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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成14年8月5日
於 131・132会議室


1.発表項目 

  • 平成14年度全国俳句募集「水の一句」の実施について

(知事)おはようございます。それでは平成14年度全国俳句募集、「水(みず)の一句」についてご紹介を申し上げます。この募集も今回で8回目を数え、毎年20万句余りを越える応募をいただき、着実に全国の皆様から評価されてまいりました。また、県内においては、俳句の達人、これは俳句のインストラクターですが、学校や、親子会、公民館などといった身近な場所で、子供たちや高齢者の方々に楽しみながら俳句に親しまれるよう指導する制度を設けましたところ、多くの皆様から好評をいただいております。 全国俳句募集に関しましては、「毎年、楽しみに待っています。」「これをきっかけに俳句を始めました。」というありがたいお声が寄せられており、これからも、俳句募集を通じ「俳句のくに・三重」の積極的な情報発信に努めて参りたいと思っております。また、この俳句募集事業は、福井・岐阜・滋賀・三重で取り組む「日本まんなか共和国」の中で、4県ゆかりの松尾芭蕉をいかした広域連携の事業として取り組まれております。今回の俳句募集についてのご紹介を申し上げます。お手元のチラシをご覧下さい。第8回目となる今回のテーマは「水(みず)」でございます。水は、私たちの暮らしに欠かせないものであると同時に、私たちのこころに潤いを与えてくれるものでございます。近年、環境問題などを通じて「暮らしと水」の関わりが問い直されており、三重県でも「宮川ルネッサンス事業」「環境先進県づくり」「美しい“みえのうみ”維持・創造プロジェクト」など新しい視点での事業展開を行っております。今回、「水の一句」募集を通じて、普段と違った視点で、「水」について思いを巡らしていただければと願っています。応募方法は、郵便はがき、FAX、インターネットの他、携帯電話による応募も可能となっております。選者には、テーマ部門に有馬朗人さん、宇多喜代子さん、中原道夫さん、星野椿さんというテレビや俳句誌などでご活躍の4名のみなさんにお願いしております。また、雑詠部門については、三重県俳句協会のみなさんにお務めいただきます。審査結果の発表は、平成15年3月を予定しております。募集期間は、8月19日、ハイクの日から、11月19日、イイイックの日までの約3か月となっていますが、今回は、10月15日までにご応募いただいた方の中から、抽選で県内温泉のペア宿泊券や、松阪牛・伊勢エビなどの三重ブランド認定品をプレゼントしますので、みなさん奮ってご応募して下さい。また、「水の一句」の協賛企画として「マイベスト“水物語”」を開催します。これは、私たちの身近にある“水のある風景”についてのメッセージを写真と共にお送りいただき、その情報をホームページ上で公開し、みなさんで人気投票を行おうという企画になっております。さらに、「水の一句」オープン記念事業として、8月18日に度会町の宮リバー度会パークにおいて、宮川流域エコミュージアム「俳句で遊んでin宮川」を開催します。日本有数の清流である宮川を今後とも維持、保全していくため、宮川流域ルネッサンス協議会を中心に精力的な活動を行っています。みなさんぜひ足を運んでいただきたいと存じます。最後になりますが、昨年度の全国俳句募集の優秀句を集めた句集「遊(あそび)の一句」が角川書店より出版されましたので、お知らせします。今年も全国俳句募集「水の一句」へのみなさんからのたくさんのご応募をお待ちしています。私からは以上でございます。


2.質疑応答
(質)住基関連の質問から先にさせていただきますのでよろしくお願いします。先日、二見町と小俣町が今日からの住基ネットの接続を見送るという発表をしましたけれども、この件に関して知事の感想を聞かせてください。
(答)市町村の方がご心配いただいて、そういったことになられたと思うんですね。したがって、それはそれとさせていただきながら、私どもとして、法律事項でもございまして、私どもの自治事務の範囲もございましたので、両町におじゃまをして、その経緯等々お聞きをして、そして事実確認をさせていただいたと、こういうことでございました。したがって、いろんな点で整備がされれば、また、接続というようなお話も伺っておりますので、そういうふうなことで、今後も、確かに新しいことでございますから、慎重のうえにも慎重に国も是非対応はしていただきたいと強く要望はしながら進めさせていただけたらと、そんな感じでおります。

