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平成20年10月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平成15年8月6日
於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目 

  • 平成15年度全国俳句募集「風の一句」について

(知事)それでは平成15年度全国俳句募集についてご紹介を申し上げます。この募集も今回で第9回目ということになります。毎年20万句ものご応募をいただくということで、着実に全国の皆さんから評価されてきていると考えております。今では募集が始まる何カ月も前から、県外の方から募集についてのお問い合わせがあったりいたしまして、大変そういう意味では嬉しいことでございます。それからこの俳句募集事業でございますけれども、福井県・岐阜県・滋賀県・三重県、この4県で「日本まんなか共和国」というものをやっておりますが、4県ゆかりの松尾芭蕉を生かした広域連携の事業として取り組まれているものでもございます。今後も、俳句を通じまして、「俳句のくに・三重」の積極的な情報発信に努めるとともに、また4県の連携も深めて参りたいと考えております。今回の俳句募集につきまして、お手元にチラシございますが、それでご紹介を申し上げていきます。今回のテーマは「風(かぜ)」ということにいたしました。日本語には風にまつわる言葉が多くありまして、創作がしやすいということもございますが、俳諧の世界に新しい「風」を吹き込み、「わび」「さび」を基調とした蕉風と呼ばれる俳諧を確立させた芭蕉にちなんで、それからまた芭蕉の時代から変わらずに吹く風というものを共有するべく、テーマとして設定をいたしました。風自体は目には見えませんけれども、風を肌で感じたり、風の音に耳を澄ませたりといろいろな感性で捉えた風を、俳句という形で表現していただいたらと思っております。応募につきましては、郵便はがき、FAX、インターネットの他、携帯電話による応募も受け付けております。選者には、昨年までと同様、テーマ部門に有馬朗人さん、宇多喜代子さん、中原道夫さん、星野椿さんというテレビや俳句誌などでご活躍の4人の皆さんにお願いしているところです。また、雑詠部門については、三重県俳句協会の皆さんにお願いをしております。審査の結果の発表は、平成16年3月を予定しております。募集期間でございますが、8月19日から11月19日までの3カ月間となっておりますが、今回は10月15日までにご応募いただいた方の中から、抽選で松阪牛・伊勢エビなどの三重ブランド認定品や温泉入浴券をプレゼントをいたしますので、奮ってご応募いただきたいと思います。それから最後になりますが、昨年度の全国俳句募集の優秀句を集めました句集「水(みず)の一句」が角川書店より出版されましたので、お知らせをいたします。今年も全国俳句募集「風の一句」へ皆さんからのたくさんのご応募をお待ちをいたしております。俳句募集につきましては以上でございます。
 なお、それとは別に私の夏季休暇についてでありますけれども、8月23日、土曜日から8月31日までの9日間を予定をいたしているところを申し上げます。以上です。

2.質疑応答
(質)このブランド認定品とか、温泉入浴券、10月15日までという区分けされたのは何か。
(答)担当の方から。
(答:生活部)いつも俳句、長期間、3カ月にわたって募集させていただくんですけれども、やはり早いうちに出していただきたいという思いもございまして、中程で一応区切って、ここで抽選をさせていただきたいというような思いで設定させていただいております。

(質)募集期間そのものを短くするということはないんでしょうか。
(答:生活部)そういうわけではないです。
(質)そういう考えはなかったんですか。
(答)一応「俳句の日」から「いい一句の日」までということですので、8月19日から11月19日ということで、これずっときておりますので、変わりはないということです。

(質)日本まんなか共和国の共催という形を取ったということで、これは去年からですか。昔は三重県単独でしたですね。
(答)まんなか共和国そのものが、まだ始まって今2年目になるのかな。大垣やって、その次、今小浜でしょう。
(答:生活部)まんなか共和国は平成12年度から行っていますけれども、文化事業という形でやりましたのが、知事が言われたように昨年度からでございます。この共催としてご協力いただいておりますのが、今回で3回目になるということでございます。

(質)休暇のことについて、ご予定は何かあるんですか。
(答)まだ予定組んでおりません。ちょうどその中には私の誕生日もありますしね、それから母がちょうど米寿になって、米寿のお祝いくらい、何か家族集まってやろうかなという気持ちでおります。
(質)では近場で過ごされると。
(答)そうですね。まだ津にいるか、あるいは松阪に行っているかということ、まだ子細に決めてないです。

