時にはいそうしますということが言いきれるかどうか、私ちょっと自信ないので、もうちょっと勉強させて下さい。

(質)知事の前で担当課の方から言葉いただきたいんですが。
(答:総務局)至急対処したいと考えております。

(質)対処というのは、あれば直ちに還付すると。
(答:総務局)該当案件があれば、還付の手続きをさせていただきます。

(質)首相公選制を考える懇談会のメンバーに就任というか採用ということですが、このいきさつと首相公選制についてどう考えてらっしゃるか、今の段階でお考えあれば。
(答)いきさつはあんまりわからないんです。官邸の方から連絡がありまして、是非ご就任いただけませんかとようなお話をいただいて、首相公選制かと思いましたが、是非地方の意見もお聞きしたいんでお願いしたいと、こういうことをおっしゃられたものですから、お断りするのも失礼でございますし、できるだけ出させていただくということで返事いたしました。

(質)首相公選制というシステムについては。
(答)今からちょっと勉強しないと充分皆さんの前でこうだということを今煮詰めておりませんので、勉強してきます。

(質)13日は出席されるんですか。
(答)
多分できるんじゃないかなという気がしています。

(質)知事御自身はなぜ選ばれたとお考えですか。
(答)何なんでしょう。

(質)想像で結構です。
(答)ちょっとわかりません。

(質)
このメンバーの中の与えられた役割はどう認知されます。
(答)いや、まだ。何か役割ってありますか。

(質)
いえいえこの顔ぶれの中で。
(答)いろんな議論するんじゃないでしょうか。

(質)その中で知事がどんな位置づけでどんな発言されると期待されて。
(答)私もほとんど知っていますからね。一緒に勉強してきた面々いっぱいいますから。

(質)みなさんはどんな方です。無口な方。みなさん。
(答)え、私よりはよくしゃべるでしょう。

(質)静かな方、知事の方が。
(答)何を前提にしゃべられてるのか。

(質)いやいや知事の与えられた役割は何だなと自分で想像されます。
(答)やはり今私、知事としては一人ですね。国会議員経験者もずうっと見て、いませんね、というような事なんじゃないんですか。これ見て私が評論しますとそんな感じです。

(質)持論はどうです。公選制について
(答)そこまで今申しあげるほどの詰めた勉強を、発表できる、コメントを差し上げるほどしていませんので、まじめに勉強してきます。

(質)衆議院の選挙制度改革の時はどんな持論を言っておられました。トータルに。
(答)その時はここの公選制はまだ選挙制度の、現行の議員内閣制度の下での、様々な改革ということがメインであった訳ですから、こういった事については踏み込まなかったですね。一方でこういうことを言い出した人はかなりいましたね。政治改革の中で別の角度というのは。その時はそちらには私は入っていなかったですね。

(質)政治家の直感としてどうですか。将来的にこういう方向に流れると思いますか。
(答)ノーコメント。もうちょっと勉強します。

(質)望まれる。
(答)ノーコメント。勉強するって言ってるんですよ。

(質)以前雑誌だか新聞だかはっきり覚えてないんですが、知事は公選されているのが強味だというご発言をされていたように思ったんですが。
(答)そうですか。あちこちでしゃべっているから忘れましたけどね。そういうこと何かいっぱい言ってると思うんですが、公式コメントとして私は申しあげれるほど、話のついでとしていろんな場面では気軽にしゃべっていたことあるかもしれませんが、こういった形ではまだ不勉強ですね。

(質)とにかく知事職は直接選挙で選ばれて、それが信頼得ている訳ですから、やりやすいのは当然ですよね。ただし、首相というのは今のあり方は内閣の中で決められているから、不都合が生じている、と思われますか。勉強される中身ですけれども。
(答)なぜかというと、例えば憲法問題まで発展する可能性が大いにあります。それと知事の場合は議員内閣制ではないというようなことで、その中の各県の一つの制度ですから、まだ比較的軽いということは失礼かもわかりませんが、杭や骨格そのものではありませんのでね。だけど、これは憲法にも恐らくいろんな議論としては避けても議論できる可能性もありますが、やっぱりここは憲法とは、そのあり方論と密接に関係してきますから、そう軽々に私がここのメンバーになって、その会議で予見を与えることについては少し控えさせてくれませんかというのが、私の今日の皆さんに対するお願いです。