(質)これまで、2町含めてだと思いますが、県と各市町村の間で、今日からのスタートができるように話し合いが持たれてきたと思いますけれども、直前の延期ということになった事態をどういうふうに思われますか。
(答)個人情報保護法が国会で結論が得られなかったというような問題からすれば、そういったことも万やむを得ない判断であったんだろうなというふうにも思います。しかし、今後さらに国も努力をしていただくということですが、本当に真剣に、やっぱり、そういった問題等々は、これから国も、地方自治体が実際に作業されるわけですから、市町村は特にですね、そういったことについては十分な意見の集約、あるいは聞き取り、そういったことは今後はさらに一層注意を払ってもらわなければ困るということで、私どももこれから、そういうことについても国に対して提言はしていきたいと、そう思っています。

(質)今回の延期は国の定めた法律を守らないということで法律違反だという考えがある一方で、地方分権の時代なんで地方の判断でも行えるべきだという意見もあるんですけども、その辺り知事はどうお考えですか。
(答)一概に二者択一論というわけにもいかんと思いますが、こういった問題について今後、真剣な、国も一方通行の話ではなしにですよ、国が決めたからこうしなさいというのは通らない時代になってきてます。さらに地方分権一括法で、自治事務的なことを含めて、実際の責任を市町村の方は市町村民の方に果たしていくということは当然のことでございますから、さらに一層真剣な対応は是非とも必要だと、そう思っていますので、国に対してもそういうことはさらに言っていこうと、そう思っています。

(質)前回は、全部の市町村が滞りなく参加していただけるだろうと、そういうふうに考えているというお話でしたが、そうならなかった原因はなんだというふうに一番思われますか、一つ原因を挙げるとしたら。
(答)そういうふうなことを希望します的なことで発言をしたんだと思いますが、だんだん煮詰まってきた中でご判断いただいたんだと、そう思います。だから、私も絶対的にこうだということは申し上げられませんが、個人の情報保護というようなことからいけば、自由に扱えるというか、それを扱う部署については、よほど謙虚に対応しなければいけないというような思いがおありになってのことではないかなと。ちょっと、だろう話で申しわけないですが、そんな感じだと思いますが。

(質)だとすれば、やはり今回の反応については、そういった市町村が出ることについても致し方ないというふうに知事はお考えでしょうか。
(答)言葉の綾で、致し方がないというよりは、市町村のご判断はご判断として、我々が強制的にそれは絶対ダメと言いきれない点もあるんだろうというようなことは思います。

(質)例えは悪いんですけれども、法律違反とは言いながらも、盗人にも三分の理ではないんですが、やはり、その中には正当な理由があると考えておられるんでしょうか。
(答)言葉の綾で非常に難しい話なんですが、やはり、本当に個人情報保護法とか総理のご発言もありですね、そういった点については国の対応も、やっぱりもっと、本当に実際に作業される地方自治の声は聞かなければいけない点はあったと、そのように思います。

(質)じゃあ、そういう部分できちっと聞いてなかったことが今回のようなことにつながったんではないかと。
(答)足らなかったんでしょう。

(質)ちなみに、今後なんですが、数日遅れて体制を作ったら接続するということを両町は言っておりますけれども、どのように二つの町には対応していただきたいと、知事としてはお考えになるか述べていただけないでしょうか。
(答)いろんなことでご検討いただき、ご対応いただくようなことだと思っておりますので、そのことについてはそれを待とうと、私自身は思っております。

(質)なるべく速やかに対応していただきたいと、そういうことではないんですね。じっくりやっていただければと。
(答)今の段階で私がとかく申し上げるのはいかがなものかと思いますので、そのくらいのコメントにさせていただきます。

(質)県議会とのからみなんですけど、6月県議会で全国初の反対の意見書を提出という形になりましたけれども、それについて、前回の時に知事は、粛々と、そういうふうにおっしゃいましたが、それとの、特に整合性取る必要はないにしても、ちょっと若干ぶれがあるんじゃないかというような部分。
(答)意見書はやはり重いものでございますから。したがって、私どもとしては法律事項とは言え、慎重の上にも慎重に対応していただきながら、粛々と、ということを申し上げたと思うんですね。したがって、私どもとして、このことについて避けて通れない課題でもございましたので、そのニュアンスですね、決定的に否定の立場から判断するのか、あるいは肯定的なことから是非とも慎重な対策をということで、二つ入り方があったと思うんですが、私としては、慎重の上にも慎重に進めて行かざるを得ないだろうということでご理解をいただきたいと思って、そのような言い方をしたんでございます。

