学校施設開放
1.県立高等学校における学校図書館の地域開放の推進について
学校図書館は、子どもたちが読書を通して情操を養い、人間形成を行う重要な役割を果たす場であるとともに、子どもたちの主体的な調べ学習の場として、その充実と活用を図っていくことが重要な課題となっています。
そのため、子どもたちが日々の生活の中で読書を楽しむ心のオアシスとしての読書センター、時代に対応し、必要な情報を収集・選択・活用できる機能を持った学習情報センターとしての学校図書館づくりに努めなければならないと考えています。
県立高等学校の学校図書館の地域開放については、保護者や地域住民と子どもたちが本を通じて触れ合い、子どもたちに読書を促すという教育効果が期待できることから、教育行政システム改革の率先実行項目にあげるとともに、各県立高等学校では、平日及び長期休業中(定時の時間帯)における学校図書館の地域開放について、学校や地域の実態に応じて推進することとしています。
また、三重県学校図書館協議会においても、「学校図書館の地域開放」について、具体的な方策を研究しており、
- 曜日や時間を決めて開放する方法
- 地域の読書サークルなどに開放する方法
- 学校図書館開放デー等を設けて開放する方法
などの具体的な方法をまとめていただきました。
今後、これらの研究の成果等を参考に、各学校で可能な実施形態について検討を進め、開放を推進していきたいと考えています。