(質)要請は直接、事務方から。
(答)事務方からですね。

(質)直接電話があった訳ではない、小泉さんから。
(答)小泉さんから直接はないです。

(質)いつごろの話ですか。
(答)一週間から10日ぐらい前じゃないですか。

(質)ちょっと関連して、女性皇族継承論がちょっと前ありましたよね、おめでたの前に。女性でも天皇になっていいんじゃないかという、そのことに関してはどうお考え。
(答)いろんな意見あると思います。

(質)ご自身は。
(答)いろんな意見があって、いろいろ聞いて。

(質)総理とは首相公選制でお話になったことというのはありますか。
(答)いろいろ議論を、昔は同じ国会議員で同じ会で同じ宿舎におったんですから、その中に含まれているかどうか、政治改革ではずいぶんやりましたんですが、入ってなかったと思いますけどね、僕の記憶には少なくともありません。

(質)そのころから公選制言われてたんですか、小泉さんは。
(答)彼は小選挙区制反対を打ち上げてましたから、そっちの方だったと思います。で、公選制は私記憶ありませんですね。

(質)その時の主張で、知事の主張と小泉さんの主張がまるきり違ったのに、今小泉さんが主張されていることは、三重県が主張していることとほとんどは合致しているような発言ですけどその点に関しては。
(答)これ、公選制と話を離してもらわないと混線しますよね。

(質)一旦離しましょう。
(答)やっぱり今でも違うところはいっぱいあると思いますよ。だけど、ニューパブリックマネージメントというのを初めて小泉さんが財政諮問会議で明確に最後のページに半ページぐらいに渡って書き込まれているということは、まさに私どもがやってきたことでもございますので、その強弱とかスピードとか手法はいろいろそれぞれの生い立ちも違いますし、国と県の事情も違いますから、やり方等はいろいろ議論あると思いますが、考え方の方向性においてはその部分ではよく合っておりますので、私はその点については、ご一緒にやるべき点はまさにいいチャンスだと思っている点はたくさんあります。

(質)直接教えを請うみたいな、先輩から北川さんに教えを請うという話、電話とかそういうのはないのか。
(答)教えを請うというより、お互いの話し合いでいろいろ、私もそんな失礼なことはしませんが、どうなるんですかね、少しご無礼してましたから、またこんなことでお会いする機会もあるんでしょう。

(質)野党との懇話会にも呼ばれてるという話ですが。
(答)そうなんですよ、何か。

(質)それはいつ頃の話。
(答)いつでしたっけ、3日前かな、何か野党党首3人がいろんな知事と懇談したい、ぐらいの話がありまして。

(質)ダイレクトコール。
(答)ダイレクトでしたね。

(質)どなたから。
(答)どなたでもいいんじゃないでしょうかね。あまり言うと気の毒ですから。だから政党の皆さんですよ。そういう人が出てくれませんかと。そうですかねと、国会議員の先生や党首の皆さんに言われれば、時間さえ合えば考えさせていただきますが、という返事に今なっているんですよ。

(質)なるほど、了承したという訳ではなくて、考えてるという最中なんですね。
(答)時間さえ合えば出させていただくということに今してて、正式に今日一遍全部見てきたり、いろんなことをしなきゃいけませんが、内容は正直、野党の党首お三方と出席の知事との討論会というんですか、そんな感じだと思います。私はおっしゃっていただいて、お断りする用はないだろうと思っております。

(質)それは野党の演出方法の意図としては、野党に有利なように野党寄りの知事を呼ぶという演出もあると思うんですけれども、結果的に、それでもそれはそれで面白い話だと思って了承された。
(答)私関係ありませんもんね。だから小泉内閣の首相公選制の懇談会のメンバーは、これ官邸からのお言葉ですから、今の国にとってどうかという議論になれば、それぞれの立場で、知事という立場から、あるいは地方分権を進める立場からお話を聞いていただいたりする場面では、そういった判断とは別にして私どもある意味の責任というか、責務というか、そういうことはこの際、国が変わっていく時ですから我々の意見を聞いていただくなら、そしてお声がかかった場合にはあまり断ってはいけないだろうなというふうに懇談会と両方ともそうですよ。

(質)小沢さんとはどんな。
(答)小沢さんとは、この間ここへ見えた時に立ち話で2、3分。最近はそんなとこじゃないですか。

(質)昔はどうでした。
(答)昔は新進党作る時なんかは、彼が筆頭理事ですかね、一番トップで、私が理事してて、7、8人のメンバーで毎日やりましたからね、そういう感じです。

