三重県内経済情勢(令和6年4月の指標から)(三重県景気動向指数を含みます)
令和6年6月28日
(景気判断資料)
三重県内経済は、足踏み状態となっている。
1.三重県内経済情勢の概要
【生産】
生産は、持ち直しの兆しがみられる。
鉱工業生産指数は、2か月連続で前月比増となり、7か月後方移動平均でみても、前月から小幅に上昇した。
【個人消費】
個人消費は、持ち直しの動きに足踏みがみられる。
大型小売店(百貨店・スーパー)販売額の前年同月比(既存店調整値)は、3か月ぶりにマイナスとなったが、7か月後方移動平均でみると、前月から小幅に上昇した。
自動車(新車)登録台数(軽自動車を除く)及び軽自動車(新車)販売台数の合計の前年同月比は、4か月連続でマイナスとなり、7か月後方移動平均でみても、前月から減少した。
【雇用情勢】
雇用情勢は、弱さがみられる。
有効求人倍率は1.21倍で、前月を0.01ポイント下回った。
2.三重県景気動向指数の概要
【CI(コンポジット・インデックス)の動向】
令和6年4月のCI(令和2年=100)の速報値は、先行指数112.7、一致指数116.3、遅行指数95.8となった。
先行指数は、前月と比較して3.4ポイント下降した。3 か月後方移動平均は0.13ポイント下降し、10か月連続で下降した。7か月後方移動平均は0.6ポイント下降し、8か月連続で下降した。
一致指数は、前月と比較して5.5ポイント上昇した。3か月後方移動平均は0.87ポイント上昇し、4か月ぶりに上昇した。7か月後方移動平均は0.06ポイント下降し、4か月連続で下降した。
遅行指数は、前月と比較して1.1ポイント上昇した。3か月後方移動平均は0.1ポイント上昇し、6か月ぶりに上昇した。7か月後方移動平均は0.36ポイント下降し、10か月連続で下降した。
【DI(ディフュージョン・インデックス)の動向】
令和6年4月のDI の速報値は、先行指数62.5%、一致指数62.5%、遅行指数57.1%となった。
一致指数(景気の現状を示す指標)は、景気判断の分かれ目となる50%ラインを8か月ぶりに上回っ
た。
報告書、統計表のダウンロード
三重県内経済情勢(1857KB)(三重県景気動向指数を含みます)
参考
三重県景気動向指数の改定について (763KB)〔令和4年10月3日掲載〕
ご注意
- 三重県景気動向指数は、平成21年4月分の公表から、景気変動の大きさやテンポといった量感を把握できるCI(コンポジット・インデックス)を中心とする公表形態にしております。
- 用語の意味をご確認いただく際には、リンクをクリックして該当ページをご覧いただくか、別途「景気動向指数の解説」のページをご覧ください。
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