常時啓発
三重県では、市町明るい選挙推進協議会、市町選挙管理委員会、報道関係者、教育関係機関、商工関係団体等の様々な関係機関に参画いただいている三重県明るい選挙推進連合会と連携を図りながら、オール県で、有権者の政治意識の醸成と投票参加の促進を図っています。
公職選挙法の改正により、選挙権年齢が満18歳に引き下げられましたが、近年の国政選挙等において若者の投票率の低下が続いており、大学や高等学校等と連携した取組を重点的に進めているところです。
大学との連携
選挙啓発の連携協力に関する協定
学内での効果的な啓発を実施するため、大学との協定を締結し、その協定に基づき大学内で選挙講座を開催する等により、学生の主権者意識の醸成を図っています。
青年選挙講座(グリーン・エイジ・ミーティング)
青年選挙講座は、若年層に対し、社会の一員としての自覚や政治や選挙への関心を高めるため、昭和50年代から実施しています。
講座では、18歳に選挙権年齢が引き下げられた意義について再認識してもらうとともに、不在者投票制度の活用等についての説明や、学生からも若者が投票に参加するための方策等について意見交換を行っています。
学生選挙啓発グループの活動支援
学生選挙啓発グループ相互の交流を図ることにより、大学生による自主的な選挙啓発の企画や実施が促進されるよう支援しています。
高校生への啓発
高等学校等出前授業
高等学校等出前授業は、高等学校等での主権者教育を支援するために実施するもので、県から政治や選挙の意義などについて講義等を行うとともに、市町選挙管理委員会とも連携し、実際の選挙で使用する投票箱や記載台を使用した模擬投票を実施しています。
小学生・中学生への啓発
未来の有権者事業
未来の有権者事業は、将来有権者となる小・中学生に選挙や政治に関心を持ってもらうことを目的として、生徒会選挙の実施を支援する取組です。
生徒会選挙の実施にあたり、実際の選挙で使用するものと同じ材質の投票用紙や投票箱、記載台を貸与したり、県から選挙制度について説明したりしています。
明るい選挙啓発ポスター
選挙が明るく正しく行われるように、毎年、小学校・中学校・高等学校の児童・生徒を対象に明るい選挙啓発ポスター作品を募集しています。
5月頃に募集を開始し、9月上旬までにお住まいの市町選挙管理委員会へ提出していただきます。市町で第1次審査、当委員会で第2次審査を実施し、優秀作品については第3次審査(全国審査)に提出します。また、入選作品については、県選挙管理委員会ホームページに掲載するほか、県民ホール等で展示を行い、広く県民の皆様にご覧いただいています。
これまでの入選作品等はこちら。
臨時啓発
臨時啓発では、県内の全ての有権者が選挙の意義及び重要性を自覚し、選挙のルールを守り、進んで投票に参加するよう、きれいな選挙の推進と投票参加の呼び掛け、特に若年層への啓発を重点的に各種の事業を行っています。
ここでは、令和元年に執行された、参議院議員通常選挙における臨時啓発の取組を紹介します。
令和元年執行参議院議員通常選挙における啓発
有権者の選挙への関心を高めるため、三重県にゆかりがあり、県民への訴求力が期待できる著名人を臨時啓発大使に委嘱し、統一感を持った啓発事業を実施しました。具体的には、芸人のチャンカワイ氏を臨時啓発大使に委嘱し、イベント、SNS広告、TV・ラジオ広告などに出演していただきました。
この他、様々な啓発事業を実施しました。
こちらをご覧ください。