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知事定例記者会見

知事定例会見録

平成19年 1月 5日
       於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目

なし

(知事)

明けましておめでとうございます。昨年も1年皆さんに大変お世話になりました。今年は知事としてはこの4月まででありますけれども、また再選に臨む決意を昨年末にいたしております。いろいろとお騒がせをいたしますが、どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。新年にあたりまして私としての思い、それにつきましては昨日、県の職員に対して年頭の挨拶ということで申し上げてもいるところでございます。改めて少し触れさせていただきますが、まずは先程言いましたように私の個人的な立場として、選挙がございますのでまずは私としては勝つために努力をいたしていきたいと、こう思っているところであります。

さて、知事という立場で今年の思いに触れさせていただきますが、まずこの18年度で戦略計画が終わりになります。したがいまして第2次実施計画であります次期戦略計画について、今、策定作業をしているところでございます。昨年1年の動きを見ましても世相は決して良くなっているという思いを持たないところでありまして、したがいまして県としては第1次の戦略計画で残されました課題、さらには新たに生じてくる課題、こういったものをしっかり整理をしながら、次期戦略計画、これをしっかり打ち立てていかなければならないということが、まず大きな課題としてございます。

2つ目にこの戦略計画とも関連をいたしてまいりますけれども、幸い三重県は他の県以上に「元気さ」を増してきているところです。特に製造業におきましても今後も新たな大型投資というものを期待もし、その可能性を持っているのではないかと思っています。それから今年は年始め、この新年も非常に穏やかであったということもございますが、伊勢神宮をはじめ各観光地等の出足も非常に順調でございます。県としては力を入れています観光政策を中心に、交流・集客、こういったことに、より力を入れて県全体の活性化を図っていかなければならないと、こう思っています。そういう意味で三重県はまだまだこれからチャンスが拡がっていくというふうに思っているところでございまして、今年はこういう面でも、より成果が挙げられる年になっていかなければならない、こう思っています。

3つ目に三重県としては今、質の行政改革、「新しい時代の公」、「文化力」を中心とした質の行政改革を推し進めているところでございます。さっき申し上げましたが、世相の動きも気になるところでございます。旧来の施策ではなかなか対応し切れなかったこういったことに、この質の行政改革、こういったものを活かしながら対応できたらと、こう思っているところでございます。さらには地方分権、第2次の分権がいよいよ議論としてもスタートいたしているところでございます。道州制といった議論もございます。そういった中で三重県としては、やはり地域主権の社会というものを、本当の意味での実現というものをしっかり目指していかなければならないところでありまして、こういう面から考えてまいりますと、質の行政改革はなお一層重要だと、こう思っていまして、今年はこの展開もさらに推し進めてまいりたいと、このように思っているところでございます。県政を取り巻く課題は以上申し上げた3点だけではなくて、非常にいろんな課題がございます。しかし三重県としては、この「みえの舞台づくり」というものを県民の皆さんと共に、しっかり今年もつくっていきたい、このように思っているところでございます。なお、県庁内部の問題として、やはり昨年は職員の一連の不祥事もございました。また、知事の逮捕というような事態が数県で起こっているところでございます。県政は何よりも県民の信頼を得ていくということが重要なことでございます。そういう意味では、信頼基盤の確立に向けても職員とともに本年頑張ってまいりたいと、このように考えているところでございます。どうぞ皆さんにおかれましてもご指導とご鞭撻をいただきますようお願いを申し上げます。

2.質疑応答

(質)

昨日の伊勢の参拝ですが、安倍首相、小沢代表とは何か言葉を交わされたんでしょうか。

(答)

