三重県では、企業・活動団体・県等との協創により生物多様性の保全を進める「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の取組を新たに進めることとなりました。
さらに、この度、初となる2件の協定を次のとおり締結しました。
1 協定締結(2件)
① アカウミガメの保護にかかる協定
(1)協定締結者
JFEエンジニアリング株式会社津製作所、ウミガメネットワーク、三重県
(2)目的
県内の伊勢湾岸に産卵のために上陸するアカウミガメやその卵、子ガメの保護
(3)内容
JFEエンジニアリング株式会社津製作所からウミガメネットワークにアカウミガメ保護啓発用のリーフ
レット5,000部を提供し、海岸利用者や地域住民等への普及啓発を進める。
(4)協定期間
平成29年6月7日から平成31年3月31日
② 野生生物保護啓発にかかる協定
(1)協定締結者
株式会社豊田自動織機、三重県
(2)目的
生物多様性保全や野生生物保護に関する意識の高揚、普及啓発
(3)内容
県内の小学生から高校生までを対象とした「野生生物保護啓発ポスターコンクール」の開催経費の一部
を株式会社豊田自動織機が負担することで協力して開催する。
(4)協定期間
平成29年6月7日から平成30年3月31日
2 「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の趣旨
生物多様性保全の活動を行っている団体と自然環境の保全に貢献したいと考えている企業を、県が中心
となってマッチングすることで、取組の拡大・促進をはかります。
3 今後の取組方針
今回の協定締結を契機として、さらに多くの企業が、三重県の豊かな自然や生物多様性の保全に参画い
ただき、地域の活動団体や、県、市町と一緒になって取組を進められるよう、今後もマッチングを進めて
いきます。