(質)今日、共産党さんの方から知事宛に、関係部局にも出したそうなんですけど、住基の凍結延期を求める公開質問状みたいなものが出ていますが、それは御覧になりましたか。
(答)来たということを報告を受けまして、まだ詳しくは見ていません。

(質)項目が五つぐらいありまして、その四つ目に、今回の住基の県の情報等は全てCWJ、サイバー・ウエイブ・ジャパンの方でという形になっているということなんですけど、これは事実ですか。
(答)それは、実は、サーバーがどこに置かれるかというようなことは、あまりはっきり私から言えない状況だと思います。ただ、県に置くのがいいのか、あるいは、どこに置くのがいいのかということは議論を重ねて、最大限セーフティーな場所にということで決まっていくんだろうと、多分そう思います。ちょっとその内容詳しく知りませんのであれですが、そういうことだと思います。

(質)質問状の中にもあるんですけれども、要は三セクというか、民間も含めたそういう会社の中へ置いた時に、セキュリティの問題で問題があるんじゃないかというのがどうも質問の趣旨みたいなんですけど、その辺はどういうふうにお考えですか。
(答)一番セーフティーなところへ置くのが一番いいと思います。それは物理的なことですね、地震とか、さまざまなそういった点も含め、あるいは、セキュリティがどこまで図られているかとか、そういった状況で判断するんだと思いますが。

(質)民間人が実際のオペレートに関わるということについて、セーフティーネット的なものというのは何か指示とか出されたりしているんですか。
(答)一番安全なやり方は、どうぞ、もしあれなら担当の方で聞いてみてください。技術的なことは。一番安全というか、そういうような点で選択をしていると思います。

(質)行政サービスのスリム化にとっては必要なことでしょうか。
(答)個人情報を保護していくというような観点はとても重要なことだと思っております。したがって、そのことをちょっと除いたとして、行政をスリム化といいますか、あるいは効率化というか、そういったことについては、これはそうなっていくというふうには思います。

(質)役立つということ。
(答)勿論、役立つと思いますね。で、それについて、じゃあ、個人情報をどうしていくかという問題とはまた別の議論で、今、そういうお尋ねだから、そうお答えをしておきます。

(質)個人情報保護法が成立していないということで、前の会見でも伺いましたけれども、同時に本来スタートするはずだったという意識が、反対している自治体から出ていますが、改めて、その点で、政府の対応に何か問題がなかったかどうかについてはどうお考えになりますか。
(答)当然、問題があったんですよね。だから、こういう問題が起きてきているわけですから、当然そういったことについてはもっと的確に対応すべきであったということは当然言えると思います。

(質)それは具体的にはどう対応するべきだったと。個人情報保護法が成立するまで施行を遅らせるべきだったという意味ですか。
(答)物理的にいろんなことあると思うんです。で、私、100%それを申し上げる資格、能力ないんですが、やはり、こういった問題が起きるということについては、今までの対策上に欠点があったからこういうことが起こってきたということについては猛省を促したいと思うし、やはり、個人情報保護法の要素は大きかった要素の一つだと思います。

(質)横浜市が実施した選択方式についてどのようにお考えになりますか。
(答)一つの方式なんでしょうかね。私も、ちょっと、100%、どこまでがどう可能でということ十分承知していませんので、今ちょっとコメント、全知識総動員してもちょっと返答しかねるというか、そんな感じです。

(質)別に情報を提供してもいいという人の参加も遅れてしまうという問題が出てくる一方で、参加したくないという人は参加しなくて済むというメリットもあると思うんですが、そういう基本的なところはいかがですか。いい方式だと思うのか、どういう評価、プラスで評価されるのかマイナスで評価されるのか。
(答)少し時間下さい。私、今、的確にそれを100%徹底的に分析して、何対何でどう軍配挙げるということ、ちょっと言いかねるほど、知識不足ですね、これは。

(質)さきほどの地方分権との絡みなんですけれども、国が決めたことが一方通行で通る時代ではないというようなお話なんですけれども、その発言の一方で、法律事項だから粛々と進めるという言葉はどうも矛盾して感じられるんですけれども、どう整合性を取られるんでしょうか。
(答)それは多面的な要素がありますから、一概に全部綺麗に区分けしてというのも難しい点もあると思います。そういうことです。

(質)物によって判断ということですか。
(答)そういうことにもなるでしょうね。基本的には分権というのがありますが、いろんな状況を判断しながらやっていくということです。