昨日まず、小沢民主党党首が先にご到着されまして、宇治山田駅の改札のところでお迎えをいたしまして、駅の貴賓室をお借りできましたので、そこで年頭のご挨拶を申し上げたところです。特に私からは、小沢党首に対しまして、この年賀で伊勢神宮にお参りをいただけたということにお礼を申し上げました。お尋ねをしましたところ、小沢党首は伊勢神宮に初めて来られたんだということでございました。そこで私の方から、今年三が日、非常に出足が良かったこと、また三重県が観光政策に力を入れていること、観光政策の経済効果あるいは雇用面での効果、これは極めて大きいこと、こういったことをお話し申し上げたところです。短い時間でありましたので、それぐらいの会話の後、同行されております国会議員の方々と一緒に写真を撮るということで、私もその中に収めていただいたということでした。その後、安倍総理の到着を待ちまして、やはり改札でお迎えをいたしたところです。そしてその後、総理ご一行と共に、外宮・内宮を参拝させていただきました。ずっと以前は、神楽殿に入ってとか、その時にお茶をいただいて休憩するとか、少し時間的な余裕もあって、そういうときはお話する機会も得られるんでしょうけども、最近は神楽殿にも上がられず、また定例の記者会見もない中でありますので、早足で歩く中で、なかなか会話をするような余裕もなかったところであります。ただ、総理にはそれでも短い間に少しお話を申し上げましたのは、ご遷宮のお話でございまして、特に昨年からその準備の非常に大きな行事であります、お木曳行事が始まったということ、それに絡んで、今年2月4日に六本木ヒルズで、東京へ地元の方が出向いていただきまして、お木曳をするということについてご紹介をいたしました。そのようなお話を総理には申し上げたところでございます。

(質)

知事選とか、選挙関係の話というのは何かございましたか。

(答)

全くなかったです。

(質)

知事が貴賓室でそういうお話をされて、小沢さんは何かおっしゃってたんですか。

(答)

そうですか、ということでお聞きいただいておりました。特に小沢氏の方から逆にご質問とか、そういうのはなかったです。

(質)

安倍総理の場合はいかがでしたか、そのお木曳の話をされた時に。

(答)

お木曳のお話をしました時に、こと細かに覚えてませんけれど、興味を持って聞いていただいておりましたけれども、特段そのことに対してお尋ねとか、そういうことはなかったです。

(質)

「米座」「金座」の話は?

(答)

そういう話もしました。ちょうど内宮へ行きました時に、内宮で参拝するのに中へ入っていく横のところから、今度の新しい次のご遷宮に使われる用地がすぐそばで見えましたので、そこで少し私の方からお話し申し上げたのが、いわゆる伊勢の地元の人たちが言っている「かねくら」それから「こめくら」です。「かねくら」というのは、「金」に「座」と書きまして「金座」、「こめくら」というのは、「米」に「座」と書いて「米座」と言っているようですが、現在は「米座」になりますが、次のご遷宮で「金座」に替わります。「米座」にある時には平和な社会、「金座」になると経済が伸びる時代だと言われてます。また、「金座」の時には戦争が起こったりする、歴史的にもそういう事実が多くあります、という話を言いました。それも興味深げに聞いていただいてました。

(質)

小沢代表には、推薦のお礼は改めては言われなかったんですか。

(答)

選挙のことに絡んでの話は、一切なかったところです。

(質)

初めての参拝で、その感想はどんな感じでしたか。小沢さんが伊勢神宮に初めて来られて、その感想はどう言われてましたか。

(答)

「初めてなんですよ」と言うので、ほかの民主党の国会議員の方も「そうですか」ということで、ちょっとそういうことについて存じない方々がほとんどだったようです。あと特に、それ以外の会話は別にありませんでした。非常に短い時間だったので。

(質)

5分程度ですか。

(答)

そうですね、写真を撮った時間を入れても10分もなかった、5~6分か、7~8分か。

(質)

平成7年の知事選で、小沢さんが伊勢へ入られた時に、神宮は行かれなかったですけど、あの時はお会いされてなかったですか。北川さんの最初の選挙の時です。

(答)

もう、それぞれが動いてましたから。

(質)

迎えるとか、そういう感じではなかった?

(答)

ええ。

(質)

先程、製造業で大規模な投資を見込んでいるというようなお話がありましたけれども、今後の見通し等々がございましたら、少し詳細にお話しいただければと思うんですが。

(答)

詳細にお話しすることはございません。こういったことについては、ご報告できるような状況に至ればご報告させていただきます。ただ、三重県としてはバレー構想に基づくものであれ、また新たな展開のものであれ、いずれも知識集約型産業構造へ向けての展開を力強く進めていきたいと、こう取り組んでいるところでございます。そういう中で、一つ一つ今後も成果を生み出していきたいと、こういうふうに考えております。

(質)

先程の、質の行革ですけども、これまでもいろいろ言われているんですけども、改めて簡単に、これまでの行革は何であって、質の行革は何であるかを?

