現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 森林・林業 >
  4. 林業普及 >
  5. 地域の情報 >
  6. 尾鷲地域の情報 >
  7.  尾鷲林業のあらまし
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産事務所等  >
  3. 尾鷲農林水産事務所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成21年03月05日

尾鷲林業のあらまし

 尾鷲林業地域は三重県南部の熊野灘に面した尾鷲市、紀北町にまたがる森林面積40,699haで、そのうち民有林面積33,001haのヒノキを主体とした林業地である。
 人工林率は64%で内ヒノキは、面積・蓄積ともにほぼ90%を占めている。
 この地域は土壌の表土が浅く、乾性で劣っているが石礫に富む植壌土が多く、加えて温暖多雨の気候条件に恵まれているため、ヒノキの生育に適している。
 寛永元年(1624年)に人工造林が行われてから約380年余の歴史を持ち、海上交通の利便性により、古くから関東方面との取引が行われてきた。特に尾鷲ヒノキの評価を高めたのは、関東大震災において強靱性が実証されたためと言われている。
 伝統的な密植施業によって生産される「尾鷲ヒノキ」は、各消費地において高い評価を受け、産地銘柄材として流通している。
 施業の特徴はヒノキ芯持柱角生産を目標に、密植を行い、間伐を繰り返しながら、通直、完満、無節、かつ年輪が緻密で光沢の良い高品質材を生産してきた。
 近年「尾鷲ヒノキ」としてより付加価値を高めるため、長伐期施業を行う林家も多くなっている。

 

 

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 尾鷲農林水産事務所 〒519-3695 
尾鷲市坂場西町1番1号(尾鷲庁舎5階)
電話番号:0597-23-3486 
ファクス番号:0597-23-0683 
メールアドレス:onorin@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000030429