みえ行政経営体系
みえ行政経営体系構築までの経緯
三重県では、1997(平成9)年度に策定した総合計画「三重のくにづくり宣言」に基づき県政を展開し、また、その運営体制づくりという観点から政策推進システムをはじめ、様々なマネジメントシステムを構築してきました。業務管理型から目的達成型へ行政運営の転換を目指した一連の取組の結果、全国的にみても先進的なマネジメントシステムと言われるようになり、より県民の視点に立った県政運営への転換が進みました。
しかし、行政の分野ではあまり前例のない先進的なシステムの導入を図ってきたこともあり、その時々には目的に照らして最善の設計であったとしても、導入してはじめて見えてくる問題点もあります。
また、新しい総合計画「県民しあわせプラン」を着実に推進するためには、この計画に相応しい行政運営の仕組みを構築することが求められていました。
このようなことから、2003(平成15)年度に、様々な行政運営の仕組みがより体系的、効果的に機能するようシステム全般にわたって見直し、目的志向・成果志向・顧客志向といった経営型の行政運営の定着を目指した全体最適な県政運営の仕組み(トータルマネジメントシステム)として、みえ行政経営体系を構築しました。
みえ行政経営体系のあらまし
みえ行政経営体系の主要な仕組みに対する職員の理解度
平成18年度経営品質アセスメント結果における改善取組
三重県全庁の組織運営の成熟度を把握し、今後の改善活動につなげるため、 平成18年度に日本経営品質賞審査基準に基づくアセスメントを受検しました。その結果を受けて、平成19年度から3年間をかけて「みえ行政経営体系」の様々な仕組みについて改善に取り組みました。