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平成29年度 第2回中央労使協働委員会 概要

(日時) 平成29年12月11日(月) 9:00~10:00
(場所) プレゼンテーションルーム
(参加者) 県)知事、稲垣副知事、総務部長、総務部副部長(行政運営担当)、
       総務部副部長(財政運営担当)、総務課長、行財政改革推進課長、人事課長、
       福利厚生課長、管財課長
     組合)中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長 他
(議 題) 1 ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について
     2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2017の概要について
 
議題に入る前に知事及び委員長のあいさつ
 
(知事)
 今年度、2回目の中央労使協働委員会。
 ワーク・ライフ・マネジメント(以下「WLM」という。)をはじめ様々な取組に県職労の皆様にご協力いただき感謝。今日の議題は、いずれも日本一、働きやすい県庁(しょくば)に繋がるものなので、お互いに検証しながら活発に意見交換したい。課題解決には労使協働が不可欠なので引き続きよろしくお願いしたい。
 
(委員長)
 今年は、7月の労使協働セミナーでトップメッセージを発信いただき、職場ごとに業務改善・課題についても見ていただいているところである。各職場で課題等を1つ1つチェックしていただき、県庁全体で取り組んでいくことが大事だと思う。
 中央労使協働委員会だけで物事が進むわけではないので、各職場で議論が進むよう改めてトップメッセージが必要かもしれない。県職労としても課題解決に向けて取り組んでいくので、引き続きよろしくお願いしたい。
 
以下、発言は○が労側、●が使側である。
 
1 ワーク・ライフ・マネジメントの上半期の検証について
※行財政改革推進課長から資料説明
 
○時間外は目標に向けて概ね順調に進んでいるが、10月に災害対応が生じている。このような状況に対するマネジメントを行いつつも、目標数値ありきにならないようにしてほしい。
 
●災害対応が必要な職場においても、マネジメントを進めてもらっている。
 
○防災対策部においては、災害や北朝鮮への対応など、今年度は突発的な事案が多く、厳しい状況であることは承知おきいただきたい。
 
●班、課を超えた応援体制など、まずは部局内で対応している。また、年度途中の異動を行うなど、どんな対応ができるのか総務部も一緒になって考えている。
 
○時間外について部局によるでこぼこがある。過度な時間外にならないように、業務量に応じた人員配置がなされたうえでマネジメントができるように考慮しながら、時間外縮減に向けて取り組んでいって欲しい。
 
●従来の進行管理に加えて、PDCAサイクルを早く回すため、短いスパンで情報共有している。早い段階で改善できるところから取り組んでいく。
 
●災害があってもできるだけ時間外を少なくするよう、まずはいろんな工夫、努力をしていくことは当然のことである。
 
○職場アクションシートにより短期で随時チェック、対応していくことが、一部の職場でうまくいっていないと聞いている。改善に向けてどのように取り組んでいくのか。
 
●ひとりひとりのWLMにつなげていくという本来のねらいどおりの運用となるよう、具体的に労使で検討していきたい。
 
○シートを作成することで満足せず、作成する過程で所属長が状況を把握することが大事。職場労協等で意見交換していきたい。
 
○特定の職員へ負担が集中し、時間外が高止まりしているところもある。具体な対応をお願いしたい。
 
○36協定を結んでいる職場の中でも、特別延長をしているのが職場の中の1人か2人という状況がある。マネジメントシートやアクションシートを別物だと認識せず、36協定の順守はWLMの中でクリアされるのが本来の姿だと思う。
 
●36協定については、法順守という観点はもちろん、WLMの取組と連動して対応していきたい。
 
○課題がある一方で、時間外を平準化するなど、きちんと取り組めているところもある。良い事例を水平展開していくことも必要。マネジメントが求められる場面で過去の事例を見ることが多いので、そこに生かせる知識を早い段階で集積して次につなげていってほしい。
 
●庁内事例集を作成してイントラサイトに掲載している。新たな事例を追加していきたい。
 
○時差出勤について、朝型勤務導入時からの課題もあるので、課題改善に向けて引き続き協議をお願いしたい。
 
●一定のニーズがあるので、来年度どうするか、労使で協議をしていきたい。
 
○男性職員の育児参加休業等の取得に関しては良い数字なので、引き続き進めてほしい。国と比べて三重県は良い制度が整っており、イクボスの推進など、今後も組合員に勧めていけるような環境整備をお願いしたい。
 
○先日、育休中の職員が集まったが、男性職員の参加もあった。グループトークでは、復帰に不安を感じている声がある一方で、環境に恵まれているといった声も聞こえてきた。そういうことを踏まえて育休者の意識へ広げていけるようにしていただきたい。
 
(委員長)
 8年ほどこの取組を続けているが、職場を離れると疎外感があるので、復帰時のサポートとして次世代育成に関わる制度の紹介等を行っている。
 自分も部分休業を取得したが、お互いさまの精神で、受けたものは返さないと、という話もさせてもらった。
 
