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令和07年06月09日

人権に係わる相談担当者等スキルアップ講座

~ 人 権 に 配 慮 し た 相 談 対 応 を 行 う た め に ! ~

2025年度 第Ⅰ期講座

開催日 時間 講師

分野

タイトル (内容)


7月31日
(木曜)

10時 
から
12時
まで

三重県立久居高等学校 教諭
大山 ジェシカ(おおやま じぇしか)さん

外国人の人権

夢に向かって自分らしく生きる

13時30分から
15時30分まで

 くわな心理相談室・三重県臨床心理士会(災害支援担当理事)
山村 真(やまむら しん)さん

相談技法

相談業務に携わる職員のメンタルヘルスについて


8月21日
(木曜)

10時
から
12時
まで

公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
研究員
荻田 実樹(おぎた みき)さん

様々な人権
 
 「マイクロアグレッション」について考えよう
 

13時30分から
15時30分まで

 大阪府教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザ―
関西学院大学・関西国際大学非常勤講師、J-CAPTAトレーナー
西野 緑(にしの みどり)さん

子どもの人権

CAP (こどもたちが様々な暴力から自分を守るための人権教育プログラム)について
~子どもたちが安心して生活できるためにできること~

9月11日(木曜) 10時
から
12時
まで
 
公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
常務理事兼事務局長
松村 元樹(まつむら もとき)さん
部落問題 情プラ法の具体化のために部落差別等の解消に
効果的な施策の展開を
13時30分から
15時30分まで
音楽療法士
吉田 豊(よしだ ゆたか)さん
障がい者の人権 音楽活動を通して人権を考える
~オアイテの個性を発見し、尊重するプロセス~

 

開催場所

               

 三重県人権センター多目的ホール
 津市一身田大古曽693番地の1

受講対象者  各種相談事業に従事する相談員等(民間の相談員を含みます)
 相談員に向けた講座内容ですが、直接相談業務に従事しない方も受講できます。

募集人員

  90人
その他  当講座は、各種相談事業に従事する相談員(民間の相談員を含む)や、窓口等で相談を受けることのある職員を対象としていますので、各分野における専門的な研修ではないことをご承知おきください。    
申込先 








 


 申込先URL                        
 https://logoform.jp/form/8vMX/1064962 
  
                              
   申込先二次元コード
                            
 URLへアクセス、または二次元コードを読み取り、必要事項をご記入のうえ送信してください。

問い合わせ先  三重県人権センター
 電話 059-233-5516   FAX 059-233-5511

   講座一覧表(7月8月) (9月)です。
 

講座内容・講師紹介など

三重県立久居高等学校 教諭
大山 ジェシカ(おおやま じぇしか)さん


7月31日
(木曜日)

午前

◆概要
 三重県では、2024年12月31日現在、外国人住民数が66,836人に達し、県全体の人口の約3.82%を占めています。これは前年から4,275人(6.8%)の増加で、過去最多を記録しました。本講演では、三重県における多文化共生の現状や直面する課題、これまでに取り組まれてきた具体的な施策についてご紹介します。文化や言語の違いを超えて、ともに暮らし、支え合う地域社会づくりのために、私たち一人ひとりができることを見つめ直す機会となれば幸いです。

◆講師紹介
  ブラジル生まれ。10 歳のときに来日。飯野高校英語コミュニケーション科卒業。関西大学外国語学部で英語を専門に学び、卒業後は民間企業に就職。仕事のかたわら、通信制の大学に通い、教員免許を取得。2022年に県の教員採用試験に合格。現在は県立高校で英語教諭として教壇に立ち、今年で教職3年目を迎える。

 

くわな心理相談室・三重県臨床心理士会(災害支援担当理事)
山村 真(やまむら しん)さん


7月31日
(木曜日)

午後

◆概要
  カウンセリングを生業にしていると、「他の人の悩みを聞いていて、つらくなったりしないんですか?」と聞かれることがよくあります。相談業務は、それに従事している人々のこころにダメージを与えるものであることを、誰もが体験的に知っているのです。ですが、その心理的なダメージとはどのような性質のもので、どうやってそれに対処したらいいかということはほとんど知られていません。今回の講義では、感情労働や二次的外傷性ストレスといったことをキーワードに、相談業務に携わる職員のメンタルヘルスをテーマにお話させていただきます。 

◆講師紹介
 臨床心理士・公認心理師。児童相談所、精神科クリニックを経て総合病院に勤務し、個人心理療法以外にがん患者への支援や対人援助職のメンタルヘルスケアにも従事。

公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
研究員
荻田 実樹(おぎた みき)さん


8月21日
(木曜日)

午前

◆概要
   無意識の偏見や思い込みから生まれる、相手を傷つける言動を「マイクロアグレッション」と言います。
   私たちの日常生活に潜む「マイクロアグレッション」の問題点や向き合い方について、みなさんとともに考えたいと思います。

◆講師紹介
  三重県志摩市内、四日市市内の中学校で教員として勤務
四日市市教育委員会人権・同和教育課 指導主事
2023年4月より公益財団法人反差別・人権研究所みえ研究員として勤務

