スーパーの商品やガソリンの価格など、日常生活の中でも「値段が上がったな」と感じる場面が多いのではないでしょうか。
では、実際に物価はどれぐらい上がっているのでしょうか。
今回は、物価の動きを表す指標である「消費者物価指数」について紹介します。
消費者物価指数は、私たちが普段購入している商品やサービスの価格が、全体としてどのように変化しているのかを示す指標です。
景気動向やエネルギー価格など、さまざまな要因の影響を受けて変動することから、「経済の体温計」と表現されることもあります。
消費者物価指数では、基準となる年の平均を100として、現在の物価水準を表します。現在の基準年は令和2年(2020年)です。
例えば、指数が103.4の場合、基準年と比べて物価が3.4%上昇したことを意味します。
それでは、三重県津市の消費者物価指数の動きを見ていきましょう。
下のグラフは、2016年から2025年までの総合指数の推移を表したものです。
グラフを見ると、全体として上昇傾向にあることがわかります。特に、2021年以降は上昇のペースが大きくなっています。
2025年の指数は110.9となっており、2020年と比べて10.9%上昇しました。これは、2020年に1,000円だったものが、単純計算で約1,109円になったイメージです。

次に、より身近な分野ごとの動きを見てみましょう。
今回は、「食料」「光熱・水道」「被服及び履物」「教育」の4つを取り上げます。
食料、光熱・水道、被服及び履物は、総合指数と同じように上昇傾向が見られます。特に、日常的に購入する機会の多い食料や光熱費の上昇は、生活の中でも実感しやすいかもしれません。
一方で、教育は緩やかな低下傾向となっており、総合指数とは異なる動きが見られます。

このように、物価は全体として上昇していても、分野によって動き方は異なります。
今回紹介したのは一部の分類のみですが、消費者物価指数にはさらに細かい品目ごとのデータもあります。
「よく買う商品の値段はどう変化しているのだろう?」と気になった方は、調べてみるのも面白いかもしれませんね。
もっと詳しく知りたい方は、政府統計の総合窓口 e-Stat(消費者物価指数)をご利用ください。
次回のHello!とうけい♪vol.295は、令和8年7月22日(水曜日)掲載予定です。お楽しみに!