(質)上野で本音でトーク始まりましたけれども、また今日も鈴鹿でしたか、2回目ありますけれども、1回目やってみた知事のご感想からまずお願いします。
(答)上野の場合には、事前に質問要項を21名の方が出しておりました。実際には2時間という時間制限では、とてもそれに答えるだけでも難しくて、約3、40分オーバーするというようなことでございました。今日の鈴鹿は事前に出してもらっている人が4、5名ぐらいだったかな、したがって、この間の上野とは若干様子が変わるだろうと、こう思っております。ただ一つ一つ、こういろいろご指摘いただいたり、ご意見をいただいたりしていると、極めて県政について、熱心に考え、意見を述べていただいていると思います。1人の方が10項目もずらずらと並べられる、そういうのもございました。こういう機会を持つことによって、県民の皆さんが県政について、言いたいことをしっかり本音で言っていただくということは、私共県政に携わる立場からも非常に貴重なことだと考えております。特に、私としては知事に就任いたしまして、市町村長さんらとの膝づめミーティングやりましたが、今回の本音でトークはそれこそ県民の皆さん、広くご意見のある方にはご意見をお聴きして、今策定しようとしております県民しあわせプランであるとか、あるいはトータルマネジメントシステムの検討であるとか、財政問題の検討であるとか、もちろんそれに限ったことではありませんけれども、広範にわたって、いろんなご意見をいただいて、大いに参考にさせていただきたいと、こう考えているところでありまして、私としては大変意義あるものだと、こういうふうに感じております。

(質)初日は事前に意見を寄せられた方、結局のみでしたよね。
(答)そうです。もう時間的に21人最後までやるので3、40分オーバーしましたので、それ以上のオーバーもう無理だったです。

(質)もともとの知事の理想とされる姿というのは、どういう意見聴取会ですかね。
(答)特に前もって出していただけたら、出していただいただけ、かなり細かい部分におよぶことがありますから、それで答えられる範囲でしか答えられないわけでありますけれども、事前に言っていただけると、それなりにまた答える方も、少しこちらも準備ができるかなと思います。で、今日は、鈴鹿の場合には、むしろそれがごく僅かでありますから、どんなご意見がその後出てくるのか、これは分かりません。いずれにしましても、県民の皆さんから真摯に忌憚のないご意見をいただく、ということが大変意義があることだと、こう思っておりますので続けていきたいと思ってます。それから先般の本音でトークの時に、会場の皆さんにアンケートを出しましたが、その中で例えば、「有意義であったか」というようなことについては、「非常に有意義だ」と答えてくれた人が17%、「有意義であった」という人が59%、合わせますと76%の方が、大変意義あることだとご理解いただいてますし、「分かりやすかったか」という質問については、「非常に分かりやすい」というのが15%、「分かりやすい」が63%で、これも78%の人がご評価をいただいてます。それから開催時間が夜ということでありましたが、その時間についての意見を求めたところ、「非常に参加しやすい」が22%、それから「参加しやすい」というのが56%であり、これも78%の方がご評価をいただいたということでございます。参加されていた方が、50代の方が44%で、これアンケートに答えていただいた方でありますが、60代の方が20%、70代が17%、40代が12%、30代が2%、回答なしが5%ですか、若干50代がまず一番多かったということです。それから比較的若い人が少なかったという点があります。是非若い人にも大いに参加していだたきやすい時間帯を設けておりますのでご参加を期待したいと思ってます。

