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知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成25年 1 月   7 日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等

・新年のあいさつ
・「三重県観・Lャンペーン~実はそれ、ぜんぶ三重なんです!~」のロゴマークが決定しました!(発表)
「2013日台観光サミットin三重」の開催日程が決まりました(発表)
「2013台湾ランタンフェスティバル」に参加し、三重県の魅力をアピールします(発表)

 質疑項目

・発表項目に関する質疑
・新年の所感
・来年度一般職の人件費削減
・生活保護費
・フィルムコミッション

発表項目等

 (知事)皆さん新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年は、1月4日の年頭の職員へのあいさつの時に申し上げさせていただきましたが、式年遷宮本番を迎える三重県にとっても大変重要な年であります。情報発信をしっかり強化をしていきたいと思っていますし、私自身もこの遷宮を迎える年に知事をやらせていただいていることを大変光栄に思いますし、また非常に責任感あるいはプレッシャーも感じているところもあります。記者クラブの皆さんにおかれましても、またいろいろ我々の情報発信、いろんなところで取り上げていただけるとありがたいと思いますし、ぜひ今年もよろしくお願いしたいと思います。それでは、新年3つ発表事項ありますけれども、それぞれ順次ご説明したいと思います。

まず1つは、観光キャンペーンのロゴマークの決定についてであります。この4月から始まります観光キャンペーンの周知を図るためのロゴマークを作成しました。昨年11月のキックオフイベントで、『実はそれ、ぜんぶ三重なんです!』というキャンペーンのキャッチフレーズ、これについては申し上げたところですが、それを基にデザインしたものです。さっきの『実はそれ、ぜんぶ三重なんです!』というのは、これは改めてになりますが、応募総数1,644件の中から選ばれたもので、広島県にお住まいの30代の女性の方の作品です。その思いとしては、「三重県には、熊野古道や伊勢神宮などの観光名所があり、伊勢えび、松阪牛などの特産品も豊富ですが、それらが全部、三重県のものだと知っている人は、実はあまり多くないように感じます。このキャンペーンで、三重県の名前をPRできたらいいと思って、この名称にしました。」というのが作者の方の思いでありまして、そういうのを踏まえての、このロゴとなります。ここに書かせていただいてますけど、ちょっとこの線がもうちょっと太い方がいいかなという気がしなくもないですが、三重(さんじゅう)の輪になってます。ご存知のとおり三重県ですので、三重の輪になってます。緑色は、三重県が誇ります自然、大地、恵まれたそういう自然とか大地ですね。それからこの青は、豊かな海をイメージしてます。それからこの赤は、この今回、観光キャンペーンにかける熱い思い、関係者の情熱、これがあってこの3つの輪になっています。それからこの中には、三重県の主な名所なりが11個載ってます。神宮だったり熊野古道だったり忍者、伊勢えび、真珠、海女、松阪牛、これはナガシマですかね、鈴鹿サーキット、温泉、そして夫婦岩というような形になってます。これからこのロゴをあらゆる所で使って、観光キャンペーンではこれを使ってやっていくということで、このバックパネルも皆さんに無理を言いまして、今回替えさせていただきました。ちょっと小さいかな、まあええけど。これ、この日付が要らんかな、もうちょっと大きくして、まあええわ。そんなことで、このマークは以上のようでございます。

