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平成20年10月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平成19年 4月10日
       於 プレゼンテーションルーム

1.発表項目

なし

2.質疑応答

(質)

まず、知事選が終わりました。知事選を振り返っていただくのと、それから新しい任期にどう運営されていくか、簡単にお願いします。

(答)

今回の選挙におきまして、これまで4年間、私が取り組んできたことへの県民のご評価をいただくとともに、今後4年間について私の思いを公約としても掲げさせていただいたところでございます。これについてどう県民のご判断をいただけるのかということでございました。私としては、お一人だけ対立候補があったわけですが、盛り上がる選挙にはなかなかならずに、投票率も若干下がりましたけれども、しかし得票率としても私としては大変多くの県民の皆さんにご評価をいただいたと、受け止めているところであります。したがいまして2期目につきましては、そのご評価を受け、大変、また引き続き重い責務でありますけれども、しっかりそれを果たしてまいりたい、気を引き締め、また決意を新たにいたしているところでございます。具体的には今日、職員にも挨拶の中で申し上げたところでありますけれども、これまでやってまいりました基本的な取組、あるいは基本姿勢、こういったものはこれまでと同様でありますけれども、むしろこれをより発展的に、そして着実に進めていくということが大事なことではないか、こう思っております。その中で具体的には1つは公約をしっかり実現していく、あるいは選挙期間中にも県民からのいろいろお声をいただいておりますから、そういったことも含めて、今後、まずは6月議会に「県民しあわせプラン」の「第二次戦略計画」を策定してお示しをしていくということがございますので、その中でしっかり組み込みまして、その上で順次、実施をしていきたいなと、こう思っているところであります。それから当然、骨格予算でありますので、6月議会におきまして補正予算を提出するということでありますので、この予算の中でも「第二次戦略計画」に基づくしっかりした内容にしていきたいと思います。併せて「みえ経営改善プラン」、これも関係してまいりますので、それについてもお示しをし、実行に移してまいりたい、このように考えてます。あと、今日職員に申し上げた2点目、3点目については、2点目としては、やはり地域主権社会の実現を図っていくというために、多様な主体との協働ということが大事であります。国との関係ももちろん大事でありますが、特に県としては同じ地方行政の立場から市町をベストパートナーとして、市町との連携強化をさらに図り、意識を共有させて三重県の県土づくり、あるいはまちづくり、これを共に一緒に進めていけるようにしていきたい、このように思っております。それから3点目には、国に対しては非常に今、地方分権の大事な時期であります。国においては今、第2期分権改革、これが既に議論として始まっているところでありますし、それから道州制につても議論が始まってきております。私どもとしては、この国の形がまだしっかり議論されていない、まだ示していない段階の中では、まずは第2期の分権改革を、これは本当にだましではない中身のあるものとして進めていくということが必要でありますから、しっかりそれを地方としても頑張ってまいりたい、このように思っているところであります。こういったことについて、今後、しっかりその責務を果たしていきたい、このように考えております。

(質)

先程もお話で投票率が低かったと、構図的に知事選があまりおもしろくなかったと、ただ県議選もダブルであった中で、これだけ投票率が低かったというのはどういうことなのでしょうか。

(答)

三重県だけではなくて、いろいろそういう傾向が今回の統一地方選でも見られたようで、投票率が上がる所というのは、やはりそれだけ選挙戦が激しかった所というような状況です。私は、大事な基本としては民主政治を展開する中で、国民あるいは住民、県で言えば県民との関係の一番大事な原点がこの選挙での投票ということです。したがって、好む好まざるに関わらず投票所へ足を運んで投票していただくということは、やはり民主政治をしっかり展開していくための、国民や県民にとっての義務なのだという意識を持って投票に参加をしていただくということが大事だと、こういうふうに思っているところであります。選挙の激しさというのは、その時その時の状況でそれは一回ごと、選挙ごとに変わっていくものでありましょうけれども、そういうことではなくて、やはり自ら投票に行くのだという基本的な考えをしっかり持っていただきたい、このように思っております。

(質)

確か、前々回の知事選も似たような構図だったのですけれども、今回はそれよりも低いかなと。その辺どうでしょうか。

(答)

ですから、今言ったような全国的な傾向なのでしょう。

(質)

