令和7年6月の鉱工業生産指数は、前月比11.9%の低下で5か月ぶりのマイナスとなり、103.3(季節調整済指数、令和2年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業などで、上昇した業種は生産用機械工業、電気・情報通信機械工業、木材・木製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.2%の低下で3か月ぶりのマイナスとなり、95.9(季節調整済指数)となりました。低下した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、電気機械工業(旧分類)、化学工業などでした。
また、原指数(令和2年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.3%の上昇で2か月連続のプラスとなり、在庫指数は11.7%の上昇で5か月連続のプラスとなりました。