緊急消防援助隊は、大規模災害等が発生した際に、全国から消防部隊が被災地へ集中的に出動し、人命救助活動等を実施する制度として、阪神・淡路大震災を教訓に平成7年6月に創設されました。
平成8年度から全国を6ブロックに分け、緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練を実施しており、令和6年度の中部ブロック合同訓練は、鈴鹿市をメイン会場に下記の日程で、三重県・鈴鹿市総合防災訓練と同時に開催します。
【訓練会場、参加機関及び訓練項目の詳細が決まりましたので改めてお知らせします】
記
1 訓練目的
(1)令和6年度緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
広域的な災害を想定し、緊急消防援助隊の出動体制の確認、各部隊における活動技術の向上、自
衛隊・海上保安庁・警察・DMAT・消防団等関係機関との連携強化、被災都道府県及び被災市町
村における受援体制の確立を図る。
(2)三重県・鈴鹿市総合防災訓練
鈴鹿東緑断層帯を震源とする大規模地震を想定し、令和6年能登半島地震で明らかになった課題
をふまえ、県と市及び関係機関の災害対応力強化と住民の防災意識の向上を図る。
2 主催
(1)令和6年度緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
総務省消防庁、緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練三重県実行委員会
(2)三重県・鈴鹿市総合防災訓練
三重県、鈴鹿市
3 訓練概要
(1)開催日時 令和6年12月21日(土) 9時00分から
令和6年12月22日(日)16時00分まで
※22日(日)の令和6年度緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練は13時00分終
了予定
(2)訓練会場
ア 緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
鈴鹿サーキット、本田技研工業株式会社管理地「稲生寮跡地」、「住吉寮」(以上、鈴鹿
市)、コスモ石油株式会社敷地内(四日市市)、三重県庁、鈴鹿市消防本部、四日市市消防
本部
イ 三重県・鈴鹿市総合防災訓練
鈴鹿サーキット、三重県広域防災拠点(中勢拠点)、四日市港、平田野中学校、ホンダアク
ティブランド
(3)参加機関 三重県、鈴鹿市、消防機関、その他関係機関
(4)訓練項目
ア 緊急消防援助隊中部ブロック合同訓練
中高層・倒壊座屈救出訓練、多重事故救出訓練、土砂災害救出訓練
毒劇物災害対応訓練、図上訓練、道路啓開訓練、応急救護所設置・運営訓練
大規模転院搬送、コンビナート火災対応訓練
イ 三重県・鈴鹿市総合防災訓練
啓発展示、物資輸送訓練、燃料供給訓練、救護・医療本部運営訓練
遺体安置所運営訓練、災害ボランティアセンター設置・運営訓練
4 見学について
鈴鹿サーキット及び本田技研工業株式会社管理地「稲生寮跡地」で実施する訓練は、一般見学が
可能です。各開催日の前日までに、下記リンクの専用フォームから事前申し込みをすると、鈴鹿
サーキットの入園料が無料となります。なお、アトラクション及び駐車料金は別途必要です。
https://www.asoview.com/channel/tickets/igb3I68f7n/