現在位置:
  1. トップページ >
  2. 健康・福祉・子ども >
  3. 子ども・少子化対策 >
  4. 妊娠・出産 >
  5. 切れ目のない妊産婦ケア・乳幼児ケアの充実 >
  6.  HTLV-1母子感染予防対策
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  子ども・福祉部  >
  3. 子どもの育ち支援課  >
  4.  母子保健班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和02年02月27日

HTLV-1母子感染予防対策

 

HTLV-1ウイルスについて

HTLV-1とは、ヒトT細胞白血病ウイルス(Human T-cell Leukemia Virus Type 1)の略称で、
血液中の白血球のひとつであるリンパ球に感染するウイルスです。

HTLV-1に感染していても、ほとんどの方は生涯病気になることはありません。
しかし、一部の方は、ATL(成人T細胞白血病)といわれる血液の病気や、
HAM(HTLV-1関連脊髄症)といわれる神経の病気などを発症する場合があります。

主な感染経路は、母子感染と性行為による感染です。
普通の日常生活で感染するものではありません。

HTLV-1抗体検査について

HTLV-1抗体検査は、妊娠30週頃までに、妊婦健診を受診した際の血液検査で行います。
この検査で陰性であれば感染はしていません。この検査で陽性となった場合は、この検査だけでは
本当に感染しているかどうか分からないので、さらに精密検査を受ける必要があります。

リーフレット「母子感染を知っていますか?」

栄養方法の選択について

赤ちゃんへの主な感染経路は、HTLV-1に感染したお母さんの母乳を介した母子感染ですが、栄養方法についてはお母さんの気持ちを大切にしつつ、それぞれのメリット・デメリットを十分に考えたうえで選択してください。
母乳を制限しなかった場合の母子感染率は15-20%、人工栄養のみで育てた場合は3-6%となっており、赤ちゃんへの感染の可能性を下げるために最も確実な方法は、母乳をあげずに人工栄養のみをあげることですが、どちらを希望する場合でも、産科主治医、助産師、保健師等に相談しましょう。

医療関係者、支援に携わる方へ

三重県におけるHTLV-1母子感染予防対策について、マニュアルを作成しています。
医療関係者や市町保健師等、支援に携わる方はぜひ下記をご参照ください。

三重県HTLV-1母子感染予防対策マニュアル(第4版)

参考リンク

厚生労働省 HTLV-1情報ページ

HTLV-1母子感染予防対策マニュアル(第2版)

令和4年度厚生労働科学研究費補助金(健やか次世代育成総合研究事業)「HTLV-1母子感染対策および支援体制の課題の検討と対策に関する研究(研究代表者 内丸薫)

HTLV-1キャリア指導の手引き

平成22年度厚生労働科学研究費補助金「本邦におけるHTLV-1感染及び関連疾患の実態調査と総合対策」(研究代表者 山口一成)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 子ども・福祉部 子どもの育ち支援課 母子保健班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁2階)
電話番号:059-224-2248 
ファクス番号:059-224-2270 
メールアドレス:sodachi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000210092