続きましては、2つ台湾の関係を発表したいと思います。まずは『日台観光サミットin三重』の開催日程それから詳細な場所についてでございますけれども、日台観光サミットは改めてでありますけども、日本と台湾の双方向の観光交流を促進するために、双方の観光関係者のトップが集まって、日台観光の現況報告と今後に向けた相互交流の拡大方策を意見交換する場でありまして、2008年から日本と台湾で交互に開催されています。今年は日本での開催の年で、昨年の7月に台湾で開催された折に、三重県で開催することが決定いたしました。そこで、この『2013日台観光サミットin 三重』を5月31日に志摩市で開催いたします。また、サミット開催に合わせて、県内の観光地を広く視察いただくことで、三重の魅力をアピールします。今回のサミットを通じて、県内の市町や観光関係団体と連携した『おもてなし』により、まずは台湾の観光関係者の皆さんに三重の観光地の魅力を知っていただくとともに、台湾観光関係者の皆さんとの関係を強化していきたいと考えています。そして、『昇龍道プロジェクト』などの広域的な取組とも連携しながら、台湾の観光客の方々に三重の魅力を浸透させ、台湾からの継続的な誘客に繋げていきたいと考えています。今回の日台観光サミットの三重県開催の大きな特色としては、1つは、後でも説明しますけども、台湾との交流・連携の重点強化期間における観光、産業、物産など総合的な三重県の売り込みというもの、2番目は、台湾からの継続的な誘客の取組、3つ目は、昇龍道プロジェクトとの連携による広域連携の取組、の3つが挙げられます。1つ目の重点強化期間の関係でいけば、参考配付資料というのが付いてると思いますけれども、5連発、5つですね、この2月、3月、5月でやりたいと思ってます。1つは2月14日、リーディング産業展をこちらで開催しますけれども、そこで台湾産業連携セミナー、そこにはこの、書いてあります台北駐日経済文化代表処の沈代表といいますけども、これはいわゆる大使ですね、台湾でいうと大使です。台湾はそういう国ではないので大使館がありませんから、大使にあたる人に来ていただいて、日台産業の連携について講演をしていただくということになります。それから、後で説明するランタンフェスティバル、それから3月は私がこの前7月に行った時に、三重県のPRの交流会をやった時に来ていただいた方々のご縁で、そのトップセールスが成功しまして、台中と台北で、3月に物産展をやります。裕毛屋(ゆうもうや)というのと微風廣場(びふうひろば)というものです。特にこの微風廣場は、高級スーパーとして大変有名な所でありまして、そこでやっていただきます。それから5月は、日台観光サミットの前に昇龍道ミッションで台湾に直前に行って、そこでPRをするというようなことを考えています。こういう、日台観光サミットだけじゃなくて、5つ、5連発でどんどん作っていくという形にしていこうと思っています。

続いてもう1個、それに関連して、ランタンフェスティバルへの参加についてであります。『2013ランタンフェスティバル』ですが、これは10月に台湾政府の観光局の副局長、劉さんという人なんですけども、が来県されまして、その時に「台湾ランタンフェスティバルへ来てほしい」というご招待を受けました。したがいまして、私が自ら今回出席をしまして、三重県の積極的な姿勢を示していきたいと考えています。これを通じまして、台湾の関係者との交流を深め、5月に開催する日台観光サミットを成功に導きたいと思っています。台湾とのトップレベルのネットワークを構築する、今後、観光のみならず観光や物販等、幅広い分野で連携を行う基盤を整備していきたいと考えています。今回、三重県から初めてランタンやブースを出展して、台湾の方に三重県の魅力を直接PRしていきます。台湾ランタンフェスティバルは、台湾政府観光局の主催で、今年は2月24日~3月10日までの15日間、新竹県(しんちくけん)で行われます。期間中、1,000万人規模の集客が予想されていまして、メインイベントであります初日の24日夜の点燈式、ランタンに点燈する点燈式ですけども、馬総統、馬英九さんですね、総統が出席する予定で、私もこの点燈式に出席をして、馬英九総統と一緒に演台に乗ってやらせていただくということと、それから本県から参加する安濃津よさこいの人たちも、この点燈式で三重県をPRします。で、行きますので、台湾政府観光局の謝局長とも会談を行いますし、24日の午前には台湾の旅行会社幹部との面会、それから3月に行われます三重県物産展の会場の一つであります微風廣場(びふうひろば)を訪ねまして、改めてトップセールスを実施する予定であります。こういう形で、今回の台湾訪問で、より一層台湾の政府及び観光関係者との関係を強化し、さらなる交流・連携を深めていきたいというふうに考えております。私の方からは以上です。
 

質疑応答

発表項目に関する質疑
○「2013日台観光サミットin三重」の開催日程が決まりました(発表)

(質)観光サミットで合歓の郷に決めた理由をお願いします。
(答)キャパシティと、前回やってのサミット会場の人数とか、そういうキャパシティが一番大きいのと、それから台湾や中国からのお客さんの対応に非常に慣れているということ、それから台湾の旅行会社の方々に対しても営業も積極的で、認知度も高いと、そのようなことから総合的に判断して合歓の郷ということでさせていただきました。前日は志摩観光ホテルにも行っていただきますので、志摩市の中で、メイン会場は合歓の郷ですけども、両方を使わせていただくということになります。正確な統計ではないかもしれないですけど、例えば、中国から三重県に来る観光客の三人に一人くらいは、合歓の郷に泊まるくらいのそういう時期もあったりするようですので、ちょっと合歓の郷側から聞いていますので正確な数字かどうか分かりませんが、そういう意味で非常に台湾や中国からのお客さんに慣れていると、対応十分というようなこともあって合歓の郷にしました。