●県では、子育て支援や少子化対策に力を入れている。8年ほど続けている取組と聞いて心強く感じたので引き続きよろしくお願いしたい。復帰時の不安感について、戻りやすいしくみができるのか、情報交換していきたい。
 
(委員長)
 育児だけでなく介護への対応も必要な世の中であり、不安なく退職まで勤めてもらえるような環境が必要。
 
(知事)
 災害や選挙があり、年度末に向けていかにマネジメントをして適正な勤務時間にしてもらうかということだが、上半期の検証としては、新しい組織ができたところは時間外が増加したが、今後も常にありうることなので、これからも新しいことが出てきたときに、いかに早急に定常状態に戻してあげるか教訓として次にどうつなげていくかが大事。今後新しい組織ができたときにいかに定常状態に早く戻すためのマネジメントはどうあるべきか、職場でどういう工夫をしていくべきなのか。
 子ども心身発達医療センターについては、職場訪問もして早くから問題提起をしていたにも関わらず時間外が増えたので、上半期の検証、分析により、県庁の今後に生かしていきたい。
 
(委員長)
 子ども心身発達医療センターは100人規模なので一人では対応できない。それぞれのパートでのマネジメントが必要。想定していた課題に対して改善策を作っていたけれども、想定と違うものも出てきた。職場労協であったり、部局の様子も見てもらいたい。
 
●今は少し落ち着いてきているようす。
  
2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2017の概要について
※コンプライアンス・労使協働推進監から資料説明
 
○全体的に、「意欲」の低下が顕著に思われる。
 また、本庁・地域別で見た場合、本庁や県立学校の満足度が上がった一方で、地域庁舎の事務所が下がっている。
 地域庁舎別に見ると、尾鷲庁舎以外の庁舎では満足度が下がっており、とりわけ鈴鹿庁舎が大きく下がっている。
 引き続き、分析して更なる対策を考える必要あると思うがどうか。
 
●鈴鹿庁舎を詳細に見ると「職場環境」、「仕事のやりがい」及び「昇任のしくみ」が低い。
 特に、「仕事のやりがい」が全庁と比較しても低い状況。昨年度と比べては「休暇取得」、「仕事配分、業務量」、「総勤務時間」が点数を下げている。その辺りについて地域労使協働委員会、各部等へ提供して分析を進めていきたい。
 また、「意欲」が低いのは今年だけではなく、ここ数年低い状況である。
 この点について分析したところ、県職員はアンケート等に特有の傾向があると思われる。
 例えば質問が「相談できる人がいるか」、「子育てや介護への理解があるか」など、職場や同僚については評価が高い。一方で「自分の個性や能力を発揮できると感じているか」、「人事異動に満足しているか」、「充実した働き方、生き方ができているか」など自分自身のことについては評価が低い。
 
○少なくとも、「意欲」は昨年度より下がっているがどうか。
 
●現状のままで良いというわけではない。
 昨年度「三重県職員人づくり基本方針」を改定した際にも、職員の主体性を強調させていただき、その趣旨で研修を実施するなどの方策に取り組んでいる。

○1つでも、2つでも数字に表れる改善に取り組んでいきたい。
 
○役職別で見ると、課長補佐級が低い。
 仕事を一番回している、一番考えている世代の満足度が低いのは異様に感じる。対策ができるか否かも含めて今後、議論・分析をしていきたい。
 
○課長補佐級、主査級と一番人数が多い部分の満足度が低いということと、昇任のしくみの満足度が低いという結果を合わせて考えると、意欲対策を何らか講じないと県庁の職場が回っていかないのではないかと感じる。
 この世代がやる気を失うと、県としての機能不全に陥ってしまう恐れもある。モチベーション対策を含めて検討いただきたい。また、県職労としても対策を提言していきたい。
 
●ベテラン職員の知識・経験を生かした職員力公募制度等の方策も含めて考えていきたい。
 また、課長補佐級の人数が多い中で、業務の質や中身とポストの関係もあると思う。広く見て、対策を考えていきたい。
 
(委員長)
 満足度アンケートについては、以前も少し掘り下げようということで課題としていたところである。難しいとは思うが、小委員会において掘り下げをお願いしたい。
 
(知事)
 賛成である。優先順位が高い項目、3項目程度でも分析していきたい。課長補佐級においても、どんな立場の職員なのかも見ていく必要がある。
 今後の日本一、働きやすい県庁(しょくば)を考えた上で、労使で優先順位が高いと思われるものを掘り下げたい。
 
(委員長)
 小委員会において、優先順位の項目を決めて進めていただきたい。
 私も、以前に満足度アンケートについてクロス集計等して分析を行い、満足度・重要度を考えて項目を絞り込んできた経緯がある。
 その中で改善が進んでいない項目があるならば、何らか改善に向けて梃子入れがあっても良いと思う。
 (全体を通じて、)冒頭も発言したが、各職場において1つでも、2つでも、また半歩でも一歩でも改善が見えてくることが必要である。上半期も含めて、さらに検討を進めていただければと思う。

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