(質)国の対応について批判されておられますけれども、県も市町村からの情報を受ける立場として、その内容についてよく説明して理解を得るという立場だと思うんですが、その辺、県の対応について問題がなかったかどうかについて。
(答)こういった問題、いろいろ出てきますから、今後も、新しいこういう概念とか、技術的なことを導入する時は、やっぱり、県としてもこういうことについては最大の注意を払っていかなければいけないだろうとは思います。

(質)直前に二見町とかが遅らすということになったことについて、県の責任というか、問題点があったかどうかについてはどうですか。
(答)議論は重ねてきていたと思うんですね。したがって、そういうふうにご指摘いただければ、それは結果として、もっと最大の注意を払っておくべきだったという答にはなるでしょうけれども、県としては、与えられた範囲の中では努力はしてきて、結果、そういうことになったことは残念に思うというぐらいの範囲じゃないでしょうか。

(質)発表事項の今年の俳句募集なんですけれども、何か新しい試みとか今年の特徴みたいなところを教えていただけますか。
(答)だんだんと先ほどの俳句インストラクターの皆さん方にもお願いして、だいぶ定着してきたと思うんです。学校へ民間の方が行っていただいたり、あるいは市民講座的なところでやっていただいたりしながら、最初はやっぱり相当試行錯誤あったんですね。だからそういうのだいぶ定着してきていると思いますので、是非これを更に一層広めていきたいというのと、日本まんなか共和国でいろいろご協力いただきながら一緒にやっている共同事業として少し定着をしてきていますので、更にそれを一層進めていきたいと思っています。それで今後の課題なんですが、来年度、再来年度に向かって予算とか事業をコンクリートしていく時に、松尾芭蕉さんの生誕360年祭が2004年に行われますので、今回の募集等を通じながら、この作業を通じながら2004年の生誕360年祭をどうしていくかという、作業を通じていろんな検証とか、あるいは検討していこうと、そういう具体の作業に入る初年度になると、そんな感じです。

(質)水という題についてはどうですか。
(答)今年度大きなイベントというのは、今まで、だいたいそのイベントを通じて、来れない方は俳句でご参加いただきたいというのはだいたいの意向でありましたが、水の大きなイベントということではなしに、私どもは、今回そういう大事業、大イベントがない年でございますので、宮川ルネッサンス事業で、ずっとやってきて、今年、途中で残念ながら今2位になったんですが、1位をカムバックできたというようなこと、更に環境先進県として、水の問題について、じゃあ取り上げようということで、ご議論いただいて決定をしたところでございます。そこで、別紙お配りしてあると思いますが、マイベスト“水物語り”というのでですね、こういったことをこれからも並行して仕組んでいくことができればと、そんなことを思っていますので、今回は若干イベントをテーマとした、それとは少し違ったんですが、大きなイベントがないということも含めて、水という切り口で環境問題、特に宮川ルネッサンスなんかをイメージしながら決められていったと、そういうことです。

(質)この「ひたすらに南の空へかりわたる」これはどこで詠まれたんですか。
(答)これはいつのだったかな。

(質)192ページ。
(答:生活部)去年の遊の一句の知事の入選句でございます。
(答)それは雑詠の部門。
(答:生活部)そうです。

(質)スケールが大きくていいですね。
(答)ありがとうございます。

(質)たまには誉めないと。
(答)今年も入選します。

(質)この間、堂本知事とか橋本知事と一緒に、福祉ケアについて国に提案されましたね。あれはこれまでもそういう提案されていたんでしょうか。またこの提案というのは、5知事か6知事の有力知事の提案というのはですね、国は然と受け止めてくれるんでしょうか。
(答)受け止めてくれると思います。今回はメインテーマがユニットケアということでですね、あれは長屋方式というか、こう大部屋でということから、それぞれ個別でですね、そういうケアをしていこうというのを提案して、来年度から国もそういう方向なんですね。そのことについてもっときめ細かくお願いしたいというようなことです。それでチャレンジド・ジャパン・フォーラムというようなことで、何県の知事かな、入っていて去年ですね、堂本さんなんか三重県来てくれたんですよ、熊本の潮谷さんや。それでユニットケア一緒にやらないかということをだいぶ前からお声頂いていて、一緒にじゃあやりましょうというので、幕張メッセでね、7県ぐらいでしたかね、知事が寄って、やっぱり新しい介護保険を中心にして、どういう本当のケアができるかというようなことについて、シンポジウムを開いた、こういうことですね。だから厚生労働省の担当局長の堤局長もお越しで、かなり前向きのお話もいただけたと思いますが。

