長期評価は近畿地方を近畿北西部【7断層】、近畿三角帯【38断層】、紀伊半島【1断層】に区分し、主要な活断層の既存評価が改訂されました。M6.8 以上の地震が今後30年以内に発生する確率を各地域で評価が実施され、このうち三重県に関係するのは近畿三角帯及び紀伊半島の地域で、それぞれ確率は近畿三角帯が40~60%、紀伊半島が7%です。

出典:文部科学省(地震調査研究推進本部)近畿地域の活断層の長期評価(第一版)のポイント (https://jishin.go.jp/main/chousa/26aug_chi_kinki/kinki_point.pdf)から抜粋
県民の皆様には住宅の耐震化、家具の固定、備蓄の確保、避難場所の確認など改めて基本的な地震対策をお願いします。

三重県内の主な断層における前回と今回の評価比較
これまでは三重県内の活断層において「Sランク」の評価はありませんでした。今回の評価ではSランクの活断層があると評価されました。主な活断層の評価は以下のとおりです。| 断層名 | 前回評価 | 今回評価 | 30年以内発生確率 |
| 養老―桑名-四日市断層帯(北部) | Aランク | S*ランク | 0~4% |
| 養老―桑名-四日市断層帯(中部) | S*ランク | 0.04~14% | |
| 養老―桑名-四日市断層帯(南部) | Aランク | 2% | |
| 養老―桑名-四日市断層帯(鈴鹿沖) | Aランク | 0.4~0.6% | |
| 鈴鹿山脈東縁断層帯 | Zランク | Aランク | 0.08~0.2% |
| 布引山地東縁断層帯(西部)+頓宮断層 ⇒(新)布引山地東縁断層帯 |
A*ランク | A*ランク | 0~2% |
| 布引山地東縁断層(東部) ⇒(名称変更)高茶屋断層帯 |
Zランク | S*ランク | 0.1~6% |
| 伊勢湾断層帯北部 | Zランク | Zランク | ほぼ0% |
| 伊勢湾断層帯南部 内海区間 | Zランク | Zランク | 0~0.002% |
| 伊勢湾断層帯南部 白子―野町区間 | Aランク | S*ランク | 0.1~6% |
Zランク0.1%未満、Aランク0.1~3%、Sランク3%以上、「*」は地震経過率0.7以上
なお、令和8年熊本地震を引き起こした日奈久断層帯については平成25年の評価でM7.5 程度で0%~6%のSランクと評価されていました。
詳しくは
詳しくは文部科学省の地震調査研究推進本部のホームページで評価の詳細資料(報告書・ポイント資料図表など)が公開されています。ぜひご確認いただき、日頃の備えにお役立てください。
https://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/regional_evaluation/kinki-detail/