大阪府教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザ―
関西学院大学・関西国際大学非常勤講師、J-CAPTAトレーナー
西野 緑(にしの みどり)さん

 

8月21日
(木曜日)

午後

◆概要
  子ども虐待は増加の一途を辿り、いじめ、暴力行為共に過去最多(文部科学省 2024)を記録していることから、子どもへの人権侵害を防ぐことは喫緊の課題であります。「こども基本法」等子どもの権利を位置づけた法律はできましたが、現実には子どもの権利が守られているとは言い難いです。現在、スクールソーシャルワーカーとして学校でいじめや暴力等の人権侵害事案に関わっている立場から、学校で子どもたちが権利を学ぶことの重要性を実感しています。いじめや虐待等の暴力をなくすためには、学校ですべての子どもたちが自分には権利があること、困った時には信頼できるおとなに話すことを教える予防教育が不可欠であると考えます。子どもたちに権利を教え、人権侵害に遭いそうになった時にできることを、授業の中で一緒に考えるCAP(暴力防止)プログラムの紹介および子どもたちが困ったときの話の聞き方や支援の仕方等をお話したいと思います。

◆講師紹介
  1995年からCAP(子どもへの暴力防止)の活動を開始し、30年間子どもの人権や子ども虐待等の講演や研修を実施している。現在J-CAPTAトレーナーズトレーナーとして、CAPの養成を行うトレーナーを養成している。2005年から大阪府のスクールソーシャルワーカー(以下、SSW)として活動し、現在SSWスーパーバイザーとして、数か所の教育委員会でいじめ・虐待等に対する緊急支援や教職員への研修等を行っている。また、20年近く、大学で教壇に立ち教員やSSWの養成をしている。同時に、「子ども虐待」「チーム学校」「子どもアドボカシー(権利擁護)」等の研究をしている。主な著書に『子ども虐待とスクールソーシャルワーク~チーム学校を基盤とする「育む環境」の創造~』(単著・明石書房)や『「チーム学校」を実現するスクールソーシャルワーク~理論と 実践をつなぐメゾ・アプローチの展開~』(編著・明石書房)等がある。

公益財団法人 反差別・人権研究所みえ
常務理事兼事務局長
松村 元樹(まつむら もとき)さん
9月11日
(木曜日)
午前
 
◆概要
 インターネット上における誹謗中傷や差別などの人権問題が「高止まり」状態となり、取り返しのつかない事態を招いているなか、2025年4月1日「情報流通プラットフォーム対処法」が施行されました。ネット上において権利を侵害する情報が流通した際の迅速な対応や、対応の透明化をはかることなどを目的に施行された法律を具体化するために、現在のネット上の部落差別等の現状と、問題解決に有効となる施策等について提案します。

◆講師紹介
 公益財団法人反差別・人権研究所みえ 常務理事兼事務局長

・(一社)部落解放・人権研究所 業務執行理事
・公益社団法人三重県人権教育研究協議会 理事
・東大阪市人権尊重のまちづくり審議会 委員
・名張市差別撤廃審議会 委員
・伊賀市地域福祉計画推進委員会 委員
・伊賀市障がい者福祉計画策定委員会 委員 等 
音楽療法士
吉田 豊(よしだ ゆたか)さん
9月11日
(木曜日)
午後
◆概要
   音楽療法は、障がいなどの改善を目指したものと受け止められることが多いかもしれません。しかし、実は、普段、オアイテの表面的に見えているのとは違う姿、いわば音楽に表れる「オアイテその人自身」というようなものを見出し、音楽療法士と、さらには周りの人々と共有していこうとするプロセスなのです。もちろん障がいや病気の診断は、医療や福祉制度利用の際、意味のあることには違いありません。しかし、診断名などがその人自身を代表するラベルであってはならないでしょう。誰しも音楽をする時、普段、ひょっとすると自分自身でさえ気づかない、自分の中のもう一つの素顔が現れることがしばしばあります。私が障がいのある子どもやおとなと音楽を重ねてきた事例を紹介しつつ、「自分自身を見出す」音楽のプロセスについて一緒に考えたいと思います。

◆講師紹介
 26年間、学校教員として、障がい児教育に携わったのち、2001年からフリーの音楽療法士として活動、現在に至る。 著書:「ぼくらはみんなミュージシャン~知的障がいのある子どもたちとの音楽活動の記録」音楽之友社、2002年。 「開放弦でできる実践ギター・セラピー~かんたんギター奏で始めよう~」あおぞら音楽社、2011年。 「発達支援のミュージッキング~児童療育・保育園・幼稚園・特別支援学校・音楽教室・音楽療法の先生方のためのガイドブック~」一粒書房、2021年。 「『うただま』の経巡り~ある音楽療法士がたどった14の物語」文芸社、2022年。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 人権センター 相談課

〒514-0113 津市一身田大古曽693-1
電話番号:059-233-5516 ファックス番号:059-233-5511 メールアドレス:jinkenc@pref.mie.lg.jp


 

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