(質)野党との懇談会は特定のテーマは設定されているんでしょうか。
(答)わからないんですよまだ、野党の党首3人と、何かこう出席いただく知事と討論の場所かシンポジウムかそこがわかりませんが、そういったことをやりたいんで北川さん出てくれんかという話でしたから、予定がつきましたら私も出させていただくつもりですという返事を今していてですね、まだ、こういう場所で、こういう設定でこういう目的でというのは詳しくは知らないんです。

(質)いつ頃と聞いてられます。
(答)3日と。

(質)7月3日。
(答)だったと思いますよ。

(質)話があったのはいつ頃。
(答)4、5日前かな。都議会の選挙前ですよ。都議選中、結果が出る前ですね。

(質)これ、ベストファーザーになってからどんどん、商売と一緒で、引き合いが付いてくるという。そんなものじゃないですか。

(質)今の都議選についてのご感想は何かありますか。
(答)あういうことだったのかなと。

(質)分かる言葉で
(答)あのようなことであったんだなと。

(質)なるべくした流れ、自民党大勝は。
(答)一つの社会現象が起こっておりますし、やはり閉塞感が深まってて、小泉内閣に対する期待感とか、そういったことの表れでしょうね。

(質)あれは都市部だけの現象でしょうか。
(答)いやそんなことはないでしょう。

(質)地方にも広がる。
(答)それはもう、とうとうとした流れはいろんな知事選挙見たら同じような流れですからね、考え方としてはね


(質)三重にも広がる。
(答)それはもうだって例がないでしょう。

(質)参院選にも影響が出る。
(答)ノーコメント。

(質)知事選と同じ流れとおっしゃったんですが、無党派の知事が勝っている流れと今回の都議選の自民党大勝は同じ流れの線上にある。
(答)ある種そういう流れだと思います。

(質)そこらへんをもう少し具体的に解説願いたいんですが、今まで党に所属していない、党に頼らない無党派を名乗る知事が勝ってきたと、今回は表面上だけ見ると党の組織力を持った政権与党が勝ったと、その結ぶ接点というのは。
(答)結ぶ接点というのは、従来の既存の体質の中で体制の中でそれを擁護するとか、新しい時代を切り開くそのことが各政党がなかなか出せなかったんですね。それを与党の体制の中で小泉さんが自分の体制批判をした訳ですから、新しい自分の考え方でものをしゃべられたということですね。だから、無党派という言葉がいいのかどうか知りませんが、最近いろんな知事が出られて、はっきりいいか悪いかの判断していくというようなことが生まれてきますね。例えば脱ダム宣言であるとか、外形標準課税であるとかいろんなことが出てきてるでしょう。そういったことについてやはり国民の皆さんも、トータル既存の体制だけを守るだけじゃなしに新しい価値を創造してってくださいよとかいうことに対する期待というのは質的に同じなものがあるんではないかというふうに思うんですよ。

(質)既存の体質を打破するということと、新しい価値を創造するという2点において共通項があると。結果として、都議選での自民党大勝が既存の体制を補強してしまうんじゃないかと。
(答)だからそれは今から国民が判断されることでもあり、自由民主党が本当に脱皮できるかどうかというのは当然これからの課題ですよ。それは厳しく問われるでしょう。

(質)首相公選制のメンバーへの誘いと野党懇談会の誘いどちらが先だったんですか
(答)どっちもどっちじゃないですかね。僕の意識の中では。

(質)詳しい日付をちょっと。
(答)憶えていませんよ。

(質)秘書の方どうですか。
(答)似たような日ですね。

(質)今10日前と4、5日前の表現になっているんですけども。
(答)一週間ぐらい前だね。
(答:知事室)私もちょっとはっきり憶えてないんですが。

(質)何があった日。
(答)ひょっとすると首相公選の打診が先かな。一日ぐらいの違いだと思うんですね。それぐらいのものですわ、僕の頭の中ではね。だからどっちがどっちでもいいんですが。