(質)7日の高速道路の地方委員会ですけども、発起人代表とかはどなたというかですね。
(答)誰がしているんでしょう。鳥取の片山さんじゃなかったですかね。

(質)鳥取の片山さん。
(答)誰が何をやっているか詳しくはわかりません。最近多くてね。確か、どなたか担当いるかな。これは片山知事だったと思いますね。
(答:総合企画局)確認します。

(質)一応、県土整備部長の事前の会見はあったんですけど、知事として何か期待するものとか、補足するものとかは。この高速道路の委員会に関して、立ち上げるについて。
(答)高速道路について、私、今第二名神と伊勢線を持ってますが、それでそれによって色々な計画をしながら、それを前提にして取り組んできた、あるいはやっと鈴鹿のトンネルももう開通している訳ですよね。TBM、トンネル・ボーリング・マシン。すごい機械で掘られて、それで供用開始寸前にいって、それで凍結というようなことになると行政不信が起きるでしょうということをかねてから申し上げてました。したがって、私共として今後、道路の在り方論、これは高速道路、一般地方道も含めて議論していこうというので、先日も東京で公共事業の在り方の知事会議なんかを開いて、例えば1.5車線とか、国が全部構造令決めてきてというのは、もう地方に任したらいかがかという議論もしたんですね。歩道も必ずしも3mいるのか、地方の殆ど通らない所は1mでもいいではないかというそういった議論を含めていく中で、やっぱり東京中央集権というか、中央から見た地域政策というのが、少し何かこう荒っぽい議論で進んでいることは私はいかがなものかと思っておりますので、今回、三重県にとっての高速道路の位置づけというか、そういったことも申し上げて、公共事業、高速道路がオール悪者論というか、今までの色々な問題点があるとしたら、それはどんどん改めてもらうべきでは当然あるんですが、我々にとって今必要なことは必要だという部分は訴えていきたいと、そんな感じでございます。

(答:総合企画局)
鳥取県知事が発起人でございます。
(答)鳥取県さんが。
(答:総合企画局)はい。

(質)これ当然ワークショップというか、その分科会みたいな、また分権研究会と同じフォーラム、またそんなの出来て、それぞれで議論重ねていくということですか。
(答)まあその具体的な作業まで相談はないと思うんですね。だからそういうことが起こってくれば、また寄り寄り相談しがてらということにもなると思います。それで18日でしたか、前の道路局長、今技監になった大石さんと紺谷さんが来てくれて、18日日曜日に、ふれあいロードフェスタ三重というようなこともやって、地域が輝く三重の道づくりというようなこともやらせていただくというようなことから、段々と地域が抱える道路の課題なんかも、現実に則して議論を進めていって欲しいとか、行こうというようなことは、今後も発言していこうとそんな感じでおりますが。

(質)今後この形式のようなものというのはまた。
(答)えっ。

(質)今後こういうスタイルのようなものというのは、新たに立ち上げていく可能性あるんですか。この間分権やられて、道路やられて、それぞれのメンバー重なる場合もあるし、重ならない場合もあるんですけど。
(答)まあね、一つの事声掛けると、その人のメンバーの中からまた声掛かると、自分と感覚とか方向性が同じだったら、一緒にやろうかということになりますから、こういうこと増えてくるんじゃないでしょうか。

(質)では、あくまでも全体にこれは政府に対しての政策提言的なそういう組織になるということですね。
(答)まあそれは政策提言的な事になるし、やれる所はもうどんどんやっちゃおうというところにもなるんじゃないでしょうか。

(質)これが新党の何か立ち上げとかに繋がるとか、そんなことはないでしょうか。
(答)ない。全くなしです。

(質)道路についての国の検討の仕方に何かこう問題点があるみたいですね。民営化の検討会ですか、猪瀬直樹さんが入っているやつ、やってますけども、その人選とか進め方に何かご意見とかありますか。
(答)ありますね。例えば知事とか市町村長が入ってないというようなこともありますね。あるいは、本当に聴く意志があったかどうかですね。この間、なんか公聴会か何かで青森県知事かどなたかが言っておられたと思うんですね。だけど本当に公式な議論はそこで行わない。現実の行政対応している我々の意見が吸い上げられているかというと、そうでもないような私は気もしておりますので、今回こういうことでやっぱり地域社会の持つ課題だとか、問題点というのは申し上げておかなければいけないと思って、これも7日でしたか、ご一緒に発言しようと、こう思って参加したんです。

