平成16年度の取り組み
(1)庁内推進体制
行政経営品質向上活動を推進する体制として、下記の会議を中心にして推進しています。
1.行政経営品質推進責任者会議
(各部局のアセスメント担当総括マネージャー、副局長で構成)
- 副知事を議長として必要に応じて開催し、全庁的な推進について協議します。
2.行政経営品質アセッサー会議(各部局の推進者を中心に構成)
- 毎月1回開催し、各部局・県民局の取組事例や成功事例のついての情報交換・共有に重きを置きながら、少人数による討議による議題の深堀を図りながら改善に向けて活発な議論を行っていきます。
(2)各部局の取組と部局間相互アセスメントの実施
各部局・県民局において推進活動の羅針盤とも言える「組織プロフィール」を明らかにした上で、中期的な推進計画の中に部局間相互アセスメントを位置付けて取り組むこととし、継続的な改善活動となるよう推進しています。
部局間相互アセスメントの実施にあたっては、外部の視点でのアセスメントの実施と内部アセッサーの資質向上のため、アセスメントチームに外部アセッサーを公募により参画していただいきました。昨年度は1チームに1人参画していただきましたが、本年度は6名のうち半数の3名の方に参画いただいています。
各部局・県民局では、それぞれの特性に応じた独自の取組が育ってきており、継続した取組となりつつあります。
<部局間相互アセスメント体制図>
(3)マネジメント単位での取組
各室の室長を対象に、経営品質の基本的な考え方や実際の取組を通じて理解し、活用できることを目的にマネジメント研修を実施しました。
「率先実行取組」を部局長、総括室長、室長、一般職員と展開していく中で、対話の促進を図り、職員自身の内発的な取組を促すよう取り組んでいます。
(4)職員研修会・勉強会
経営品質向上活動の更なる浸透を図るため、グループリーダーを対象に経営品質向上の考え方やリーダーシップについての研修を行います。
各部局・県民局では独自の取組として、民間企業の取組についての講演会やビデオなどを活用して勉強する研修会など実態に応じて開催しています。
身近な話題から気づきや考えてもらうきっかけとなるよう、毎週メールマガジンを全職員を対象に発行しています。