(質)アンケート結果は公表はしていただけるんですか。
(答:総合企画局)では後で。
(質)出す。
(答:総合企画局)はい。

(質)これは県民1万人アンケートととか、それとホームページの関係とか、e-デモで意見募集とかですね、知事がよくおっしゃるようにいろんな手法そのものが3つとか、4つとかになってますよね。で最終的にこれトータルマネジメントシステムではないですけど、何らかのそういう整序する部分というのはあるんですか、今後。整えるというか、整理するというか。
(答)それは意見をですか、それともやり方。
(質)やり方。
(答)やり方ですか。私としては県民と行政との双方向の情報共有システムというのが大事だと、こう思っております。したがいまして、今、広聴広報システム、県でも取り組んでおりますけれども、そういう中であるとか、あるいは情報公開の制度であるとか、今までのやり方そのものを、一応トータルマネジメントの中でも、どういう形が望ましいかということで整理しなければいけないと、こう思っています。その際にこういったことも一つの例として、検討していくということになると思います。できましたら恒常的に毎年こうやっていくようなものは、どういうものなのかとか、そういうことを整理していったらいいのでないかと思ってます。問題はかなり市町村長とのミーティングだとか、それから今回のこういう県民とのトーク、意外と時間取るのがなかなか難しい部分があります。したがって、そういう物理的な面も含めて、今後検討していくということになると思います。ただ私としては、この本音でトークも一応全市町村ずっとやっていきたいということで、取りあえず10会場ですから、したがって、その後も継続的にやっていきたいと思っております。

(質)福井県の西川知事とは、あちらもやられているみたいなんですけども、三重県よりちょっと早めでしたか。
(答)ああ、そうですか。
(質)何か話されたことは。特にないですか。
(答)特にこのことで話したことはありません。

(質)だいぶ衆院選の方が、事が動き始めておりますけれども、県内では特に新聞紙上、三重5区のことでだいぶ各社紙面を飾っておりますけれども、直接知事のお仕事とは関係
はないんですが、いろんな方々がいろんな形で選ばれつつあるとは思いますけれども、知事のお立場から見てですね、今の情勢をどのように捉えていらっしゃるのか、それから、こんなふうにすると、例えば、ご自身も衆議院議員だった時代もありますので、よりよい選挙になるだろう、というようなお考えがあればお聞かせください。
(答)まずは、三重5区につきましては藤波さんが今回、お辞めになるという決断をされました。政治家にとりまして出処進退にかかわる決断というのは最大の決断の1つでありまして、そういう意味では今回の決断ですね、それをまた、受け止めて、しっかり後、今後について多くの有権者の皆さんに考えて頂いただくと、いうことだと思っております。候補者それぞれ今後どういうふうな形になっていくのか、これは私としてはただ、その状況を見守るばかりでありますけれども、最近、特にマニフェストが議論されております。私もマニフェストにつきましては、議院内閣制の下でやられている今の国政につきましては、まさにマニフェストは非常に有権者から見て分かりやすいものであるし、また、評価をしやすいものであるということから有効な方法であると、こう思っております。是非そういう意味ではこれは三重5区に限ったことではありませんけれども、より時代の状況にふさわしい方法で、有権者にとってはより分かりやすい、政治を理解しやすい、そういった方法でフェアに選挙が行われるということを期待したいと思います。

(質)自民党の中に、まだ藤波さんは自民党復党してませんから、まだ何とも言えませんけども。山本さんと、中川さんという県議二人の方が自民党の看板背負って事実上、こう、さや当てするような形になっていますけども、これはどうご覧になりますか
(答)そういった個々の政党内、あるいは候補者と目される方の動きにつきましては、コメントする立場にはございません。

(質)マニフェストですが、ご自身の知事選の時には、マニフェストについてはまだイギリスでやっているもので、日本においてはいかがかというようなこともおっしゃってたように記憶してますが、今のお話を聞くと、かなり有効な方法であるというふうにおっしゃってますが、これはやはり見方が変わってきたというか、浸透してきたというか、そういうことでしょうか。
(答)いえ、当初から申し上げておりましたが、国政選挙では日本の議院内閣制ということからしてマニフェストは非常に有効であると、しかし、地方の選挙ということになると地方の首長は直接選挙で選ばれるという立場でありますから、議院内閣制等、国のシステムとは違うわけですね。そういう意味では、マニフェストを仮につくるとすると、現職である首長が次の選挙に再び出る場合には、まだ作りやすいかもしれない。しかし、外部から新人が出るということについては、マニフェストを強調するあまり、マニフェストの中身をいいかげんなものにしてしまったり、あるいは、それを求め過ぎて、選挙の立候補の、何と言いますか、制約みたいな形に結び付いたりするということがあり得るので、そういう意味では地方の首長選挙には、いまひとつそぐわない面があると感じております。それを前から申し上げましたけども変わってません。ただ、今、私が策定中であります「しあわせプラン」につきましては、ビジョン編と同時に戦略プラン編というのがあって、これが任期中に、重点化してやることについて、数値目標も含めて、それをお示しをしていこうと、それに基づいてやっていこうということでありますので、今、当選して知事に就任しましてから、自分の任期中にやることをマニフェストのような形でお示しをしていくということになるのかなと、こう思いますね。極めて戦略的に重点的に、今後展開していく場合には、そういったいろんな県民、住民に対する示し方というのはあるんではないかなと思います。必ずしも選挙の時のマニフェストにつきましては地方選挙の実態からいきますと、まだ十分そういう環境にあるとは言えないと、こういうふうに考えております。