(答)

これまでの行政改革、ここ10年程、話題を呼び、そしていろんな所が取り組んできた行政改革、それは一口で言えばニュー・パブリック・マネジメントというような、イギリス等で行われた企業の経営方式を行政に持ち込む、そういう形の行政改革でありました。これは、小泉さんが言っておりました、簡素で効率、そして小さな政府、民間でできるものは民間で、地方でできることは地方で、というような、そういう流れで強調されたのは、コストだとか、あるいは効率性であるとか、あるいはスピードであるとか、ということでありました。これは三重県においても、特に北川県政の中では非常に力を入れて取り組まれてきたところでありますし、それによる成果も大きく生み出したところでもあります。しかしながら今、イギリス等においても、こういった一連の改革の流れについて、いわゆる反省の時期に来ており、あるいは転換の時期に来ていると言われてもおります。サッチャー改革以来、いろいろやってきたことの成果についての議論もあるようでございます。そういう意味では、今まで、今も流行りかも知れませんが、そういうニュー・パブリック・マネジメントという考え方から脱却をして、よりもう1つ上のステージに行かなければならないと、こういうふうに私は当初から考えてきたところでございます。そういう意味で、その方向というものがどういう所にあるのかということですが、実は今、世相の中でもいろいろ出ている格差問題であるとか、あるいはワーキング・プアといったような課題が出ておりますけれども、国民の生活に実際、改革というものがどれだけ効果をもたらしているのかということについては、イギリスのそういった改革の取り組みとか、あるいはアメリカで行われているような状況というのは、勝ち組と負け組みをはっきり分けていく、そして勝ち組によって世の中を引っ張っていくという考え方であります。まだアメリカあたりは、社会が拡大してます。人口も増大しております。そういう社会の中で、旧来の閉塞感を打ち破る手法としての、こういった取り組みと、日本は今、もうパイが減少してきております。したがいまして、勝ち組・負け組といったような格差が拡がるということは、新たなパイが負け組の方にもたらされる経済的な余裕、パイの拡大はないわけでありますから、社会全体の安定ということになってきますと、非常に社会システムとしては問題が出てくるということです。したがって、やはり政策を考える我々としては、やはり国民、県民、住民の生活実感に、もっと基づいて行政のあり方、政策のあり方、こういったものを考えていく必要があると、こういうふうに思っております。そういう意味では、非常にこだわりの人生を求め、こだわりのまち、こだわりの生き方やそのまちを、地域を強く求めてきている昨今でありまして、1つは県民、住民を行政のパートナーとして、共に一緒に舞台づくりをやっていく、こういう考え方が非常に大事になるわけでございます。そういう観点に立って、協働、コラボレーションということがいろいろと進んできておりますが、行政の仕組みそのものも、そういったコラボレーション、協働というものをシステムとしてそういう方向に変えていかなければならないということです。それを端的に言った時に、ガバメントからガバナンスということも・\し上げておりますし、三重県では「新しい時代の公」、ニュー・パブリック・ガバナンスという呼び方で、これを進めようとしているところであります。この行政の仕組みについては、そういった考え方で推し進めていくことといたしておりますが、一方で、政策そのものの中身については、やはり政策をつくる際のいろんな物差し、考え方、こういったもの、旧来のコスト第一主義とか、効率性、経済性、スピード、こういったものばかりに偏ることなく、私たちの生活そのもの、生き方そのもの、こういった所に物差しを当てて政策を見直していく必要があるのではないか、そこで、そういう広い意味での人の生き方を文化という形で捉えて、三重県ではその文化の持っている力、「文化力」を高めていこうということで「文化力」の考え方を出してきているところでございます。これらを全ての政策のベースに置いていくということです。このことは、じゃあ華やかにどこがどう変わったんだということは分かりにくい面もあろうかと思います。しかし、行政はそんな華やかなことを強調するのではなくて、地味であってもやはり社会の根本的に必要なもの、体質を変えるべきは変え、また健康さを取り戻していく、時間がかかってもそれをやはりしっかり狙いながら、やっていかなければならない、こう思っておりまして、そういう意味で「文化力」というのも大きな政策のベースになるものとして捉えているところです。今、質の行政改革としてはこの2つを挙げておりますが、既に三重県ではマネジメントシステムで、いろいろと新たな取り組みもやっております。それをトータルなマネジメントシステムとして、まとめてきておりますのが「みえ行政経営体系」でありまして、その中で、マネジメントでいつも私が強調しておりますように、危機管理というものが一番また大事なものなんだと、県民の信頼確保という観点からして、マネジメントの中で危機管理をしっかり置いていかなければならない、あるいは「行政経営品質向上活動」、足元から、いったい誰のための何のための県政なのかということを考えながら、自ら気づいて、自ら意識改革をし、自ら業務の改善に生かしていく、こういう「行政経営品質向上活動」、これもベースに置いております。もちろん、環境マネジメントもベースに置いたところでありますが、こういったものをしっかり連携させながら、トータルなマネジメントシステムを追求していく、そしてそれを絶えず改善していく、こういうことが求められております。これも、質の行政改革と言う場合に、その中にも入ってくるものだと、こう思います。