2期目に入って、まずは骨格の予算に肉付けをしていくということになりますが、具体的に今後の肉付けをどういうふうにしていかれますか。

(答)

まずは今回、この3月に提出をしております平成19年度予算につきましては、新たな事業でありますとか、あるいは機械的に公共事業についてカットをしたとか、そういうことになっておりまして、緊急を要するもの、どうしてもやっていかなければならないものについては一部入れておりますけれども、随分、今後大事な展開をしていきたい施策について予算として組めておりませんから、したがいまして、今度併せて6月に出していきます第二次戦略計画、これは4年間にわたる実施計画でありますけれども、この第二次戦略計画の平成19年度の事業として展開していくもの、これらについてしっかりその中で盛り込まさせていただきたい、こういうふうに思っております。

(質)

もうすぐ6月議会が始まるということで、議会の面子もだいぶ替わりました。今回、共産党さんがお二人いたりして、ちょっとだいぶ議会との関わり方も変わってくるんではないかと思うのですけれども、議会との関わりという点で、今後どういうことをやっていかれることになるのでしょうか。

(答)

どの会派であれ、何党であれ、ぞれぞれ地域での県民の信託を受けて選ばれてきた議員の皆様方でございます。したがいまして、私としてはしっかり真摯な議論、これをお互い積み重ねてまいりたい、このように思っております。会派構成であるというような、今後、議会運営等にいろいろ基本的な枠組みとして出てくるようなものについては、これはまだこれからの話でありますから、それが決まってまいりましたら、そういったこともしっかり受け止めながら、私としては対議会というものに臨んでいきたいと、こう思っています。

(質)

2期目のスタートにあたって、今日さっそく初回の部長会議をやられたのですが、何かご指示されたこととか、差し障りのない範囲でお願いします。気合いを入れられたのですか。

(答)

挨拶をした後のことでありますので、私からは、一つは「美(うま)し国」の三重県としては、まさに安倍内閣の美しい国のモデルとなりうるような、そういう外から見た美しさではなくて、豊かな自然あるいは豊かな食材も含め、やはり中身が素晴らしいと、表向きではなくて中身もすばらしいと、こういう県づくりをひとつやっていこうではありませんか、各部長は「美し国」のそれぞれ大臣のようなものでありますから、しっかり一緒に頑張りましょうと、これが特に第1点付け加えたことであります。2点目には三重県の行政経営のレベルは相当上がってきているとは言いながら、不祥事も起こったりしており、我々としてはさらに不断の努力として磨きをかけていかなければなりません。したがいまして、行政運営の一番のベースになっている「行政経営品質向上活動」については、先般、外部評価を受けまして、Aマイナスという評価、その前の評価から2段階アップの評価を受けたとは言いながら、ますますしっかり磨きをかけていかなければならない、そのことについてもしっかり取り組んでまいりましょうということ、この2点は特に付け加えたところであります。

(質)

今日の訓示の中でも「美し国」という言葉を3度使われました。今もまた「美し国」というのは中身が大事というようなことを言われましたが、知事は「美し国」という言葉にかなりご執心のようなんですが、それは何か根拠がおありなんでしょうか。

(答)

たまたま昨晩、きっこのブログを見まして、それで私が選挙をしている間に「美し国」論争が随分行われていたということを、実は知りました。大変、「美し国」ということについて多くの人が関心を寄せ、その論争にも加わっていただいているということがありまして、私としては、実は大変嬉しい思いもいたしました。そういう意味では、「美し国」というのはなかなかいい言葉だなあと、改めて感じているところでございます。そういうことから、表現の中で時々使えるんではないかなと、こう思って今日は少し使わせていただいたところであります。

(質)

関連してですが、宮城県知事が、野呂知事が当選された際に電話でおめでとうと伝えたいということを、向こうの方で少し伝えられています。その連絡があったかどうかと、その後の宮城県との関係はどうなったかということについてお聞かせいただけますか。

(答)

