現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 農山漁村 >
  4. 農山漁村振興 >
  5. 心豊かな里づくり >
  6. 研修会等 >
  7.  ささゆり会 事例発表 概要
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 農山漁村づくり課
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成21年02月26日

三重のふるさと

ささゆり会 事例発表 概要

「人の出会いが育む’むらおこし’」

ささゆり会代表 西井 玉枝 氏

・昭和57年バス路線廃線問題が起こり、女性グループで村おこしを始めた。

・朝市をして都会の人を呼び込もうと考えた。また朝市の機会に都会の人と仲間づくりをしようと考えた。朝がゆを炊いて無料で食べてもらい、会話をして仲間になってもらおうと考えた。

・仲間が仲間を呼び、環境ボランティア「ぽんぽこ山」ができた。荒れた山の間伐、田畑の草刈り等、地域のサポーターを努めてくれる。

・仲間ができたことでイベントを開催できるようになった。イベント時には都会の人が手伝いにきてくれる。七草がゆ、夏まつりには1200~1500人くらいのお客がくる。

・資本金0で出発したため、つまようじ1本を用意することから大変だった。朝市のPRのため、毎月朝市の前に手作りチラシ3000枚を松阪市内の団地、商店街のポストに入れた。PRを続けるうちに、「地域の分のチラシは配ってやる」という人がでてきて、さらにその人から仲間が増えていった。

・バス路線当初1日6往復、現在4往復。廃線にはならなかった。

・平成9年にお休み処うきさとむらをオープン。モロヘイヤうどん、薬草料理、よもぎもち、ふところもち等を提供している。

・2号店がベルファームにでき、若い女性3名が後継者として働いている。毎月1回「寝坊朝市」を開催している。

・体験教室をもっている。市内小学校3年を対象として、こんにゃくづくり、たけのこごはんづくりをしている。みどりの大切さをまなんでほしい。

・ 平成19年4月農協の統廃合により農協撤退。しかし日用品、食料品は必要。自治会が先頭に立ち住民が一体となって、住民会議すること20回。地域が元気でなければならないということで自治会、住民、うきさとむら出身者が資本金を出して、日用品、食料品、農業用品を扱う店を出すことにした。平成19年6月に開店した。

・また民営化に伴い、店のとなりの郵便局が廃局になり、協議して自治会が郵便事業を行うことになった。7月に店と郵便局をあわせた「コミュニティうきさと みんなの店」として地域の人に利用されている。

・辛抱強く、長く続ける。初心忘れない。前向きであること。

・ 今後のむらづくりは都会の人達とともに、都会の人にとって第2のふるさととなるように心がけたい。14戸の都会の人が移住してきている。現在でも毎週2人の男女がかよっている。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農山漁村づくり課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2551 
ファクス番号:059-224-3153 
メールアドレス:nozukuri@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000031629