(質)知事の嫌いな要求型民主主義のように思いますけど。
(答)えっ。

(質)知事の嫌いな要求型民主主義のように思いますが。
(答)必要な事は必要でございますから、今、第二名神を本当に無責任に凍結というのはぶち上げていいかという議論は問うていかないかん問題だと思います。

(質)欲しい物は欲しいと言う。
(答)欲しい物じゃなしに、必要な物は必要だし、今もし本当に止めて、確実に止まりますかと。止まらないですよと。それはそれを前提として積み上げてきて、地域計画とか色々なものがあり、そしてそういうことで地域の皆さんに充分な積み上げもしてきている所もありますと。よってそういう点については私は必要だという部分については発言していくことは必要な事だと思っておりますから、発言をしていこうということですから、それが何か要求型ではとかそういうこととは全く別次元の話として、やっていかなければいけない課題ではないかということの前提で取り上げています。こういうことです。

(質)知事ちょっと一点。県政とはちょっと離れていますけれど、例の民主党の党首選がありますね、9月に。これは今水面下で動いておりますし、色々な人の名前が出ていますが、大体最終的には何人くらいに、聞いてませんか。
(答)そんなの分かりません。知りません。

(質)知りませんか。沢山の人の名前出てますし、それから岡田克也さんの名前出てないようですね。岡田克也さんが民主党の選挙に関して、民主党というのは若手が執行部を批判しすぎる、いわゆる党首を批判したがるとそういうふうに聞いたんですが、それについては知事どう思いますか。
(答)全体的な背景が分からずにコメント非常にしにくいんですけども、彼は今後の党首選挙を通じて、色々な政策的に整理しようよということだと思うんですよね。だからご自分は最初から立候補されないという決意だったんじゃないでしょうかね。

(質)そうですね。
(答)ええ。ただそこは詳細な事については存じ上げないんで、ちょっとコメントしにくいというそんな感じです。

(質)岡田さん誰に近いんですか、申し上げてください。
(答)それもわからないんですよ。皆さんの方が多分詳しいと思います。

(質)夏休みはいつ取られますか。
(答)夏休みはお盆の時に、12日から16日ですね。

(質)何処か行かれるんですか。
(答)いや、ないと思います。

(質)県内。
(答)多分ね。ええ。

(質)今取りあえず執務室こちら議会棟に移ってますけど、何か感想ありますか。
(答)例えば色々な事で聞きたいことなんかの時に遠慮しなければいけないし、やっぱり遠いですね。やっぱり。今工事中でしょ。

(質)出来ましたら、今度の新しい知事室というかプレゼンルーム出来るみたいですし。
(答)えっ。

(質)プレゼンルーム。
(答)はいはい。

(質)出来た時にちょっとクラブに一時公開していただければなと。
(答)何をですか。

(質)新しい知事室。改修した後に。
(答)セキュリティーの問題がなかったら、別にしてもええのと違う。

(質)よろしいですか。何かプレゼンルームが珍しいとか思うんですけども。
(答)何か問題あるかな。
(答:総合企画局)結構でございます。

(質)有り難うございます。
(答)この間、総理官邸に行って、道間違っちゃってね。

(質)新しい所。
(答)新しい所。注意されましたよ。

(質)そう言えば首都機能移転が次の通常国会まで先送りされて、それで更にもう何か止めようみたいな話も別にあるということみたいですけども、これについてはどうですか。
(答)今ですね、三重・幾央の中のトップの皆さん、更には、東濃・三河の皆さんと今話を、対応どうするということで詰めをしているところです。やがては北東というんですかね、北東北の方の皆さんともどう話をしていこうと。だけども相当委員会でバッティングしましたからね、北東地域とは。だからまだまだ具体的にはそこには入っていませんが、東三河・東濃地域とこちらとの話し合いを詰めていこうとこう思っております。今そういう段階です。

(質)方向性としては、どういう要求というのが出されるんですか。
(答)今後、今の国会マターが二転三転しまして、委員長に河村さんなんかがなられておりますので、まだちょっと私も時間的にこう摺り合わせが出来てないんで、お会い出来てない。そういうことを全部整理した上で対応を考えていこうということですので、まだ形としては決まってません。


( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
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ファクス番号:059-224-2032 
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