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三重のふるさと

第2回中山間地域活性化シンポジウム~地域資源を活用した『いなかビジネス』を四万十ドラマから学ぶ~を開催しました

 中山間地域の地域資源などを活かした『いなかビジネス』について、高知県「(株)四万十ドラマ」の先進事例を学び、生きがいと就業機会につながる新しいビジネスの展開による、中山間地域の元気づくりについて話し合いました。

 『いなかビジネス』とは、中山間地域において、地域の農産物をはじめ、自然、文化、人等の豊かな地域資源を活かして取り組まれ、地域の活性化はもとより就業機会の創出等にもつながるビジネスのことです。


 道の駅「四万十とおわ」

 

シンポジウムの概要

開催日時:平成24年3月8日(木)13:30~16:30

開催場所:三重県勤労者福祉会館6階講堂(津市栄町1丁目891番地)

参加者数:129名

シンポジウムの内容

県内『いなかビジネス』実践組織等からの報告

 社団法人大山田農林業公社 三苫 悟 氏 

 ほとんど生産されていない国産の菜種を使った菜種油を製造販売していること、菜種油「七の花」は最近できたばかりの商品のため、これからビジネスとして展開していくことなどを報告いただきました。

大山田農林業公社 三苫氏 菜種油「七の花」

 

財団法人紀和町ふるさと公社 今西 孝典 氏 

 熊野市新鹿で発見された新品種の小型柑橘「新姫」とはどんなものなのか、その新姫を活用して加工製造販売を行っていることなどを報告いただきました。

紀和町ふるさと公社 今西氏 「新姫」加工商品

 

フランス料理レストランミュゼボンヴィヴァン 出口 直希 氏 

 鹿肉はちゃんとしたプロセスとしっかりとした手順で利用すれば有用な食材となること、食材を活かすために食材に負担をかけないよう心がけていること、現在では年間40頭程度シカを利用していることなどを報告いただきました。

ミュゼボンヴィヴァン 出口氏 鹿肉料理

  シンポジウム開始前に、大山田農林業公社からはエクストラバージン菜種油と深煎り焙煎菜種油をパンに付けての食べ比べ、紀和町ふるさと公社からは新姫ドリンクの試飲、ミュゼボンヴィヴァンからは鹿肉料理(サンドイッチ、ミートローフ、ロティ)の試食を行いました。

 

基調講演:『四万十川方式』地元発着型産業づくり

 株式会社四万十ドラマ代表取締役 畦地 履正 氏 

 四万十ドラマの考え方、商品への思い、四万十ドラマのビジネスノウハウなどを講演いただきました。ポイントについては、以下のとおりでした。基調講演の後に、会場との意見交換も行いました。

・商品の価値観はお客様が決めることで、生産者は原価計算をして、自分たちの売りたい価格を決めるべき

・捨てていたものを発想の転換で宝物にすることでビジネスになる

・ローカル(ネットワークづくり)、ローテク(産業づくり)、ローインパクト(四万十川に負担をかけない)をコンセプトにコミュニティビジネスを展開している

・地域ビジネスのノウハウは、1)キーマン、2)モチベーション、3)考え方がポイントで、特にキーマンを定めないと誰が責任を取るのかあいまいになってしまう

・国も県も生産者があってのものなので、生産者のことを考えた制度を構築してほしい

四万十ドラマ 畦地氏 四万十ドラマ関連商品

シンポジウム会場

 

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農山漁村づくり課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2551 
ファクス番号:059-224-3153 
メールアドレス:nozukuri@pref.mie.lg.jp

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