今日、お昼前に宮城県の村井知事から電話がかかってまいりました。それで、宮城県の知事からは、「美し国」の使用については記者会見等でいろいろ本意ではなかったんだけどああいう発言があり、それで三重県に大変ご迷惑をかけたと、配慮が足りなかったということについて、反省の弁を述べられました。会話としては、そういう反省の弁がございましたが、私としてはそこで、「美し国」というのは日本書紀で伊勢の国を指して言われた由緒ある重い言葉であり、三重県民はそれをとても誇りに感じているところであり、そして、「美し国」を用いた観光キャンペーンというものは全国に向かって行っているわけで、さらに宮城県では三重県が既に使っているということを認識された上で、あえてキャッチフレーズを決定されたと、こういうふうに聞いているところであると、そういうことを私の方から申し上げました。宮城県の知事からは、「美し国」の使用については関係の方々といろいろと協議をしてきたけれども、これを取り下げるということについては、なかなかかえっていろいろ問題が大きくなってしまうというようなこともあり、それは難しいけれども、しかし今回のデスティネーションキャンペーンについては平成20年までということなので、21年1月以降については三重県の意向に十分配慮をしながら、必要に応じてご相談を申し上げていきたいということの表明がございました。さらに、今回こういうことを契機として、両県の連携を深めるということができれば嬉しいということ、そして例えばの話でありますけれども、宮城県の東京アンテナショップというのがあるそうでございますけれども、ここで例えばだけれども観光ポスターを掲示するとか、三重県物産の取り扱い、販売をするとか、そういったことについて、あるいはまた三重県でも、宮城県のことについて対応してもらうようなことも含めて、具体的に協力をしていきたいと、こういうふうに思っております、ということも表明がございました。私としては、とにかく知事が私に直接電話をしてきて、そしてお詫びの言葉を言われたわけでありますので、これを真摯に受け止め、そして今後十分理解し合えるような状況の中で、相互に連携を深められればそれもいいことですね、具体的にはまた十分担当者の方で相談させていただきましょうと、こういうお答えをしたところであります。

(質)

終結宣言ですか。

(答)

やはり向こうの知事が率直にお詫びも言われてきたところであります。私としてはしっかり真摯に受け止めて、大人の対応をしていかなければいけないと、こういうふうに思います。

(質)

知事の方から今回、ピンチをチャンスにではないですけど、ちょっとした行き違いがありましたけど、宮城県の知事からそういう提案がありましたけれど、知事の方から何かこれを機会に、という提案とか、お気持ちとかお考えはありますか。

(答)

私の方からは、そういう提案といったようなことについては今回、申し上げておりません。私は、今日は初登庁でありましたし、向こうからのお話をしっかり承った上で、というつもりでありました。しかし具体的な、そういった提案もございましたけれども、最後は、また今度知事会等もありますからまたその時にお目にかかりましょう、ということを村井さんからも言っておりました。

(質)

例えば宮城県の東京アンテナショップで、三重県の物産品を販売してくれるということになったら、知事としてはそれは受け入れるおつもりですか。

(答)

例えば、というお話で言われてました。したがって、事務当局の方でいろいろと相談をすればいいことだと思います。観光については、三重県も大変力を入れているところでありますけれども、各県とも今、地域間競争も非常に激しくなって、その中で観光にも力を入れておられるところが非常に多いと、こういうふうに思います。したがって三重県も、宮城県のそういったお詫びも受ける中で、事務当局の間で相談をさせていきたいと、こういうふうに思います。

(質)

知事つながりで関連なんですけど、他県知事で埼玉、愛知とか、当選されてからちょっと方向違いな発言とかもあって謝罪されたりしてるんですけど、昨日の石原さんもちょっとそれ気味の感じがありましたが、それについて何かお考え、感想はありますか。

(答)

公人として、知事である私たちのその発言は、誤解がないようにやっぱりしっかりやっていかなければならないことだと、こういうふうに思いました。したがいまして、幾つかの他県の知事の発言というのが問題になっているというのは、マスコミ報道で私も承知しているところでありますけれども、自らそういうことがないように、私も気を付けていかなければならないことだと、こういうふうに思っております。しっかり、そういった意味での感性を磨いていくということが大切なのではないでしょうか。

(質)

当選の緩みですか。

(答)

個性あふれる方々のご発言について、コメントする立場にはありません。私としてはそういう他のああいった事例を見て、自ら気を引き締めていくという、そういう受け止め方です。

(質)

新・県立博物館構想を選挙前に打ち立てられましたが、6月の補正予算で具体的に進められるお考えですか。

(答)