(質)

危機管理ということで、先程おっしゃいましたけども、知事は「危機管理監」というものを置いたかと思うんですが、成果というか、実際にどういった効果が挙がったのかというのは、どういうふうに考えておられますか。

(答)

今年もいろんな取り組みをやっているところです。過去からの懸案事項あるいはいろいろと県民の皆さんをお騒がせしたような、そういったことも含めて対応しながら、さらには潜在化しているリスク、こういったものについても、どのように対応していくかということで取り組みをやってきているところであります。したがいまして、今後また、その成果というものをまとめていかなければいけないと、こう思っておりまして、ご報告できる状況になりましたら、また皆さんにも、そういったことについてもご報告してまいりたいと、こう思っております。

(質)

年頭のご挨拶の関連で、お正月、年末年始はどのように過ごされましたか。

(答)

私、生まれましたのが、合併で松阪市になりました旧飯高町であります。そこに生家がございまして、夏休みも行っていたのですけれども、この正月もその生家の方に参りまして、そしてちょうど年越し参りを地元のお寺と神社に行ったところであります。そこで甘酒を頂いてまいりました。年末は夜中も、わりと穏やかでありまして、人出も例年より多かったのではないかな、という感じがしました。それから神社では獅子舞を保存しようということで、保存会のメンバーが獅子舞を披露していたところでありました。たき火を囲んで、少し地元の方ともお話ししながら過ごしました。

(質)

知事のご生家は古民家なのですか。築100年以上経つとか。

(答)

そうですね。もう大方、それぐらい経ちますかね、100以上経ってきているかもわかりませんね。もう何度か、壊さなければ危ないのではないかというような話もあったのですが、何となく惜しい気もしまして置いてありますが、実は、その一部を少し改造しましてお風呂なども付け替えたりしましたものですから、寝泊まりできるようになっておりまして、それで今、その生家に時々帰っているということであります。

(質)

年越し参りは何を祈願されましたか。

(答)

私は基本的には、ああいうお参りの時には、ありがとうございますということと、それから、これからもしっかり頑張りますということを申し上げて、お願い事はしないことにしております。実は、伊勢神宮におきましては、やはり総理と一緒でありましたので、何となく我が国の平和、世界の平和というようなことも頭によぎりまして、その上で、三重県がさらに平和で発展をするように、という思いを強く持ちながらお参りをしたところです。

(質)

その安倍総理なのですが、憲法改正に前向きなようですが、知事として、憲法改正についてはどういうふうにお考えですか。

(答)

