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平成25年06月27日

知事定例記者会見

知事定例会見録

平 成 25 年 6 月  25 日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等

首都圏営業拠点の名称決定(発表)

 質疑項目

・発表項目等に関する質疑 
・東京都議会議員選挙の結果
・安倍政権が発足して約半年の評価
・国と地方の関係
・参議院議員選挙
・武田美保氏の税制調査会委員への就任
・震災復興予算の基金の返還
・タブレット端末の導入   

発表項目等

(知事)今日は、「首都圏営業拠点」の名称決定についてお知らせします。9月に東京日本橋にオープンを予定してます「首都圏営業拠点」の名称につきまして、5月10日から6月10日まで全国に広く募集をいたしましたところ、1,737件ものご応募をいただきました。心から感謝を申し上げたいと思います。厳正な審査の結果、「首都圏営業拠点」の名称は、はいどうぞ。「三重テラス」という名前に決まりました。この作品は、千葉県にお住いの松永敏明さんからご応募いただきまして、松永さんはご応募にあたりまして『「テラス」には、三重県の様々な魅力にあまねくスポットライトを当てて「照らす」という意味を込めています』というコメントもいただいております。また、パンフレットとか看板等に使用する名称のロゴタイプについては今後検討する予定で、本日はイメージだけ、例えばこんなもんですよ、というのを。例えばこんなんですね、こんなんとか、例えばこんなんとか、というふうな、このまんまいくわけではありませんので、このままやとあまりかっこ良くないでしょ。だからさっきのロゴタイプというのは、近々、7月中くらいになるかな、に作りたいと思います。今の、今やった候補の中から出すというわけでもないですけれども、決めたいと思います。今後、首都圏において三重の魅力を情報発信し、コアな三重ファンの拡大、さらには販路拡大や誘客を総合的に進める拠点である「三重テラス」のオープンに向けて、より積極的にPR活動を行っていきます。

発表項目に関する質疑
○首都圏営業拠点の名称決定(発表)
(質)まず選考の結果なんですけれども、選考には知事も携わられた?
(答)1,737件のうち、一次審査でうちの関係部局のメンバーでまずやって、第二次審査で外部の有識者も加えて候補を絞り込んで、最後、最終審査という形で僕が携わって、選ばさせていただきました。

(質)「首都圏営業拠点」という、これまで言われてた名称に比べると、かなりシンプルなものになった気もしますけれども、知事のこの「三重テラス」という名前の決定に感想などありましたら。
(答)たくさんいろいろあったんですね、もう本当に、いろんな角度のいろんなものいただいたんですけども、やっぱりそもそもが、そもそもが首都圏営業拠点を出すのは、やっぱり三重県の認知度を向上させようというのがそもそもの趣旨でありましたので、なのでここに漢字で、漢字で「三重」というのを入れて、だから「三重」が漢字、ひらがな、英語、カタカナ、4通りあるよね。「テラス」も漢字、英語、ひらがな、カタカナ、4通りあるわね。とすると4×4で16通りあるわけですけれども。いろいろありましたけども、でもやっぱり認知度向上という意味で、「三重」っていうのを漢字で、しかも歴史も感じてもらうっていうかな、入れようというようなことがありましたので、シンプルだけど、そもそもの、首都圏で三重のことを知ってもらいたいという目的ということから考えれば、シンプルだけどいい名前になったんじゃないかなあと、そういうような感想を持ってます。

(質)先ほど出されたイラストですけれども、あれはどこか業者に委託される?
(答)あれはどうすんの?うちで内製化すんの?
(答:雇用経済部)設計等の業者の方で作っていただいて、また。
(答)改めて委託するの?それとも今の設計業者の人たちの契約の内容に入ってるの?
(答:雇用経済部)入っております。
(答)そういうことらしいです。

(質)松永さんて三重県とは関係はないのですか。
(答)三重県とは関係ないのでしょ、千葉県にお住まいの72歳の方。

(質)年齢でいいのですか。
(答)72歳。

(質)出来れば千葉県何市とかは分かりますか。
(答:雇用経済部)柏市です。
(答)今回1,737件で、県内が498件、28.7パーセント、県外が1,239件、  71.3パーセント、全国47都道府県のうち46都道府県から応募がありました。県内29市町からは25市町から応募がありました。そんな感じですね、件数でいくと、もうちょっといきましょうか、男性が68.2パーセント、女性が31.8パーセント、ご応募いただいた方の年齢別でいくと60代が25.6パーセント、50代が25.0パーセント、40代19.2パーセント、30代18.2パーセント、そんな感じですね。あとは一桁です。

