現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 県政運営 >
  4. 労使協働委員会 >
  5. 委員会概要 >
  6. 平成26年度 >
  7.  労使協働委員会-平成26年11月19日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 人事課  >
  4.  育成・研修センター班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成26年11月28日

平成26年度 第2回中央労使協働委員会 概要 

(日時) 平成26年11月19日(水) 8:45~9:45

(場所) プレゼンテーションルーム

(参加者) 県)知事、植田副知事、総務部長、総務部副部長(行政運営担当)、総務部副部長(財政運営   

      担当)、総務課長、行財政改革推進課長、人事課長、福利厚生課長、管財課長

      組合)中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長 他

(議題) 1 ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について

       2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2014の概要について

 ※ 議題に入る前に知事及び委員長のあいさつ

(知事あいさつ)

・ 今年度からスタートしたワーク・ライフ・マネジメントの取組については、課題もあるが順調に推移してい る。新たな取組で職員の皆さんもとまどった部分があったかと思うが、大局を眺めれば、こういった取組が組織に定着していくことが、一般職も管理職も含めて、県庁全体のよい職場環境を作っていくことにつながる。ねばり強く取組を進めていけば、多くの職員が理解を示してくれると思うし、管理職のマネジメントにもしっかり反映されていくと思う。

・ 今回の成果や課題をふまえて、名実ともに日本一働きやすい県庁(しょくば)と言われるように、がんばっていきたい。今日は率直な忌憚のない議論をお願いしたい。

(委員長あいさつ)

・ 日本一働きやすい県庁(しょくば)アンケートの全体の満足度が過去最高の値となった。色々な要因はあるが、労使協働の取組の表れであると考えている。

・ ワーク・ライフ・マネジメントについては、よかったという声は受け止めて前に進むことが大事だと考える。しかし、定着しきれてない部分もあるので、どう検証して前へ進めていくか、限られた時間であるが、しっかりと議論したい。

1 ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について

※ 行財政改革推進課長から資料説明

以下、発言は○が労側、●が使側である。

〇 超長時間勤務者の削減について、現時点では、少ない見込みになっているが、最終は例年増える傾向にある。職員側も留意して取り組んでいくが、管理職側にも気配りをお願いしたい。

 ● 超長時間勤務者の削減についての意識は高まっており、各所属において業務分担を考えていると聞いているが、今後も一部の人に業務がかたよらないよう周知していきたい。

 〇 資料に記載のあるほかにも、業務見直しや目標値が個人に押し付けられているという声もある。所属単位での取組にも限界があるので、職員が削減を実感できるよう、各部局長の思い切った取組を期待する。

 ● 大きな業務削減はわかりやすいが、なかなか難しい。一方、資料に記載の別記4のような小さな改善の積み重ねも大事である。業務削減も大事であるので、少しでも変わっていくように、引き続き周知していきたい。

〇 ワーク・ライフ・マネジメントに取り組み、今年度から業務削減をお願いしているが、予算がきまっているとなかなかできない。ぜひ今後の予算編成プロセスのなかで業務削減を進めていただきたい。

 (委員長)

・ワーク・ライフ・マネジメントの進め方を具体的に決めているときに今年度の予算はすでに決まっていた。来年度予算は、事業の組み立ても何か違うなというワーク・ライフ・マネジメントを意識した予算にしてほしい。

 ● 更なる選択と集中による事業の見直し等については、予算調製方針に掲げている。また予算の優先度判断の議論等の中でも議論を進めていきたい。

 (委員長)

・予算のなかでワーク・ライフ・マネジメントがどう生かされているのか示すことができるといい。

〇 予算のカットという言葉に抵抗があるのではないか。業務削減は念仏のようにお願いしている。

 (副知事)

・優先度判断のなかで、優先度Bへ位置づけてもらったら事業は減る。事業をしている側はなかなかやめられないサービスがあるかもしれない。業務の無駄を省くことも同時にしていく必要がある。管理職も担当さんも両方頑張る必要がある。

 (知事)

・事業そのものの廃止は難しいが、細々事業は、一定の年数がたっているものなど、所属長がしっかりみて削減してほしい。新規事業は、つめが甘いため、予算査定の過程でブレが大きく、職員の負担につながっているように思うので、部局長にはそういった部分の配慮が必要と思う。

(委員長)

・事業を作るときはその分何をやめたか確認してほしい。

● 事業をビルドするときは、廃止する事業は必ず出すようにお願いしている。

 (知事)

・予算額のスクラップビルドはしているが、業務量のスクラップビルドはしていない。予算額の観点だけでなく、業務量という観点でも考えていく必要がある。難しい部分でもあるので、まず細かい取組を積み重ね、全体的な風土の部分はボトムアップで行う部分と、トップダウンで行う両面があると思うので一緒に頑張っていきましょう。

 〇 ライフ・マネジメント支援の部分では、対話の回数が増加し、次世代育成や介護の部分を把握してもらえるという好意的な意見が多い。一部には、書きたくないこともあり無理強いしないような配慮が必要であると思っている。