憲法については、戦後もう60年以上経ってきた今日の状況からいって、社会のあり様というもの、それから世界の状況、これも随分大きく変化をしてきているところです。国内におきましても、国民の求めているニーズ、あるいは価値観そのものが大きく変化もしてきておりますし、社会のあり様そのもの、これも大きく変化をしております。したがいまして、私は、決めごとというのは、その時代、時代でやはり変化をしていくのは当然だと、こういうふうに思っております。しかし、憲法という一番大本のものでありますから、極めて重いものでありますから、したがって、憲法改正議論というのは、本当にしっかり国民的な議論というものが必要だと、こう思っております。知事という立場で地方行政から眺めてまいりますと、やはり憲法で謳っている地方自治の本旨というようなことにつきましても、今ひとつあいまいでありますし、また、地方自治の位置付けといったようなことについて、もう少し、しっかり規定をしていく、あるいは新たな分権型社会、今目指そうとしている分権型社会にそぐう法律体系というものを準備をしていかなければなりません。そういう意味で、私どもとしては憲法改正、いろんな観点で議論されておりますけれども、憲法改正するという状況が起こるならば、我々、地方自治ということからこの改正議論にはしっかり申していきたいと、このように思っております。ただ、現憲法のまず第一に国民主権、基本的人権であるとか、あるいは平和主義とかこういったことは変わらずやはり大事な基本であると、こういうふうに思っております。しかし、非常にグローバルな社会になって、名誉ある国家としてどのように憲法の中で謳っていくのか、これは大いに議論があるところなのかなと、こう思っています。

(質)

地方自治という立場からは、知事としても言えることは言っていくけれども、平和主義も含めて3本柱は変えるべきではないということでいいですか。

(答)

私は大変大事なことだと、こう思います。

(質)

平和主義を謳った9条も、そんなにいじるべきではないのではないかということですか。

(答)

具体的なそういう話は言っていません。平和をしっかり求めていくという考え方、これが大事なことであります。条文に書いてある議論、これはその上でよく議論をすればいいということです。ご指摘のような短絡的な話をしているわけではありません。

(質)

改正するにせよ、そのままにするにせよ、しっかりとした議論が必要だと?

(答)

そうです。

(質)

地方自治の本旨が今ひとつあいまいだとおっしゃる意味を、もし良ければもう少し具体的に教えてほしいのですが。

(答)

実は、憲法で地方自治の本旨といっても、具体的に展開されてきたのは中央集権そのものであり、地方の自主性に委ねるというようなことになっていないわけです。したがって、もう少し具体的に、今後進めていく分権社会、あるいは我々では地域主権の社会と言っておりますが、こういったことをやはり読み取れるような、そういう展開が読み取れるような、そういうものを憲法の中でも書いていく必要があるのではないかなと、こういうふうに思います。

(質)

話が戻るのですけれども、安倍総理とお話をされたのはいつ以来ですか。

(答)

安倍総理とは、昨年、官邸で総理と知事会との懇談会というのがございまして、あの時にもお目にかかっておりますし、あの際、安倍総理が帰る時に、ずーっと知事席の所を順繰りに握手をされてまわっていました。その時にもご挨拶の言葉を交わしましたが、それ以前は、ちょっと定かに覚えていませんが、小泉総理の官房長官をやっておられた当時も、ご挨拶ぐらいは交わしているように思います。

(質)

小泉さんから替わられて、昨日ちょっとの間だと思いますけれども、変わったというような実感はありますか。

(答)

パフォーマンスだとかそういうのを見ますと、小泉さんの役者ぶりははるかに上だということは、やはり感じました。しかし、だからといって、その政治家としての値打ちをそれだけで私は評価するものではありません。いろいろとご苦労もされているようですけれども、まだ安倍内閣もスタートしてわずかでありますから、特に小泉さんの時代の歪みがより顕著に出つつありますから、そういう意味では、安倍総理には本年1年も国政でしっかり頑張っていただきたいし、また、地方ということについても、しっかり分権社会を目指してお取り組みをいただきたい、このように思います。

(質)

関連で、郵政造反組の復党については、知事はどのようにご覧になってますか。

(答)

自民党が、それぞれ判断すればいい話ではないですか。

(質)

昨日、分権の話とか要望という形では直接はされていない?

