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平成22年05月11日

平成21年度 第3回中央労使協働委員会 概要

 

(日時) 平成21年12月25日(金) 10:00~11:45

(場所) プレゼンテーションルーム

(参加者) 県)知事、安田副知事、総務部長、総務部副部長、総務部総括室長、経営総務室長、
                  人材政策室長、福利厚生室長、管財室長 他

      組合)中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長、書記次長 他

(議題) 1 職員満足度アンケート2009について

       2 総勤務時間縮減運動について

       3 その他事項について

 ※       議題に入る前に知事及び委員長よりそれぞれあいさつ

 

(知事あいさつ)

・    今年1年いろいろと現場でご苦労いただき、感謝申し上げたい。

・    県庁を取り巻く厳しさがいろいろ出てきているので、労使協働の効果をどう挙げていくのかお互いに苦心するところもあると思う。

・    しかし、時代の峠であり、政権も代わったので、仕事のやり方についても新たな発想でチャレンジしていかなければならない。

・    来年度以降も取り組みを検証しながら、効果ある方法をお互いに追及していきたい。

 

(委員長あいさつ)

・    この1年お世話になり、感謝申し上げたい。

・    労使協働委員会も来年5月で丸十年を迎えることになる。まだまだ課題は残っているが、この10年で職員の地位向上、県政の前進、労使関係の安定など様々な面で果たしてきた役割は大きいと思う。

・    しかし、一方では、マンネリ化を感じる部分もあり、もう少し新しい取り組みができるのではないかと思っている。今後とも検証と工夫を続けていきたいので、よろしくお願いしたい。

 

1.職員満足度アンケート2009について

※ 人材政策室長から資料を説明

以下、発言は○が労側、●が使側である。

 

(知事) 休憩・休息場所に係る満足度が低い。物理的な条件も関係あるだろうが、この結果はどう見たらよいのか。

 ● やはり物理的な問題が大きいと思われる。

(委員長) 休憩・休息場所については2年ほど前に労使で整備したが、使い勝手が悪いという面がまだあるのかも知れない。

(副知事) ハード面については昔に比べ良くなったと思うが、女性がいると入りにくいと感じる時がある。

 ● 特に地域庁舎では、スペースが一つだと入りにくいという声を聞く。

(知事) 津庁舎の満足度が低いが、例えば、項目別や男女別等で分析できるのであれば、より詳細に原因が分かるのではないか。

出納局の満足度が低いのは意外な感じがするが。

 ● 不適正経理への対応や電子入札など業務上の問題があるように聞いている。また、対象者数が少ないので、全体への影響が大きい面もあると思われる。 

(知事) 全体として職場環境に関する満足度が下がっているようだが、ハラスメントや研修参加の事項は改善できるのではないか。

(委員長) ハラスメントに関してはいろいろと研修を実施してもらっていると思うが。 

 ● 階層別研修のほか、新任の副室長等への研修を実施している。

(委員長) ハラスメント相談窓口への相談状況はどうか。

 ● 昨年より増えていると思う。

(知事) 仕事が込んでくると一つ一つの言葉に配慮がなくなって、ハラスメントになる可能性がある。35~39歳の職員の満足度が低いというのが、実感が湧かない。

(委員長) アンケートを始めた頃からその傾向は変わらない。グループ制になってから更に強まったのではないか。 

(知事) 能力をシビアに求められる割に、思うように仕事ができないということがあるのかも知れない。職場環境という点では、冷暖房の効き方の問題もあるのではないか。

(委員長) 各部屋で温度を調節できるといいのだが。部屋毎に暖房を入れるのは、消防法上の問題もあり難しいと聞いたことがある。

 ● ワット数の問題もあり、個々の部屋に入れるのは難しい。

(知事) 今後アンケート結果はどう活用していくのか。

(特命監) アンケート結果については、年明けの部長会議で共有し、職員に周知したい。また、自由記述意見については、分析することで項目ごとの詳細がわかるので、所

管室で対応等を検討してもらったうえで、その結果を職員にフィードバックしたい。

    なお、本日いただいた意見を踏まえ気にかかる部分については更に深く分析したい。

 

2.総勤務時間縮減運動について

※ 経営総務室長から資料を説明

 

(副知事) 増加要因に勤務時間短縮の影響は含まれているのか。

 ● その部分も含まれており、推計では8%ほどの影響である。従って、全体の増加分のうち6%程度が実質的な時間外勤務時間の増加分と見られる。

 ○ 総勤務時間の増加については、緊急雇用対策への対応や世界新体操など様々な要因があると思うが、そのような業務増が、直接時間外勤務の増加につながったと言い切れない部分もあるのではないか。ここ3年間で340名程度の定数削減が進められているが、定数削減に見合った業務削減があるかというと、そういうわけでもなく、その辺の影響が大きいのではないか。

   今年は管理職の方々が先頭に立って総勤務時間の縮減を進めていただいているが、なかなか抜本的な取り組みが見られない。

 ● より具体的な取組内容は1月末に取りまとめる予定だが、県土整備部では、業務の平準化のため、地域機関へ職員を派遣して設計業務にあたらせている例もあると聞いた。

(副知事) 先日TVで神奈川県の取り組みを紹介していた。時間外ゼロ運動という名称だが、取り組んでいる内容は、残業する場合は自分の机以外の電気を消すだとか、時間外勤務の事前承認を徹底するなど特段変わったことではなかった。従来、県でも取り組んできたことだが、やはり徹底の度合いが違うのだろう。