(質)野党の方は直接党首からお電話あったんですよね。
(答)そうそう。

(質)それはどなた、どちらから。小沢さんですか。
(答)ちがうちがう、民主党の方からですよ。

(質)鳩山さんから。
(答)いや党首じゃなしに民主党の人から。

(質)岡田さん。
(答)いやいやちがいます。そうすると、誰が仕掛けたとかあるんじゃないですかね、ちょっとそこがわからんからノーコメントにしといてくださいよ。別に私はどうってことないけども、先方さんいろいろ段取りしててなんだというふうなことで向こうでなったらいかんから、心配しますが、さしたる問題じゃないですけどね。

(質)民主党幹部。
(答)どうぞもうお好きなように。

(質)ということは幹部ですか。
(答)三重県以外の民主党幹部。

(質)鹿野さん
(答)あのね。

(質)返事は二つ返事で、どちらもその場でいいですよというふうに。
(答)いやいや、両方とも、どうすべきかなということで、知事室あたりとも。しかし、総理というか官邸からとか、党首の皆さんとかにお断りするのも失礼だし、というような感じですね。

(質)首相公選制は一日ががり、返事に。
(答)一日とか半日とか2日とか、いつごろまでにお返事くださいという話だったと思うんですよ。

(質)野党3党首は。
(答)これは、どう思う、ということで、もしあったら出てきませんかという話ですから、日程さえ合えば考えさせてもらいますという返事になっている。

(質)念のためですけれども、民主・自由・社民の。
(答)じゃないんですか、そこまで聞いていない。3党党首といったからそうなんじゃないんですか。

(質)知事は他にも何人かお出になるんですか。
(答)声かけるんでしょう。出られるんじゃないですか。そこもだから内容も、これこれこういう議題でこういう形式でというのも正直知らないんですよ。

(質)野党の方は継続的じゃなくて単発のあれなんですか。
(答)そうでしょう。

(質)首相公選制は継続的な。
(答)これは懇談会で正式メンバーでこういう文書がこれ来てるんですから。

(質)野党の方は知事と野党で継続的に何かやってきましょうという。
(答)これは官邸のやることだからきちっとしていますが、政党のやることは僕らもいましたから、ぱぱっと電話してそう、じゃあやる、そんな感じじゃないかな。詰められると困るんですよわからない。

(質)おりしも昨日、大橋巨泉さんが野党民主党の全国区に出られる表明の言葉の中で、小泉人気があって、小泉さんで日本が変わるとみんなが信じていることが耐えられない、許されないというようなニュアンスの発言されたんですけれども、その点に関してはどうですか。小泉旋風を信じている国民の姿に耐えられないというニュアンスのこと言われたんですが。
(答)いろんな議論あっていいと思いますよ。小泉さんのお立場も、大橋巨泉さんのお立場もあっていろんな議論が出てきて、だんだんそれは選挙ですから、収斂されてき得ると思いますよ。だから全部認めますよ。そういう点では、だからこそいいんだと思うんですよ議論は、選挙はね。表れていきますから。だんだん苦しく、最初に言い出したら必ず表れるもんですから、その点ではいいんですよ。収斂されるのがいいんですよ。

(質)6月15日付けの共同通信さんの配信記事で記者クラブについてのお考えが載っておりますね。
(答)知らんな、そんなのは。

(質)その中で知事が、客観的な報道を担保する努力が必要と、話し合いながら改良したいというふうにおっしゃてるんですけれど。ということは何らかの方向性とか,或いは現行の記者クラブについて改良したい点があるということですか。
(答)詳細について僕は具体的なことは話するつもりはなかったんですが、いろんな点で議論が皆さんからも出てきたり、こっちからも気がついたら、直すべき点は直していったらいいじゃないですかと。

(質)ということは、今具体的なこういうふうにしたいとかお考えがあるということじゃない。
(答)ええ。記者クラブとは関係ないけど、プレゼンテーションというか、そういう形というのは我々は考えていかないかんなというようなことはちょっとやってましたけども。それはクラブと直接ではないと思います。要するに、行政はいつも受け身でというか、もっと政策を出していくとか考え方を出していくというような、そういうことは考えていった方がいいのではないかという議論は、私からも出してますけどね。それとどう結びつくか、ちょっと私もまだ分かりません。

(質)ということは、クラブ主催のこういうものじゃなくて、長野でやられるようなそういうものも別個に二頭立てであり得るということですか。
(答)そこまで煮詰めてないです。