(答)

まったく政策的な話は、昨日は出なかったです。

(質)

その分権の話ですが、知事は小泉政権のもとでの地方分権というのは、ちょっと足りないかなというようなことをおっしゃっていたと思うのですが、安倍さんは道州制についてもいろいろ積極的に進めていくというお話が昨日あったのですけれども、小泉さんと安倍さんと比べてみて、知事の見解でいいのですが、地方自治というか国と地方との関係のあり方について、どう違うというか?

(答)

小泉さんが、本質的には地方分権についてそんなにご熱心であったとは思いにくいところがありまして、かけ声としてはやられ、また、その形をとろうとしたところはあるのかも知れませんが、実質あの方が、地方分権というものを理念としてどういうふうに考えておられるのか、その辺はついぞ分かりにくかったままです。安倍さんについてもまだ、その辺がよく分かりません。まだ、なられたすぐなので、大いに期待をいたしているという段階です。

(質)

小泉さんよりは安倍さんの方が期待できると?

(答)

「まだ分かりません」と、こう言っております。期待はしております。

(質)

知事選に向けて、そういった関係の何か地方分権のような推進とか、あるいは道州制についての一候補者としてのお考えなどを示す予定は今のところないのですか。

(答)

私は旧来からいろいろ申し上げてきて、自分なりの思いを持っていますから、必要なところでは触れたらいいかと思いますが、その選択というような、選挙の焦点になる課題かと言うと、まだまだ十分な議論が進んでいかなければならないという段階なのかなと、こう思っておりますので、必要に応じて考え方を触れるということぐらいかなと思うのですけれども。

(質)

年末に自治体学会が九州大学であったことで、全国知事会会長の麻生さんを含めて、九州連合というふうな道州制の1つの枠組み構想を出しているのですけれども、三重県の場合も「まんなか共和国」とかありましたが、今後何か、隣県とか手を組んでそういう検討会みたいなものというのはお考えですか。

(答)

今既に、近畿知事会だとか中部圏の知事会等でもいろいろ議論をやっているところであります。したがって、そういう中で、議論をしっかりやっていくということが大事だと思います。九州知事会みたいに、非常に分かりやすいまとまりの良いところと違いまして、三重県の場合には、中部圏にも近畿圏にも入っているというようなそういう状況ももちろんございます。それから、そもそも道州制の場合には、国の役割をどうしていくのだということ、国の全体の形を位置付けた上で、その上で都道府県というものが機能できないならば、やはり道州制というものを考えていかなければならない。あるいは中には、道州も要らなければ県も要らないのだという考え方もありますが、そこらはやはり、しっかり議論をしていく必要があるのではないかなと、こう思います。ただ、三位一体等でも、だましの三位一体を推し進めた国でありますから、また東京一極集中排除と、かつては声高に叫びながら出てきた結果は、より東京に一極集中した日本の姿でありますから、そういう意味では、国にだまされないように、しっかり議論していかなければならない、こういうふうに思います。

(質)

知事選に向けて、という話が出ましたが、ちょっと早いかもしれませんが、どこを争点にしようというか、何が争点になりそうですか。

(答)

争点というよりも、私としてはこの4年間、私が取り組んできたことについて、まずは県民の評価、審判をいただくということだろうと思います。もちろんその評価をいただく際に、これまでの私の取り組みを、私としてはそれをまたベースにしながら次の4年間というものについて県政のあり方をどうしていくかということを、県民の皆さんに訴えるということだと思います。私はそれを訴えるだけで、それが争点とか何とかというのではなくて、私としてはそういうお話を申し上げた上で県民の審判を仰ぐということです。

(質)

取り組みの中で、一番アピールすることを1つ挙げるとすれば。

(答)

それは、あと2カ月ぐらい先になったらいろいろ申し上げられると思います。

(質)

支援の体制とか選挙のいろんな態勢ですが、年明けにという話でしたけれど、年末年始でいろいろお考えになられたと思うのですけれども、見通しというか、そういう立ち上げは?

(答)

ようやくこれから、そういったこともご相談を申し上げていきたいと思いますが、あらかたそういった形を作るにはまだまだ時間が大分かかるのではないかなと、こう思います。

( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 戦略企画部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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