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ベンチマーキングとは

 「ベンチマーキング」についてはいろいろな定義がありますが、三重県では次のようにとらえています。

「自組織の仕事の仕方、機能などを、「ベスト・プラクティス」と呼ばれる優れた仕事の仕方を見つけ、自組織に合うように適用することにより、政策やサービス内容などの品質の向上、スピードアップ、コスト削減等の成果を向上させ、これにより顧客から優れていると評価されるようになるための活動」

「ベンチマーキング」自体は単なる手法です。「ベンチマーキング」自体が改革要素の内容の充実を保証するものではありません。この手法を如何に上手く活用するかという点で、手法を使う側の考え方・姿勢・熱意が問われることになります。

ベンチマーキング」の定義(参考)

「組織が改善活動を行うときに、業界を超えて世界で最も優れた方法あるいはプロセスを実行している組織から、その実践方法(プラクティス)を学び、自社に適した形で導入して大きな改善に結びつけるための一連の活動」

参考文献:日本経営品質賞委員会(2002)「日本経営品質賞アセスメント基準書(2002年度版)」

ベンチマーキングのポイント

▼ パフォーマンスの改善

パフォーマンスを向上させることに繋がることを対象に、ベンチマーキングすることになります。

つまり、民間では企業の戦略を実現することや顧客満足に重要な影響があることが、ベンチマーキングテーマになります。どのようなテーマを選定するかが重要になります。日本企業では、財務データはあるのですが、中間のデータが少ないようで、このことがベンチマーキングを妨げている理由の一つと言われています。

ある自動車メーカーでは、現場のプロセスの数値から雑巾の数まで把握しており、すべて数値が比較でき、そのデータの差を生み出しているプロセスを改善しているとのことです。また、そのような風土があるとのことです。行政では、成果が客観的に比較できるプロセスデータが少ないことが、プロセスベンチマーキングを阻害している理由の一つと考えられます。

▼ 世界中の組織から学ぶ

組織が生み出す価値(製品、サービス)は違っても、プロセスは同じ部分が多くあり、あらゆる組織から学ぶことができます。特に、競争上の組織より異業種に違った発想があり工夫がある効果が大きいと言われています。

▼ 実践方法に学ぶ

優れた業績を出している組織の方法・ノウハウ・マネジメントなどの活動に学ぶということです。特に、プロセスの改革・改善がベンチマーキングの改革・改善テーマになります。プロセスとは、顧客にとって高い価値を関連組織と連携して創り出し届ける活動のすべてといわれています。

特に組織間の連携を視点とした機能を横断するところに問題点が多く、改善効果が大きいと言われています。行政でも本庁と地域機間、県と市町村、県と他の団体間など、他の組織と連携して県民にサービスを提供する場合、組織間の連携が重要になります。

▼ 見つけ出すこと

ベスト・プラクティスは簡単に見つかるものではありません。優れている相手のベスト・プラクティスを洞察力を持ってを探し出し、なぜ相手が優れているのか、どのような考え方のもとにどのようにしているのか、学ぶことができる点は何か、注意深く探す必要があります。

▼ 適応させること

相手のやり方をそのまま導入することではありません。自らの組織に上手く活用出来るよう形を変える必要があります。

▼ プロセス

継続的な改革・改善活動であると言うことです。ベンチマーキングは手法とも理解されますが、組織の運営の一部として位置づけ常にベスト・プラクティスで改善していくプロセスと理解されます。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 行財政改革推進課 行財政改革班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2231 
ファクス番号:059-224-3170 
メールアドレス:gyoukaku@pref.mie.lg.jp

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