(質)タウンミーティングは出席されるんでしたっけ。
(答)いや、出ませんね。用事があるのかな。何か、どうなんですかというような話をしたら、出られなくて結構ですというようなお話だったんです。だいたいそうでしょう、全国。だから、タウンミーティングだから、我々行くと政治的色彩とか、僕はそんな認識で報告を受けて。
(答:総合企画局)直接担当じゃありません、申し訳ありませんけども。内閣府の方の指示では、知事のご出席はご遠慮くださいと。
(答)ご遠慮くださいか。例えば。
(答:総合企画局)タウンミーティングですので、できるだけ直接市民に。

(質)県幹部も出ない。
(答)タウンミーティングというか、それはあれでしょ、一般的なあれが一番いいんじゃないかということで。
(答:総合企画局)幹部が出るということはありません。
(答)多分、なんかそういう感じが出たもんですから、じゃあ私ご無礼しておきますのでと。ずっと一緒にやってきた仲間がいっぱいおりますから、別にどうということもないんですが。ご遠慮しておいた方がいいような雰囲気というか。

(質)話を戻して恐縮なんですけれども、先程の野党との懇談会は野党党首と知事何人かとの懇談会というふうに言っておられたんですか。
(答)そうそう。何人かの知事で企画したいというか、いっぺん、ちょっと言葉が、懇談とか議論とかなんとか、ちょっと言葉のあやですが、そんなことで、その場合は北川さん出てくれるかなという、そんな話になってます。

(質)それは非自民の知事ですか。
(答)知らない、向こうが勝手に決めるんだから知らないですよ。私は、だから、何人かの知事に声かけたいと思うわとか、それ的なことだったんですね。

(質)非自民の知事。
(答)だれが非自民、私はどちらなんですか。何を言ってるんですか。違う、だから、そんなね、別のベクトルで動いていきますから。

(質)首相公選制に絡みまして、大統領にさせたい男っていう図書が出ているらしいんですが、感想を聞かせてください。
(答)恥ずかしいです。全然知らない。その中に名前が出てるの。

(質)いや、知事を称して、知事の本に。ジャーナリストがそれ一冊書き上げて。読まれました。
(答)読みました。

(質)今回のメンバーと関係あるんですか。
(答)関係ありません。関係ないですよ。だけど、一緒にやってきた仲間が多いんで。

(質)産廃税そろそろ通るとして、そろそろ居戸さん、鈴木さんが帰られるころだと思うんですけれども、まだ公言はできないんですか。
(答)どうなっておるんですか、これ。

(質)そろそろ帰っていただく。
(答)ノーコメントにしておきましょう。

(質)今日27。8、9、10の間に発令せなあきませんね。
(答)そうか、そんなことはないのでは。

(質)そうですか。てっきりそう思ったので。

(質)河口堰の問題なんですけれども、企業庁の庁長も、先日利用計画について先延ばししていくということを言われてるんですけれども、知事自身、全体的に、長い経過がある中で、今こういう事態になっているという点についてはどのように。
(答)企業庁長がああいう議会答弁をして、私どももいろいろ議論してきて、市町村とのいろんな話し合いとか、その結果、私どもはやらしていただく、企業庁なんかは、じゃあそうしましょうという相談の結果ですから、市町村からいろんなお話をいただければ、それに答えて、このままいこうとか、延ばそうとかいう話を現在してますというなニュアンスだと思いますので、それ以後ちょっとまだ時間、議会中でございますので、今後詰めていきたいと、そう思っています。

(質)水需要がないという時代変化、それはさもありなん。
(答)現実そういう点もございますし、もう一方で、アメリカへこの間行ってきまして、それでそのときなんかはやっぱり水は重要な戦略物資だなという思いも、一方でちょっとその水余り現象とは別にして、企業の皆さんとお話していると、水はどうなってますか、どれぐらい確保できますかというのは必ず聞かれたんですね。だから、そういったことの総合戦略を今後も立てていこうと思っております。

(質)ベストファーザーのお話なんですけれども、あれは自薦、他薦、どちらなんですか。
(答)他薦に決まってるじゃないですか。だれか分からないんです、なぜなったか。

(質)あれはプライベートな、ということになるんでしょうか。
(答)まあ、そうですかね。

(質)先ほど連絡があったんですけれども、東京で公用車を使われて出席なさったというお話が出てるんですけれども、その点については、プライベートというふうにおっしゃったんですけれども、どういうふうにお考えになってますでしょうか。
(答)これは仕事と仕事の間で、そういったことに出る時に車でなけりゃ仕方ないですよね。確か高輪プリンスであったんですが、ちょっと離れた所ですからね。だから、それで車と車の間で、それでその場所でということになれば。

