平成18年度 第1回労使協働委員会 概要
(日時) 平成18年4月26日(水) 16:00~17:05
(場所) プレゼンテーションルーム
(参加者) 県)知事、総務部長、総務部副部長、総務部総括室長(財政・施設分野)
経営総務室長、人材政策室長、給与福利室長、管財室長 他
組合)中央執行委員長、同副委員長、書記長、書記次長 他
(議題) 1 部局、地域労使協働委員会について
2 「気づき」を活かした県政運営について
3 総勤務時間縮減運動について
4 その他
※ 議題に入る前に知事及び委員長よりそれぞれあいさつ
(知事あいさつ)
・ 4月3日付けで職員あてに笑顔で対話するようメッセージを出したところである。
・ 「気づき」を活かした県政運営についても一定の進捗が見られるが、まだ、本格的に実施し始めて1年が経過したところであり、これからも進めていかなければならない。
・ 経営品質向上活動に関連して、先日、新聞記事の論説に「日本型改革モデルは、現場の人々の英知を信じることを基本にしている」とあったが、その通りだと思う。
(委員長あいさつ)
・ 県庁の組織が変わったので、それに対応して労使協働委員会をどのように運営していったらよいか確認したい。
・ 知事からも指摘があったが、現場重視は大事なことである。現場での意見をふまえ、対話を活性化していくことが、労使協働委員会の役割でもあると考えており、今後ともよろしくお願いしたい。
1 部局、地域労使協働委員会について
2 「気づき」を活かした県政運営について
※ 事務局(松田特命監)から別添資料1及び2により説明
・ 部局労協で協議された「提案」は総計で288件あり、また、他部局等への提案件数も相当数ある。本格的な実施から1年だが、活発に取組が行われたという印象を受ける。
・ 昨年度の取組スケジュールでは、2サイクルを基本としていたが、一律2回は厳しいという意見があり、今年度については、1サイクルを目安としたい。ただし、これは1サイクルすればよいということではなく、課題があればいつでも協議することができるという点は確認しておきたい。
・ 県土整備部で実施している「いきいきドボク」の取組は、「気づき」を活かした県政運営としては集計されていないが、一度双方でよく実態を調べ、「気づき」と併せて集計することができるか否か確認する。
・ 労協は県と組合の共同アピールに基づいて行っているものであるが、労協の運営における非組合員の取り扱いについて課題があると認識している。
3 総勤務時間縮減運動について
※ 経営総務室長から別添資料3により説明
・ 3月時点での見込みでは、もう少し減少するかと思っていたが、実績を見るとあまり減少していない。500時間超勤務者も平成15年度と比べると、実は減少しておらず、超長時間勤務対策は効果を上げていないのではないか。
・ 昨年度は平成15年度に比べて減少していないということだが、(二元代表制を標榜するなど議会が元気であることを受け)議会対応業務が増加したこととも関連があるのではないか。
・ ある程度の関連はあるかもしれないが、時間外が多いところや増えたところにはそれ以外にそれぞれに要因があると考えている。
・ ISO14001の取組を進めているが、紙の使用量がなかなか減らない。時間外勤務と紙や電気の使用量は相関関係にあると思う。
・ 仕事量を減らすことをお互い考えなければならないのではないか。現場で知恵を出すのも限界である。
・ 事務事業のサンセットはなかなか難しい。新しい仕事が増えても、なかなか今までの仕事を切ることができない。本質的に、職員の皆さんは、それぞれの仕事に対して真摯な姿勢で臨んでいるということもあるだろう。
4 その他
※ 事務局(松田特命監)から別添資料4により説明
(第6回労使協働セミナーについては、特に意見なし。)
・ 職場訪問については、単独地域機関などを対象に、上期、下期各1回程度お願いしたい。
・ その方向で日程調整を行いたい。