(質)改めて台湾と交流を深めることのメリットというのは何ですか。
(答)幾つかあるのですけど、まず産業という面でいけば、中国がこういう状況ではあるもののビッグマーケットであることには変わりはありませんので、そこに三重県から、あんまり海外展開が慣れていない三重県からダイレクトに中国に進出するのもさることながら、それよりは台湾と連携して、いわば台湾を中国のゲートウェイ、入口と考えて、台湾企業と連携をして中国に進出していく、あるいはASEANのマーケットを取っていく、そういうような連携のパートナーというような位置付けで、産業として入るということ。観光については、23年は少なかったですけども、以前は台湾からのお客さんというのは三重県はずっと1位でした。2万5,000人ぐらい来ていただいていましたけれども、それが近年少し落ち込んでいるということもありまして、過去来てくださった方がいるということは、また、そこが復活する可能性も高いし、認知度を高めるのも比較的容易なんではないかと、ハードルが低いんではないかというようなことで、その観光面でさらに認知度を上げて誘客に繋げたいという、そういうような思いでいます。海外いろいろある中で、ハードル高い所にいきなりチャレンジするよりは、やはり効果が見られる、税金使って海外展開やPRやりますから、効果が現れる可能性が高いところというようなことで考えて台湾にしたということであります。既に僕が一部情報収集している中では、この最近の円安基調の中で、台湾から日本に対する観光客の増加、2月なんかは予約がかなり増えているというようなことで、パーセンテージ忘れてしまいましたけれども、台湾国内のメディアの報道もあるというような状況でございますので、こういうのを生かして、努力していきたいと思いますね。

(質)今回、これって熊野古道というのは、サミットの中では、日程は特に入っていないのですか。
(答)そうなんです。これはちょっと日程の関係で、そっちまで行くとそこしか入らないので、今回は熊野古道は入れてないですけど、今回、こういう形で認知度高めることによって、来年、熊野古道世界遺産登録10周年ですから、そういうPRも、今回、サミット一過性に終わらせないということでも、まず、三重県自体の認知度を上げるということですね。本当は行ってほしいのですけどね。

(質)発表する場みたいなのはないのですか。翌年10周年だということで。
(答)私がPRする場面がまたありますので、そういう時に少し、行っていただく所も含めて三重県の総合的なPRをちょっとしたいと思います。今回は、昇龍道という広域全体の、三重県は空港無いですし、新幹線も止まりませんので、そういうところで国際的サミットをやるというのはなかなか珍しいと思うのですけども、その中で、広域での連携というのが、やっていかないと難しいので、この昇龍道を使ってというのは、今回、初めて、今まで石川と静岡でやりましたけど、かつ、こういうサミットだけではなくて、5連発で何かやるとかそういうのも今まで、静岡、石川ではなかった取組ですので、少し新しめの、ちょっとPRを強めにした取組になっていると思います。

(質)新年度から、いわゆるハードというか、箱物という感じではなくて、ソフト的な、ブロガーを呼んできて何か発信してもらうとか、そういう事業は台湾に対して何か考えていらっしゃる?
(答)実はここには書いてませんけど、この間にも三重県の中の異業種連携のグループの皆さん、中小企業の異業種連携の皆さんが台湾に視察に行って、うちがこの前覚書を結んだような枠組みの中で、相手を探したりとか、あるいは3月のラッピングバス、また台湾で、三重県と書いたやつを走らせたりとか、その幾つか、ここに大物書いてますけども、細かいソフト事業でもそういうのをやっていく予定です。あと、日本のメディアに取り上げていただいたやつがリアルで台湾にテレビとか新聞とか雑誌とかいきますので、そういう、日本の中での発信も強めることで向こうにいくと思います。例えば今回の、さっきのロゴマークの時に言えば良かったですけど、女性誌『Domani』『Hanako』で新年一発目、それぞれ遷宮特集と、この三重県観光キャンペーンについて書いてもらっていますので、そういうので少しいろんな発信を強めていきたいと思います。

(質)どっちかというと海外観光戦略というと、当初1年目は中国に軸足があったと思うのですけど、軸足という意味では、ちょっと台湾の方に軸足を、ゲートウェイという意味でちょっと重く置いているという戦略でいいんですかね?
(答)プラスアルファという感じじゃないですかね。やっぱりビックマーケットたる中国というのは、間違いなく重要な市場なので、そこに重点を置いているというか、力を入れているということは間違いありません。しかし去年の9月にあったようなリスクが高い状況でもあるので、やはりプラスアルファということで台湾とタイ。特に、その2つは観光という面では値崩れしない、中国と韓国はかなり値崩れするんですね、観光の旅行の値段が、三重県内の観光事業者も疲弊してしまいますので、そういう意味では、値崩れもせず、一定の市場規模もあって、伸びる可能性もあるという中国プラスアルファでの台湾とASEANのタイと、そういう感じですかね。だからどっちかというよりは並列で、プラスで置いているという。

