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平成20年08月27日

三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ

平成19年度 防災教育推進校 ベストプラクティス

四日市市立中部西小学校

1 学校概要

住所 四日市市北町2-23
学級数 14学級 児童数 284名(平成19年度)

2 取組の概要

様々な教育活動に、保護者や地域の方々が参加・参画していただくことにより、学校のことをさらによく知っていただくとともに、協力し合える関係を一層深めていくことを基本とした学校経営を進めています。
 これまで、交通安全マップづくり等学校安全の取組を進めてきており、平成19年度は4年生で、地域の方や四日市市中消防署、県教育委員会等の協力を得て防災学習に取り組みました。
 取組を進める中で、みえ防災コーディネーターと保護者の参画を得たタウンウォッチングを実施するなど、保護者や地域の方との関係を大切にした活動が繰り返し行われました。地域への波及効果も大きく、モデルとなる取組でした。

3 具体的な取組

9月21日(金)防災学習

阪神淡路大震災に関するDVD視聴と今後の防災学習についての話し合いをしました。

10月26日(金)防災教室1(火災 四日市市中消防署)

四日市市中消防署の方に来ていただき、火災についての講話を聞いたり、天ぷら油による火災のシミュレーション、煙体験、消火器体験をしました。

火災についての講話 天ぷら油による火災のシュミレーション
煙体験 消火器体験

10月31日(水)防災教室2(大地震 三重県教育委員会、三重県住宅室)

三重県及び三重県教育委員会の担当者による防災教室

  • 講話 「三重県をおそう巨大地震」~自分の命は自分で守ろう~
  • 起震車による地震体験
  • 住まいの耐震化(ぶるる)
  • 液状化実験

講話 「三重県をおそう巨大地震」 起震車による地震体験

液状化現象の実験です。洗面器のふちを叩くと地面から水が吹き上がり、建物に見立てたブロックは傾きます。子どもたちはびっくりした様子でした。
液状化現象の実験

住宅の耐震化の説明では、質問も出ました。
住宅の耐震化の説明 住宅の耐震化の説明

11月 2日(金)タウンウォッチング(第1回)、11月 9日(金)タウンウォッチング(第2回)

みえ防災コーディネーター、保護者、三重県教育委員会の防災教育担当者が班に分かれた子ども達を引率してタウンウォッチングを実施し、大地震が起こった際に「危険なもの」「役に立つもの」「安全な場所」を探しました。
 1回では校区を回りきれないので、1回目は、主に、校区の東半分を、2回目は西半分をまわりました。
 担任の先生方は、自転車で各グループの様子を見て回るなどして大忙しでした。

みえ防災コーディネーター6名と保護者に来ていただきました。今から、タウンウォッチングに出発します。

タウンウォッチングに出発
タウンウォッチングに出発

タウンウォッチング中です。保護者も子どもと一緒にウォッチング中!
タウンウォッチング中  タウンウォッチング中

お店を訪れて、どんな防災対策をしているか、インタビューしました。
お店にインタビュー  お店にインタビュー

11月10日(土)2,3限 地域の方による講話(第1回)・・・自分でできる災害の備え

地域の方を講師に迎え、自分でできる災害の備えについて教えていただきました。
 地震のために今やっておくべきことは何か?・・・という部分で、まず寝る前に次の日に着る服を用意しておくといざというときに着て逃げられることを知りました。子どもたちのなかには「もう用意して寝ているよ!!」という子が数名いました。そして、避難場所を家族で話しあって決めておくことや、リュックを用意し普段のインスタント食品やお菓子等の保管場所をこのリュックに変えるといざというときにこれを持って逃げれば食料の確保につながること、また防災用のリュックの中身についても聞くことができました。講師の方は、靴・靴下・軍手・ペンライト(懐中電灯)・ヘルメット・100均の黄色い帽子(目立つ色だから黄色だそうです)笛・ロープ等を用意しておられ、決して高いお金を使って用意しなくても、普段家の中にあるもので準備ができるということも知りました。この日は、保護者も一緒に勉強しました。

地域の方による講話 地域の方による講話

11月13日(火)防災マップ作り

みえ防災コーディネーター、三重県教育委員会の防災教育担当者に手伝ってもらい、タウンウォッチングで調べた大地震の際に危険なもの、役にたつもの、安全な場所を地図にシールや写真を貼って示します。

防災マップ作り 防災マップ作り

できたてのマップを前に、気づいたことを発表します。
発表後に、みえ防災コーディネーターの皆さんからコメントと、今後の取組への期待の言葉をいただきました。

発表 発表

11月16日(金)地域の方による講話(第2回)・・・自分でできる災害の備え

地域の方を講師に迎え、自分でできる災害の備えについて教えていただきました。
 第1回の話を聞いて、「地震の備えや避難場所を家族と話しあいましたか?」という質問で、多くの子どもたちが「話した!!」と語っていました。それを受けて、今回は家族と決めた避難場所までのルートを確認しておくことの重要性についてお話いただきました。実際に準備した防災用リュックを背負って、(ピクニック気分で)避難場所までのルートを家族で歩いて確認しておくことで、いざというときの道の行き違い等がなくなり、より早く安全にそして確実に家族に会うことができるということ、そこで実際に準備した水や食料も食べてみて、必要な量やその他に必要なものを改めて確認することも大事だと教えていただきました。

11月7日(水)、12月14日(金)、1月11日(金)、1月18日(金)

  1月25日の発表会に向けて、防災マップを完成させたり、発表の準備をしました。
防災マップ北町 防災マップ諏訪

1月25日(金)防災学習 まとめ 発表会

地震による災害について学習したこと、調べたりまとめたりしたことを発表しました。

防災学習 まとめ 発表会

3月 防災マップの展示

他の学年の子どもたちや保護者の方に、防災に関心をもってもらったり、危険なものや安全な場所などを知ってもらうために、完成した防災マップを掲示しました。
防災マップの展示

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育総務課 学校防災・危機管理班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-3301 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyoiku@pref.mie.lg.jp

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