(質)発想が「法テラス」とよく似てますが。
(答)それと似ているのじゃないかという発想や議論も、いろいろあと、この「テラス」というのも「舞台」という意味もあるのかな、そういう三重県の事業者の人たちとかが、首都圏営業拠点の舞台で活躍していく、そういうフィールド、テラスになればいいなというような思いとか、あとは「天照」を込めてというのもあると思いますよ。伊勢のね。そういういろんな意味を込めて言っていただいたんだと思いますが。「天照」自体は商標登録されてるんですね。「天照大神」は別ですけど、それ以外の店舗名とか商標登録されてます。まあ、ぱくりと言われないようにいろんなコンセプトと先ほどのロゴタイプで、しっかりPRしたいと思います。

(質)今の県内と県外の別、見ると、県外の方が非常に多いのですけど、応募状況いかがですか。
(答)どっちが多ければええというものでもないですけども、そんなに問題ないような気がしますが。

(質)全国から注目されているようなイメージがありますけど。
(答)という感じもありますね。だから、そういう意味で全国の皆さんが思い入れを持っていただいているというのはありがたいと思います。46都道府県の1個を除いて全部から来ているわけですからね。これはありがたいことですね。

(質)その1個を除いてというのはどこですか。
(答)うちの定例記者会見やしええか、福井県です。

(質)東京じゃなくてよかったですね。
(答)東京やったらそれもう大問題、首都圏に出すのに大問題やね、福井県です。

(質)表彰式とかないのですか。
(答)商品があるのやな、商品何やったけか、最優秀賞、賞金5万円、あと応募者の中から抽選で三重県の特産品を10名の方にプレゼントします。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。通販みたいやな。

(質)オープンは9月の何日かはまだ?
(答)工期が9月末までということでなってるのですけど、今、鋭意進めていただいてますので、最終的に一日でも早くオープンしたいと思いますし、情報発信なども考えたオープン日を設定して、なるべく早く皆さんにお伝えしたいと思います。

(質)そのオープン日の件なのですけども、9月末まで工期やるとすると、もしかしたら10月にずれ込む可能性も?
(答)それはないです。それは確認してますけど、それはないです。

(質)名称のことに関してなのですけど、「三重テラス」もいい名前ですけど、首都圏営業拠点もすごくインパクトある名前だと思うのですけど、使い分けとかはなさるのでしょうか。
(答)どうやろ、まだ考えてへんわ、ちょっとプロの意見を聞きますわ。それなりに首都圏営業拠点というのは、ずーっとアンテナショップと言わずに首都圏営業拠点と言ってきたので、それなりに僕も思い入れあるし、担当のメンバーもみんな思い入れあるので、どういう使い方するかプロの人達にもちょっと意見を聞いて決めたいと思います。

(質)この方無職ですか。
(答)無職ですか?72歳。
(答:雇用経済部)職業は聞いてないです。
(答)職業は聞いてないです。

(質)第一次選考は、他にどういうのが残ったのですか、「三重テラス」以外は?
(答)第一次選考が50個にしたんやったっけか。
(答:雇用経済部)はい。
(答)50個なんかちょっと具体例読み上げてよ、幾つか、だから第二次選考で点数高かったやつでもいいけど、何個か読み上げて。
(答:雇用経済部)「ICONY」(いこにー)。
(答)「いこに」と言うじゃないですか、三重弁で、「ICONY」(いこにー)。他は?
(答:雇用経済部)「おいないさ三重」「TOKOWAKA三重」「三重おかげさまミュージアム」。
(答)あともう一個ぐらいいっとこか。「ええじゃないか 三重」みたいなのなかったっけか?
(答:雇用経済部)ございます。
(答)あとなんか特徴的なのありますか。
(答:雇用経済部)「MIEDO」(みえど)
(答)江戸に出来るから「MIEDO」(みえど)、なんか10代の子がもってきたやつでなんかないの?
(答:雇用経済部)ございますが、最終には残ってない。「まる三重館」というのが10代の女の子。
(答)10代の女の子、「まる三重館」、「みえ」と「まるみえ」かけるの多いね。未来が見えるとかね、うちのスポーツのあれもそうやけどな、キャッチフレーズ。「ICONY」(いこにー)。

