家畜改良増殖法(昭和25年法律第209号)第16条第2項の規定に基づく、第24回家畜人工授精講習会を開催します。
1.目的
家畜生産基盤の強化や家畜改良増殖の推進を図るため、家畜改良増殖法(昭和 25 年法律第 209 号)第16条第2項に基づく家畜人工授精講習会を開催し、家畜人工授精に関する知識・技術を習得させ、家畜人工授精師を養成することを目的とします。
2.開催期間
令和7年7月7日(月)~同年8月22日(金)まで
(土・日曜日、祝日および8月12日(火)~8月15日(金)は休講)
※8月20日(水)、8月21日(木)、8月22日(金)は、予備日です。
講習時間は、基本的に9:00~17:00を予定しています。
※科目によって開始、終了時刻が前後します。
詳しいスケジュールは、受講者決定後に通知します。
3.開催場所
三重県畜産研究所
郵便番号515-2324 三重県松阪市嬉野町1444-1
電話番号0598-42-2029
4.講習会の種類
家畜人工授精に関する講習会
※受精卵移植に関する講習会ではありません。
5.家畜の種類
牛
6.講習内容
学科 68時間
実習 74時間
計 142時間
7.受講資格
次の(1)および(2)に該当するものとします。
(1)家畜改良増殖法第17条の規定に該当しない者
(2)資格取得後、牛の家畜人工授精の業務に従事する見込みの者
8.受講定員
10名
ただし、受講申込者が定員を上回った場合は、下記の(1)から(4)の順に優先順位を設定します。
(1) 三重県農業大学校において、畜産を専攻する学生
(2) 県内の畜産農場において牛の飼養業務に携わる者、もしくは県内畜産関係機関・団体において牛の人工授精業務に携わる者(いずれも予定者を含む)
(3) 県内居住者
(4) (1)から(3)に該当しない者
同じ順位のうちで受講定員に達した場合は、就業状況や受講理由等を考慮した書類選考や同順位の申込者での抽選により受講者を決定します。
ただし、同一農場等の就業者から複数名の申込みがあった場合には、書類選考や抽選に先立ち受講者数を調整します。
9.受講手続き
講習会を受講しようとする者は、以下の必要書類①~⑤を提出ください。
ただし、⑤の学科目取得証明書(別記様式第5号)の提出は、家畜改良増殖法施行規則第24条の2に該当し、受講及び修業試験の免除を希望する場合のみ提出ください。
① 受講申込書(別記様式第1号)
② 実習用作業服等事前調書(別記様式第2号)
③ 履歴書(別記様式第3号)
※申込書提出前6ヶ月以内に撮影し上半身脱帽、正面向き無背景写真(縦4cm×横3cm)貼付のこと
④ 誓約書(別記様式第4号)
⑤ 学科目取得証明書(別記様式第5号)
10.受講申込書等の提出先(別添の「受講申込書等の提出先一覧」のとおり)
(1)県内居住者の場合
住所地を所管する各農林水産(農政・農林)事務所農政(農政・農村基盤)室
(2)県外居住者の場合
三重県農林水産部畜産課
11.受講申込書等の受付期限
令和7年6月13日(金)午後5時まで(前項10の提出先に必着のこと)
ただし、学科目取得証明書(別記様式5号)を提出する受講申込者で、発行教育機関の都合等で上記受付期限までに間に合わない場合、同証明書のみ7月7日(月)を期限とします。
12.受講者の決定通知について
受講の諾否は、県内居住者には、農林水産部畜産課から各農林水産(農政・農林)事務所を通じて本人に通知します。また、県外居住者には畜産課から直接通知します。
13.講習会修業試験の実施
修業試験は、学科、実習の試験を実施し、農林水産省畜産局長通達に定められた合格点に達した者に対し、修業試験合格証明書を交付します。
14.受講料
受講料(教材費等を含む)は、受講諾否の通知後に三重県が発行する納入通知書により納付します。
また、講習会期間中の途中で講習が受けられなくなった場合でも、受講料は返金しません。
(参考)本講習会開催に係る費用を全受講者で負担することとしており、受講料は受講人数により変動します。令和7年度は、受講者が定員10名を満たした場合、一人あたり7万円程度(テキスト代込み)となる見込みです。
15.その他
(1)受講にあたっては、家畜伝染病予防の観点から実習に使用する教材等は主催者で用意する物品を使用することとし、受講者自身での長靴等の持ち込み、使用は禁止します。
(2)テキストは、原則として主催者での一括購入とするが、事前に受講者個人で用意される場合等は、受講申込手続きの際に、実習用作業服等事前調書(別記様式第2号)にその旨をご記入すること。
三重県畜産研究所飼養衛生管理マニュアル