平成10年12月31日現在外国人登録者数について
(三重県生活部国際課調べ)
1登録者総数
平成10年12月31日現在28,203人(87国籍)
平成9年12月31日現在の数値に比べて、1,347人の増加(増加率5.0%)
2国籍別内訳
平成2年に行われた出入国管理及び難民認定法の改正以来、ブラジル・ペルーの登録者数は増加を続け確実にその構成比を伸ばしている。また、国籍数は87国籍で、平成9年12月31日現在の数値に比べて5国籍の増加となっている。下表のとおり、ブラジルをはじめとする上位5国籍が登録者数の89.8%を占めている。
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順位 | 国籍 | 登録者数(人) | 構成比(%) | 増減数(人) | 増減率(%) |
---|---|---|---|---|---|
1 | ブラジル | 13,248 | 47 | 732 | 5.8 |
2 | 韓国又は朝鮮 | 7,492 | 26.6 | △133 | △1.7 |
3 | 中国 | 1,748 | 6.2 | 107 | 6.5 |
4 | ペルー | 1,671 | 5.9 | 106 | 6.8 |
5 | フィリピン | 1,157 | 4.1 | 98 | 9.3 |
その他 | 2,887 | 10.2 | 437 | 17.8 | |
三重県計 | 28,203 | 100 | 1,347 | 5 |
※朝鮮とは、朝鮮半島出身者のことである。
※中国には、台湾を含む。
上位5国籍の登録者数が多い市町村は、下記のとおりである。( )内の数字は、三重県内の同国籍の登録者数全体に占める割合である。
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国籍 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
ブラジル 13,248人 |
鈴鹿市 3,093人 (23.3%) |
四日市市 2,292人 (17.3%) |
津市 1,654人 (12.5%) |
韓国又は朝鮮 7,492人 |
四日市市 2,230人 (29.8%) |
桑名市 1,153人 (15.4%) |
鈴鹿市 792人 (10.6%) |
中国 1,748人 |
津市 405人 (23.2%) |
四日市市 318人 (18.2%) |
桑名市 158人 ( 9.0%) |
ペルー 1,671人 |
鈴鹿市 628人 (37.6%) |
四日市市 195人 (11.7%) |
上野市 182人 (10.9%) |
フィリピン 1,157人 |
四日市市 243人 (21.0%) |
津市 125人 (10.8%) |
鈴鹿市 108人 ( 9.3%) |
3地方別内訳
登録者数の6割が北勢地方に集中しており、次いで中勢地方、伊賀地方の順に登録者が多くなっている。中勢地方の松阪地区を除き、各地方とも登録者数が増加している。
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地方 | 登録者数(人) | 構成比(%) | 増減数(人) | 増減率(%) |
---|---|---|---|---|
北勢地方 | 16,911 | 60 | 827 | 5.1 |
中勢地方 | 5,951 | 21 | 290 | 5.1 |
うち津地区 | 4,865 | 17.2 | 332 | 7.3 |
うち松阪地区 | 1,086 | 3.8 | △42 | △3.7 |
南勢志摩地方 | 1,577 | 5.6 | 75 | 5 |
伊賀地方 | 3,289 | 11.7 | 85 | 2.7 |
紀北地方 | 339 | 1.2 | 59 | 21.1 |
紀南地方 | 136 | 0.5 | 11 | 8.8 |
三重県計 | 28,203 | 100 | 1,347 | 5 |
三重県内の各地方における登録者数の多い国籍は、次のとおりである。( )内の数字は、各地方内の登録者数全体に占める割合である。地方によって登録者数の多い国籍に差がみられる。
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地方名 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
北勢 16,911人 |
ブラジル 7,965人 (47.1%) |
韓国又は朝鮮 5,063人 (29.9%) |
ペルー 1,265人 (7.5%) |
中勢 5,951人 |
ブラジル 2,645人 (44.4%) |
韓国又は朝鮮 1,240人 (20.8%) |
中国 657人 (11.0%) |
うち津 4,865 |
ブラジル 2,366人 (48.6%) |
韓国又は朝鮮 823人 (16.9%) |
中国 525人 (10.8%) |
うち松阪 1,086 |
韓国又は朝鮮 417人 (38.4%) |
ブラジル 279人 (25.7%) |