私としてはまだ今日、選挙後初登庁したばかりであります。今後、6月に向けてしっかり、第2次戦略計画の中身も決めていかなければなりません。その中で、公約で申し上げたことについては、これをどう展開していくのかということがございます。博物館についてでありますけれども、これについては今後、具体的に検討をしっかりしていって、どう進めていくべきなのか、こういったことを探りながら今後の展開を考えていきたいと、こう思っているところであります。今の時点では、これから関係部局といろいろ相談をしていきたいと、このように思っております。

(質)

これは2回程、策定検討会みたいなものを作って、有識者によって報告書が挙がっていて、ずっと先送りされてきてるんですけど、今回のものは知事部局主導でいかれるんですか。前回、前々回は教育委員会だったんですけど。

(答)

まだ、そのこともこれからでありますけれども、私としては、いろいろ過去の状況としてはあるでしょうけども、やっぱり時間が随分経っている時には、ゼロからもう一度議論をしていく、こういうことが大事ではないかなと、こう思っております。したがって、具体的にどういうふうにやっていくのかということについては、まだこれから、ぜひ決めていきたいと、こう思ってます。

(質)

それで、県として、場合によっては知事主導でやられる場合もあると?そのことも含めて検討するということですか。

(答)

私としてはやっぱり、幅広いいろんな方々にご相談をしていくということも大事であると、こういうふうに思っております。

(質)

今回の選挙でマニフェストなんですが、退職金を減額するとか廃止するとか知事公舎を廃止するとかいう話があったんですけど、当選された三重県知事として、退職金と知事公舎に関して何かお考えがあれば。

(答)

誰が言ったのか知りませんけども、私は全く興味ありません。

(質)

減らすとかそういうこともなく、今まで通りで?

(答)

何も申し上げることはありません。

(質)

選挙戦を通じて、選挙前に当初考えていた第二次戦略計画なり今度の肉付け予算、ボリュームとかあるいは中身についてちょっと、もう少し考え直してみたりとか力をもっと入れるべきだと感じたような分野とか政策とかはございますか。

(答)

今後、実はトップレビュー、部局長といろいろ詰めをしながら、6月策定に向けて作業を急いでいかなければならない、このように思っております。基本的に選挙前から考えてきた、そういったことについても、私も承知の上でやってきた部分がありますから、そういう意味ではそんなに大きく方向が変わるというようなものがあるとは思っておりません。ただ、私としてはさらにいい知恵、工夫ができるものについてはそれはそれでやっていけばいいと思ってますから、今の段階では申し上げられません。多分トップレビューでずっとやっていく中で、なるべく早くと思いますけど、連休明けいつ頃までかかるかということだと、こういうふうに思います。そういう中で固めていきたいと、こう思ってます。

(質)

明日、自民党の方に道州制の関連か何かで提言に行かれるということですけど、提言に行かれるのは自民党だけですか。あと道州制だけですか。それとも第2期地方分権改革とかその他諸々ということ?

(答)

そのことにつきましては、自民党に道州制調査会というのがございまして、そしてその中には5つの小委員会もあるところでございます。今、昨年成立しました地方分権改革推進法に基づきまして、自民党も、また担当大臣の下でもいろんな議論が進んでおります。特にこの委員会、調査会においては、5月末に素案策定というのを目指しているということでございます。そこで各5つの小委員会では4月末を目処に報告書をまとめていくという方針になっております。それで、これは多分、自民党としては参議院選の政権公約、いわゆるこれこそマニフェストでありますけれども、これに盛り込まれるのではないかということです。小委員会の報告書が4月末ということでありますので、私としては本当は、当選後いわゆる知事会、いわゆる中部、東海、あるいは関西や、あるいは「まんなか共和国」、こういったいずれかの知事会等でも議論し連携しながら行動していくのがいいとは思っているところでありますけれども、しかし4月末ということになりますと、もうそういった日にちがございません。私もそういった上京する機会もなかなか得難い中で、明日上京いたしまして、この自民党の調査会の座長と言うんですか、小委員長さんを含めた方々にお目にかかって、三重県としての考え方というものを伝えていきたい、こう思っているところでございます。併せてせっかく参りますので、選挙後初めての上京でありますから、三重県選出の国会議員の方々、これは民主党の方々も含めてでありますが、ご挨拶に寄らせていただこうかな、と。その際に自民党のこの道州制調査会に対するご要請を、こういう観点からということについては伝えさせていただきたいと、こういうふうに思ってます。