(質)それは間に公務が挟まってたということですか。
(答)公務の間にこれがあったんです。

(質)前後に公務があったということですか。
(答)でしょう。

(質)その公務というのは具体的には分かりますでしょうか。
(答)ちょっと今、持ち合わせていないですから。トータルの流れの中ですから、自分で全く個人で行くというのは不可能であったと思います。

(質)東京事務所長も同行されたというような話。
(答)そうそう。むしろああいうとこは、本当は立ち会いした方がいいと思いますよ、県のあれなんかも。例えば、カルロス・ゴーンさんとか竹中平蔵さんとか、私が会えばいろんな話が出ますからね。だからそういう話の中で、所長からこういうふうに連絡してくれなとか、そういう話も出るじゃないですか。竹中さんは東京事務所で何ヵ月か前に一緒に来てくれてますしね。そういう関係いっぱいあると思うので、そういうことは、ファーザー賞をもらったというのはプライベートなことでしょうけれども、トータルの流れの中では、ある種の要素ではないですかね。そうやって認めていただいた方が、ありがたいと思いますけど。

(質)紀南のPFIに関して、知事が西松建設の代表の方を呼んで謝ったのではないかという、議会でそういう意見があったんですけれども、地域振興部長はそれを否定されてたんですが、どんな経緯があったんでしょうか。
(答)擦りあわせしてございませんので多少の行き違いがあるか分かりませんが、西松の皆さんがご挨拶にお伺いしたいというようなことがありまして、できたら、どこかで僕に面識があるとかないとかお話いただいたそうで、その際知事にもお会いしたいというようなお話をいただいたそうですね。それで私はそんなことならば熱心にPFIに最後まで真面目にといいますか、対応していただいたんですから、じゃあそういうことなら、時間さえ合えばお会いさせていただきましょうというのでお会いしました。それで、ご熱心に応募いただいてありがとうございましたと、しかし手続き上のルール的なことで行って残念な結果になりましたが、ご了解をいただきたいと思いますと。私どもも、相手さんは、海外でやってきましたが、いろんな点で残念なことではありましたが、これを一つの契機にして日本でもPFIを考えていきたいなというような、さらに考えていきたいと、そんなことを思ってますというようなお話でございました。そんな感じ。

(質)それはお詫びをしたというニュアンスで。
(答)いや、ご挨拶に来られたから、一応の世間のお話としてのあれですから、例えばお詫びとか命令とか、そんなんと違います。単なる挨拶ですから。そういう感じで。やっぱり、だけども、丁寧に最後までご応募していただいたということに対しては敬意を表する必要があるし、その結果うまく正式な形をとることについては残念なことでしたというような話ぐらいはあるでしょう。そういう感じですね。

(質)社長が東京からたまたま三重県に用があって来たということですか。
(答)いや、それはわざわざ来られたのか、ちょっとそこは分かりません。そういう結果になってご挨拶にお伺いしたいということだったと思うんです。その時に知事と面識があるかというなお話だったそうですが、直接は記憶はありませんが。それなら私もお会いさせてもらって、ご挨拶させてもらった方がいいだろうなと、そういう感じになります。だから、呼んだとかそういうことではないです。

(質)議員から、金山の人が同じように来たら会ってくれるんでしょうかと話がありましたんですが。
(答)そうですか。それはまた、現場対応をいろいろ考えます。

(質)以前の知事会見でハンセン病問題でお謝りになりたい意向を示されたんですけれども、具体的に出掛けられる日程とかそういうのは、まだまだ。
(答)担当部でいっぺん対応するということになっておりますので、いろんな状況を勘案させていただきたいと思います。

(質)県議会意見書で県当局に対応せよという決議案が出ましたが、それに関しては。
(答)いろんなことを勘案させていただいて判断していきたいと思います。
(答:総合企画局)先程の件ですけれども、首相公選制の件を知事室長に確認しましたところ、6月18日ごろ。野党3党の方は20日ごろです。
(答)ごろでしょうな。ごろだと思うんです。だから、公選制の方が若干早く。
(答:総合企画局)早かったということは間違いないそうです。
(答)どっちにしろ、そんなとこです。


( 以 上 )

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