(質)分かんないかもしれないですね。
(答)瞬時にやっぱりね、だから三重県民としては思い入れがあるにしても、やはり首都圏の人に覚えてもらうというのが第一の目的であって、そういう意味ではシンプルでいいかなと思いますけどね。

その他の項目に関する質疑
○東京都議会議員選挙の結果
(質)日曜日にあった東京都議会議員選挙の結果に関してどのように受け止めてらっしゃるか、一言コメントをお願いいたします。
(答)投票率が過去2番目に低かったというようなことでありますので、大前提としては僕は三重県知事なので、東京都議会議員選挙にどうこう言う立場にはないという前提の下で感想めいた感じですけども、投票率が過去2番目に低かったというのは残念だなと思いますね。やはり争点がはっきり見えなかったというようなことがあるのかなあと思いますけどね。あとは、ああいう今回の議席の獲得数などについては、1カ月以内に行われると予想される参議院議員選挙に影響必至だとは思いますけどね。

○安倍政権が発足して約半年の評価
(質)その中で知事もおっしゃったんですけど、やはり争点が漠然としてて、唯一の争点が安倍政権を支持しますかどうかということだったんじゃないかなと思うのですけど、安倍政権が発足して半年、約、経ちましたけど、知事がどのように評価されているかコメントをお願いいたします。
(答)全般としては、何でもかんでもやりたいよというのではなくて、経済政策を最優先でやりますということは、はっきりとしたメッセージであるし、分かりやすいと思うし、一定の効果が出ていると、マクロ経済全体としては効果が出ているように見えますので、私は評価しています。しかし地方に経済の実感がというのはまだ届いてないというのは事実ですので、これからに期待したいと思います。それから成長戦略が期待外れだったのではないかというようなことをよく言われますけれども、過去の成長戦略どれ見てもあんまり、この10年ぐらいで過激なやつってあんまり無いので、要はやるかやらんかなのですよね、規制緩和とかをやるかやらんかなので、しっかり選挙後になるんだと思いますけれども、実行してほしいと思います。それから経済政策はもちろんいいんだけれども、その経済政策を実行することにより、何か地方の財政とかに影響が出るというようなことなども、多角的にひとつの政策で見てほしいなと思う時が時々あります。例えば、今、設備の即時償却をやろうじゃないかというのを麻生副総理なんかも言っておられますけども、そうすると市町村の固定資産税が一気に減ってしまいますので、そういうことが地方自治、財政に与える影響なども勘案してほしいと思いますから、そういういろんな価値観がある中で、よく多角的に検討した上で結論出すと、それありきというふうにならないように地方の声もよく聞いてほしいなと、いうふうに思います。全体としてはこの半年間、私は評価します。

○国と地方の関係
(質)その中で知事が就任なさった時は、まだ民主党政権だったと思うんですが、国と地方との関係では、例えば要望が通りやすくなったとか、意見が伝えやすくなったとかそういう変化はいかがでしょうか。
(答)三重県とか、あんまり変わらないというか、別に民主党政権だったから大変だったとか別にないし。例えば、この前の春の政策提言なんかも、僕の出身だった省庁除いて全ての省庁で大臣に会わせてもらったりとか、そういう意味では三重県に対する期待をしていただいているというのは感じてるなあと、いうふうには思います。あとはこれからでないでしょうか。参議院議員選挙が終わったら一部役員改選とか内閣改造とかいうのが言われてますからね。これからじゃないですかね。

○参議院議員選挙
(質)長くなって恐縮なんですけど、具体的に選挙のたびに伺って恐縮なんですけども、参議院議員選挙、1カ月以内になって候補が出揃ったと言っていい状況だと思うのですが、どなたか具体的に支援をなさるお考えはあるかどうか。いかがでしょうか。
(答)国政は、ノータッチ。国政はと言ったらあかんのか、選挙、今回も前回の衆議院議員選挙と同様、どなたかを支援するということはやりません。