(質)

中身としてはこれまで再三主張されてきたように、国の財政再建だけに利用されるようなものではなくて、きちっと国と地方の役割分担を考えた上でやってくださいよ、というようなお話、提言になるんでしょうか。

(答)

そうですね、今、渡辺担当大臣等の発言を見ておりましても、道州制導入に当たっては分権改革が先行して行われる必要があり、その総仕上げとして道州制があるというようなこと、あるいはこれまでの分権については国のスリム化方針がそっくり地方に転嫁され、地方が疲弊したということがあったというようなこと、こういったことが大臣の口からも雑誌等の記事で述べられているところであります。それから、今自民党の道州制の議論、この中でもやはりこの国の形に関わることだから、そこの議論をしっかりしていかなければならないというような、かなり落ち着いた議論も見受けられるところでございます。私としては、やはり道州制の導入ということは住民生活に大変大きな影響を与えてくるということでもあり、具体的な内容を示してそれで国民的議論を尽くしてもらう必要があるのではないかと、こう思っておりまして、まずは道州制に関わらず第2期の分権改革を着実に推進をするということが不可欠でございまして、道州制というのは地方分権改革の中長期的な課題として議論されるべきではないかということ、そしてその中で、道州制を含め地方分権の改革を進めていく中で、この国の形、我が国が目指す社会像をはっきり描いて共通の認識を得るということについては、この国の形を、中央政府のあり方、地方政府のあり方、このことも含めてしっかり示して明確にしていく、そのことによって議論を国民と深化させていくということが大事であるというようなこと、そういう観点を申し上げて参りたいと、こう思います。

(質)

選挙期間中に県民の方からいろんな声を聞かれたと思うんですけども、これはやっぱり政策を重視していかなければいけないとか、これからの県政運営に役立てていきたいなと思ったような声というのはありましたか。

(答)

まずは、いろんな観点でご意見がありました。非常にそれぞれの方々、やっぱり、問題意識の持ち方だとかそういったことも違う、課題もテーマも違う、というようなところがありますけども、各般いただいた意見については私も率直に受け止めさせていただいてきたところであります。例えば環境浄化の話でも、閉鎖性海域であるとか伊勢湾の浄化の問題、こういったことは街頭演説の合間に握手したり少し雑談調でやっている中でも出ていたりいたしましたし、それから、学校経営品質についての街頭での訴えをかなりの箇所でやりました。そういう中で具体的に学校でいわゆる課題、問題が起こったりしていて、そういう意味では教育改革ということについてしっかり取り組んで欲しいというような要請であったり、それから障害者、お年寄り、この支援については国の制度が変わった中で、やはり随分不安を持っておられる、そういうお話をぶつけてきた方もございます。そのほか、北の方ではますます日本の経済をリードしている地域として、今後も今の元気さをどんどん伸ばしていけるように県としてしっかりやってほしいという、こういった意見とか、それから南の方へ行きますと、南北の地域間格差、これをしっかり埋め合わせてほしいというようなご意見、等々申し上げると本当にきりがないほどありますけれども、そういったご意見をいただきました。私どももこれまで第二次戦略計画の検討の中でも、また私自身の今回の選挙の公約の中でも、ほぼ共通した意見、共通した認識というものが多かったのかなあ、とは思っております。ただ、具体的に少しずつ工夫の仕方というようなことからいきますと、提案的なものもありましたので、それらについては今後の検討の中でやってまいりたい、生かせるものは生かしていきたい、こう思ってます。

(質)

県議会なんですけれども、今、公明党さんがお二人になられたり、共産党さんがお二人返り咲かれたりして、そのことはどう評価されますか。

(答)

さっき申し上げたとおりです。

(質)

いやいや、議論はそうなんでしょうけども、県議会にとってそういう会派構成になったことはどう評価されますか。

(答)

まだ、会派のことについてはさっき申し上げたとおり、5月の状況までしっかり見る中で対応していきます。

( 以 上 )

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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