(質)河南省政府のあれというのは何か、まだ全然ダメですか。
(答)ないですね。その後ないですね。一言で言えば「僕らで決められないんだよ」的な感じですね、担当者の人たちは。「僕たちだけではもうなんともしようがないんやわ」っていう。

(質)ということはまだ9月以降のこの影響というのは地方政府の方にもまだ厳然としてそういう影響はあるんですか?
(答)政府間交流という意味では残ってますね。経済の側面では12月直近でも自動車産業なんかの状況を調べていますが、落ち込みが11月とか10月と比べると、戻ってきていますので、まだ例えば対前年で12月の自動車販売とか自動車の受注状況は、三重県関係の中国にある工場とかですけどね、対前年比では減ってますけども、24年の12月は23年の12月に比べて減ってるけれども、落ち込み具合は11月や10月と比べては戻ってきているので、そういう意味では影響は緩和はされてきていると思います。

○「三重県観光キャンペーン~実はそれ、ぜんぶ三重なんです!~」のロゴマークが決定しました!(発表)
(質)ロゴマークなのですけども、これはどなたかデザイナーの作品?
(答)デザイナーに何個か案を、これとあとセットで今日は出てませんけど、幾つかポスターとかをコンペ方式でやってその中で選んだと。

(質)特段、名前が売れている方?
(答)いや、じゃないです。

(質)ちなみにどれぐらいの、そのデザイン料は?
(答)コンペってなんぼなん?
(答:雇用経済部)デザインだけではなくて、ほかの情報発信も全部含めて作っていただいてますので。
(答)ポスターとかそういう、デザインだけではあれやけどな。いいですか。

その他の項目に関する質疑
○新年の所感

(質)今回の三が日、伊勢神宮への観光、参拝も含めて、そこら辺の所感を、だいぶ増えたようですけど。
(答)そうですね、三が日、多分、資料で配っていると思うのですけど、三が日全体で三重県の主要16施設でいきますと77万7,158人ということで、平成24年と比べまして約5万人の増加、伊勢神宮だけでも55万6,522人ということで、平成24年と比べても約3万人の増加ということで、非常にいい滑り出しだと思います。これは天候に恵まれたとか、あとは曜日の関係とか、そういう要因はもちろんあるものの、先ほど申し上げましたように、例えば『Domani』や『Hanako』でそういうのやってもらったりしてるのとかもあるように、関心が、特に神宮については向いてきているのかなということで、それに伴って神宮が増えたのは嬉しいですけども、77万人ということでね、実は、例えば伊賀とか東紀州の方の入り込みも増えてますから、県内まんべんなく増えたということは非常に嬉しい、この情報発信に気合いを入れなければならないこの平成25年としては順調な滑り出しをさせていただいたなと、いうふうに思っています。あとは三が日じゃないですけど4日、4日皆さんお疲れさまでした、神宮も、内宮も外宮もたくさんの方に集まっていただいておりましたし、一部、少し、何か体調が悪くなられた方とかもお客様の中におられたようですけども、そういうのは大変申し訳なかったかなと思いますが、非常に順調な滑り出しじゃないかなと思います。例えば御在所ロープウェイとか、初日の出見に来る人が過去最多タイやったりとかね、御在所ロープウェイ、あんな寒かったのにね元旦、というのとかそういう神宮だけじゃない、そういう所も増えているというのが非常に嬉しいですね。

○来年度一般職の人件費削減
(質)来年度の予算案のことに関してお伺いしたいのですけれども、一番関心があるのが、人件費の行方だと思うのですけれども、一般職の人件費に関して縮減の可能性があるのか改めてコメントをお願いいたします。
(答)最大限努力するということですね。組合の皆さんとは1年間ということでお話をさせていただきました。今、国の方で地方財政計画とか歳入の部分について非常にまだ不透明な状況ですし、政府の中でも一部国家公務員と同様に7.8%、地方もやるべきとおっしゃっている省庁や大臣もおられますから、まだ不透明な状況ですしね、予算全体見ながら回避するべく最大限努力するということです。