(委員長) 県の場合、一時期、総勤務時間縮減をかなり徹底したおかげで、いわば無駄な残業はなくなったと思う。今時間外として出ているのは生の部分だと思われる。定数削減の影響もあり、抜本的な業務削減に取り組まなければならない。

(知事) 以前、ある所属長から「生活残業はどうやったらいいのか」と所属職員から質問を受けたとの話を聞いたことがある。そのような実態があるのではないか。一方で、厳しくすればふろしき残業ということにもなりかねないが、今は給料も下がっているので、残業により補填しようという心理があるのかもしれない。

   例えば、夜7時半に一斉に消灯すると決め、どうしても残業しなければならない場合は、所属長から総務部に申請し、承認を得るという取り組みを数ヶ月試行して、効果を検証してみてはどうか。

   所属長から見て、やらなくてもいい仕事を土日に出てきてまでやっている場合もあると聞く。職員自身何をすべきかわからない面もあるのではないか。

(委員長) 時間外勤務の事前命令を徹底することは当たり前の話として、職員が土日に出てきて仕事しているのに何をしているのか分からないということ自体が問題ではないか。

 ● 確かに建前では事前命令が必要だが、一人一人の状況を所属長が把握するのは難しいし、職員からしても、いちいち承認を得るのは手間だという面もあると思う。

(委員長) 何時まで時間外勤務を行うというところまで事前命令を得るのは無理でも、今日残業するかどうかぐらいは把握しておくべきではないか。

 ● 電車一本でも早く帰ろうと意識するだけで違ってくるはずである。

(知事) 民間企業ではコスト削減に対する意識は強いと思うが、公務職場ではそういう意識が働きにくい。また、不景気になればなるほど、行政への要求が強くなる面もある。

(委員長) やはり事前命令を徹底いただくことと仕事自体を削減する必要があると思う。

 ○ 昨年度に続き総勤務時間が増加している以上、各部局で腹を決めて業務を抜本的に見直さなければ無理である。来年の定数削減を見据えて議論をお願いしたい。

(知事) 所属長のマネジメントの問題は第一として、一度神奈川県の取り組みを調べて労使で取り組んではどうか 

(委員長) 今年は、現職死亡が例年に比べて非常に多くなっている。総勤務時間の増加との直接的な因果関係はわからないが、何かの機会に各部局長にもその辺の認識を共有してほしい。

 ● 年明けの部長会議の場で共有したい。

(副知事) 時間外勤務の事前命令についてもその場で改めて共有してはどうか。

(知事) 総勤務時間縮減に係る取り組みについては、次回の中央労協で検討結果を出せるように検討を進めてほしい。

 

3.その他

  ※ 総務部人権・労使協働特命監から資料を説明

・次世代育成のための行動計画-特定事業主行動計画後期計画(案)

(副知事) 子ども手当の関係で環境変化があると思うが、その辺もふまえて検討を。

(特命監) 今後最終案を取りまとめるにあたって検討したい。

(委員長) 代替職員の確保は極めて大きな問題だと思う。計画案にはその辺が触れられていないが、誰が責任を持って取り組むのか。

    育休代替については、従来、一定枠を設けて対応いただいているが、専門技術職の代替はなかなか難しい。ただ、先を見越した採用を検討することもできるのではないか。小委員会ではその辺の議論はなかったか。

(特命監) 今後織り込める部分は織り込んでいきたい。

 

・支えあい小委員会からの提案

(特命監) 支えあい小委員会からの提案については、本日のご意見もふまえて更に検討し、次回ご報告したいが、一点、小委員会で総勤務時間縮減に関し、チャイムを復活させてはどうかとの議論があり、そういう方向で検討したいが、一定の設備投資も必要となる。皆さんのご意見をお聞きしたい。

 ● メリハリをつける意味で、一度考えるのも良いと思う。

 ● 四日市庁舎では経営品質向上の取り組みの中で、始業前に軽音楽を流していたと思うが、やり方はいろいろあるのではないか。

(特命監) やり方はいろいろあると思われるが、メリハリをつける意味でチャイムを復活させることについて、来年4月から実施できるよう検討を進めたい。

 

 ○ 代替職員の件について、小委員会では育休がもっと積極的に取れるよう環境整備が必要との意見があったが、採用や体制の問題も絡むので議論の対象外になった経緯がある。改めてご意見が聞きたい。

(知事) 津保健福祉事務所を職場訪問した際、技術職の欠員がなかなか埋まらないとの話を聞いた。予測できるものは対応すべきだと思う。総務部でも検討してほしい。

 ● どうしても必要な場合は、事務職でも可能な技術ポストに事務職を回して対応するという方法もある。

(知事) 例えば、フリーで動ける職員を確保しておけないか。職場による繁閑時期の違いや突発事態にも対応可能となる。ただ、専門技術職の代替は難しいかもしれない。総務部でも何かいい知恵が出せるよう検討し、この場で報告してほしい。

(委員長) 先ほどの特定事業主行動計画で、男女共同に係る労務政策について記述がないのはどうかと思う。

(特命監) 中間案では所属長の役割に書き込んでいる部分もあるので、総務部として取り組むべき事項があれば抜き出して記述することも検討したい。

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三重県 総務部 人事課 育成・研修センター班 〒514-8570 
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