(質)争点、参議院議員選挙の争点なんですけども、いろいろ経済とか、外交とか、TPPとか防災とかいろいろあるかとは思うんですが、三重県知事として今回の三重選挙区では、どんな争点、論議が深まってほしいと思いますか。
(答)まずは、いずれにしても全国共通だと思うんですが、半年間の安倍政権がやってきていることがどうかということと、これから安倍政権がしようとしていることについてどうかということで、まずはやっぱり参議院議員選挙ってそういう色の強い選挙だと僕は思うのですよね。何か解散をして争点を問うという衆議院議員選挙と違って、何か任期毎にちゃんとその時の政権がちゃんと役割を果たしているかどうかというのを問う選挙の性質が僕は強いと思うので、まずは、第一義的にはそうだと思います。それが、三重県に効果が現れているか、これから三重県に効果が現れる期待ができるかどうかということだと思います。あとは個人的には、それに含まれますけれども経済政策というのは、三重県の去年の企業誘致の件数がなかなか厳しかったというのもあるように、雇用を維持していくというためにも経済の浮上、特に中小企業も含めての浮上というのが重要だと思いますから、そのあたりでどういうふうにしていくのかというのが問われるんじゃないかなと思います。あとは、我々的、三重県的には、そういう防災とか道路整備とかというようなこともやはり重要だと思いますので、そこを個別に言ってこられることは無いと思いますけれども、そういうものに対する考え方というのは、ひとつよく我々としても見ておきたいと思いますね。

○武田美保氏の税制調査会委員への就任
(質)武田美保さんが、税制調査会の委員に就いたことについての感想をお願いします。
(答)大変光栄ですね。僕ら霞が関で勤めていたことのある、経験のある人間からすると政府税調というのは、本当に政府の審議会の中でも相当重い、法律設置されてますし、相当重い審議会だという認識なので、そこに自分の妻が名を連ねさせていただいているというのは大変光栄だと思いますし、頑張ってほしいと思いますし、あまりサポートすることがあるかどうか分かりませんけれども、したいと思いますけど。あとは、よくこの機に税制のことも勉強してもらったらいいんじゃないかと。私のゼミの先生である神野先生もおられますし、また三重県が全国で初めて産廃税を平成13年に入れた時の委員でいただいた中里先生が今回の会長になられますし、うちの政策アドバイザーで経営戦略会議のメンバーである増田元岩手県知事もメンバーでありますから、そういう人たち、あとは私も以前からよくしていただいている大田弘子元経済財政政策担当大臣などもおられますから、そういう人に教えてもらいながら存分に力を発揮してもらうといいと思います。発揮する知識があるかどうかは知りません。

(質)これは、事前に相談はあったのでしょうか。
(答)ありました。最初に打診を受けた時に「こういうのが来てるけどどう?」と。「それは、光栄やから受けたらいいんじゃないの」と。しかも委員と特別委員というのがあるんですね。40人ぐらい人がわーっと、40人ぐらい人がいたと思うんです。本ちゃん委員と言うのかな、どう違うのかあんまり僕知りませんけども、一応うちの妻は、委員の方になってて、特別委員ではなくて委員の方になっているので、そういう意味でも多少責任は重いのかなと思ってますけどね。

(質)その中でどのような効果が奥様に期待されてると思うか、少しコメントを。
(答)30代の子育てをしている女性として率直に思うこと、今回の政府税調というのは中長期の課題をやると、当面は何かサミットでやった課税逃れの話をやると言ってますが、そういうところはちょっとどうかと思いますけども、消費税の議論とかもされるだろうと思いますし、税と社会保障の関係的なことも話あると思いますから、30代の子育てをしている一女性としてそういう部分についての発言が期待されているんじゃないですかね。あとは、スポーツ選手としてそういうスポーツの振興とか、日本全体を活性化していくためにはどういう税制が必要かというようなこととかも期待されているのかもしれませんね。委員名簿に三重大学特任教授と書いてあった。スポーツ教育コメンテーター・三重大学特任教授と。