(質)関連ですけども、知事のご認識としては、知事選のときにお示しになったその「県民しあわせプラン」はそのマニフェストには、まだそこまでは至っていないものなんですか、それとも近いもの。
(答)あの「しあわせプラン」、選挙の時にお示ししたのはですね。期限、財源、目標数字そういったものは挙げてませんから、いわゆるマニフェストというわけではないと思います。ただ、私の立場から首長という立場は、議員と違いまして、議員の場合には、一つの主張をして、それが政党間で違う場合に、それを戦わせるということがございますね。したがって、選挙の時、挙げた項目について、できる、できないについても政党間のそういった問題というのが影響されてきます。首長の場合には、それだけ行政のトップとしてやれる権限を、全てではないにしろ、いろんな制約は受けるにしろ、できるものはやろうと思ったらできるわけですね。そういう意味では首長選挙におけるところの公約というのは、その責任の度合いは、かなりきついものであると、こう思っておりまして、そういう意味では、あえてマニフェストを言わなくてもですね、それに対する責任というものはですね、それぞれがきちっと持って臨んでいるというのは当たり前のことだと、こういうふうに思っております。今回はそういう中で、「しあわせプラン」については、当選しました今の時点で、そういった数値目標や期限を3年間というような期間において、お示しをしていこうということで、策定をしているということです。

(質)昨日東京で、「国と地方の税制を考える会」を各県の知事さんとやられたと思うんですが、近々国、政府へ提言ですか、要望するというようなことに決まったようですけれども、大体どんな内容になりそうなのかというのは、まだお話いただけないでしょうか。
(答)ええ、まだ昨日の段階では、どういうふうにしようかということで、いろいろ作業を手分けしてやっていこうかということで、まず方向としては、とにかく三位一体の、この間から出てきているものについて、平成16年度の予算編成に向けて、実際に具体的に始動してくるということがあるので、それに向けて、どういうふうに行動していくのか、政府に働きかけていくのか、我々として行動するのかということを決めていかなければいけないということがありました。それからもう一つは、地方6団体の連絡会議も9月に予定をされているということなので、そういう意味では6団体が足並みを揃えて、こういった問題に対応していく必要があるのではないかということで、それも焦点に置いて考えていこうということになりますと、9月の初め頃には昨日話したいろんなことについて、詰めていかなければいけないなと、こういうことになったわけでございます。したがって9月の初めの頃に具体的な中身について決めていくということになると思います。

(質)三重県は昨年から産廃税やっておりますけれども、そういった法定外目的税、新たなものをやろうというような話はないですか。
(答)今の時点では、そういった検討はしておりません。むしろ今の時点で大事なことは、国との関係について、こういった三位一体の問題を含めて、整理をどうしていくのかということだと、こう思ってます。昨日は例えば、構想日本の加藤さんの方から、今まで取り組んできた、例えばいろんな事業について、本来それが行政がやるべきことなのかどうなのか、あるいは民間に任せていいのではないかとか、行政がやるべきものについても、それは、国がやるべきものなのか、県がやるべきものなのか、市町村がやっていくものなのか、そういう仕分けをしながら、一方で、しかしながら、いろんな法律とか、あるいは省令だとか、規則等によって、いろんな制約を受けているわけですね。そういったものがどういう根拠であるのかと、こういうようなことを整理していこう、ということにしたわけですね。そういう国と地方とのいろんな関連で整理をして、そしてそれについてきちっと意見を言っていくということを、まずしていこうということになっているわけです。長い目で見ますと、本来、国のあるべき姿、それは地方を含めて、どうあるべきなのかということについては、岐阜県の方からの提案もございましたが、いわゆる憲章ですね、地方自治の憲章というようなものを創って、それを法律的にも整備をしていく。その中には、憲法改正というようなことも入ってくるわけでありますけれども、そういった議論は一方でしていくということになると思います。またしていかなければいけないと私も考えています。

