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平成25年06月07日

三重の統計 - みえDataBox

 

【Hello!とうけい】vol.188 いろいろあるよ。三重の漁業

 

シンボルマーク   今年11月1日付けで「2013年漁業センサス」が実施されます。この調査は5年ごとに行われて、今回で13回目になります。2008年漁業センサスにおいて、三重県の漁家(統計では個人経営体といいます。)数は4,998で全国で5番目になっています。

  漁家数

  今回は、2008年漁業センサスの調査結果の中から、三重県の漁業種類について見てみました。

 

 漁業種類とは、いわゆる魚の獲り方で、かつおの一本釣やいか釣などの釣漁、はえ縄漁やいろいろな網を使った網漁、貝や海草を取る栽貝・採藻、魚などを育てて獲る養殖などをいいます。漁業センサスでは、漁家の営んだ漁業種類で調査をしており、全国で共通して行われている漁業種類(全国漁業種類)と県が独自で設定した漁業種類(地方選定漁業種類)があり、2008年では三重県では7つ設定しました。

 

 代表的なものを紹介しますと、最近、ドラマなどで話題になっています、「海女(あま)漁業」があります。全国的には「採貝、採藻」に分類されますが、三重県では盛んな漁業種類であることから、地方選定漁業種類として設定しました。その結果、海女漁業を営む経営体は968経営体で、その99%が、鳥羽市と志摩市にあります。

  あわび              伊勢えび             

 じょれん

 また、三重県では貝類等を捕獲するための道具として「じょれん(鋤簾)」を使用する地域も多いことから、『「採貝」(じょれん)』を地方選定漁業種類に設定したところ、『「採貝」(じょれん)』を営む経営体は1,060経営体でした。地域的には、伊勢湾内から志摩半島にかけて広く分布しています。

 ※ 「じょれん」の使用は、三重県の規則で、漁業者が漁業を営むためにする場合等を除き、禁止されています。

 

 このように、地域性のある調査結果もわかるようになり、より身近な調査になっております。

 2013年漁業センサスへのご理解・ご回答をよろしくお願いします。

 

   

漁業センサスの結果概要は http://www.maff.go.jp/j/tokei/census/fc/index.html で、

三重県の統計情報は「みえDataBox」/DATABOX/index.htmでご覧いただけます。

 

次回のHello!とうけい♪vol.189は、平成25年8月28日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 政策企画部 統計課 〒514-0004 
津市栄町1丁目954(栄町庁舎2階)
電話番号:059-224-2044 
ファクス番号:059-224-2046 
メールアドレス:tokei@pref.mie.lg.jp

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