熊野精工株式会社、尾呂志「夢」アグリは、平成28年度も「限界集落から宴会集落へ」を合言葉に、尾呂志酒米プロジェクト2016をスタートしました。両者は、平成26年5月1日に「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結し、尾呂志酒米プロジェクトに取り組んでいます。
平成28年度第2回目の作業の様子(12月4日)
▲風伝おろしが見られたこの日、そのふもとの集会所におよそ20名の社員と家族が訪れ、地元の名人からしめ縄づくりの指導を受けました。酒米づくりをメインとにした両者の共同活動ですが、今回は趣向を変えて地元文化であるしめ縄づくりに挑戦しました。外国人従業員も参加し、みなさん慣れない作業に悪戦苦闘しながらのしめ縄づくりです。
▲完成したしめ縄。この地域はこの形です。同じ御浜町内でも地区によって違いがあるそうです。地元に住む社員でも、このような地域の伝統に触れる機会は少ない模様。地元のことを理解してもらうのはよい素材でした。2月ごろには今年度の純米大吟醸「颪」が完成する見込みです。