中国 132人 (12.2%) |
南勢志摩 1,577人 |
ブラジル 618人 (39.2%) |
韓国又は朝鮮 362人 (23.0%) |
中国 175人 (11.1%) |
伊賀 3,289人 |
ブラジル 1,978人 (60.1%) |
韓国又は朝鮮 704人 (21.4%) |
ペルー 193人 (5.9%) |
紀北 339人 |
フィリピン 121人 (35.7%) |
韓国又は朝鮮 78人 (23.0%) |
中国 51人 (15.0%) |
紀南 136人 |
フィリピン 56人 (41.2%) |
韓国又は朝鮮 45人 (33.1%) |
ブラジル 13人 (9.6%) |
4市町村別内訳
市町村別の登録者数では、次の5市町村が登録者数全体の65.3%を占めている。
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順位 | 市町村名 | 登録者数(人) | 構成比(%) | 増減数(人) | 増減率(%) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 四日市市 | 5,665 | 20.1 | 189 | 3.5 |
2 | 鈴鹿市 | 5,141 | 18.2 | 514 | 11.1 |
3 | 津市 | 3,292 | 11.7 | 176 | 5.6 |
4 | 上野市 | 2,356 | 8.4 | 112 | 5 |
5 | 桑名市 | 1,954 | 6.9 | 20 | 1 |
登録者数の多い上位5市町村における登録者数の多い国籍は、次のとおりである。( )内の数字は、同市町村内の登録者数全体に占める割合である。第1位の国籍が過半数を占めている市町村が多い。
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市町村名 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
四日市市 5,665人 |
ブラジル 2,292人 (40.5%) |
韓国又は朝鮮 2,230人 (39.4%) |
中国 318人 (5.6%) |
鈴鹿市 5,141人 |
ブラジル 3,093人 (60.2%) |
韓国又は朝鮮 792人 (15.4%) |
ペルー 628人 (12.2%) |
津市 3,292人 |
ブラジル 1,654人 (50.2%) |
韓国又は朝鮮 586人 (17.8%) |
中国 405人 (12.3%) |
上野市 2,356人 |
ブラジル 1,562人 (66.3%) |
韓国又は朝鮮 366人 (15.5%) |
ペルー 182人 (7.7%) |
桑名市 1,954人 |
韓国または朝鮮 1,153人 (59.0%) |
ブラジル 339人 (17.3%) |
中国 158人 (8.1%) |
5市町村別外国人登録者数の割合
登録されている外国人の割合が多い10市町村は、下記のとおりである。北勢地方・伊賀地方の市町村ばかりである。いずれの市町村も、三重県全体における外国人の割合(1.49%)をはるかに上回っている。
なお、法務省が平成10年6月に発表した平成9年12月31日現在における外国人登録者統計によると、各都道府県別人口に占める外国人登録者数の割合では、三重県は1.43%で全国第9位となっている。(1位から8位の都府県は、順に、大阪、東京、京都、兵庫、愛知、滋賀、群馬、静岡となっている。)
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順位 | 市町村名 | 外国人の割合(%) | 外国人登録者数(人) | 日本人の人口(人) |
---|---|---|---|---|
1 | 亀山市 | 3.84 | 1,541 | 38,551 |
2 | 上野市 | 3.79 | 2,356 | 59,859 |
3 | 楠町 | 3.11 | 349 | 10,874 |
4 | 鈴鹿市 | 2.72 | 5,141 | 183,601 |
5 | 香良洲町 | 2.07 | 115 | 5,439 |
6 | 津市 | 2 | 3,292 | 161,165 |
7 | 川越町 | 1.94 | 224 | 11,297 |
7 | 四日市市 | 1.94 | 5,665 | 286,857 |
9 | 北勢町 | 1.89 | 272 | 14,088 |
10 | 島ヶ原村 | 1.86 | 54 | 2,844 |
10 | 木曽岬町 | 1.86 | 135 | 7,116 |
三重県計 | 1.49 | 28,203 | 1,859,955 |
日本人の人口については、三重県総合企画局統計調査課の調査による平成10年12月31日現在の住民基本台帳人口を引用している。
(以上)
参考:外国人登録国籍別人員調査について
各市町村は、毎年12月末日現在において、その保管する外国人登録原票に基づき、 この人員調査表を期報として作成し、法務省入国管理局に報告することになっている。