(質)麻生副総理が国家公務員もカットしているので、地方公務員も付き合うべきだみたいな表現をされてますけども、まずそのことに関してどのように受け止めてらっしゃるのかお願いいたします。
(答)これは従来から知事会などでも申し上げさせていただいているとおり、地方の自主性に任せるべきということが我々の基本的なスタンスです。例えば昨年でも、職員のみんなも協力してくれて、三重県独自で人件費の削減をやって、給与削減をやって、財源を捻出したというようなことでありますから、そういうこれまでの地方の行革努力、あるいは地方の創意工夫というのを無視する形で、国が一律に「やれ」というようなことについては、そういうことになるというのは、甚だ我々としても残念だと思いますし、残念と言うか、そういうことをおっしゃるのは遺憾だなというふうに思いますけどね。そういう意味では地方の自主性に任せていただきたいと、いうふうに思います。これは地方が全く行革やりませんぜ、というなら話は別ですけど、そうでない中でみんなやろうとしているわけですから、それを「国もやったから地方もやれさ」みたいなのは、ちょっと筋違いじゃないかなと思いますけどね。

○生活保護費
(質)県選出の田村大臣のご発言の中で生活保護費を段階的にカットしていくべきだというような趣旨のご発言がありまして、県の予算編成にも影響しかねないわけですけど、そのことに関してはどのようにお考えですか。
(答)我々としては、今、国の中での方針を注視すると。生活保護の水準以外も含めて生活戦略、生活支援戦略やったかな、というのをまとめていますので、それの状況をちょっと見ていますけども、総論で言えば、やはり働いている人よりも生活保護をもらっている人の方が給付額が多くて働くモチベーションが下がるっていうような制度設計はやっぱりよくないと思うし、でも一方で本当に働きたいけれども、どうしてもそういう状況で難しいんだといって、本当に困っていて生活保護を受けている人たちもいらっしゃいますから、そこは紋切り型でバサッと1割カットってこれどういうふうに1割カットするのか分かりませんけども、やらずに地方の現状とかよく我々の声も聞いていただいて、特にまだ新政権になってこれからでしょうけど、国と地方の協議の場なんかもちゃんと活用していただいて、よく現場の意見を聞いてご判断いただけるとありがたいなというふうに思いますけど。やっぱりでも、そういう申し上げたような働く人のモチベーションを下げるようなことになったらいけないと思いますけどね。結構そういう生活保護のこととかもそうですし、公共事業のこともそうだし、どんどんバーンバーンと国の一部一部でいろんなこの額とか予算のことが出るんで、我々も情報収集も結構大変な部分もあるし、あんまり一喜一憂したり、ぶれないように、まとまったちゃんとした情報を入手する努力を、今、していますけどもね。


○フィルムコミッション
(質)若松監督のイベントが週末あったと思いますけど、先程言っておられた観光キャンペーンとも絡むと思うのですが、フィルムコミッションという映画撮影場所誘致を今後はどんどん取り入れようという考えはおありですか。
(答)今年、前もここで発表させていただきましたけど、夏やったかな、秋やったかな、には日本のフィルムコミッションの総会を伊勢の賓日館でやらせていただきます。今回の『千年の愉楽』も東紀州のフィルムコミッションが実際一生懸命頑張って、若松事務所、若松プロダクション側からそういう風景を探しているといろんな全国のフィルムコミッションに打診があって、うちが須賀利を提案をして、気に入っていただいて今回決まったという経緯もありますので、そういう映画の誘致、ドラマ、テレビ番組とかの誘致もしっかり力入れていきたいと思います。今度、2月ですかね、公開される『きいろいゾウ』ってね、向井理と宮﨑あおいだっけかなが出るやつは、実は松阪の飯高、飯南辺りで撮影しています。それ三重とは出ていませんけどね、飯南とか出ていませんけど、撮影してもらったりしていますので、そういうのに力入れていきたいと思います。昨日は本当に特別上映会、3回にわたって、特に朝はもう、朝6時から並んでいる人がいましてね、本当にありがたい、たくさん来ていただいて嬉しかったですし、自分のあいさつでも言いましたけど、若松監督がね、2回目にここに来ていただいた時に、あそこの総合文化センターの空きを確認して、「この日なら空いているから、知事この日にやろう」って言っていただいて、会う約束をしていたけれどもお会いできなかったので本当残念ですけどね、まあでもその分、たくさんの人に見ていただけるように、この2月は尾鷲もやりますし、PRしていきたいと思いますけどね。でも本当、素のままのああいう風景が残っているというのは三重県の強みだと思いますよね、何かいじってどうこうじゃなくて。そういうのをしっかりPRしようと思います。
                                                       以上 

 

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