○震災復興予算の基金の返還
(質)復興予算の関係の各自治体、公益法人であるとか基金の問題なんですけれども、財務省とか復興庁が、使っていない基金とかを返還するように、規模としては1,000億円ぐらいということなんですけれども、この方針の受け止めと三重の影響をちょっとお伺いしたいのですけど。
(答)受け止めということでいけば、復興のために復興税として頂いて、使おうという中でありますから、当初、そういう仕切りをそもそも国の制度設計上してなかった、この基金についてね、してなかったということは疑問だけれども、そういうことで返還等の措置を行うことについては、一定やむを得ないのではないかなあと、僕は、被災地のためにより使っていこう、そして復興を加速していこう、という考えについては、一定やむを得ないのかなあというふうに思います。一方で、元々国の仕切りでそういう制度設計になっているし、それは国会も通っているし、審議してもらって、そして配分されて、うちも執行の使い道が全部決まっているにもかかわらず、それを止めるということになりますから、雇用の基金であれば雇用が奪われる可能性もあるし、林業の基金だったら林業の治山工事(正しくは森林整備)やる予定だったやつが、それが止まってしまって、住民の人たちの安心安全に影響を及ぼす可能性もあるし、そういう意味では影響必至だと思いますから、国において、今後、どういう措置をとるのかはよく検討してほしいと思います。まあ、なんか一部ね、一部の知事さんは、国が最初決めたのに今更返還なんておかしいじゃねえかという、逆ギレしている知事もどうやら中にはいらっしゃるようですが、復興を加速しようというそういう思いでね、ということだと思いますから、それは一定、全体としては、総論としてはやむを得ないかと思いますけど、でも、個別論は、今言ったような、工事が止まったり雇用が奪われたりします。なので、影響必至ですから、国もその制度を作った責任もよく考えて、今後の対応について、地方に丸投げせず、考えてほしいと思います。まだ、ちなみに、国の方から、財務省と復興庁が調整しているようですけども、個別にこの基金をいくら返してくれとか、そういう連絡はまだ来ていません。事務的に金額の精査とかは、いろいろやっているようですけど、正式な要請みたいなのはまだ来てないです。

(質)影響額もまだ見当つかないんですか。
(答)どの範囲のものを、例えば、もう執行してしまったものも、予算執行した、25年度予算執行したやつも返せと言われるのか、それはええよと言われて、今、26年度分を返してくれと言われるのか、その基準が示されていないので、まだ額はちょっと分からないです。

○タブレット端末の導入
(質)ちょっと実務的なことをお伺いしたいのですけれども、実は、先週、県土整備部の方で、県営住宅の入居者の方のリストを1枚紛失するというような事象が発生しました。そのこと自体は、もう会見なさって済んだことだと思うのですけど、そもそも論として、データをプリントアウトしてしまったところに問題の発生源があるのではないかと考えておりまして、いわゆるタブレット端末があれば、そういう問題も防げたのではないかというようなことがあるのですけど、例えば、三重テラスの方でも、ほぼ外回りの方でいらっしゃると思うので、例えば、タブレット端末を庁内に導入しようというお考えがあるかどうか少しコメントをお願いできればと思います。
(答)例えば、電子決裁とか進めていこうというのが、今年度から電子決裁進めていますけど、それは、実は、紙で保存しておく方がセキュリティ上どうなんだと、紙で保存しておく方が危ないのではないかという、例えば、東日本大震災の時に、いろんな書類が流れてしまったというようなこともあって、実は、サーバー上に、今、セキュリティ上の技術も高まっていますから、置いておく方がセキュリティ上高いのではないかという議論もあるのも事実なので、でも、一方で、個人情報とかたくさん扱っているので、情報のセキュリティレベルというのがどれくらいまで確保されているのかというのは、いずれにしても課題だと思っています。そういうのを、例えば、あともう一個は、業務の効率化、それから在宅勤務の支援みたいな、男女共同参画も含めてね、そういうような観点で、先進的に、例えば、外からでも見れるように、佐賀とかね、広島とか一部の地域でやっているようですので、そういうところのをよく勉強して、これから考えたいと思いますけど、やるにしても課題はセキュリティ、やるならどういう大義、何のためにやるのかということが大事だと思うので、それをやらないと予算もかかりますから、その辺の整理の議論を他の自治体とか見てやってみたいと思います。ちなみに、ここのネットシステムには繋がっていませんけど、うち秘書がタブレット端末使ってやっているのは、かなり業務が効率化されましたよ。今までやと紙でいちいち持っていったり、ファックスしたりせなあかんかったやつを、タブレットでやるようにしていることについては、効率化されたと思いますけどね。
                                                            以上

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