(質)憲法改正というのはどの辺りのことになるんでしょうか。
(答)いわゆる地方自治を規定している関連の条文について、それを憲法上に明記をするとか、あるいは書いてあるものを表現を変えるとか、そういったものがあります。ちょっと手元に今資料持っていませんけれども、この間の全国知事会でも試案が、岐阜県の方からは出されています。必要でしたらまた資料を求めていただいたら出したいと思います。

(質)地方としては、この前の高山での全国知事会の、岐阜県が出された地方自治憲章のような、あの方向で一応これからもずっと流れていくということですか。
(答)そうですね、非常に国から変えていく力がなかなか見えない状況の中で、知事会として、どういう国へ向けての発信をし、訴えていくのか、運動していくのかということについては、いわゆるあの憲章等基本的な、その中に理念、あり方というのは表現しましてね、それで活動していくということは非常に有効なことではないかなと、こう思います。

(質)内部の3検討会について、トータルマネジメント、しあわせプラン、財政の、これいずれマッチングが必要だと思うんですけど、3検討会の、その辺はもう入られているんですか。今、途中経過みたいなものをお話いただける範囲で。
(答)確かにしあわせプランをまとめる時に、それについては当然財政見通しをしっかり立てた上で、財源の手当ということについても、裏付けを考えていかなければいけないということがございます。したがいまして、そういった関連について、横目でにらみながら、全体進めていくという必要がありますから、秋口にはそういったことも念頭に、整理検討するということになろうかと思います。今の時点ではまだそれに至るまでに至っていませんけれど、そういうことは当然必要であるという認識でおります。

(質)それは9月ぐらいと考えていますか。
(答)そうですね、9月にはしあわせプランにつきましても、基本方針というようなものを出してまいりますから、その時点では、おぼろげにそういった認識を一方でしながらということが必要になると思います。一方、財政の検討会の方も、そのころまでに、秋、9月、まあいつの時点というのはちょっと分かりませんけど、そういったことの検討は進めておかなければいけないということになろうかと思います。

(質)手順として、3検討会である程度横断的に話し合いはされていると思うんですけれども、ただ「しあわせプラン」はプランで、知事のビジョン的なものというのが入って、ただ財政検討会の方で削られるとか、あるいは蹴られるとかいうこともあると思うんですね。今そういう中で、何か困難さを感じておられるものはありますか。
(答)まだそんな認識持ってはいませんけれども、今の時点では、まずは重点プログラムとして、どういうものを取りあげていくのか、選挙の時に少し申し上げてきたことも含めて、それから県民の皆さんや市町村長さんらの意見も参考にしながら、重点プログラムとしてどういうものを取りあげていくのかという拾い出し、これをしていかなければいけないと、こう思っているわけです。ただ、重点プログラムもそうでありますが、全体ですね、県政のコアとなる事業はそのまま継続してやっていくもの、これは基本的にたくさんあるわけでございます。したがって、通常の施策として進めていったらいいものはそれでいいし、それから、いや、とにかく重点プログラムという形で取りあげ、強調して、それについてこの任期期間中にやっていくんだというものについてはどうするのか、メリハリのつけ方ですね、そういったところの整理をしているということです。一方では財政状況、これもなかなか見通しが今のところ、三位一体の方向もどうなっていくのか、少なくとも18年頃までのこの3年間が一番また変化が起こり得る時でありますので、そういう意味では予算編成時に、影響はいろいろ受けると思いますけれども、基本的に眺めまわせることは、眺めまわしができるようにしながら、整理をしていきたいなと、こう思います。


( 以 上 )

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