● ワーク・ライフ・マネジメントシートの趣旨は、配慮してほしいことを中心に書いてほしいと進めているつもりであるが、引き続き周知していきたい。

〇 ライフまで書かされるという誤解がまだ残っており、趣旨がいきわたっていない部分もあるので、今後工夫していきたい。

〇 部局労協等に出席していると、ワーク・ライフ・マネジメントシートに次世代育成や介護について該当ありませんと記載している所属があった。所属長は雰囲気を作ってもらっているが、シートに記載すると公務員的に書いてしまう。せっかく文化が変わってきていることを感じてもらえるような工夫が必要だと思う。

● 少しでも変わっていくことは大事だと思う。工夫を一緒に考えてほしい。

〇 サービス残業について、ホットラインへの相談はゼロであるが、自分より遅く残っている人の時間外が自分より少ないなど残業の申請を自粛しているような実態もあると聞いている。健康管理の面からも、時間外勤務の数字だけでなく実態も見ながら配慮していただきたい。

● 本来、命令があって時間外勤務となる。健康管理上等問題であるので、しっかり周知していきたい。

〇 育休取得職員への支援として、「ほっとサロン」を8月に尾鷲で、11月には津市で開催する予定である。復帰した後どういう風に仕事をしていくことがよいか等活発に話し合われたところである。育ボスについて進めてもらっているが、まだどんなものかイメージがつかめていないようで概念が浸透していない。民間企業の事例等を各所属に情報提供してほしい。

〇 産育休取得者への情報提供について、人事課のメールマガジン以外に各所属レベルで取り組んでいる所属もあるので、参考にしてほしい。

● 育ボスの周知、産育休取得者への情報提供については、どんな工夫ができるかも含めて相談・検討させてもらいたい。

  2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2014の概要について 

※ 人権・労使協働監から資料説明

〇 設問27の職場で「ワーク」と「ライフ」を充実させていこうとする雰囲気については、平均的な点数であるが、設問28の個人の「ワーク」と「ライフ」の充実ができているかという問いについては、0.5点ほど低い点数となっており、これからの課題と考える。まずは設問28の値が設問27の値に追いつくことを目指して、取組を進めていきたい。

● 設問27と28については、27の満足度が高いと28も高いという傾向がある。まず雰囲気を醸成するのがひとつの方法かと今の段階では考えられる。

〇 全体として結果が上がっているのはいいことである。ただし、防災対策部については、昨年度より満足度が下がっており、設問28の自身のワーク・ライフ・マネジメントに関する問や設問7の休暇の取得について、低い満足度となっている。資料1の【別記2】は目標を上回る数字となっているが、これは、宿直明けは必ず休もうという取組のためであり、それを除くとほとんど休めていないのが現状である。部労協でもしんどいという声があり、対策を検証しているが、総務部も含め協議をお願いしたい。

● 防災対策部については、設問7の満足度が低くなっているが、設問21の仕事のやりがいについては、全体の満足度を上回る結果となっている。他の項目も含めて、部へ情報提供したい。 

〇 設問11の業務見直しに関する問いについては、職階別を見ると、課長級以上が3.59点、補佐級が2.78点、主査級が2.73点、一般が3.04点と課長級以上と補佐級及び主査級の間に0.8点もの差がある。管理職は自分が中心になって一生懸命やっている、これ以上できないぐらいやっていると思っていても、職員の側には形として伝わっていない。

● 対話も進んでいるので、職場でしっかり議論していただくことが大事だと思う。現場の声を吸い上げる必要があるという声もあるので、仕組みも含め、職場でしっかり議論できる組織風土を作っていくのが大切だと考える。

 (委員長)

・職員レベルで不満の声を聴くと、所属長は「考えよ。」と言って部下に考えさせ、自身は見守り、答えが出たら、自身がやった、という思いである。しかし、部下は所属長が自分で旗を振ってやってほしい、というのが表れているのかと思う。肯定的な声と、否定的な声があり、否定的な声の多くは、上から業務見直しということで、また仕事がふってきた、といった内容である。所属長レベルでは、部全体での話なので、部で全体的に考えてもらわないと、という議論になってしまう。

・知事の発言にあったように、トップダウンとボトムアップの両方から取組まなければならないということであると思う。

 ● データが示しているので、部局長も所属長もそれを把握したうえで、所属長も自分に置き換えて、十分議論や対話をしてもらいたい。そこからが始まりだと思う。

〇 設問11の業務見直しの満足度が高いと、設問27の職場での「ワーク」と「ライフ」の充実させていこうとする雰囲気の満足度も高いという一定の傾向がある。今後も引き続き、業務改善をしっかり行ってもらいたい。

 (委員長)

・介護のアンケートはいつ頃実施するのか。

● 現在、労使で協議中である。

 (委員長)

・介護については、時代の要請であり、何かしら手だてができないかという思いがある。

・アンケートの結果では、設問6福利厚生の事業が役立っているかという問の結果が低い。労使共に考えなければならない。 

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 人事課 育成・研修センター班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2103 
ファクス番号:059-224-3170 
メールアドレス:jinji@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000065794